第1位( △ )
YUI“again”
SBC(TBS = MBS)アニメ「鋼の錬金術師 ~ FULLMETAL ALCHEMIST」オープニングテーマ
♪通算6曲目のアニメ主題歌1位評価。第2位( ▽ )
Linkin Park“New Divide”第3位( ⇒ )
CS ファミリー劇場・ドラマ「白昼の死角」劇中効果音楽(市川秀男)第4位( ☆ )
NHK総合・NHKスペシャル「シリーズ JAPANデビュー」テーマ音楽(プロジェクトimage)第5位( ▽ )
NHK総合・大河ドラマ「天地人」テーマ音楽(大島ミチル)
このブログの「週間選曲リスト」は、ラジオ・テレビ総てのオンエア音楽を対象としています。歌手演奏者の国籍・思想・政治信条では、絶対差別せず美しい音楽を選曲します。小さな個人ブログですが、このポリシーを守っています。しかし「週間放送視聴日記」には、別のポリシーもあります。例え「週間選曲リスト」にリストインの対象となった放送番組でも、視聴して気付いた点があれば、躊躇わず批評していく姿勢です。
私は今週4位にテーマ音楽が再登場した、NHKスぺシャル「JAPANデビュー」の放送内容について、少なからず疑義を感じています。NHKスぺシャル「JAPANデビュー」には私だけでなく、多くの人々から批判が集まっており、その批判が、4月5日 本放送された第1回「アジアの一等国」に集中しています。しかし私は5月3日 本放送された、第2回「天皇と憲法」にも、看過出来ない疑義を感じました。ドキュメンタリー自体に問題はないと思います。明治憲法(大日本帝国憲法)の制定過程を丹念に描いています。特に第4条で定められた、天皇の統治権総攬規定に関して、伊藤博文 枢密院議長と山田顕義 司法大臣の、枢密院質疑応答は、明治憲法の核心をつく描写でした。
しかしドキュメンタリーに挿入された、評論家・立花隆氏を始めとするインタビューが、余りにも唐突な内容だったのです。立花隆氏が、美濃部達吉 東大教授の「天皇機関説」について、うすら笑いを浮かべながら、勝った負けたと延々論じている映像は必要だったのでしょうか? 御厨貴 東京大学先端科学技術研究センター教授の「天皇と憲法について、放置せず今後どうするか考えないといけない」などと言った、ドキュメンタリーの帰結から逸脱した私論を、番組のラストで放送した意図はなんだったのでしょうか? 番組編集に偏向があったと指摘を受けても、弁護出来ない内容です。なぜ山室信一 京都大学教授を加えたあの3人のコメントを挿入したのでしょうか? 全く理解に苦しみます。
法制史を勉強してみれば、現行の日本国憲法は、大日本帝国憲法の全面改正の形を取っており、帝国憲法第73条の改正手続を経て公布施行されているのが容易に理解できます。しかしその事実から、明治憲法と変わらず第1章(第1条)に、まず天皇に関する条規があるのが進歩的ではないかの様な、立花氏の私論まで放送するのは、あまりにも恣意的です。
番組に対する広範な批判の高まりを、制作サイドは意識したのか、6月28日放送された第4回「軍事同盟 国家の戦略」は、特段強い偏向を感じさせる内容ではありませんでした。しかし第2回「天皇と憲法」は、できるだけ多くの角度から論点を明らかにせず、専門的な標準ではない主張のみを選択しています。国論を煽る番組を制作する姿勢は、放送法や日本放送協会国内番組基準に抵触している可能性があります。公共放送たるNHKが放送すべきではないと考えざるを得ません。