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FM長野 リスナーである、ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記を、発表・保存しています。

FM長野 周波数

松本   中継局 86・4MHz   10W
大鹿   中継局 81・8MHz    1W
飯田   中継局 88・3MHz  100W
聖    中継局 78・1MHz  100W
飯山野沢 中継局 81・8MHz   30W
小海   中継局 80・3MHz  100W
木曽福島 中継局 81・5MHz   10W
岡谷諏訪 中継局 81・8MHz   50W
善光寺平 中継局 83・3MHz  100W
美ヶ原  送信所 79・7MHz 1000W
コールサイン(呼出符号) : JOZU-FM
演奏所:長野県 松本市   FM長野について

(同局のNHK-FM)
松本   中継局 84・8MHz   10W
大鹿   中継局 85・0MHz    1W
飯田   中継局 77・4MHz  100W
聖    中継局 83・0MHz  100W
飯山   中継局 82・8MHz    3W
小海   中継局 84・9MHz  100W
木曽福島 中継局 82・9MHz   10W
岡谷諏訪 中継局 85・3MHz   50W
善光寺平 中継局 85・7MHz  100W
美ヶ原  送信所 84・0MHz  500W
コールサイン(呼出符号) : JONK-FM
演奏所:長野県 長野市 NHK-FMについて

*

FM長野について

 本社演奏所や、本局送信所の地理的配置、さらに、独特のコールサイン呼称など、全国のJFN加盟局の中でも、FM長野は、放送研究の価値がある、ユニークな存在です。

 旧郵政省による、県域民放FM局の電波割り当てが、長野県にあったのは、1982年10月27日。175件の免許申請調整は、月日を要しましたが、1987年 8月25日、申請一本化に合意。自治体・有力企業総意の元で、長野エフエム放送株式会社が、同年11月12日 創立。FM長野は、1988年10月 1日に、開局しました。

 私は、信州の中心に位置する、美ヶ原高原(海抜2031メートル)の王ケ頭にある、FM長野の美ヶ原 本局送信所が、全国のFMラジオ本局送信所の中で、最も地理的に優れた位置にあると考えています。

 FM長野の本社演奏所と本局送信所の距離は、約11キロほどですが、直線ラインを追うと、送信伝搬が、僅かに王ケ鼻の陰に、隠れてしまいます。そこで、松本市 岡田町の茶子望主山に、反射板を設置。本社演奏所からのSTL波(3・436GHz 10W)は、その反射板(縦横10メートル内)に向かって送信し、反射波を、本局送信所へ届ける、独特な送信の仕組みを、採用しています。

 また本局送信所からの放送波は、県内9ヶ所の中継局で、エアー受けをしています。松本 中継局の場合、約8キロの距離を、5素子1段1面のアンテナで受信し、垂直ダイホールで再送信します。

 特に、FM長野の中継局は、開局以来、音質劣化を避けるため、復調せず再送信している、大きな特徴があります。FM長野は、他局との比較でも、音質が優れたラジオ局なのです。

 開局当時にプレス発表された、FM長野の基本理念は、スリムな体質で健全経営を目指し、地元AM局(SBC)とNHK-FMとの住み分けをしながら、オーソドックスに徹するというものでした。

 開局当時の自社制作番組は、アナウンサーがディレクターも兼務し、自ら調整卓を操作しながら、アメリカンDJスタイルで放送。月曜から金曜まで、5日間連続、約2時間の生ワイドを、女性アシスタントとアルバイト、ひとりずつだけの体制で、オンエアーしてきました。その様にコストをかけず、FM長野の草創期を、一生懸命支えてきたのです。

 長野エフエム放送 沿革にも、まとめてありますが、その後のFM長野の番組編成方針は、この開局から数年間に培った、原資を使い、役員構成の変化に、スライドしながら、FM長野のステーションカラーと共に、形成されていきました。

 これからの地方における、単営ラジオ局の存在価値は、道州制も視野におきながら、サービスエリア内全体の公益に、どう立脚するかで決まります。その存在価値を維持するため、営利活動をし、安定経営に努める、放送事業会社であるべきです。

 県域のJFN加盟局において、自主的な報道セクションを有しているのは、FMぐんま など僅少です。ですから、ニュースの自主取材をしない、FM長野にとって、配信を受けニュースを送出する、松本本社からの、自社制作生放送とネット送出の割合を低下させない事は、本社演奏所の存在理由に係わるほど、重要です。

 重大な緊急災害時は、例外ですが、報道部課の設置より、自主的に選択した、ニュース提供の報道機関と、良い関係を培っていったほうが、リスナーの利益になると考えます。それ故、普段から、緊急ニュースの素早い送出や、それを可能にする、ニュース配信報道機関との連携強化が、ニュース番組そして、ラジオ局自体の価値を維持するため、なによりも不可欠となります。

 ただ配信ニュースというのは、極論をすると、札幌から配信されたニュースを、那覇で放送する事も可能であり、将来まで続く、地方行政区画を見据えた、配信報道機関の設定が不可欠です。

 特にFM長野ニュースを始めとする、音楽放送を主体とした、FMラジオ放送局の定時ニュース報道は、幅広く主要項目(ヘッドライン)を、出来る限り、コンパクトに伝える事も、大切です。

 松本は、音楽芸術都市です。FM長野は、ラジオ放送の本旨である、第1次情報報道の迅速・信頼性を損なわないために、地域・年代に こだわらない、多くのエリア内リスナーの聴取習慣を維持すべく、良質の音楽番組を、放送し続けるべきであり、文化・芸術の面からも、レベルの高い音楽放送を基幹とする、ラジオ局だからこそ、FM長野の本社演奏所を、松本に置く意義があると考えています。

 また長野県の人口動態は、全国平均と比較しても、高齢化が進んでおり、当然サービスエリアとするラジオ局は、人口動態にリスナーターゲットを、スウィングさせなければならないはずです。

 安易なターゲット層を絞った番組は、ターゲット外の絶対多数のリスナーが、確実にラジオから、離脱させる結果に繋がりかねません。従来からの、オーディエンス・セグメント編成では、ラジオを救えないのです。

 信州に移り住む前月の、1991年 3月から、私は、定期発行されたFM長野の「番組表」(タイム テーブル)を、収集・保存し続けています。その数は、現在200枚を超えました。開局時である、1988年10月 第1号など、初期のタイムテーブルも、コピーを入手し、所有しています。

 私は、ラジオ放送に対して、全国にいるヘヴィなリスナーとは、違ったスタンスを、心に持っています。

 全国のラジオ放送局は、放送局である以前に、国から免許を受けた「無線局」であるという認識です。呼出符号であるコールサイン(JOZU-FM)が存在するのは、FM長野は、国から許可を受けた無線局だからに、他なりません。

 このブログ、特に送信解析 FM長野にも書いていますが、私が、FM長野を、長年愛聴している根本の理由は、佐渡島から茨城・大阪に至るまで、受信可能であるFM長野が、国から許可を受けた、無線局としての、送信伝搬の優秀性を、有しているからです。

 FM長野も、これから未来へ向かい、番組形態もDJも勤める社員さんも、そしてリスナー自身も、確実に入れ替わっていくことは避けられません。ですが、その中で私は、数少ない長期間 入れ替わらないリスナーとして、健康である限り、これからもFM長野を、聴き続けていきたいと考えています。

MY RADIO

tivoli audio Model One

愛用しているメインラジオです

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NHK-FMについて

 NHK-FMは、1957年に開局した、FMラジオ放送の老舗です。長野は、1964年に開局しました。クラシック音楽を中心として、ポピュラー洋楽・歌謡曲・ワールドミュージック、そして純邦楽・民謡に至るまで、あらゆるジャンルの音楽を、差別なく放送しています。

 NHK-FMの最大の特徴は、オンエアー曲を、ノーカット完奏させる点にあり、開局以来、その編成方針を貫いています。

 平日の朝・午後そして夜と、クラシック音楽放送を、帯ワイドで編成。特に、夜の帯番組「ベスト・オブ・クラシック」は、NHK-FMの看板番組になっており、その時間に放送される、NHK交響楽団 定期演奏会の生中継は、NHK-FMの、最重要な音楽番組になっています。

 定時ニュースは、7時・12時・19時、および深夜1時から4時までの毎正時に、ラジオ第1放送と、同時放送されています。但し、NHK交響楽団 定期演奏会の生中継の時は、基幹の19時のニュースを、休止します。

 NHK-FMでは、原則として、臨時ニュース・ニュース速報を放送しませんが、緊急地震速報特別警報は、全国に送出。また気象警報・竜巻注意情報などは、対象エリアに向け、カットインで放送されています。

 長野局からの地域放送は、現在11時50分と、18時50分からの、10分間のみ。土日に至っては、僅か5分間ずつと、だいぶ減ってしまいました。この地域放送は、交通情報・気象情報・お知らせ などですが、全国学校音楽コンクール県内優秀作品を、この10分間で、オンエアーする事もあります。

 1970 ~ 80年代のNHK-FMは、平日 午後6時台の1時間と、土曜日の午後3時間に渡り、全国の放送局が、各局ごとに、リクエスト番組を中心とした、独自編成をしており、個性あふれる、素晴らしい時代でした。

 私は、NHK-FMの地域放送として、土曜午後各局毎に、オンエアーされていた「FMリクエストアワー」を、1976年から1982年頃まで、熱心に聴いていました。

 私が最初に、ラジオでリクエストが、採用されたのは、NHK-FM福島局の「FMリクエストアワー」(宮川泰夫 アナが担当)でした。私の住んでいた、茨城県 北茨城市では、NHK-FM水戸の北茨城 中継局があり、またその10キロ程度隣りには、NHK-FM福島の勿来 中継局もありました。土曜 午後には、水戸・福島2局のFMリクエストアワーを、クリアに聴く事が出来たのです。

 3時間の生放送は、各局のNHKアナウンサーが、民放ラジオより、自由闊達に担当する事が許されており、長野局のリクエストアワーでは、毎週独自のチャート(ベスト11)を発表していました。FM長野の開局前には、NHK-FMの地域放送が、FMラジオ放送の中で、大きなウエイトを占めていたのです。

 FMラジオ放送で、音楽を楽しむという、スタイルを続けている人達や、曲目まで掲載された、番組表を見ながら、FMラジオ放送を楽しむリスナーは、まだ多く存在します。FMラジオ雑誌は、2001年に総て、休廃刊してしまいましたが、今も、曲目付き番組表を掲載した“FM CLUB”誌が、定期購読限定で、発行されています。

 長野県内だけでも、FM長野 10ヶ所に対し、NHK-FM 24ヶ所と、圧倒的な数の、送信所・中継所からの電波で、全国放送されている、NHK-FMの歴史は、音楽ラジオ放送の原点は何か? いつもFM長野を始め民放FMへ、問いかけながら刻んできました。そして現在も、クラシック音楽番組中心の、安定した番組編成と放送を続けています。

 我が家では、NHK受信料を、支払っています。この受信料には、ラジオ機能の維持にも、使われており、FM長野リスナーを、標榜していますが、払った受信料の分だけは、NHK-FMを聴く権利があります(笑)。クラシック番組を聴きながら、昼寝が出来る休日は、まさに至福の時です(笑)。

 NHK-FMには、全曲完奏で音楽放送する、佳き伝統を継承しながら、FM長野リスナーである、私の避難先(笑)となって欲しいものです。FMラジオ放送に囲まれた日々は、私にとって、理想的なスローライフなのです。

MY ANTENNA

vertical polarized antenna for fm-Radio

ベランダにある屋外FMアンテナ
松本中継局(垂直偏波)受信専用です。

G U I D E

 ここは、長野県 松本市 に在住している、FM長野 リスナー『ラジオネーム:チャート★ドランカー』の個人ブログです。

 「週間選曲リスト」では、ラジオ・テレビ放送音楽に関する私の評論を、5曲ごとの選曲と順位で、象徴的に表現しています。

 「週間放送視聴日記」には、徒然なるままな、身辺雑記を織り交ぜながら、オールラウンドなラジオ・テレビ番組の、レビューやデータが、掲載されています。

 このふたつのコンテンツを、毎週1リストにし、発表・保存しており、トップページでは、最新5週分のリストを、連記で掲載しています。

 コメント・トラックバック欄はありません。コミュニケーションツールとして、Google +1 ボタンを、全リストのフッターに、設置しています。

 拍手のお気持ちが ございましたら、どうぞ お気軽に、このソーシャルボタンから、お伝えください。

 広告等は、一切表示しないポリシーで、開始時から、ブログを運営しています。デザイン総てが、手作りです。

 週1回「定点観測」の積み重ねで、FM長野を始めとする、信州のラジオ・テレビ放送の歴史を、この小さなブログで、ゆるやかに紡いでいく事が出来れば、嬉しい限りです。


BLOG PET

かめクン

このブログでも おなじみ
長年 飼い続けている
ミシシッピ アカミミガメの
ごぞんじ『かめクン』です。

L I N K S


【 週間選曲リスト 】

【 週間放送視聴日記 】

最新5週連記

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第623回ランキング

   最新リスト
公開日:
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲
    ♪2006年発表のアルバム「ぜいご」に収録。

  3. 第 3 位 ( △ )
    女王蜂「ヴィーナス」
    テレビ東京・ドラマ24「怪奇恋愛作戦」オープニング テーマ

  4. 第 4 位 ( △ )
    NHK総合・土曜ドラマ「限界集落株式会社」劇中効果音楽 [林ゆうき]

  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NBS フジ・ドラマ「ゴーストライター」劇中効果音楽 [眞鍋昭大・笹野芽実・得田真裕・末廣健一郎]


 近年は、深夜帯のテレビドラマが、一気に普及してきました。10年ほど前は、テレ朝系の金曜ナイトドラマぐらいしかなかったのですが、BSを含めると、今やほぼ毎日、深夜帯でドラマが、放送されています。

 最近の深夜ドラマで、素晴らしいと思った作品は、やはりMBS毎日放送制作の「深夜食堂」です。

 元々コミックが原作で、2009年と2011年に、2シリーズに渡り、計20本を放映。約3年ぶりの第3シリーズは、映画化への含みがあり、さらに10本が制作されています。

 この深夜食堂「めしや」の営業時間は、深夜0時から朝7時頃までという設定。ドラマのオープニングには、唯一のメニュー品目である「豚汁定食」の豚汁を作っているシーンが、必ずあります。

 マスターである小林薫は、1987年と1988年のNHKドラマ「イキのいい奴」で、寿司屋の親方である、主役・兵藤晋作 役を演じ、平均22%の高視聴率と、人気を博しました。小林薫は、数多(あまた)ある俳優の中でも、本当に調理師免許を持ってるのではないかと(笑)思わせてしまう俳優で、実にハマり役です。

 主題歌は、各シリーズ毎に違った曲が流れますが、なんと言っても特筆出来るのは、オープニングで流れる、鈴木常吉「思ひで」です。週間選曲リストでも、1位 2週をマークし、現在もリストインされています。

 鈴木常吉は、かつてのイカ天バンド「セメントミキサーズ」のリード ボーカルで、その昔「東京ラッシャイ」という、スピード感あるスカなチューンを、出していました。

 このブログの週間選曲リストは、多楽器によるアレンジの音楽調性感を、最も大切にしていますが、アイルランド民謡である、この「思ひで」の評価は、G.1本だけの削ぎ落としたアレンジと、歌詞が中心になっています。

 「深夜食堂」の通算話数は、シリーズを超えて、カウントしています。その計30話の中で、第2話「猫まんま」は、ある演歌歌手(田畑智子)の生涯を、僅か30分のエピソードだけで、見事に描き出しており、ドラマ シリーズの流れを決定付ける、最高傑作だと思っています。

 ドラマ特有のフィクション臭さが、この深夜食堂にはなく、ラストでは、ゲスト出演者が、ドラマの延長で、サブタイトルになっている、単品献立のコツを紹介するミニコーナーがあり、最後に視聴者へ、おやすみなさい と、挨拶までするコンセプトからは、不思議な温かさが伝わってきます。

 「深夜食堂」は、約6年に渡るドラマシリーズですが、キャラクターが一変したオダギリジョー以外(笑)レギュラー出演陣が、殆ど変化しないのも特徴です。

 不破万作、松重豊、山中崇、綾田俊樹、安藤玉恵、光石研、宇野祥平、金子清文、須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子が、エピソード毎に入れ替わりながら、深夜食堂の常連客として、ゲストを迎え演じており、この深夜食堂レギュラー陣の変わらぬ普遍性が、ドラマの大きな存在感に昇華しています。

 私は、家族や職場での繋がりを超えて、この深夜食堂レギュラー陣が演じる、常連客同士の繋がりの様なものが、21世紀の社会では、コミュニティの細胞となっていくのではないか? と思う事さえあります。そのコミュニティの変わらぬ優しさと、時代の先見性が、このドラマ「深夜食堂」の魅力なのです。

第622回ランキング

   
公開日:
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲

  3. 第 3 位 ( △ )
    女王蜂「ヴィーナス」
    テレビ東京・ドラマ24「怪奇恋愛作戦」オープニング テーマ

  4. 第 4 位 ( ▽ )
    NBS フジ・ドラマ「ゴーストライター」劇中効果音楽 [眞鍋昭大・笹野芽実・得田真裕・末廣健一郎]

  5. 第 5 位 ( ★ )
    NHK総合・土曜ドラマ「限界集落株式会社」劇中効果音楽 [林ゆうき]
    ♪林ゆうき らしい劇伴だが、やはり調性は整っている。


 昨年1月、総務省が決定した「AMラジオ放送を補完するFM中継局に関する制度整備の基本的方針」に基づき、今年に入ってから、全国にAMラジオ局のFM同時放送が、一気に普及する様相を呈してきました。このFM同時放送をする、新たなAMラジオ放送の中継局を「FM補完中継局」と称しています。

 総務省の「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」が、中間とりまとめで、初めてAMラジオ放送のFM同時放送容認を提言してから、僅か1年6ヶ月しか経過していない段階ですが、現在までに、RNB南海放送(愛媛県)KNB北日本放送(富山県)MBC南日本放送(鹿児島県)で、AMラジオのFM補完放送が、スタートしています。

 その後も、全国でFM補完中継局の、予備免許交付が進んでおり、特に東京のTBSラジオ・QR文化放送・LFニッポン放送では、東京スカイツリーから、出力7Kwで、来年春のFM補完放送を、開始する事が決定しました。

 改正された基幹放送用周波数使用計画や、電波法施行規則を精読していくと、FM補完放送の重要なポイントが見えてきます。

 第1は、FM補完中継局免許の条件として、申請にあたり、当該県域FMラジオ事業者との、調整の結果を示す資料を添付する事が、要求されている点です。

 全国にあるJFN加盟局としては、当然な条件ですが、厳密に文意を汲むと、調整協議の必要はありますが、当該県域FMラジオ事業者との最終合意までは、求められていないのではないか? との解釈が成り立ちます。

 第2に、首都圏・関西などの広域を含む全都道府県に、FM補完放送の周波数割当が、現在はされていますが、2020年(平成32年)3月31日までに、FM補完中継局が置局されない時は、未使用の周波数を削減する点です。

 必要のないFM補完局の周波数割当は、取り消すとの政策が明確ですが、裏を返せば、この期限までに、FM補完局の普及を、一気に促進させる効果もあります。

 第3に、FM周波数の割当は、民放AM局を、原則として対象とし、NHKラジオ第1放送には、割当されていない点です。これにはNHKが、既に新たな割当を主張し始めていますが、NHK-FMの存在を、総務省は、補完とみなしているのかも知れません。

 一連の動きで、私が特に驚いたのは、RNB南海放送が、このFM補完局の開局準備に合わせて、伊予市にある行道山 本局送信所と、新居浜 中継局で、同一周波数による、FM同期放送の実験を行った点です。

 このFM同期放送が上手くいくと、ひとつのFM補完中継局の周波数割当で、他の多くの中継局でも、FM補完放送が可能になり、AM局のFM補完放送が、一気に広がってしまいます。

 私は、FM長野の周波数を、送信所・中継所総てで、79・7MHzに統一して、中継局のエアー受けを、デシタルの独自波にすればいいと思っていましたが、まさか そのアイデアの端緒が、FM補完中継局の構想に、先取りされるとは、思ってもみませんでした(笑)。

 また、FM補完放送が認められた、90・1 ~ 94・9MHzが受信できるラジオの普及は、容易ではなく、時間がかかるとも思っていましたが、各メーカーが、95MHzまで受信可能な機種を、一気に発売してきたのにも、驚きました。

 私が愛用しているチボリオーディオは、外国製のラジオですが、既に対応を開始し、モデルワンなどは、この春から95MHzまで、受信可能な機種を投入するとの事です。

 AMラジオのFM補完放送など、従来の電波行政からは、絶対に許されなかった構想です。それが国土強靭化という、国策の名の元に、急速に進んでしまった背景には、やはり東日本大震災が、ターニングポイントになっており、東日本大震災が、ラジオメディアを、根本から変えてしまった気がします。

 TOKYO FMとJFNが進めている、V-LOWマルチメディア放送は、厳しい開局条件が影響してか、まだ免許申請の段階まで至っていません。JFN加盟局全体が、番組編成の根幹も含めて、公共公益性に立脚した、AMラジオのFM補完放送に対しての早急な対策は、必要だと思われます。

 長野県にも、SBC信越放送を対象として、92・2MHzが、FM補完局用の周波数として、割当られています。

 FM長野リスナーの私としては、この92・7MHzが、2020年まで使われずに、経過するのが一番かも知れませんが(笑)長野県のラジオ放送は、事業者間が、微妙なバランスの上で成り立っており、民放ラジオ放送の広域化問題も絡む中で、2020年 3月までの5年間に、果してどうなっていくのか? 全く不透明です。

第621回ランキング

   
公開日:
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲

  3. 第 3 位 ( △ )
    NBS フジ・ドラマ「ゴーストライター」劇中効果音楽 [眞鍋昭大・笹野芽実・得田真裕・末廣健一郎]

  4. 第 4 位 ( ▽ )
    NBS フジ・ニュース情報番組「Mr.サンデー」オープニング テーマ音楽 [林ゆうき]
    ♪1位 1週、登場 8週。

  5. 第 5 位 ( ★ )
    女王蜂「ヴィーナス」
    テレビ東京・ドラマ24「怪奇恋愛作戦」オープニング テーマ
    ♪パンクロックに類すると思うが、見事に調性が取れたドライブ感。


 このブログは、2003年 1月から続いていますが、開始当時の12年前は、まだ個人ホームページ花盛りで、ブログ自体は、ほんの少し登場してきた頃でした。

 それから、個人ブログがブームとなり、一気に浮上しましたが、ひとつのブログを、現在まで継続しているブロガーは、すっかり少数派になってきました。

 よくある有名人のオフィシャルと称するブログは、フォトまかせで、テキストは数行というのが、数多くあり、発表するコンテンツはなく、自分のタレントから由来する、私生活の切り売りが全てです。

 この様なブログは、更新日時からの耐久時間は短く、グーグルさんの通常検索でも、過去のアーカイブは、個別記事として、サーチエンジンに、引っかかりません。

 せめて、未来からのアーカイブに、耐えられるテキストを、書き残していかないと、そのタレント性が減衰した後に、実に陳腐な日記を、全世界に(笑)公開していたと、自責の念に苛まれる事に、繋がりかねません。

 やはり、ひとつの記事に、1000字以上のテキストがないと、アーカイブの価値は生まれず、それが出来ないという点に、ブログを始めても、長く続かない起因がある様です。

 ブログを挫折した人の話を見聞きすると、他の人が出来るから、自分も出来ると、安易な気持ちで始めて、実際10ページ以内で、コンテンツ不足から、挫折してしまう例が、殆どです。

 今では、マイクロブログとして名高い、twitterもありますから、挫折したブロガーの多くが、そちらに移行しています。

 挫折した方は、何を書くのかで、苦しんでいたのだと思いますが、私のブログで、最も重要としている点は、全く逆で、何を書かないのか? の判断なのです(笑)。

 初めての方へ ご案内にも「ブロガーとしての感情は、記録する音楽・放送番組や、社会現象の選択だけで、まず表現します。」と宣言してある通り、書く価値のあると判断した事象のみ書き、他は一切無視する(笑)その選択を、最も重視しています。

 週1回という、更新ペースが定まっている、テキスト ブログですから、その取捨選択が、ブログとしての評価水準に、反映されていくのです。そして、次に大切にしているのが「文章の定型性」です。

 同じく初めての方へ ご案内には、週間放送視聴日記の説明として「私が長年飼っている、ミシシッピアカミミガメの かめクン の話など、季節感や文章の定型性を大切に、徒然なるままな、折節の身辺雑記も織り交ぜて構成しています。」と書いてあります。

 かめクン の話は、横に置いといて(笑)この文章の定型性が、最も端的に表現されているのは、ベーシック リストの「年間ランキング」です。

 第500回記念 全期間ランキングを含む、毎年の年間ランキングが、ほぼ同じスタイルです。ここでは紹介致しませんが(笑)細かいルールがあって、それに基づき書かれています。

 自ら創造していった定型性である限り、この文章の定型性こそ、週間選曲リストと違和感なく溶け込んでいく、システマライズされたブログを、支えているのです。

 PCからガラケーまで、どんな端末でも差別無く、全文を読める様に自作した、HTML5やCSSも、まさしく この文章の定型性の根幹であり、このブログの基礎部分を、構成していると思っています。

 もちろん、健康に恵まれたという理由が、最大ですが、HTML5やCSSのソースを含めて、この12年の間に、ブロガーの体に染みついた、文章の定型性という、マイルールのおかげで、毎週休みなくブログが、更新出来ているのです。

第620回ランキング

   
公開日:
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲
    ♪原曲は“Pretty Maid Milking A Cow”。

  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NBS フジ・ニュース情報番組「Mr.サンデー」オープニング テーマ音楽 [林ゆうき]

  4. 第 4 位 ( △ )
    NBS フジ・ドラマ「ゴーストライター」劇中効果音楽 [眞鍋昭大・笹野芽実・得田真裕・末廣健一郎]

  5. 第 5 位 ( ▽ )
    SBC TBS・金曜ドラマ「ウロボロス」劇中効果音楽 [木村秀彬]


 4年ほど前に、テレビ録画そしてラジオ録音、アナログテープのデジタルファイル化は、完了しました。新規のテレビ録画は、mpeg2(mp2)ファイルで、ラジオ録音は、MP3(MPEG1 Audio Layer-3)ファイルで、現在デジタル保存しています。

 それを今年から、テレビ録画に関しては「mp4ファイル」での保存に、切り替えました。mp4とは、mpeg4の事で、動画データを格納するファイルとしては、mpegの中でも、進化した圧縮形式です。

 元を質せば、Appleが開発した、QuickTimeのファイル形式が原点で、QuickTimeの構造が、多く採用されています。

 アナログテープのデジタル化作業では、特段の圧縮はせず、総てをmpeg1ファイルで、デジタル化。新規のデジタル録画は、素直に(笑)mpeg2ファイルで、保存してきました。

 しかし、DVDに保存してきた録画ファイル数も、1500近くになり、そろそろデータの圧縮を考えていかないと、大変効率の悪い、デジタル録画保存になってしまいます。

 エンコードしたファイルを、再生して比較した時、明らかに劣化を視認してしまえば、お話になりませんが、同サイズでしたら、mp4では、ほとんど劣化が認められません。

 また、PCの他に、モバイルや再生専用機で、視聴できる汎用性も大切で、それらが満たされてこそ、動画の圧縮で、ファイルのデータ量を減らす意味があると思います。

 デジタルテレビの録画ファイルでしたら、該当するビットレートで、劣化が視認出来ないほど再現性が高く、現在普及度が上昇している、mp4方式が、総合的にも、適切だと考えました。

 私のmp4ファイルの設定は、映像が H.264(MPEG-4/AVC)音声が AACと、オーソドックスなものです。

 但し、この設定の場合、圧縮・再生ともに、CPUの負荷は高くなるので、使っているPCによっては、少々重くなる可能性がありますが、この秋に取り替えたPCでは、全く問題がなく、再生専用機などでは、この懸念は当たらないと思われます。

 今までのmpegファイルに関しては、もちろん そのまま、保存していく事にしました。mp4とは、動画のコンテナみたいなものですので、拡張子を、mp4に変更しても(笑)ちゃんと再生されて、名目上(笑)mp4ファイルになってしまいます。

 なおラジオ録音は、従来通り、最も普及している音響圧縮方式である、MP3ファイルで行っていきます。

 そう言えば、DVD-RAMで録画していた、初期のデジタル録画の、個別のファイル化を、まだ済ませていません。ブログ内検索で調べてみましたら(笑)2012年に、やると書いてあり、3年間ほったらかしでした(笑)。

 どうにか この作業を再開して、これもほったらかしだった、RAID対応な外付けHDDでの、全録画・録音ファイルの統合管理に、漕ぎ着けたいと思っています。

第619回ランキング

   
公開日:
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]

  2. 第 2 位 ( △ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲

  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NBS フジ・ニュース情報番組「Mr.サンデー」オープニング テーマ音楽 [林ゆうき]

  4. 第 4 位 ( ★ )
    SBC TBS・金曜ドラマ「ウロボロス」劇中効果音楽 [木村秀彬]
    ♪ENAが唄う、英語歌詞の美しい劇伴がリスト対象。

  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    NBS フジ・ドラマ「ゴーストライター」劇中効果音楽 [眞鍋昭大・笹野芽実・得田真裕・末廣健一郎]


 今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主役は、女優・井上真央です。25日に、NHK総合で放送された、作家・宮尾登美子 さんの追悼番組で、第1回を、そのままオンエアーしているドラマ「蔵」は、井上真央が、子役だった頃の代表作です。

 井上真央は、ここ松本平が舞台となった、2011年の朝ドラ「おひさま」では、ヒロイン。その年の第62回 NHK紅白歌合戦では、ここ10年で、唯一紅組が優勝した時の司会です(笑)。

 幕末志士の先駆けとして殉じた、吉田松陰の実妹を、その井上真央が演じており、今までのテレビドラマでは、大きく取り上げなかった、歴史上の人物です。そのせいか視聴率は、第1回の16・7%から、13・4% → 15・8% → 14・4%(関東地区)と推移しています。

 吉田松陰の実妹である杉文は、生涯で2度嫁ぐ事になります。1人目は、久坂玄瑞(東出昌大)。2人目が、小田村伊之助、後の楫取素彦(大沢たかお)です。

 一気に駆け抜ける生涯だった、兄・松陰とは異なり、2度目に嫁いだ夫が、男爵位まで登り詰める、維新功労者であった事から、杉文(楫取美和子)は、鹿鳴館外交に至るまで、明治時代の表舞台を、歩いていきます。

 音楽は、川井憲次が担当。テーマ音楽は、既に週間選曲リストで、1位評価を受けています。川井サウンドの得意技ともいえるスキャットと、吉田松陰の遺した、和歌に基づく歌詞を、大規模な合唱にした、最近の大河テーマ音楽にはない、量感溢れるスコアリングです。

 川井憲次の劇伴の特色と言えば、3年間の通算で、1位 3週 登場38週をマークした「科捜研の女」劇中効果音楽に象徴される、アレンジを微妙に変えながらの、徹底した和音繰り返しです。

 今回の「花燃ゆ」テーマ音楽は、表面の旋律に、際立った和音繰り返しは、みられませんが、裏でホーンセクションや、パーカッションが刻んでいるリズムは、確かに和音を繰り返しており、コーラスからスキャットへは、その裏リズムを、上手く連結し、絶妙に転調しています。

 そして、ラストのスキャットでは、途中から、大胆な打楽器による、繰り返す和音が鳴り響きます。この週間選曲リストでも、登場週の選曲理由に、川井憲次サウンドの集大成と、書きました通り、この「花燃ゆ」テーマ音楽は、類例なき素晴らしいものがあります。

 今週の第4回冒頭では、ぺリーが乗り込んでいる黒船に、密航しようとした、伊勢谷友介演ずる吉田寅次郎(松陰)が、唐丸籠で護送される時、大沢たかお演ずる小田村伊之助は、寅次郎(松陰)に向かい「いっつもじゃ。お前は、いっつもそうやって、のめる様に先をせぐ。なんで待てん。なんでせぐんじゃ。」と恫喝していたシーンがありました。

 恫喝された吉田寅次郎(松陰)は、唐丸籠の中で、実に複雑な微笑を、浮かべていました。私は、これを視ていて、イスラム国に捕らわれ、苛烈な運命を突きつけられている、フリージャーナリスト後藤健二 氏を、思い起こしたのです。

 湯川遥菜 氏を救出しようとして、単身イスラム国へ、乗り込む直前に残したビデオで、堂々と語っていた、その目的と論理に「お前は、いっつもそうやって、のめる様に先をせぐ。なんで待てん。なんでせぐんじゃ。」と言った、大沢たかお の台詞が、なぜかオーバーラップしていました。

 幕末に礎となるべく、前のめりに突貫した吉田松陰と、2015年の現代が、妙に重なりあう気がしてなりません。最近の大河ドラマに顕在化していた、台詞や設定に関する、歴史考証上の問題点もなく、原作・脚本の宮村優子は、大変佳くライティングしています。大河ドラマ「花燃ゆ」の、今後の展開に、期待しています。

 2015年 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」25日 放送・第4回「生きてつかあさい」のタイトルバック・クレジット(配役発表)序列は… ○ 井上真央 → △ 大沢たかお → △ 伊勢谷友介 / △ 原田泰造 →→ 優香 / △ 石丸幹二 / △ 麻生祐未 →→ 泉澤祐希 / △ 井川遥 →→ △ 内藤剛志 →→ △ 檀ふみ →→ △ 奥田瑛二 →→ ○ 長塚京三 →→ ◎ 北大路欣也 …となっています。

 ここに掲載されたピンクレ(1画面に1人だけ配役が紹介される)俳優を評価対象としました。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや、区切り方にも意味合いがあり、それらを分析。無印 → △ → ○と評価が上がっていって「トメ」の ◎ が、今回における最高評価俳優と、このブログでは、独自に格付けしています。