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FM長野 リスナーである、ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記を、発表・保存しています。

FM長野 周波数

松本   中継局 86・4MHz   10W
大鹿   中継局 81・8MHz    1W
飯田   中継局 88・3MHz  100W
聖    中継局 78・1MHz  100W
飯山野沢 中継局 81・8MHz   30W
小海   中継局 80・3MHz  100W
木曽福島 中継局 81・5MHz   10W
岡谷諏訪 中継局 81・8MHz   50W
善光寺平 中継局 83・3MHz  100W
美ヶ原  送信所 79・7MHz 1000W
コールサイン(呼出符号) : JOZU-FM
演奏所:長野県 松本市   FM長野について

(NHK-FM 上記局)
松本   中継局 84・8MHz   10W
大鹿   中継局 85・0MHz    1W
飯田   中継局 77・4MHz  100W
聖    中継局 83・0MHz  100W
飯山   中継局 82・8MHz    3W
小海   中継局 84・9MHz  100W
木曽福島 中継局 82・9MHz   10W
岡谷諏訪 中継局 85・3MHz   50W
善光寺平 中継局 85・7MHz  100W
美ヶ原  送信所 84・0MHz  500W
コールサイン(呼出符号) : JONK-FM
演奏所:長野県 長野市 NHK-FMについて

*

FM長野について

 本社演奏所や、本局送信所の地理的配置、さらに、独特のコールサイン呼称など、全国のJFN加盟局の中でも、FM長野  は、放送研究の価値がある、ユニークな存在です。

 旧郵政省による、県域民放FM局の電波割り当てが、長野県にあったのは、1982年10月27日。175件の免許申請調整は、月日を要しましたが、1987年 8月25日、申請一本化に合意。自治体・有力企業総意の元で、長野エフエム放送株式会社が、同年11月12日 創立。FM長野は、1988年10月 1日に、開局しました。

 私は、信州の中心に位置する、美ヶ原高原(海抜2031メートル)の王ケ頭にある、FM長野の美ヶ原 本局送信所が、全国のFMラジオ本局送信所の中で、最も地理的に優れた位置にあると考えています。

 FM長野の本社演奏所と本局送信所の距離は、約11キロほどですが、直線ラインを追うと、送信伝搬が、僅かに王ケ鼻の陰に、隠れてしまいます。そこで、松本市 岡田町の茶子望主山に、反射板を設置。本社演奏所からのSTL波(3・436GHz 10W)は、その反射板(縦横10メートル内)に向かって送信し、反射波を、本局送信所へ届ける、独特な送信の仕組みを、採用しています。

 また本局送信所からの放送波は、県内9ヶ所の中継局で、エアー受けをしています。松本 中継局の場合、約8キロの距離を、5素子1段1面のアンテナで受信し、垂直ダイホールで再送信します。

 特に、FM長野の中継局は、開局以来、音質劣化を避けるため、復調せず再送信している、大きな特徴があります。FM長野は、他局との比較でも、音質が優れたラジオ局なのです。

 開局当時にプレス発表された、FM長野の基本理念は、スリムな体質で健全経営を目指し、地元AM局(SBC)とNHK-FMとの住み分けをしながら、オーソドックスに徹するというものでした。

 開局当時の自社制作番組は、アナウンサーがディレクターも兼務し、自ら調整卓を操作しながら、アメリカンDJスタイルで放送。月曜から金曜まで、5日間連続、約2時間の生ワイドを、女性アシスタントとアルバイト、ひとりずつだけの体制で、オンエアーしてきました。その様にコストをかけず、FM長野の草創期を、一生懸命支えてきたのです。

 長野エフエム放送 沿革にも、まとめてありますが、その後のFM長野の番組編成方針は、この開局から数年間に培った、原資を使い、役員構成の変化に、スライドしながら、FM長野のステーションカラーと共に、形成されていきました。

 これからの地方における、単営ラジオ局の存在価値は、道州制も視野におきながら、サービスエリア内全体の公益に、どう立脚するかで決まります。その存在価値を維持するため、営利活動をし、安定経営に努める、放送事業会社であるべきです。

 県域のJFN加盟局において、自主的な報道セクションを有しているのは、FMぐんま など僅少です。ですから、ニュースの自主取材をしない、FM長野にとって、配信を受けニュースを送出する、松本本社からの、自社制作生放送とネット送出の割合を低下させない事は、本社演奏所の存在理由に係わるほど、重要です。

 重大な緊急災害時は、例外ですが、報道部課の設置より、自主的に選択した、ニュース提供の報道機関と、良い関係を培っていったほうが、リスナーの利益になると考えます。それ故、普段から、緊急ニュースの素早い送出や、それを可能にする、ニュース配信報道機関との連携強化が、ニュース番組そして、ラジオ局自体の価値を維持するため、なによりも不可欠となります。

 ただ配信ニュースというのは、極論をすると、札幌から配信されたニュースを、那覇で放送する事も可能であり、将来まで続く、地方行政区画を見据えた、配信報道機関の設定が不可欠です。

 特にFM長野ニュースを始めとする、音楽放送を主体とした、FMラジオ放送局の定時ニュース報道は、幅広く主要項目(ヘッドライン)を、出来る限り、コンパクトに伝える事も、大切です。

 松本は、音楽芸術都市です。FM長野は、ラジオ放送の本旨である、第1次情報報道の迅速・信頼性を損なわないために、地域・年代に こだわらない、多くのエリア内リスナーの聴取習慣を維持すべく、良質の音楽番組を、放送し続けるべきであり、文化・芸術の面からも、レベルの高い音楽放送を基幹とする、ラジオ局だからこそ、FM長野の本社演奏所を、松本に置く意義があると考えています。

 また長野県の人口動態は、全国平均と比較しても、高齢化が進んでおり、当然サービスエリアとするラジオ局は、人口動態にリスナーターゲットを、スウィングさせなければならないはずです。

 安易なターゲット層を絞った番組は、ターゲット外の絶対多数のリスナーが、確実にラジオから、離脱させる結果に繋がりかねません。従来からの、オーディエンス・セグメント編成では、ラジオを救えないのです。

 信州に移り住む前月の、1991年 3月から、私は、定期発行されたFM長野の「番組表」(タイム テーブル)を、収集・保存し続けています。その数は、現在200枚を超えました。開局時である、1988年10月 第1号など、初期のタイムテーブルも、コピーを入手し、所有しています。

 私は、ラジオ放送に対して、全国にいるヘヴィなリスナーとは、違ったスタンスを、心に持っています。

 全国のラジオ放送局は、放送局である以前に、国から免許を受けた「無線局」であるという認識です。呼出符号であるコールサイン(JOZU-FM)が存在するのは、FM長野は、国から許可を受けた無線局だからに、他なりません。

 このブログ、特に送信解析 FM長野にも書いていますが、私が、FM長野を、長年愛聴している根本の理由は、佐渡島から茨城・大阪に至るまで、受信可能であるFM長野が、国から許可を受けた、無線局としての、送信伝搬の優秀性を、有しているからです。

 FM長野も、これから未来へ向かい、番組形態もDJも勤める社員さんも、そしてリスナー自身も、確実に入れ替わっていくことは避けられません。ですが、その中で私は、数少ない長期間 入れ替わらないリスナーとして、健康である限り、これからもFM長野を、聴き続けていきたいと考えています。

MY RADIO

tivoli audio Model One

愛用しているメインラジオです。

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NHK-FMについて

 NHK-FMは、1957年に開局した、FMラジオ放送の老舗です。長野は、1964年に開局しました。クラシック音楽を中心として、ポピュラー洋楽・歌謡曲・ワールドミュージック、そして純邦楽・民謡に至るまで、あらゆるジャンルの音楽を、差別なく放送しています。

 NHK-FMの最大の特徴は、オンエアー曲を、ノーカット完奏させる点にあり、開局以来、その編成方針を貫いています。

 平日の朝・午後そして夜と、クラシック音楽放送を、帯ワイドで編成。特に、夜の帯番組「ベスト・オブ・クラシック」は、NHK-FMの看板番組になっており、その時間に放送される、NHK交響楽団 定期演奏会の生中継は、NHK-FMの、最重要な音楽番組になっています。

 定時ニュースは、7時・12時・19時、および深夜1時から4時までの毎正時に、ラジオ第1放送と、同時放送されています。但し、NHK交響楽団 定期演奏会の生中継の時は、基幹の19時のニュースを、休止します。

 NHK-FMでは、原則として、臨時ニュース・ニュース速報を放送しませんが、緊急地震速報特別警報は、全国に送出。また気象警報・竜巻注意情報などは、対象エリアに向け、カットインで放送されています。

 長野局からの地域放送は、現在11時50分と、18時50分からの、10分間のみ。土日に至っては、僅か5分間ずつと、だいぶ減ってしまいました。この地域放送は、交通情報・気象情報・お知らせ などですが、全国学校音楽コンクール県内優秀作品を、この10分間で、オンエアーする事もあります。

 1970 ~ 80年代のNHK-FMは、平日 午後6時台の1時間と、土曜日の午後3時間に渡り、全国の放送局が、各局ごとに、リクエスト番組を中心とした、独自編成をしており、個性あふれる、素晴らしい時代でした。

 私は、NHK-FMの地域放送として、土曜午後各局毎に、オンエアーされていた「FMリクエストアワー」を、1976年から1982年頃まで、熱心に聴いていました。

 私が最初に、ラジオでリクエストが、採用されたのは、NHK-FM福島局の「FMリクエストアワー」(宮川泰夫 アナが担当)でした。私の住んでいた、茨城県 北茨城市では、NHK-FM水戸の北茨城 中継局があり、またその10キロ程度隣りには、NHK-FM福島の勿来 中継局もありました。土曜 午後には、水戸・福島2局のFMリクエストアワーを、クリアに聴く事が出来たのです。

 3時間の生放送は、各局のNHKアナウンサーが、民放ラジオより、自由闊達に担当する事が許されており、長野局のリクエストアワーでは、毎週独自のチャート(ベスト11)を発表していました。FM長野の開局前には、NHK-FMの地域放送が、FMラジオ放送の中で、大きなウエイトを占めていたのです。

 FMラジオ放送で、音楽を楽しむという、スタイルを続けている人達や、曲目まで掲載された、番組表を見ながら、FMラジオ放送を楽しむリスナーは、まだ多く存在します。FMラジオ雑誌は、2001年に総て、休廃刊してしまいましたが、今も、曲目付き番組表を掲載した“FM CLUB”誌が、定期購読限定で、発行されています。

 長野県内だけでも、FM長野 10ヶ所に対し、NHK-FM 24ヶ所と、圧倒的な数の、送信所・中継所からの電波で、全国放送されている、NHK-FMの歴史は、音楽ラジオ放送の原点は何か? いつもFM長野を始め民放FMへ、問いかけながら刻んできました。そして現在も、クラシック音楽番組中心の、安定した番組編成と放送を続けています。

 我が家では、NHK受信料を、支払っています。この受信料には、ラジオ機能の維持にも、使われており、FM長野リスナーを、標榜していますが、払った受信料の分だけは、NHK-FMを聴く権利があります(笑)。クラシック番組を聴きながら、昼寝が出来る休日は、まさに至福の時です(笑)。

 NHK-FMには、全曲完奏で音楽放送する、佳き伝統を継承しながら、FM長野リスナーである、私の避難先(笑)となって欲しいものです。FMラジオ放送に囲まれた日々は、私にとって、理想的なスローライフなのです。

MY ANTENNA

vertical polarized antenna for fm-Radio

ベランダにある屋外FMアンテナ
松本中継局(垂直偏波)受信専用です。

G U I D E

 ここは、長野県 松本市 に在住している、FM長野 リスナー『ラジオネーム:チャート★ドランカー』の個人ブログです。

 「週間選曲リスト」では、ラジオ・テレビ放送音楽に関する私の評論を、5曲ごとの選曲と順位で、象徴的に表現しています。

 「週間放送視聴日記」には、徒然なるままな、身辺雑記を織り交ぜながら、オールラウンドなラジオ・テレビ番組の、レビューやデータが、掲載されています。

 このふたつのコンテンツを、毎週1リストにし、発表・保存しており、トップページでは、最新5週分のリストを、連記で掲載しています。

 コメント・トラックバック欄はありません。コミュニケーションツールとして、Google +1 ボタンを、全リストのフッターに、設置しています。

 拍手のお気持ちが ございましたら、どうぞ お気軽に、このソーシャルボタンから、お伝えください。

 広告等は、一切表示しないポリシーで、開始時から、ブログを運営しています。デザイン総てが、手作りです。

 週1回「定点観測」の積み重ねで、FM長野を始めとする、信州のラジオ・テレビ放送の歴史を、この小さなブログで、ゆるやかに紡いでいく事が出来れば、嬉しい限りです。


BLOG PET

かめクン

このブログでも おなじみ
長年 飼い続けている
ミシシッピ アカミミガメの
ごぞんじ『かめクン』です。

L I N K S


【 週間選曲リスト 】

【 週間放送視聴日記 】

最新5週連記

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第627回ランキング

   最新リスト
公開
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK BSプレミアム・プレミアムドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」テーマ音楽 [阿南亮子]

  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  3. 第 3 位 ( ▽ )
    女王蜂「ヴィーナス」
    テレビ東京・ドラマ24「怪奇恋愛作戦」オープニング テーマ

  4. 第 4 位 ( ★ )
    川井憲次「ラビリンス」
    NHK総合・NHKスペシャル「未解決事件」メインテーマ
    ♪綺麗な転調が味わえる、ドキュメンタリー番組テーマ音楽。

  5. 第 5 位 ( ▽ )
    Bryan Adams“Run To You”
    スズキ テレビCMソング
    ♪1位 5週、登場10週。2014年 分含む。


 19日に文化勲章受章者で、人間国宝の桂米朝 師匠が、お亡くなりになりました。。享年89歳の大往生でした。

 私が、強く記憶に残っているのは、朝のワイドショー「ハイ!土曜日です」の司会だった米朝 師匠です。

 当時の民放朝のワイドショーは、月曜から金曜までは、東京キー局制作。そして土曜日が、大阪局の制作となっており、今でも、その流れは続いています。昔のFNN系では、フジテレビ制作の「小川宏ショー」の後、週末は、関西テレビが「ハイ!土曜日です」を全国放送していました。

 「ハイ!土曜日です」は、薬師寺の高田好胤 住職や、SF作家の小松左京 氏がレギュラー出演していた、レベルの高いトークショーでしたが「征平の挑戦!」と言う名物コーナーがあり、アシスタントの桑原征平 アナウンサーが、世界中へ飛んで、体当たりリポートに挑戦するコーナーがありました。

 桑原 アナが、サーカス団に入門して、空中綱渡りに挑戦。見事成功するフィルムを視た米朝 師匠が「よーやりましたなー」と絶賛し、桑原 アナが、本当に嬉しそうな姿だったのを、私は、今でも覚えています。

 米朝 師匠は、数えきれないほどの、テレビ・ラジオ出演をし続け、長年に渡り、上方落語の普及に貢献しました。

 その出演歴の中でも、2002年 6月 2日放送のNHKスペシャル「桂米朝 最後の大舞台」は、米朝 師匠が、最後の大舞台として選んだ、歌舞伎座独演会の模様を伝えるドキュメントでした。

 そのドキュメントで、印象的だったシーンがあります。約40分にも上る、大掛かりな演目「百年目」を演じている時、米朝 師匠が、途中の噺を忘れ、場面を飛ばしてしまいます。その瞬間、独演会の前座を勤め、米朝 師匠の落語を、舞台袖で聞いていた、弟子の桂吉朝 師匠が「あーー」と、なんとも言えない顔をするのです。

 ところが米朝 師匠は、即興で、場面の前後を巧みに入れ替え、噺を元に戻してしまいます。それを聞いていた吉朝 師匠は「くふっ」と、安堵の笑いを浮かべるのです。ハイレベルな師弟だからこそ解る、その深い落語の世界を、映像は捉えていました。

 その吉朝 師匠も、その歌舞伎座独演会から、僅か3年後に、胃癌で急逝しています。。まだ50歳という若さでした。このブログで取り上げた「なにわの源蔵事件帳」の主役を演じた天才落語家、3番弟子の桂枝雀 師匠は、1999年に、53歳で自ら世を去り、米朝 師匠の晩年は、愛弟子の最期を看取る事が、多かった様に思えます。

 それでも、筆頭弟子となった桂ざこば 師匠は、米朝 師匠を救う様な、活躍を続けています。私は、ちょっと舌足らずで味のある、ざこば 師匠の落語が大好きです。小学生の頃、朝丸時代に、日本テレビ「お笑いネットワーク」で視た、不朽の迷作(笑)「動物いじめ」の面白さは、空前絶後でした。今では間違いなく、放送禁止の演目です(笑)。

 その桂ざこば 師匠が、記者会見で「ほんまに徐々に徐々に徐々に。こないに上手に亡くなるというのは、こないに綺麗なもんかなと思いました」と号泣していました。今まで聞いたことのない臨終の形容で、品格ある米朝 師匠の芸風通りの、見事な最期だったのだと思いました。

 NHKスペシャル「桂米朝 最後の大舞台」には、実は続きがあり、ETVスペシャル「桂米朝 最後の歌舞伎座独演会」(2002年 6月 8日放送)と題して、本編の落語を、完全放送しています。

 非常に珍しい、NHK総合・教育のリレー放送で一体化した、人間国宝・桂米朝 師匠の歌舞伎座独演会は、mpegファイルで、放送資料として保存しています。

第626回ランキング

   
公開
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK BSプレミアム・プレミアムドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」テーマ音楽 [阿南亮子]
    ♪本放送終了後、NHKオンデマンド視聴による1位評価。

  2. 第 2 位 ( ▽ )
    女王蜂「ヴィーナス」
    テレビ東京・ドラマ24「怪奇恋愛作戦」オープニング テーマ

  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  4. 第 4 位 ( △ )
    Bryan Adams“Run To You”
    スズキ テレビCMソング

  5. 第 5 位 ( ▽ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲
    ♪1位 2週、登場18週。


 NHKが、ラジオ放送を開始してから、90年になりました。NHKでは、毎年 放送記念日が巡ってくると、特別番組を放送しています。その中でも、忘れられない放送記念日特番は何か? と問われれば、私は、海外ドラマ「エド・マロー ~ テレビを変えた男」(NHK総合・1991年 3月21日・本放送)と即答します。

 ドラマが始まる前に「これは、草創期の米国テレビ界で、ニュース・キャスターとして活躍し、真実に迫る勇気と誠実さで、今も 米国放送ジャーナリズムの、ヒーローと言われている男の物語である。」とクレジットが出ます。

 そのクレジットにもある通り、1950年代の米国テレビ界で活躍し、放送ジャーナリズムの創始者である、エド・マロー(Edward R. Murrow)の生涯を描いた、単発海外ドラマです。

 ドラマは冒頭、第2次世界大戦下の1940年に、ナチスドイツが、ロンドン大空襲した時の、エド・マロー 特派員による、全米に向けた、有名なラジオ実況生中継のシーンから始まります。

 そして戦後に物語が移ると、テレビ時代に入った米国社会では、米ソ冷戦時代となり、スパイ摘発の名の元に、下院 非米活動委員会を利用した「マッカーシー旋風」が、魔女狩りの如く 吹き荒れます。

 政治的恐怖から、米国内マスコミも沈黙していた、そのマッカーシー旋風に対して、緻密な取材と、冷静なレポートにより、エド・マローは、どこよりも早く真実を報道します。

 そのきっかけとなった、1954年 3月 9日の、CBSニュース“SEE IT NOW”が、制作・放送される過程を、ドラマでは、克明に描いています。このたった1回、30分のニュース番組放送から、一気に米国社会は、再び言論の自由の流れを、取り戻しました。

 エド・マローは、シカゴ特捜隊ヒル・ストリート・ブルースのDaniel J. Travanti(山本圭)。エド・マローの相棒的プロデューサーである、フレッド・フレンドリーは、Edward Herrmann(津嘉山正種)が演じています。

 劇中では、当時の米国テレビ・ラジオ番組が、たくさん登場します。そのテレビ・ラジオ番組のテーマ音楽・CMソングが、ドラマの劇伴音楽の役割を果たしています。

 ドラマでは、放送ジャーナリズムが、どの様に形成されていくのか? 現代にも通用する示唆があります。

 エド・マローには、CBS会長のウィリアム・ペイリー(Dabney Coleman・鈴木瑞穂)の全面的なバックアップがあり、また利潤主義を貫き、エド・マローと対立しながら一目置いていた、CBS社長フランク・スタントン(John McMartin・田中信夫)のサポートもあった点です。

 ドラマでは、ペイリー会長が、煙草卸しを仕事にしてた頃、ラジオが好きで、経営者の親や甥に内緒で、ラジオ番組のスポンサーになり、それがきっかけで、ラジオ局を買い取り、全米ネットワークの放送事業に進出していく経緯を、エド・マローに話すシーンがあります。

 ラジオが好きで、そして放送自体が好きだという、若き日々の思いがあるからこそ、放送ジャーナリズムを、根底から理解でき、ペイリー会長が、CBSを率いて、当時のエド・マローを、支えていたと理解出来ます。

 最近私は、YouTubeで、当時の“SEE IT NOW”を視聴する事が出来ました。ドラマでも描写されていますが、この“SEE IT NOW”が、放送されていたスタジオは、実に不思議な構造なのです。

 テレビスタジオの副調整室に、当時の大型カメラを持ち込み、スタッフも調整卓もそのまま映して、エド・マローは、隅にあるデスクから、アナウンスメントをしていました。

 そのスタジオには“CBS-TV CONTROL ROOM STUDIO 41”と銘が付いており、現代のワーキング・ニュース スタジオの原形を視る様な、斬新さを感じました。

 テレビジャーナリズムの理想を、懸命に模索しながら、現実でなく真実を選択した、エド・マローの伝記というべき、この素晴らしい海外ドラマは、全編を放送資料として、MPEGファイルで保存しています。

第625回ランキング

   
公開
  1. 第 1 位 ( △ )
    女王蜂「ヴィーナス」
    テレビ東京・ドラマ24「怪奇恋愛作戦」オープニング テーマ
    ♪2位とは僅差。

  2. 第 2 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK BSプレミアム・プレミアムドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」テーマ音楽 [阿南亮子]

  4. 第 4 位 ( ▽ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲

  5. 第 5 位 ( ☆ )
    Bryan Adams“Run To You”
    スズキ テレビCMソング
    ♪昨年 年間4位楽曲。長野地区では再び頻繁にCMが流れている。


 最近久しぶりに、経済書を読んでみました。そのタイトルは、静かなブームとなっている「21世紀の資本」(Capital in the Twenty-First Century)。フランス人の経済学者、トマ・ピケティ(Thomas Piketty)が著しています。

 日本を始め、現在38の国で翻訳・刊行され、総部数は160万部と、世界的なベストセラーとなっています。著者が収集した、300年に渡る、世界の税務データを基に、富と所得の変動を、歴史的な観点から、分析したものです。

 「21世紀の資本」では特に、アメリカ・ヨーロッパ・日本において、高所得を稼いでいる上位10%の人達が占める、国民全体の所得に対する割合の分析が、注目されています。

 日本の場合、全所得の上位10%の人々の、国民全体の所得に対する占有率は、1990年の段階で、30 ~ 35%でしたが、近年では40%近くにまで達し、不平等を被っている人々が増加していると、まず著書の中で提示しています。

 日本は、低成長経済が続いており、全所得の上位10%の人々による、この様な所得の寡占状態が続けば、格差社会は拡大し、残りの90%の社会的立場は、ますます弱者のグループに類してしまうと、示唆を続けます。

 さらに著者は、世界的に見ても、所得格差は、富裕国で大幅に増大しており、上位10%グループの資本の蓄積増加率が、国民の所得の伸びよりも速く、資本市場が完全になればなるほど、資本収益率さえも、経済成長率を上回り、逃げ場のない格差拡大のパワーになってしまうと、論じています。

 「21世紀の資本」は、現代社会の格差の基因を、経済分析の核心に戻して、考え始める時期に来ていると解き、数字との取り組みを拒絶したところで、それが最も恵まれない人の利益にかなう事など、まず有り得ないと、結んでいます。

 但し この「21世紀の資本」に対して、米国の有名経済新聞である、フィナンシャル・タイムズ紙は、著者の推計方法やデータが不明瞭で、著者の推計値が高過ぎ、格差を誇張していると、独自のデータを紹介しながら、紙面で批判しています。

 私も、この本を読んで、データの取り方が片面的で、推計に誇張を含んでいる点を散見しましたが、著者の主張を、完全否定するほどではなく、やはり世界の所得そして富は、上位10%のグループに、集中しつつあるという推論に、合理性がある印象を受けました。

 しかし、その10%のグループは、全員同じメンバーが、永遠に維持される訳ではなく(笑)人間の寿命より、圧倒的に短いスパンで、峻烈な利潤至上主義による「入れ替え戦」(笑)があるはずで、そこには富を謳歌する余裕さえ、高度な情報化社会では、許されないのかも知れません。

 また著者は、格差解消を目的として、世界的な規模での、所得徴税の必要性を唱っていますが、著者の指摘よりも、既に18世紀の段階で唱えられた、ルソーの「社会契約論」あたりでも、その解決法は模索されていて、富の寡占こそ、地域紛争より広大な、武力闘争の原因となる懸念を、訴えるべきだと思いました。

 身近な視点から考察すると、例えばラジオ・テレビの広告費が、頭打ちから低迷になっている今、その広告媒体のターゲットは、年齢層の輪切りではなく「21世紀の資本」的に言えば、この90%のグループに間違いないはずです。

 しかし広告媒体に、所得格差を意識した、働きかけというのが、どうも欠けている感じがします。特にFMラジオでは、消費性向を、10%グループへの憧憬に結び付けた、単純なイメージ戦略のみが、根になっている印象も受けます。

 もはやマルクス経済理論なんぞは、ソ連そしてカンボジアで、悲惨な実証結果が出ており、今となっては、修正主義での延命しか道はありませんが(笑)資本主義社会に生きる人々にとって、蔓延する利潤至上主義を超えた、血の通うモラルに立脚する、新しい価値観が必要な時代は、既に到来している様です。

第624回ランキング

   
公開
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  2. 第 2 位 ( △ )
    女王蜂「ヴィーナス」
    テレビ東京・ドラマ24「怪奇恋愛作戦」オープニング テーマ

  3. 第 3 位 ( ▽ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC TBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲

  4. 第 4 位 ( ★ )
    NHK BSプレミアム・プレミアムドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」オープニング タイトル曲 [阿南亮子]
    ♪NHKオンデマンドで視聴。僅か30秒で表現している、粒立つ様なストリングス佳曲。

  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    NBS フジ・ドラマ「ゴーストライター」劇中効果音楽 [眞鍋昭大・笹野芽実・得田真裕・末廣健一郎]


 先週は、ドラマ「深夜食堂」について書きましたが、もう1本 取り上げたいと思います。NHKBSのプレミアムよるドラマ「徒歩7分」です。以前少し紹介した「植物男子ベランダー」と、同じ深夜時間帯の放送枠なのですが、実に個性的な面白いドラマでした。

 主役の黒崎依子(田中麗奈)は、コミュニケーションが苦手で、友人もない32歳 無職の女性です。生まれて初めて実家を離れ、アパートで一人暮らしを始めます。しかし、将来に展望がある訳ではなく、日々をダラダラ過ごしてしまいます。

 依子は、時間を持て余し、隣室の女・咲江(菜葉菜)の会話や、生活音を盗み聞き(笑)。ダラダラが究極の形になり、室内を立ち上がって歩く事もせず、匍匐前進(笑)。外出したかと思えば、元カレ(福士誠治)の家に押し掛け、半ばストーカー行為と、どうしょうもない女性なのです。

 なんじゃこりゃ(笑)と視ていた、その第1話で、私が個人的に、強烈な印象を受けたのは、部屋の時計が11時過ぎを差す頃、隣室の盗み聞きと、睡魔が渾然と混じり合い、依子の口から出てきた鼻歌なのです(笑)。

 「わたしは~なにをしてるんでしょう~」と唄い出したこの鼻歌は、撮影中に田中麗奈が、即興で唄ってしまったとしか、思えない様にみえますが、歌詞と旋律が、妙に計算されている曲で(笑)今までにない異質な放送音楽として、頭の中に こびりついてしまったのです(笑)。

 私は、この様なブログをやっていますから、放送から流れる音楽を大切に、楽器の和音を、ひとつひとつ聞き取る様に、努力してきました。その長年培ってきた音楽調性感から、この田中麗奈の鼻歌は、まるでエイリアンに、襲撃されたかの様な感じを受けました(笑)。

 もちろん週間選曲リストには、リストインさせませんでしたが(笑)第1話を視てから数日間は、この鼻歌が、頭の中から離れず、駆け巡っていました(笑)。

 実はこのブログで、2003 ~ 2004年のドラマ「白い巨塔」のCMで流れた、広末涼子の鼻歌を、褒めた事がありました。もう11年前の話ですが、巡りめぐって今度は、女優・田中麗奈の鼻歌にやられるとは、思ってもいませんでした(笑)。

 その後、依子を以前の彼女と勘違いした、田中圭 演ずる誤想ストーカーの田中靖夫 くんに、依子は すっかり気に入れられ、なんと下の階に引っ越して来られたり、その誤想ストーカー騒動がきっかけで、盗み聞きしていた隣室の咲枝(菜葉菜)と、仲良くなったりと、ストーリーは展開していきます。

 そして鼻唄以上の見せ場(笑)が、第5話にやってきます。依子が、軽い気持ちで、トイレ前に立て掛けていた卓上テーブルが、ロック状態になってしまい、依子は、トイレに閉じ込められてしまうのです。

 第5話は、日本のドラマ史上初とも断言できる(笑)閉じ込められたトイレからの、生中継的エピソードです。寒さしのぎに、便座シートを首に巻いた依子は(笑)約1昼夜近く閉じ込められた末、ようやく田中靖夫 くんに、事態が伝わります。

 田中靖夫 くんが、トイレの窓から差し入れた唐揚げ弁当を、依子が便器の上で、むさぼり食うシーンは、これまた強烈で、久々にドラマを視ながら、大笑いしてしまいました。

 結局、大家さんから鍵を借りてきた、田中靖夫 くんと咲江に、救出されるのですが、恥ずかしさからか「お許しください~」と、またトイレに閉じこもってしまいます(笑)。

 誤想ストーカーの田中圭は、昨年の大河ドラマ「軍師官兵衛」で、石田三成役を演じており、その役とは、どんなに回転させても、180度違う(笑)内気でシャイだけど、妙なところで行動力を発揮してしまう、ストーカーのセンスある(笑)会社員を演じています。

 とにかく主役は田中麗奈で、田中圭が演じる誤想ストーカーの役名は、田中靖夫(笑)。ドラマでは、ふたりの会話から、田中さんとの呼称が飛び交い、劇なのか現実なのか、判り難くさせている、シナリオの意図も感じます(笑)。

 「徒歩7分」の作者である 前田司朗は、劇団の主宰者で、手掛けたシナリオが、第52回 岸田國士戯曲賞を獲得。小説は、第22回 三島由紀夫賞を受賞し、本人も俳優として、第3話に登場しています。私も、田中麗奈の鼻唄に代表される(笑)過去のドラマにないストーリー構成と、際立つ台詞回しに、非凡な才能を感じました。

 この「徒歩7分」は、プレミアムよるドラマとして、1月6日から全8回、毎週本放送していましたが、好評を反映してか、2月3日に、既放送5回分を一挙放送したり、最終回を、3月2日に再放送するなど、異例の編成で応じています。

 NHKオンデマンドでも、配信されていますので、田中麗奈の鼻歌には、ご注意の上で(笑)この「徒歩7分」を、機会がありましたら、ご覧頂ければと思います。特に長年、数多くのテレビドラマを視てきて、最近食痛気味の(笑)通な視聴者の皆さんには、ぜひお薦めの作品です。


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第623回ランキング

   
公開
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲
    ♪2006年発表のアルバム「ぜいご」に収録。

  3. 第 3 位 ( △ )
    女王蜂「ヴィーナス」
    テレビ東京・ドラマ24「怪奇恋愛作戦」オープニング テーマ

  4. 第 4 位 ( △ )
    NHK総合・土曜ドラマ「限界集落株式会社」劇中効果音楽 [林ゆうき]

  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NBS フジ・ドラマ「ゴーストライター」劇中効果音楽 [眞鍋昭大・笹野芽実・得田真裕・末廣健一郎]


 近年は、深夜帯のテレビドラマが、一気に普及してきました。10年ほど前は、テレ朝系の金曜ナイトドラマぐらいしかなかったのですが、BSを含めると、今やほぼ毎日、深夜帯でドラマが、放送されています。

 最近の深夜ドラマで、素晴らしいと思った作品は、やはりMBS毎日放送制作の「深夜食堂」です。

 元々コミックが原作で、2009年と2011年に、2シリーズに渡り、計20本を放映。約3年ぶりの第3シリーズは、映画化への含みがあり、さらに10本が制作されています。

 この深夜食堂「めしや」の営業時間は、深夜0時から朝7時頃までという設定。ドラマのオープニングには、唯一のメニュー品目である「豚汁定食」の豚汁を作っているシーンが、必ずあります。

 マスターである小林薫は、1987年と1988年のNHKドラマ「イキのいい奴」で、寿司屋の親方である、主役・兵藤晋作 役を演じ、平均22%の高視聴率と、人気を博しました。小林薫は、数多(あまた)ある俳優の中でも、本当に調理師免許を持ってるのではないかと(笑)思わせてしまう俳優で、実にハマり役です。

 主題歌は、各シリーズ毎に違った曲が流れますが、なんと言っても特筆出来るのは、オープニングで流れる、鈴木常吉「思ひで」です。週間選曲リストでも、1位 2週をマークし、現在もリストインされています。

 鈴木常吉は、かつてのイカ天バンド「セメントミキサーズ」のリード ボーカルで、その昔「東京ラッシャイ」という、スピード感あるスカなチューンを、出していました。

 このブログの週間選曲リストは、多楽器によるアレンジの音楽調性感を、最も大切にしていますが、アイルランド民謡である、この「思ひで」の評価は、G.1本だけの削ぎ落としたアレンジと、歌詞が中心になっています。

 「深夜食堂」の通算話数は、シリーズを超えて、カウントしています。その計30話の中で、第2話「猫まんま」は、ある演歌歌手(田畑智子)の生涯を、僅か30分のエピソードだけで、見事に描き出しており、ドラマ シリーズの流れを決定付ける、最高傑作だと思っています。

 ドラマ特有のフィクション臭さが、この深夜食堂にはなく、ラストでは、ゲスト出演者が、ドラマの延長で、サブタイトルになっている、単品献立のコツを紹介するミニコーナーがあり、最後に視聴者へ、おやすみなさい と、挨拶までするコンセプトからは、不思議な温かさが伝わってきます。

 「深夜食堂」は、約6年に渡るドラマシリーズですが、キャラクターが一変したオダギリジョー以外(笑)レギュラー出演陣が、殆ど変化しないのも特徴です。

 不破万作、松重豊、山中崇、綾田俊樹、安藤玉恵、光石研、宇野祥平、金子清文、須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子が、エピソード毎に入れ替わりながら、深夜食堂の常連客として、ゲストを迎え演じており、この深夜食堂レギュラー陣の変わらぬ普遍性が、ドラマの大きな存在感に昇華しています。

 私は、家族や職場での繋がりを超えて、この深夜食堂レギュラー陣が演じる、常連客同士の繋がりの様なものが、21世紀の社会では、コミュニティの細胞となっていくのではないか? と思う事さえあります。そのコミュニティの変わらぬ優しさと、時代の先見性が、このドラマ「深夜食堂」の魅力なのです。