第1位( ⇒ )
Hey Monday“Homecoming”第2位( △ )
NHK総合・大河ドラマ「天地人」テーマ音楽(大島ミチル)第3位( △ )
CS 時代劇専門チャンネル「夫婦旅日記 さらば浪人」劇中効果音楽(いずみたく)第4位( ★ )
Linkin Park“New Divide”
♪美しい旋律に裏付けされた、高い域のオルタナティブ・メタル。第5位( ▽ )
阪井あゆみ「横顔」
NBS(フジ = KTV)ドラマ「白い春」主題歌
♪1位3週、登場7週。
FM長野(JFN)で、毎週土曜午後放送している“COUNTDOWN JAPAN”ですが、この4月から原則として、ベスト10を総てオンエアする様になりました。ワンコーラスだけですが、およそ15年ぶりです。番組冒頭からいきなり10位の曲をかけ、例の(笑)ゲストトークが挿入されても、どうにか1位まで全曲オンエアしています。またその後の「ポップスベストテン」も、今まで公にされなかった順位決定の要素を発表し始めました。それによると、JFN全国38局のオンエアチャートとリクエスト。CDのセールス、iTunesウィークリーチャートのポイントを集計しているとの事です。
私自身この両番組の「手書きチャート」の記録は、約9年前に止めており、WEBのチャートページ保存のみ続けています。チャートをチェックしてみると、両番組の順位に、今まであまり無かったポイント集計独特の「揺り戻し」がみられます。“COUNTDOWN JAPAN”は、一時期シングルCD売上チャートと、極めて類似してきた時期がありました。現在ではリクエストに、JFN各局のオンエアを集計したオンエアチャート、携帯の着メロ着うたのダウンロードチャート、CDの売上枚数のチャートなど総合的にまとめた独自のランキングを発表しているそうです。
しかし、すぎもとまさと や樋口了一さらに秋元順子など、FM局にプロモーションをかけずヒットした楽曲は、上位10曲にランクされません。民放FMのオンエア状況は、未だ若年層をターゲットに、消費材の如く量産される邦楽新譜を、音楽流行の絶対要素として扱っている感じです。少子高齢化社会を反映し確実に変化している、音楽シーンの真の姿から少しずつ乖離している気もします。
これからの時代のラジオヒットチャートは、選曲のウィングを躊躇わず広げた、ラジオ局のAIRPLAYデータに主軸を置き、演歌でもクラシックでも旧譜でも新譜でも、平等にその放送回数(聴取者数推定値)が集計されるべきです。以前ブログにも書きましたが、ラジオチャート番組の鉄則は、全ての選曲を聴取者へ委ねる事にあります。その鉄則を満たすため、今最も多数の聴取者が満足する選曲を、統計手法で客観的に行うのが必須です。この点こそラジオチャート番組の本質なのです。
この本質を理解できないスタッフが、ラジオチャート番組の制作担当になると、どうなるでしょうか? 途端に番組構成を自分好みなフォーマットへ変えてしまいます。そしてヒットチャート番組は潰れていくのです。ビートルズの楽曲だけで、毎週チャートを発表する、RFラジオ日本の“THE BEATLES 10”は、AM局ですが少しずつネットを増やしてきています。新譜だけラジオチャート番組の対象にする時代は、静かに終焉を迎えているのです。
(追記) 2010年4月から“COUNTDOWN JAPAN”は“COUNTDOWN jp”にマイナーチェンジし、ベスト10の全曲オンエアも、また打ち切られました。