●第1位 (△)
SBC(TBS)・日曜劇場「華麗なる一族」メインテーマ及び劇中効果音楽(服部隆之)
●第2位 (▽)
NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽(千住明)
●第3位 (△)
倉木麻衣“Season of love”
abn(テレ朝)・木曜ミステリー「新・京都迷宮案内」主題歌
♪作曲・大野愛果、編曲はCybersound。
●第4位 (▽)
井上陽水“Make‐up Shadow”
トヨタ自動車テレビCMソング
●第5位 (▽)
abn(テレ朝)・ドラマ「相棒〜警視庁ふたりだけの特命係」劇中効果音楽(池頼広)
◆16日発表になった第30回日本アカデミー賞の最優秀作品賞に「フラガール」が選ばれました。「フラガール」は、あの常磐ハワイアン・センター(現・スパリゾートハワイアンズ)の誕生秘話を描いた作品です。私はブロガープロフィールでも紹介した通り、茨城県最北の市である北茨城市に、年少の頃住んでいました。元・米米CLUBの石井竜也氏は、私の1年上の中学校の先輩です(笑)。隣町が福島県いわき市。そこに常磐ハワイアンセンターがあり、私の小学生の頃急成長していました。とにかくいわき市の湯本温泉郷を抜けると、いまだに旧炭鉱町の名残がある街並み。陰気なボタ山跡を抜けると、突然「ハワイ」が出現します(笑)。この別世界感は行ってみないと体験できません。「フラガール」で岸部一徳が演じた、常磐炭礦副社長の故・中村豊氏は、当時斜陽化が著しい炭鉱産業と従業員を何とか救済しょうと、あの常磐ハワイアンセンターを創業しました。まだ東京ドームも存在しない時代に、中村豊氏は大学ノートの構造計算だけで、柱を一本も使わない「ダイヤモンド・トラスト工法」の温泉熱ドームを起案計画し、1966年(昭和41年)1月16日開業したのです。「フラガール」でも中心に描かれている、ポリネシアンショーのダンサーを、炭坑従業員の子女から独自に養成したのも、中村豊氏のアイデアです。まさしく創業者の中村豊氏は、神がかり的な天才経営者でした。中村豊氏が、常々言っていたことが3つあります。「他人の真似はするな、自分たちの力でやれ、地域と共に歩め」。同じ炭坑町で財政再建団体への陥落が決まった北海道夕張市で、昨年9月この「フラガール」の試写会があり、場内は感涙に包まれたそうです。どんな産業でも、大胆な発想と行動力が必要な時はあります。その必要な時を逃すと衰退あるのみです。創業者・中村豊氏の銅像は、スパリゾートハワイアンズ敷地内にあり、座しながら「フラガール」の舞台となり、累計来館者5千万人を突破した、旧・常磐ハワイアンセンターを静かに見つめ続けています。
