●第1位 (⇒)
NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽(千住明)
●第2位 (⇒)
SBC(TBS)・日曜劇場「華麗なる一族」メインテーマ及び劇中効果音楽(服部隆之)
♪メインテーマが流れるエンディングに、台詞を乗せてしまうのは残念。
●第3位 (△)
井上陽水“Make‐up Shadow”
トヨタ自動車テレビCMソング
●第4位 (▽)
abn(テレ朝)・ドラマ「相棒〜警視庁ふたりだけの特命係」劇中効果音楽(池頼広)
●第5位 (⇒)
倉木麻衣“Season of love”
abn(テレ朝)・木曜ミステリー「新・京都迷宮案内」主題歌
◆NBS長野放送(フジ)木曜劇場「拝啓、父上様」が、今期ドラマでは、なかなかの出来です。タイトルからして、今から32年前に日テレで放送された金曜劇場「前略おふくろ様」(1972年10月〜1973年3月/1973年10月〜1974年3月・全2部50話本放送)を彷彿とさせるこの作品には、やはり脚本家・倉本聰の得意技と言うべき、主人公の心情を同時通訳(笑)的にナレーションさせる手法が全編で貫かれており「前略おふくろ様」から、そのままの役柄で、2人レギュラー入りしている点にも共通項があります。まず花板の小宮竜次こと梅宮辰夫は「前略おふくろ様」で、かつて同じ花板・村井秀次を演じ、その後の32年間まるで板前を続けてきたかの様なイメージがあり(笑)厨房シーンでの手さばきは実に見事です。特に8日の第5話放送で、竜次(梅宮)がマンション店舗への建て替えを嫌って家出した、大女将をかばい完黙を続ける、主人公の三番板・田原一平(二宮和也)を「街は時代の流れで形を変える」と諭す長台詞には、常に自然共生をテーマに書き綴ってきた、倉本聰から初めて「都市理論」を聴く様で新鮮でした。大女将・坂下夢子役の八千草薫も「前略おふくろ様」第2部での女将・竹内かやと、ほとんど変わらない天然キャラが炸裂しています(笑)。私見ですが、美しく年齢を重ねた女優を三人挙げるならば、香川京子・藤村志保そして八千草薫と言い切る事が出来るかも知れません。二番板で婿の坂下保役・高橋克実もなかなか堂にいっており、若女将の坂下律子役・岸本加世子も厳しさと優しさのバランスがとれた役を演じ切っています。さらに男性視聴者的には、一平の母親役である高島礼子と、芸者役の木村多江が共演している事自体、奇跡のキャスティングと言っても過言ではありません(笑)。音楽に関しては、「前略おふくろ様」の井上尭之が素晴らしい劇伴音楽をスコアリングしたのと比較をしてしまい、森山良子・島健コンビは、少々没個性的と言うかヌルい感じもしましたが、15日の第6話放送から、エンディングテーマ曲がいきなり変更になったのには驚きました。芸術選奨・文部大臣賞を受賞した「前略おふくろ様」の「おふくろ様」は、昭和の名女優・田中絹代でした。今回の「父上様」は誰なのか?今後の展開に期待しています
