●第1位 (△)
SBC(TBS)・日曜劇場「華麗なる一族」メインテーマ及び劇中効果音楽(服部隆之)
●第2位 (⇒)
NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽(千住明)
●第3位 (▽)
倉木麻衣“Season of love”
abn(テレ朝)・木曜ミステリー「新・京都迷宮案内」主題歌
●第4位 (★)
Kaiser Chiefs“Ruby”
♪巧みなリリックとポップが融合した、珍しいタイプのブリティッシュ・ロック。
●第5位 (⇒)
abn(テレ朝)・ドラマ「相棒〜警視庁ふたりだけの特命係」劇中効果音楽(池頼広)
♪1位4週、登場27週目(2007年は登場11週目)。
◆私にとってNHK大河ドラマ・テーマ音楽の最高評価作品は何か?…振り返るとその作品は、視聴率があまり良くありませんでした(笑)。それに通年ではなく約8ヵ月の変則放送です。「花の乱」(1994年4月〜12月・本放送)は、室町八代将軍足利義政の正室・日野富子が巻き起こした、日本史上最悪とされる泥沼の内乱「応仁の乱」を描いています。歴史的背景の解りにくさがネックでした。大河ドラマは、筋書きの流れ行く先に、誰でもが理解出来得る、歴史上の大転換点があると、やはり人気がでます。しかし「花の乱」には、その大転換点が存在しません。名優達はふんだんに配役されており、主役の日野富子には三田佳子。足利義政役に歌舞伎界の最高名跡・市川團十郎。クレジットでは、この2人が別格の序列です。他に伊吹五郎:役所広司、森侍者(しんじょ):檀ふみ、山名宗全:萬屋錦之介らが出演し、ハイレベルな芝居をしているのですが、本放送当時なかなか人気は出ませんでした。しかし私は、この難解な「花の乱」を高く評価します。三枝成彰が作・編曲した「花の乱」テーマ音楽は、他を圧倒し全ての大河ドラマを通じての最高傑作だと、断言出来るからです。静なるピアノソロから導入する繊細な旋律の調和と、大胆な和音構成。そして音楽的に完璧な転調から、魂を揺り動かす劇的なクライマックスまで。テーマ音楽の域を遥かに超える凄い作品で、素晴らしいタイトルバックと共に、涙が出るほどの美しさは3分弱の「交響詩」といっても過言ではありません。過去の大河ドラマ作品は、現在CS放送への開放が進んでおり、遂にこの「花の乱」もCSで放送開始となりました。機会がありましたら、この大河ドラマ・テーマ音楽の最高傑作とタイトルバックを、ぜひ視聴して頂きたいと思っています。
