●第1位 (⇒)
茉樹代「桜咲くまで」
SBC(TBS=MBS)・ドラマ30「桜咲くまで」主題歌
●第2位 (⇒)
NBS(フジ)・木曜劇場「白い巨塔」劇中効果音楽(加古隆)
●第3位 (△)
浜崎あゆみ“Moments”
コーセー化粧品テレビCMソング
●第4位 (▽)
DREAMS COME TRUE「やさしいキスをして」
SBC(TBS)・日曜劇場「砂の器」主題歌
●第5位 (★)
イエロージェネレーション「扉の向こうへ」
SBC(TBS)・アニメ「鋼の錬金術師」エンディングテーマ曲
♪とてもキレの良い秀でたアレンジのアニソン。
◆藤沢周平原作・金曜時代劇「蝉しぐれ」(2003年8月〜10月・本放送)の再放送を視ました。義父・助左衛門(勝野洋)が無実の謀反の疑いで切腹し、処刑直後主人公の牧 文四郎(内野聖陽)が父の亡骸を受け取り、幼なじみのふく(水野真紀)と、山腹の寺まで、父の遺骸を大八車で運ぶ強烈なシーンが、この時代劇を貫く原風景です。全体が後に主君の側室になったふくとの、密会の場での回顧という形をとり、私の様な正当派時代劇ファン(笑)としては、とっつきにくい印象が当初ありました。しかしようやくこの再放送で、その筋の深さに気付きました。己の剣の道と、どんな境遇でも変わらぬ友・小和田逸平(石橋保)島崎与之助(宮藤官九郎)らの友情で、義母(竹下景子)を助け、道場師範(石橋蓮司)から伝授された「秘剣村雨」で、義父を陥れた家老(平幹二朗)と対決し、謀反人の子としての過酷な運命を切り開いていく、下級青年藩士の歳月が「蝉しぐれ」鳴く夏の日の密会に凝縮されていたのです。音楽は小室等が担当。独特の劇伴音楽と、若草恵が編曲した主題歌「遥かな愛…」(歌:普天間かおり)は名曲で、その曲が流れるラストのタイトルバックは美しくもあります。「蝉しぐれ」が描く世界は、リストラや能力報酬主義に翻弄される現代社会に、深く通じるものがあり、そこが人気の源泉なのかも知れません。
