2008年03月07日
第266回ランキング
第1位( ⇒ )
the brilliant green“Ash Like Snow”
SBC(TBS = MBS)アニメ「機動戦士ガンダム 00」オープニングテーマ第2位( △ )
暮部拓哉“HANA”
NHK総合・ミニ音楽番組「みんなのうた」2 ~ 3月オンエア曲第3位( ▽ )
JONTE「道の先」
abn(テレ朝)木曜ミステリー「新・京都迷宮案内」主題歌第4位( ⇒ )
NHK総合・大河ドラマ「篤姫」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽(吉俣良)第5位( ★ )
YUI“Namidairo”
abn(テレ朝 = ABC)ドラマ「赤川次郎ミステリー ~ 4姉妹探偵団」主題歌
♪ドラマは低視聴率だが、YUIは約3年ぶりのリストイン。
先月28日から、世界最大の音楽業界誌「ビルボード」が、日本チャートの発表を開始しました。タイトルは“JAPAN HOT 100”。何かJFL加盟局の日曜午後という雰囲気があります(笑)。元々“HOT 100”というネーミングは、ビルボードが造語したものです。発表されるチャートは、CDセールスにAIRPLAYをミックスした総合順位で、まさにビルボードが開発した順位算出手法の日本版となります。
一方日本の老舗というか寡占状態を保っている音楽業界誌「オリコン」が、CDセールスのみを基準にしているのは周知の通りです。故・小池聰行前社長が少数のスタッフだけで、全国のレコード売上を、創業時は文字通り手計算で調べ上げました。そして今日のチャートシステムを独創していったのです。1968年のチャート発表開始以来、全国の推定売上枚数である「得点」まで発表し続けているのは、世界中の音楽チャートでも類例がありません。ビルボードでも模倣が出来ませんでした。しかしオリコンの具体的な集計手法は、徹底した秘密主義で守られています。そのノウハウがブラックボックスから出た事はありません。
今回ビルボード日本版のチャートには、本家同様「サウンドスキャン・ジャパン」社のCDセールスデータを使用しています。サウンドスキャン社の親会社は米のニールセン社であり、全米のテレビ視聴率から選挙の出口調査まで、統計学的手法に忠実なリサーチを続けています。個人的な感想ですが、サウンドスキャン社のチャートは、オリコンより実売データに則しているかな? と思う事もあります。サウンドスキャン社 第1回チャート発表の時、意外に演歌が数多くチャートインしていたのが、とても印象的でした。
そして問題は、次の“AIRPLAY”です。この概念はあまり馴染みがないと思います。ベースは全国のラジオ放送回数で、ある係数処理がされています。まずラジオ局のサービスエリアの規模。そして平均聴取率が加味されているのです。今までエアモニとして発表されていたラジオ放送回数のデータは、どこの局のオンエアも1回1ポイントでカウントしていました。しかしビルボードは、そこに推定聴取者数を係数乗算処理するのです。ですから県域ラジオ局のオンエア1回と首都圏人気ラジオ局のオンエア1回は、大きなポイント差になって集計されます。
もし仮にビルボード日本版のチャートが、オリコンを超える存在まで成長すれば、プロモーション活動なども変わってくるのではないかと予想されますし、JFNの全国ネット番組でのオンエアは、相当ポイントが稼げると思われます。ともあれ、新しいチャートの普及には、そのチャートを発表するラジオ番組が不可欠です。ビルボードを普及させたのも「全米トップ40」という、世界中にネットされたラジオ番組の存在がありました。ビルボードの日本版チャートが、これからどの程度広がりを見せるのか注目しています。
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(追記) 2010年4月に、このブログは、さくらインターネットへ移転し、WORDPRESSで独立運用しています。