第1位( ⇒ )
Swing Out Sister“Secret Love”
花王化粧品 テレビCMソング第2位( ⇒ )
NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽(千住明)第3位( ⇒ )
高杉さと美「旅人」第4位( ⇒ )
Linkin Park“What I’ve Done”第5位( ☆ )
NHK総合・ドキュメンタリー番組「ドキュメント にっぽんの現場」テーマ音楽 及び 予告使用音楽(番組担当音響スタッフ独自制作)
♪B.E.T Factoryに類例を感じる。
6月20日にNHKは、今年10月から「緊急地震速報」を実施すると発表しました。「緊急地震速報」とは、気象庁が大地震時に先触れとなる初期微動(P波)の揺れを捉えて、震度5弱以上の主要動(S波)が襲ってくる10 ~ 数10秒前に、大地震の襲来地域を速報するものです。この極めて緊急性の高い速報を、NHKではテレビ・ラジオ全波一斉に全国放送します。テレビの場合、画面テロップによる速報ですが、ラジオの場合は、通常の放送を自動で打ち切り、音声で速報します。
もしJFN加盟の民放FM局で実施すると どうなるでしょうか? JFNはキー局がカットインして、速報を送出できるネットワークでありません。各局が独自に「緊急地震速報」を放送する事となるはずです。つまりNHKの様に、自動送出で緊急地震速報が放送されるシステムを導入すれば、極めてドラスティックな事態も考えられます。
例えばアーティスト・ゲストとの楽しいトークを放送していた自社制作生ワイドの最中、突然気象庁から「緊急地震速報」が発令されたとします。緊急地震速報は、間違いなく送出されます。それは地震の「前」だからです。問題はその後です。各局が緊急地震速報を送出するシステムならば、当然その放送サービスエリア内で、強震時のみ速報されます。それは緊急地震速報を流した直後、高い確率で放送局自体も激震に襲われる事も意味するのです。
激震に襲われた後、早急に地震直後の初期緊急報道を立ち上げなくてはなりません。今までは不意打ちの大地震から、立ち上がりまでのタイムラグは ある程度許容されていました。しかし「緊急地震速報」が導入されれば、もはや不意打ちではなくなり、災害対策基本法上の指定(地方)公共機関たるラジオ局に、タイムラグが許されません。生ワイドのパーソナリティは、電波が発射し得る限り、激震の後 即刻緊急報道を開始しなくてはならないのです。
最近FM長野を始め県域民放FM局のホームページには、目立たぬ所へさりげなく「国民保護業務計画」のリンクが付くようになりました。国民保護業務計画は、有事における放送局の指針を、法令の定めにより事前公表するものです。リンクの先は、武力攻撃事態における国民保護法第36条2項に定められた計画告知となっています。そこには「警報」「緊急通報」「ニュース速報」「緊急報道番組」など、とても音楽中心の民放FM局からは想像できない語彙が並んでいます。
「緊急地震速報」を導入するならば、同程度のマニュアルと、たとえタレントDJでも、放送要員の訓練は必要になります。現在NHKの動向を横目で見ながら、民放ラジオ局が「緊急地震速報」の導入に躊躇しているのも解る気がします。私自身FM長野で「緊急地震速報」は、永遠に聴きたくありません。それは自分自身の生命への警報だからです。「緊急地震速報」とは、それほど重大な警報放送なのです。
(追記) 2008年9月より、FM長野は「緊急地震速報」の運用を開始しました。