第1位( ⇒ )
LOVE PSYCHEDELICO“Dry Town ~ Theme of Zero”
NBS(フジ)ドラマ「絶対零度 ~ 未解決特命捜査」メインテーマ第2位( ⇒ )
NHK総合・大河ドラマ「龍馬伝」テーマ音楽(佐藤直紀)第3位( △ )
abn(テレ朝)ドラマ「臨場」劇中効果音楽(吉川清之)第4位( △ )
abn(テレ朝 = ABC)ドラマ「警視庁 失踪人捜査課」劇中効果音楽(Audio Highs・横山克)第5位( ▽ )
NHK総合・大河ドラマ「龍馬伝」劇中効果音楽(佐藤直紀)
♪リスト対象の劇伴が流れなくなってきた。
時代劇専門チャンネルで連日放送されていた 大河ドラマ「草燃える」(1979年本放送)が、先週最終回を迎えました。「草燃える」の録画テープは、エピソードが断片的にしか、NHKで保存されていませんでした。ところが時代劇専門チャンネルなどでテープの欠落を知った視聴者から、寄贈が相次ぎ、遂に全話分が揃いました。そこで発見の貢献者でもある時代劇専門チャンネルにおいて、まず放送された訳です。私が亡き父と毎週本放送を視ていた大河ドラマで、再び全話視る事が出来、大変感動しました。
鎌倉幕府の草創期から、承久の乱まで丹念に描かれている「草燃える」は、源頼朝(石坂浩二)から北条政子(岩下志麻)へ、大河ドラマで数少ない主役のリレーがあります。この点からも やはり回を追う毎に、鎌倉幕府の人間関係が強く印象に残ります。父は本放送当時、梶原景時(江原真二郎)の忠臣ぶりを、やたら誉めていましたが、今回改めて全話視てみると、藤岡弘演ずる三浦義村の 非情な したたかさに、なぜか惹かれました(笑)。また最終回の承久の乱まで、ミスリードする事なく鎌倉幕府の理論支柱となった、政所別当・大江広元(岸田森)と、門注所別当・三善善信(石濱朗)の 文官コンビの存在も、私には大きく映りました。
さらに「母に捧げるバラード」海援隊のリードヴォーカル 武田鉄矢が、新進俳優として鮮烈に大河初登場したのも、この「草燃える」なのです。源頼朝に流人時代から従う安達盛長を演じ、この石坂・武田の主従関係は、絶妙の味がありました。そして頼朝の急逝で出家した後、安達家追討騒動が勃発。北条政子が身を捨てて救いに来た時の名演技も忘れる事は出来ません。この「草燃える」とクロスして、同年秋にTBS「3年B組金八先生」第1シリーズの本放送が開始。そして2010年の大河ドラマ「龍馬伝」では 勝麟太郎(海舟)として、5回目の大河出演を果たしています。
今から約30年前のホームビデオによる録画のため、視聴していて相当補正の跡が判りました。それでも補正し切れない、トラッキングのズレなどによるノイズなどが残ってしまい、冒頭お断りのテロップを出した上で、そのまま放送しています。特に第40回放送「修善寺」では、画面上部へ頻繁に白ボカシの補正が現れます。本放送当日の1979年10月7日は、第35回衆議院議員総選挙の投票日でした。8時45分からの「開票速報」前に、大河ドラマの放送時間内でも、多くの当確速報が打たれた様です。どうもその当確速報を、白ボカシで補正したと推測されます。
この「草燃える」視聴後、鎌倉幕府の公式日記である「吾妻鏡」を現代語訳ですが、少しずつ読み解いてしています。編年体による1日単位で、祝典や慶弔儀礼、時には大雨・地震や日食月食の記録まで織りはさみながら、鎌倉幕府の抗争史を淡々と記述しており、ブロガー的な興味が湧く古典日記です。鎌倉幕府草創期の歴史的興味が、一気に深まっていくほどの、素晴らしい「草燃える」全話再視聴でした。