●第1位 (△)
TSB(日テレ=YTV)・ドラマ「伝説のマダム」劇中効果音楽(中村竜哉)
●第2位 (⇒)
元ちとせ「千の夜と千の昼」
コカ・コーラ日本茶飲料テレビCMソング
●第3位 (▽)
諫山実生「朝陽の中で微笑んで」
ABN(テレ朝)・ドラマ「動物のお医者さん」主題歌
●第4位 (☆)
NHK総合・ドキュメンタリー「地球に乾杯」テーマ音楽(羽毛田丈史)
♪現在放送しているドキュメンタリー番組のテーマ音楽では最高評価。
●第5位 (▽)
NHK総合・海外ドラマ「ER〜緊急救命室」テーマ音楽(Martin Davich)
◆また録画テープ整理の傍ら、懐かしのテレビドラマを視ました。今週は浅野温子が主演した「沙粧妙子 最後の事件」(フジテレビ系・1995年7月〜9月・本放送)。人間の「悪意」と「理性」を主題とした刑事ドラマです。次から次と、猟奇殺人を描いているため、今思うと放送倫理上限界点の作品かも知れません。しかし、それを大きくクリアしてしまう、圧倒的な劇伴音楽効果により相乗したストーリーの展開が、このドラマの強い魅力なのです。沙粧妙子役に浅野温子。池波技官:佐野史郎、松岡刑事:柳葉敏郎・高坂警部:蟹江敬三、妹・沙粧美代子:黒谷友香が客演。どうしても「ツイン・ピークス」の影響を受けたかの様な、変死体映像の美的効果と、劇中で使われる“薔薇の花びら”に象徴される猟奇殺人を強くアピールしてしまう、この「沙粧妙子 最後の事件」が、それでもなお素晴らしい作品と言い切る事ができるのは、全編を貫く、岩代太郎が創った劇伴音楽の傑作が存在するからです。テーマ音楽をはじめ、BG音楽ひとつひとつの完成度の高さは、最高評価に値します。名優・佐野史郎の独壇場となった、凄惨な第10話ラスト6分間に、フルで流れたテーマ音楽は、タイトルバックと並んで、鮮やかな程美しく、岩代太郎の音楽なくして、このテレビドラマは成立しません。劇伴音楽の重要性を、強く認識させられる作品でもあるのです。
