FM長野 リスナーである、ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記を、発表・保存しています。

FM長野 周波数

松本   中継局 86・4MHz   10W
大鹿   中継局 81・8MHz    1W
飯田   中継局 88・3MHz  100W
聖    中継局 78・1MHz  100W
飯山野沢 中継局 81・8MHz   30W
小海   中継局 80・3MHz  100W
木曽福島 中継局 81・5MHz   10W
岡谷諏訪 中継局 81・8MHz   50W
善光寺平 中継局 83・3MHz  100W
美ヶ原  送信所 79・7MHz 1000W
コールサイン(呼出符号) : JOZU-FM
演奏所:長野県 松本市   FM長野について

(NHK-FM)
松本   中継局 84・8MHz   10W
大鹿   中継局 85・0MHz    1W
飯田   中継局 77・4MHz  100W
聖    中継局 83・0MHz  100W
飯山   中継局 82・8MHz    3W
小海   中継局 84・9MHz  100W
木曽福島 中継局 82・9MHz   10W
岡谷諏訪 中継局 85・3MHz   50W
善光寺平 中継局 85・7MHz  100W
美ヶ原  送信所 84・0MHz  500W
コールサイン(呼出符号) : JONK-FM
演奏所:長野県 長野市 NHK-FMについて


FM長野について

 本社演奏所や、本局送信所の地理的配置、さらに、独特のコールサイン呼称など、全国のJFN加盟局の中でも、FM長野  は、放送研究の価値がある、ユニークな存在です。

 旧郵政省による、県域民放FM局の電波割り当てが、長野県にあったのは、1982年10月27日。175件の免許申請調整は、月日を要しましたが、1987年 8月25日、申請一本化に合意。自治体・有力企業総意の元で、長野エフエム放送株式会社が、同年11月12日 創立。FM長野は、1988年10月 1日に、開局しました。

 私は、信州の中心に位置する、美ヶ原高原(海抜2031メートル)の王ケ頭にある、FM長野の美ヶ原 本局送信所が、全国のFMラジオ本局送信所の中で、最も地理的に優れた位置にあると考えています。

 FM長野の本社演奏所と本局送信所の距離は、約11キロほどですが、直線ラインを追うと、送信伝搬が、僅かに王ケ鼻の陰に、隠れてしまいます。そこで、松本市 岡田町の茶子望主山に、反射板を設置。本社演奏所からのSTL波(3・436GHz 10W)は、その反射板(縦横10メートル内)に向かって送信し、反射波を、本局送信所へ届ける、独特な送信の仕組みを、採用しています。

 また本局送信所からの放送波は、県内9ヶ所の中継局で、エアー受けをしています。松本 中継局の場合、約8キロの距離を、5素子1段1面のアンテナで受信し、垂直ダイホールで再送信します。

 特に、FM長野の中継局は、開局以来、音質劣化を避けるため、復調せず再送信している、大きな特徴があります。FM長野は、他局との比較でも、音質が優れたラジオ局なのです。

 開局当時にプレス発表された、FM長野の基本理念は、スリムな体質で健全経営を目指し、地元AM局(SBC)とNHK-FMとの住み分けをしながら、オーソドックスに徹するというものでした。

 開局当時の自社制作番組は、アナウンサーがディレクターも兼務し、自ら調整卓を操作しながら、アメリカンDJスタイルで放送。月曜から金曜まで、5日間連続、約2時間の生ワイドを、女性アシスタントとアルバイト、ひとりずつだけの体制で、オンエアーしてきました。その様にコストをかけず、FM長野の草創期を、一生懸命支えてきたのです。

 長野エフエム放送 沿革にも、まとめてありますが、その後のFM長野の番組編成方針は、この開局から数年間に培った、原資を使い、役員構成の変化に、スライドしながら、FM長野のステーションカラーと共に、形成されていきました。

 これからの地方における、単営ラジオ局の存在価値は、道州制も視野におきながら、サービスエリア内全体の公益に、どう立脚するかで決まります。その存在価値を維持するため、営利活動をし、安定経営に努める、放送事業会社であるべきです。

 県域のJFN加盟局において、自主的な報道セクションを有しているのは、FMぐんま など僅少です。ですから、ニュースの自主取材をしない、FM長野にとって、配信を受けニュースを送出する、松本本社からの、自社制作生放送とネット送出の割合を低下させない事は、本社演奏所の存在理由に係わるほど、重要です。

 重大な緊急災害時は、例外ですが、報道部課の設置より、自主的に選択した、ニュース提供の報道機関と、良い関係を培っていったほうが、リスナーの利益になると考えます。それ故、普段から、緊急ニュースの素早い送出や、それを可能にする、ニュース配信報道機関との連携強化が、ニュース番組そして、ラジオ局自体の価値を維持するため、なによりも不可欠となります。

 ただ配信ニュースというのは、極論をすると、札幌から配信されたニュースを、那覇で放送する事も可能であり、将来まで続く、地方行政区画を見据えた、配信報道機関の設定が不可欠です。

 特にFM長野ニュースを始めとする、音楽放送を主体とした、FMラジオ放送局の定時ニュース報道は、幅広く主要項目(ヘッドライン)を、出来る限り、コンパクトに伝える事も、大切です。

 松本は、音楽芸術都市です。FM長野は、ラジオ放送の本旨である、第1次情報報道の迅速・信頼性を損なわないために、地域・年代に こだわらない、多くのエリア内リスナーの聴取習慣を維持すべく、良質の音楽番組を、放送し続けるべきであり、文化・芸術の面からも、レベルの高い音楽放送を基幹とする、ラジオ局だからこそ、FM長野の本社演奏所を、松本に置く意義があると考えています。

 また長野県の人口動態は、全国平均と比較しても、高齢化が進んでおり、当然サービスエリアとするラジオ局は、人口動態にリスナーターゲットを、スウィングさせなければならないはずです。

 安易なターゲット層を絞った番組は、ターゲット外の絶対多数のリスナーが、確実にラジオから、離脱させる結果に繋がりかねません。従来からの、オーディエンス・セグメント編成では、ラジオを救えないのです。

 信州に移り住む前月の、1991年 3月から、私は、定期発行されたFM長野の「番組表」(タイム テーブル)を、収集・保存し続けています。その数は、現在200枚を超えました。開局時である、1988年10月 第1号など、初期のタイムテーブルも、コピーを入手し、所有しています。

 私は、ラジオ放送に対して、全国にいるヘヴィなリスナーとは、違ったスタンスを、心に持っています。

 全国のラジオ放送局は、放送局である以前に、国から免許を受けた「無線局」であるという認識です。呼出符号であるコールサイン(JOZU-FM)が存在するのは、FM長野は、国から許可を受けた無線局だからに、他なりません。

 このブログ、特に送信解析 FM長野にも書いていますが、私が、FM長野を、長年愛聴している根本の理由は、佐渡島から茨城・大阪に至るまで、受信可能であるFM長野が、国から許可を受けた、無線局としての、送信伝搬の優秀性を、有しているからです。

 FM長野も、これから未来へ向かい、番組形態もDJも勤める社員さんも、そしてリスナー自身も、確実に入れ替わっていくことは避けられません。ですが、その中で私は、数少ない長期間 入れ替わらないリスナーとして、健康である限り、これからもFM長野を、聴き続けていきたいと考えています。

MY RADIO

tivoli audio Model One

愛用しているメインラジオです。

NHK-FMについて

 NHK-FMは、1957年に開局した、FMラジオ放送の老舗です。長野は、1964年に開局しました。クラシック音楽を中心として、ポピュラー洋楽・歌謡曲・ワールドミュージック、そして純邦楽・民謡に至るまで、あらゆるジャンルの音楽を、差別なく放送しています。

 NHK-FMの最大の特徴は、オンエアー曲を、ノーカット完奏させる点にあり、開局以来、その編成方針を貫いています。

 平日の朝・午後そして夜と、クラシック音楽放送を、帯ワイドで編成。特に、夜の帯番組「ベスト・オブ・クラシック」は、NHK-FMの看板番組になっており、その時間に放送される、NHK交響楽団 定期演奏会の生中継は、NHK-FMの、最重要な音楽番組になっています。

 定時ニュースは、7時・12時・19時、および深夜1時から4時までの毎正時に、ラジオ第1放送と、同時放送されています。但し、NHK交響楽団 定期演奏会の生中継の時は、基幹の19時のニュースを、休止します。

 NHK-FMでは、原則として、臨時ニュース・ニュース速報を放送しませんが、緊急地震速報特別警報は、全国に送出。また気象警報・竜巻注意情報などは、対象エリアに向け、カットインで放送されています。

 長野局からの地域放送は、現在11時50分と、18時50分からの、10分間のみ。土日に至っては、僅か5分間ずつと、だいぶ減ってしまいました。この地域放送は、交通情報・気象情報・お知らせ などですが、全国学校音楽コンクール県内優秀作品を、この10分間で、オンエアーする事もあります。

 1970 ~ 80年代のNHK-FMは、平日 午後6時台の1時間と、土曜日の午後3時間に渡り、全国の放送局が、各局ごとに、リクエスト番組を中心とした、独自編成をしており、個性あふれる、素晴らしい時代でした。

 私は、NHK-FMの地域放送として、土曜午後各局毎に、オンエアーされていた「FMリクエストアワー」を、1976年から1982年頃まで、熱心に聴いていました。

 私が最初に、ラジオでリクエストが、採用されたのは、NHK-FM福島局の「FMリクエストアワー」(宮川泰夫 アナが担当)でした。私の住んでいた、茨城県 北茨城市では、NHK-FM水戸の北茨城 中継局があり、またその10キロ程度隣りには、NHK-FM福島の勿来 中継局もありました。土曜 午後には、水戸・福島2局のFMリクエストアワーを、クリアに聴く事が出来たのです。

 3時間の生放送は、各局のNHKアナウンサーが、民放ラジオより、自由闊達に担当する事が許されており、長野局のリクエストアワーでは、毎週独自のチャート(ベスト11)を発表していました。FM長野の開局前には、NHK-FMの地域放送が、FMラジオ放送の中で、大きなウエイトを占めていたのです。

 FMラジオ放送で、音楽を楽しむという、スタイルを続けている人達や、曲目まで掲載された、番組表を見ながら、FMラジオ放送を楽しむリスナーは、まだ多く存在します。FMラジオ雑誌は、2001年に総て、休廃刊してしまいましたが、今も、曲目付き番組表を掲載した“FM CLUB”誌が、定期購読限定で、発行されています。

 長野県内だけでも、FM長野 10ヶ所に対し、NHK-FM 24ヶ所と、圧倒的な数の、送信所・中継所からの電波で、全国放送されている、NHK-FMの歴史は、音楽ラジオ放送の原点は何か? いつもFM長野を始め民放FMへ、問いかけながら刻んできました。そして現在も、クラシック音楽番組中心の、安定した番組編成と放送を続けています。

 我が家では、NHK受信料を、支払っています。この受信料には、ラジオ機能の維持にも、使われており、FM長野リスナーを、標榜していますが、払った受信料の分だけは、NHK-FMを聴く権利があります(笑)。クラシック番組を聴きながら、昼寝が出来る休日は、まさに至福の時です(笑)。

 NHK-FMには、全曲完奏で音楽放送する、佳き伝統を継承しながら、FM長野リスナーである、私の避難先(笑)となって欲しいものです。FMラジオ放送に囲まれた日々は、私にとって、理想的なスローライフなのです。

MY ANTENNA

vertical polarized antenna for fm-Radio

ベランダにある屋外FMアンテナ
松本中継局(垂直偏波)受信専用です。

G U I D E

 ここは、長野県 松本市 に在住している、FM長野 リスナー『ラジオネーム:チャート★ドランカー』の個人ブログです。

 「週間選曲リスト」では、ラジオ・テレビラジオ・テレビ放送音楽に関する私の評論を、5曲ごとの選曲と順位で、象徴的に表現しています。

 「週間放送視聴日記」には、徒然なるままな、身辺雑記を織り交ぜながら、オールラウンドなラジオ・テレビ番組の、レビューやデータが、掲載されています。

 このふたつのコンテンツを、毎週1リストにし、発表・保存しており、トップページでは、最新5週分のリストを、連記で掲載しています。

 コメント・トラックバック欄はありません。コミュニケーションツールとして、Google +1 ボタンを、全リストのフッターに、設置しています。

 拍手のお気持ちが ございましたら、どうぞ お気軽に、このソーシャルボタンから、お伝えください。

 広告等は、一切表示しないポリシーで、開始時から、ブログを運営しています。デザイン総てが、手作りです。

 週1回「定点観測」の積み重ねで、FM長野を始めとする、信州のラジオ・テレビ放送の歴史を、この小さなブログで、ゆるやかに紡いでいく事が出来れば、嬉しい限りです。


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かめクン

このブログでも おなじみ
長年 飼い続けている
ミシシッピ アカミミガメの
ごぞんじ『かめクン』です。

第640回ランキング

   最新リスト
公開 : 
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    ストレイテナー“The Place Has No Name”
    SBC テレビ東京・ドラマ24「不便な便利屋」オープニング テーマ

  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NHK総合・連続テレビ小説「まれ」劇中効果音楽 [澤野弘之]
    ♪第75回 放送では、8時12分過ぎに流れた劇伴がリスト対象。

  4. 第 4 位 ( △ )
    NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「ランチのアッコちゃん」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [挾間美帆]

  5. 第 5 位 ( ★ )
    The VLA“When I Am Through With You”
    BS Dlife・外国テレビドラマ「ダメージ」オープニング テーマ
    ♪ビートの乗せ方が、実にトラディショナルだが、美しいオルタナ。


 今年も、上半期が終了し、2015年は、これから中間点を迎えようとしています。そこで、恒例の『2015 上半期順位』を、今週の週間放送視聴日記に、付記しました。

 年末に発表する、年間ランキング(Year-End Ranking)の経過速報として、お知らせするものです。従来通り、週間選曲リスト・ルールの年間ランキング要項に基づき、上半期順位を、確定・決定しました。

 今週の週間選曲リストで、640週目となりました。2012年に発表した「第500回記念 全期間ランキング」から、早くも140週経過したことになります。

 まだ気が遠くなるほど(笑)後の話ですが、上半期順位発表の週間放送視聴日記では、次の全期間ランキングの準備状況についても、書いていくお約束になっています。そこで、まず1000回記念準備の端緒として、ルールの解釈について、この段階から、明確にしておきたいと考えました。

 「週間選曲リスト・ルール ~ 全期間ランキング要項」によると、前回の全期間ランキングからは、必ず 1曲もしくは 2曲を、次の全期間ランキングで、選曲しなければなりません。但し、3曲を超えて選曲できません。との規定があります。

 また、前回の全期間ランキングの対象期間内に、リストに入った有資格楽曲は、次の対象期間に、継続してリストに入り、もしくは再登場しない限り、評価は不変とする規定もあります。

 この「評価が不変」の解釈について、念のため、この640週の段階で申し上げますと、次の第1000回記念 全期間ランキングでは、第1回から第499回までのデータからは、前回発表した、第500回記念の全期間ランキングの5曲からのみ、選曲されます。この期間内の「評価は不変」と言う意味です。

 但し、第501回以降に、1週でも継続してリストに入り、もしくは再登場した楽曲は、評価がリセットされます。また、第500回記念 全期間ランキングの順位関係が、そのままスライドする訳でもありません。第1000回記念では、第500回記念の1位から4位までが、選曲されず、5位のみが選曲される事も あり得ます。

 あくまでも全期間ランキングの選曲に関してのみ、評価が不変となります。既発表の全期間ランキングの評価は、次の全期間ランキングで、全面的な変更をせず、安定性を維持しようという規定なのです。

 次回の全期間ランキングは、約20年に渡る、週間選曲リストを集約します。このブログのポリシーである、5曲の選曲だけで、総てを表現する姿勢を貫き、全期間ランキングでも、順位の発表は、いつもの通り 5位まで。「1000週間」を、僅か「5曲」だけで まとめます。ですから、それを可能にするため、ルールに特別な工夫が してあるのです。

 上半期順位と年間ランキングを、これから15回以上発表しないと、次の全期間ランキングまで、たどり着きませんが(笑)この640週の段階で、まずは「週間選曲リスト・ルール ~ 全期間ランキング要項」の解釈を、次の全期間ランキング準備の第1歩として、詳しく説明しました。

 上半期 1 位には、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽が、選曲されました。

 【1位 7週 登場25週】

 今年の上半期順位は、有資格(1位評価)楽曲 9曲の中から、以下の通りに、確定・決定しています。


 2015 上半期順位

  1. 第 1 位 ( 7)
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  2. 第 2 位 ( 5)
    MAYUKO“Addio a dio”
    NBS フジ・木曜劇場「医師たちの恋愛事情」挿入歌

  3. 第 3 位 ( 3)
    ストレイテナー“The Place Has No Name”
    SBC テレビ東京・ドラマ24「不便な便利屋」オープニング テーマ

  4. 第 4 位 ( 2)
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲

  5. 第 5 位 ( 1)
    女王蜂「ヴィーナス」
    テレビ東京・ドラマ24「怪奇恋愛作戦」オープニング テーマ

第639回ランキング

   
公開 : 
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    ストレイテナー“The Place Has No Name”
    SBC テレビ東京・ドラマ24「不便な便利屋」オープニング テーマ

  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK総合・連続テレビ小説「まれ」劇中効果音楽 [澤野弘之]

  4. 第 4 位 ( ▽ )
    MAYUKO“Addio a dio”
    NBS フジ・木曜劇場「医師たちの恋愛事情」挿入歌
    ♪1位 5週、登場 8週。

  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「ランチのアッコちゃん」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [挾間美帆]


 このブログで公開してるアドレスには、最近 北海道方面からのメール受信が、多くなっています。コンスタントに頂くのは、STVラジオの日高晤郎ショーについてと、HBCラジオの黄金時代を支えた、Mr.デーブマン・ジャンボ秀克 両氏の思い出話です。

 STVラジオとHBCラジオ。もう半世紀以上に渡って、抜きつ抜かれつしながら、北海道のラジオを、リードしてきました。最近の聴取率では、STV圧勝の時代から、またHBCが盛り返してきた様です。

 「HBCハロードライバー ベストテンほっかいどう」は、我が国ラジオ史上最強のヒットチャート番組と、断言出来ますが、その「ベストテンほっかいどう」を、産み育てた番組は、ライバルのSTVラジオに、存在していたのです。

 1970年代に、月曜から土曜の夕方、毎日30分間 生放送されていた、STVラジオ「ハイ!ダイヤルリクエストです」こそ、先行して超人気を博した、リクエスト枚数に基づき、洋楽のヒットチャートを毎日放送する、全国的にも稀有な番組でした。

 既に、OBCラジオ大阪の「バンザイ歌謡曲」や、QR文化放送「ハローパーティ」などで、ヒットチャートを、毎日発表するフォーマットは、開発されていましたが、洋楽オンリーのチャートを、毎日発表していくコンセプトは「ハイ!ダイヤルリクエストです」の独創でした。

 「ハイ!ダイヤルリクエストです」は、70年代前半の超人気番組に成長し、日没後AM電波が、遠くに飛ぶ冬季には、東日本全域にリスナー層が広がり、毎日約3000通近くのリクエストが集まりました。

 月曜から金曜の毎日、午後3時半から5時まで、電話リクエストを受け付けますが、まだ加入固定電話普及率が、3割程度だったため、葉書によるリクエストにも応じていました。平日5日間の放送は、ニューディスク紹介以外、ベストテンのカウントダウンと、リクエストをしたリスナーの名前紹介に費やします。

 そして土曜日は、1週間のリクエストを集計した、週間総合ランキングを、ベスト20まで発表します。その週間総合ランキングを集計して、年末には年間総合ランキングまで、発表していくのです。

 当時の洋楽ヒットは息が長く、半年近くデイリーのベストテンや、週間総合ランキングに入り、毎日曲がオンエアーされ、北海道の洋楽普及に、大きく貢献しました。

 そして、この超人気に対抗すべく、同じ時間帯にぶつけてきたのが、HBCラジオの平日生ワイド番組、ハロードライバーの第2部「ベストテンほっかいどう」だったのです。

 「ハイ!ダイヤルリクエストです」を研究しつくし、毎日 全道のレコード売上げ・有線放送、そして葉書リクエストをトータルし、30分毎の電話リクエスト中間集計で、総合順位を変動させる、邦楽・洋楽混合の、独特なポイントシステムを開発しました。

 それでも、土曜日のダイナミックサタデーでは「ダイナミック ベストテンほっかいどう」として、週間ランキングを発表し、ポイントを年間ランキングまで、累積していくフォーマットは、「ハイ!ダイヤルリクエストです」のコンセプトが、ベースにあると思われます。

 私は、ブロガー プロフィールにでも紹介した通り、ベストテンほっかいどうのヘビーリスナーとして、ライバル局裏番組である「ハイ!ダイヤルリクエストです」の存在を知りました。その頃は、既にベストテンほっかいどうが、人気的に独走し始めていました。

 「ハイ!ダイヤルリクエストです」のランキングを、ベストテンほっかいどうと同時に(笑)記録していた時期もありましたが、邦楽の沢田研二が、なぜか「ハイ!ダイヤルリクエストです」週間総合ランキングに入っていた事を、鮮明に記憶しています。沢田研二のフランス発売のシングルを、洋楽扱いにしていた、苦肉の策でした(笑)。

 当時のSTVラジオでは、日曜午後に、公開の生ワイド「サンデージャンボスペシャル」を放送していました。歌手・松山千春を発掘し、番組コーナーとしてのミニライブから、デビューさせていった番組です。

 当時の「サンデージャンボスペシャル」では、邦楽のベスト50を発表する「北海道ヒットばせ50」や、リクエストだけでなく、レコード売上や有線放送のデータも加味した「ポップスベストテン北海道」を発表するコーナーもありました。

 「ポップスベストテン北海道」というタイトルからして、STVラジオの洋楽普及の拘りと、HBCラジオへの対抗意識が、露骨に解ります(笑)。

 STVラジオ史上最大の人気番組は、ウィークエンドバラエティ・日高晤郎ショーであると、否定するつもりはありません(笑)。

 しかし、70年代に連日放送され、同様以上の人気で、道内のリスナーが、夢中になってリクエストし、発表されるランキングを記録していた、STVラジオ「ハイ!ダイヤルリクエストです」こそ、HBC「ハロードライバー ベストテンほっかいどう」の先行番組だったのは、紛れもない事実です。

 その圧倒的な人気に対する、強い対抗意識が、完璧なチャートシステムを独創させた、産みの親だったのではないかと、思えてくるのです。

第638回ランキング

   
公開 : 
  1. 第 1 位 ( △ )
    ストレイテナー“The Place Has No Name”
    SBC テレビ東京・ドラマ24「不便な便利屋」オープニング テーマ

  2. 第 2 位 ( ▽ )
    MAYUKO“Addio a dio”
    NBS フジ・木曜劇場「医師たちの恋愛事情」挿入歌

  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  4. 第 4 位 ( △ )
    NHK総合・連続テレビ小説「まれ」劇中効果音楽 [澤野弘之]

  5. 第 5 位 ( ★ )
    NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「ランチのアッコちゃん」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [挾間美帆]
    ♪シンプルな旋律だが、調性がとれている劇伴。


 このブログは、放送・音楽に関するブログで、株式・外国為替・商品市況に関するブログではありません(笑)。ですが、後者のブログだと思って、ご訪問なさる方が、絶えません(笑)。

 それは、株価・外為・商品の値動きグラフが「チャート」と称しているからで、私のラジオネームの「チャート」という部分に、Googleさんを始めとする、検索エンジンが、過敏に反応するからです(笑)。

 週間放送視聴日記では、ラジオ日経(ラジオたんぱ)の話を、書いた事がありますし、2008年に起きた、金融危機の時も、株式市況放送について書きました。Googleさんも、あながち関連性が、全くないとは、分析しなかったのでしょう(笑)。

 このブログでは、毎年の年頭日記に「日本経済星取表」を発表しています。年末 大納会終値の日経平均株価が、1年前と比較して、高ければ白星、安ければ黒星という、大相撲の星取表を模した仕組みで、発表しています。

 この様な前回比の高安を、直近12期間で集計して、百分率で表した、株式・外為・商品チャートを「サイコロジカル ライン」と称しています。12勝0敗なら、100%、6勝6敗なら50%になります。

 きっと、株式・外為そして金相場など、儲けた損したと、丁半博打の様なので(笑)サイコロ(賽子)を振った結果を、模した線という事かと思いきや、市場に参加する大衆心理を、リズム化した線“Psychological Line”という意味なのだそうです。

 今や世界の経済市場は、24時間動いていますが、そこに1日1回(終値)の計測ポイントを設定し、直近12回の値上がり勝率が、市場参加している大衆投資家の、心理的変化を数値にしているという考え方なのです。

 一般的に、75%(9勝)以上から、75%を切った時に売りのサイン、25%(3勝)以下から、25%を超えた時が買いのサインと言われています。しかし、サイコロジカルラインを、長期に渡り、チェックしてみましたが、まず当っていません(笑)。

 余りにも単純な手法と、的中率の低さに、経済研究家達から毛嫌いされる、サイコロジカル ラインですが、市場に参加する大衆心理を、リズム化している指標性は、あながち否定できない気がします。

 私が調べてみるに、75%や25%でなく、中立ラインの50%に、重要な意味がある様に思えます。上がっていく相場、そして下がっていく相場が、慣性として、確実に通過するラインが、50%ラインなのです。

 私は、音楽の(笑)チャート研究目的で、統計学を勉強した経験がありますが、サイコロジカル ラインの他にも、指数平滑移動平均線(EMA)の考え方は、その平均値を算出する、最新データから最古データまでのウエイトに、指数関数の考えを取り入れて、軽重をつけている、理に叶った分析手法だと思いました。

 サイコロジカル ラインの50%ラインを、関門と考える手法を応用し、一定期間の指数平滑移動平均値(EMA)を、同じく関門とし、最新の値動きが、超えるか否かで、分析出来るかも知れません。

 指数平滑移動平均(EMA)は、直近の値動きを重視し、データを可変して算出するのに対し、サイコロジカル ラインが、投資家心理を数値化する意味から、定量のデータ(勝敗)を、12期間平等に扱っている点にも、相互の補完関係があると考えます。

 サイコロジカル ラインの極値である、100%や0%は、市場の好況そして恐慌を、端的に表現しています。

 1949年の東証再開以来、計測ポイントを、年1回(大納会終値)とする、12年間のサイコロジカル ラインを算出してみると、戦後の東京株式市場に、幸いにも0%は、ありませんでした。100%は1回だけ、1989年のバブル史上最高値が、見事に符合しています。

 そして、短期の投資家心理を示す、12日間のサイコロジカル ラインでは、2週ほど前の1日に、戦後6回目の100%を、達成しちゃいました(笑)。過去0%は、1954年 4月の朝鮮戦争による、神武景気の終焉直後、そして2008年 7月のリーマン・ショック直前に、経験しています。

 経済ブログだと思って、迷い混まれた ご訪問者の皆さん、少しはお役に立てたでしょうか?(笑)でも投資・投機は、自己責任でお願いします。私も、年5%ぐらいの金利になるような、預貯金の運用を、夢見ているのですが、実践経験も度胸もなく、なかなか果たせません(笑)。

 年頭日記の日本経済星取表も、次回で12回目の発表となり、最新のサイコロジカル ラインが、算出できる様になります。この音楽・放送ブログでも、経済のチャート数値を、年1回ですが、発表していきたいと考えています。

第637回ランキング

   
公開 : 
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    MAYUKO“Addio a dio”
    NBS フジ・木曜劇場「医師たちの恋愛事情」挿入歌

  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    ストレイテナー“The Place Has No Name”
    SBC テレビ東京・ドラマ24「不便な便利屋」オープニング テーマ

  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・金曜ナイトドラマ「天使と悪魔 ~ 未解決事件匿名交渉課」劇中効果音楽 [林ゆうき]

  5. 第 5 位 ( ★ )
    NHK総合・連続テレビ小説「まれ」劇中効果音楽 [澤野弘之]
    ♪終奏部が美しい、p.ソロ劇伴トラックがリスト対象。


 このブログのカウンター(ページビュー)が、2日に、30万 を突破しました。ご愛読 頂き、ありがとう ございます。

 ブログ開始時である、2003年 1月からスタートしたカウンターは、最初の10万 が、6年10ヵ月。次の 10万 から 20万 が、2年7ヵ月。そして 20万 から 30万 は、2年で通過しました。

 このブログのソースコード設計は、3つに分かれていて、PCとスマートフォンは“HTML5”フィーチャーフォン用は“XHTML Mobile Profile1・0”となっています。

 その私が組んだ“XHTML Mobile Profile1・0”に、バグがあるのを、先日発見しました。バグと言っても、表示等には全く問題のない、文法上の実に軽微なバグなのですが、一度発見すると、 気になって仕方がありません(笑)。

 軽微な割には、実に融通の効かないバグでしたが(笑)PHPの論理演算子まで、新たに構築し、朝5時までかけて、このバグを直しました。

 これでまた、PC・スマートフォン・フィーチャーフォン総てのページで、インターネットの大本山である“W3C”から、HTML合格のお墨付きを頂きました。

 古今東西、世界中のサイトやブログを視ると、表向きフラッシュを使い、立派な様に見えても、ソースを覗いてみると、まるで幼稚園児の様な(笑)文法ミスを、見かける時があります。

 このブログは、テキストブログを標榜していますので、HTMLやCSSも含めた、文法上誤りのない文章を、書いていこうという基本スタンスで、運営しています。それ故に、ずっと全ページW3C合格を、目指してきましたが、全く表面に出ない、大学院クラスの学術的なバグでも(笑)どうしても修正しないと、気がすまない自分がいるのです。

 この様な、妙なところで几帳面な性分は、25年以上も前に、独学で行政書士試験の勉強をしてた頃へ、遡ってしまうのではないかと、自分でも感じています。

 以前のブログで、紛失騒ぎを起こしたものを、2つ紹介した事がありました。ひとつは、このブログを始める前の2002年に記録していた、試行研究順位の手書き資料。これは無事発見して、現在このブログに、アップしてあります。

 もうひとつは、行政書士試験の合格発表でした。もちろん合格証書は、大切に保管していますが、何度かの引っ越しで、記念アイテムとして保存していた、自分の受験番号と氏名が掲載された、行政書士試験 合格発表の県報謄写が、紛失したままだったのです。

 結局見つからず、3年ほど前に、もう一度この合格発表を入手しました。合格した平成2年当時、私は茨城県北茨城市に住んでいて、行政書士試験は、隣の福島県いわき市で受験しました。ですから、私の合格発表は、福島県報に掲載されました。当時は、個人情報保護が厳しくなく、合格者の受験番号と氏名を、堂々と発表していました。

 福島県庁へ情報公開請求をして、入手する事も可能でしたが、東日本大震災の直後でもあり、その様なメモリアル的な理由だけで、請求するのは、実に気が引けます。

 そこで、福島県報を所蔵してある、国立国会図書館の蔵書検索・申込システム(NDL-OPAL)を利用して、ネットで、自分の合格発表の謄写を入手できました。改めて その合格発表を見てみると、私の受験番号の前後に、合格者がほとんどいません。平成2年度の行政書士試験 全国合格率は、11・07%でした。

 行政書士試験も今では、国家試験として、実施主体も代わり、最新(平成26年度)の合格率は、8・26%と難度を増しています。よく1年程度の独学で合格したと、今更ながら思ってしまいます。

 まるで、このブログのHTMLやCSSを、組み上げていった作業の様に、小目標をいくつも立てて、コツコツ勉強していた事を、思い出しました。入手した合格発表の謄写は、大切な行政書士試験の合格記念アイテムとして、クリアケースに入れて、キチンと保管を続けています。

第636回ランキング

   
公開 : 
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    MAYUKO“Addio a dio”
    NBS フジ・木曜劇場「医師たちの恋愛事情」挿入歌
    ♪編曲は、末廣健一郎。

  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    ストレイテナー“The Place Has No Name”
    SBC テレビ東京・ドラマ24「不便な便利屋」オープニング テーマ

  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  4. 第 4 位 ( △ )
    abn テレ朝・金曜ナイトドラマ「天使と悪魔 ~ 未解決事件匿名交渉課」劇中効果音楽 [林ゆうき]

  5. 第 5 位 ( ▽ )
    華原朋美「はじまりのうたが聴こえる」
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲


 暦年で6年に1度(丑と未の年)開かれる「善光寺 御開帳」に、先週行ってきました。私は、善光寺信徒会員で、我が家の菩提寺は、善光寺になります。

 と言うものの、前回(平成21年)のご開帳は、どうしても仕事の都合がつかず、12年ぶりの、ご開帳参拝になりました。前回は、どうしても週末が、ものすごい混雑となり、平日参拝に拘ってしまったからでした。今回も、残り2週の段階でしたが、どうにか平日に半日空き、参拝する事が出来ました。

 午前中の仕事を終え、安曇野インターから高速バスで、長野駅へ向かい、駅から善光寺大門まで、シャトルバスに乗りました。大門からの参道は、平日でも沢山の参拝客で、混雑しており、その参道を、ゆっくり歩いていくと、遠くに前立本尊の回向柱が見え、歩幅で確実に、その姿が大きくなってきます。

 まずは、回向柱に触って参拝しようと、行列に加わりました。ちょうど回向柱の前面の列でした。遠くに見えていた回向柱が、だんだんと、見上げる様になってきます。青空にそびえる回向柱は、実に美しいコントラストでした。右手・左手と回向柱に触れ、仏縁を結んだ後、本堂に登りました。

 善光寺の本尊は、1400年以上も、守られている絶対秘仏です。そのレプリカである「前立本尊」阿弥陀如来像の右手に結ばれた金糸が、五色の糸となり、白い善の綱として、回向柱に結ばれています。

 内陣参拝は、拝観料を払わなければなりませんが、信徒会員は、会員証を提示すると無料です。ずっと回向柱を見てきた後は、回向柱に結ばれている綱を見上げながら、次の行列に並び、前立本尊に参拝しました。私には、結ばれている綱が、どうしてもアンテナ線の様に思えてきます(笑)。

 内陣参拝を終え、御印文頂戴を受けると、早くも2時間も経過していました。次は持参の御朱印帳に、朱印を頂こうと思いましたが、また長蛇の列です。なんと受付まで1時間半、朱印を受け取るまで1時間半、合計3時間もかかるとのことでした。

 腰痛持ちの私としては、そろそろ限界でしたので(笑)列から離れ、日赤救護所隣の休憩所テントで、まず水分補給をしました。その後、信徒として大本願に参拝し、行列に並ぶ事なく、御開帳記念の印も押してある、大本願御朱印を頂きました。

 最後に、もうひとつの回向柱である、世尊院釈迦堂の回向柱に触れると、既に時間ぎりぎりです。特別に大門前始発となっている、松本行き高速バスに飛び乗り、帰路につきました。まるでビジネスライクな(笑)純粋に参拝だけの御開帳でした。

 御開帳期間中は、回向柱守という、回向柱のミニチュアの形をした、特別な御守が頒布されています。次の御開帳まで、霊験ある御守りですが、我が家の回向柱守は、前々回の御開帳から、12年間も守ってくれました。その回向柱守を、古札納所に納めて、今回新しい回向柱守を、受けてきました。

 新しい回向柱守は、ブックラックの一番高い位置に、1枚をくり抜き、二重重ねにした耐震マットに組み込む形で、お祀りしました。まるで回向柱が、我が家に建っているかの様です。隣の一番高い位置には、地場の神社である、伊和神社の御札もあります。善光寺には、神仏習合の歴史があり、仲良くお祀りしています。

 行列に並び続けるのは、大変でしたが、参拝を終えた後の爽快感は、ちょっと他では味わえない、格別なものです。私が初めて、善光寺本堂の法要に出席した後、本堂を出た瞬間も、同じ爽快感でした。

 前述の御印文頂戴では、善光寺のご本尊と同じ、閻浮檀金(えんぶだごん)で作られていると伝承がある、善光寺の宝印を、参拝者の頭に押します。古来より、この印を押された者は、極楽浄土へ行くと信じられています。

 この御印文頂戴の行列に並んでいると、前では、お爺さんのところに、順番が回っていました。合掌しているのですが、なかなか押してもらえません。おかしいと思って、合掌のまま見上げた お爺さんの前で、御印文を押している堂守さんは、金印を持ち替え、体勢を整えているところでした(笑)。

 あまりの人数を、押し続けてきたので、金印がずれてしまったのでしょう(笑)。堂守さんも、お爺さんも、笑っていました。そして体勢を整え、そのお爺さんには、丁寧に丁寧に、頭へ押印していました。なにかこの眼で、極楽行き確定の瞬間を、目撃したかのような光景でした。