2011年11月04日
第454回ランキング
第1位( ⇒ )
NHK BSプレミアム・BS時代劇「塚原ト伝」テーマ音楽(川井憲次)第2位( ⇒ )
初音「紡ぎ ~ あまねく想い」
abn(テレ朝)木曜ミステリー「科捜研の女」主題歌第3位( △ )
abn(テレ朝)木曜ミステリー「科捜研の女」劇中効果音楽(川井憲次)第4位( △ )
都竹宏樹「青いバス」
NHK総合・紀行番組「のんびり ゆったり 路線バスの旅」テーマソング第5位( ★ )
あみん「待つわ」
SoftBank テレビCMソング
♪実は編曲が重要な、1982年の秀逸曲。
全国の稲作は、刈り取りの時期が終わり、福島県産のお米も、放射性物質検査の結果、安全性が確認されました。福島の農家の方は、被災地で大変苦労され、収穫の季節を迎えています。最近文部科学省から、空中放射線の測定調査結果が発表され、ホットスポットと称する地域も、数多く判明しました。ところがこの結果は、自然から発生する放射性物質と、一部混同されています。例えば新潟県で高い濃度の結果が出た地域と、花崗岩が多く露出した地域が一致しています。花崗岩からも、放射性物質が発生するのです。その点はきちんと調べて発表しなくてはなりません。ちなみに花崗岩つまり御影石が多く使用されている国会議事堂も、ホットスポットだそうです(笑)。
東日本大震災による福島第1原発事故が表面化した直後、私は25年前に起きたチェルノブイリ原発事故の汚染地域地図を、ネットで食い入る様に見た事がありました。その地図には汚染地域が原発付近に集中するのではなく、全くまだら状に広範囲に拡散し、降雨と風の状況によって比較的遠隔地にも、高濃度の汚染地域が存在してしまう事を知り愕然としました。自然からではない放射性物質が、比較的高く検出する地域は、北関東から首都圏にも、やはり まだらに拡散しています。
私が住まいする松本市の菅谷昭 市長は、チェルノブイリ原発事故の際、現地で5年半の医療従事経験を持っている医学博士です。この日本で福島第1原発事故の重大性を、最も認識している人物ですが、声高に不安をあおる事は絶対にしません。私は 地元CATV・テレビ松本で、菅谷市長の記者会見生中継を、何度か視た事があります。その受け答えや実際の市政から、菅谷市長は 私が知る自治体首長の中で、極めて優れた人物だと感じています。
あの田中康夫元県知事時代に、松本市長選で当選しましたが、真っ先に田中支持グループの分類から決別し、独自に穏やかで着実な市政を推進しました。今回の福島第1原発事故でも、甲状腺に影響の出やすい40歳未満の市民11万人分について、安定ヨウ素剤の備蓄を決定しています。最短距離の原発から150キロも離れているにも かかわらず、あらゆる危機を想定して、備蓄をするその姿勢は称賛に値します。
一方少し気になるのは、阿部守一 県知事です。阿部県知事も、田中元県知事時代に、副知事として抜擢された経緯があります。そして昨年、民主党推薦で長野県知事に当選しました。そつなく県政の舵取りをしている印象を受けていましたが、この福島第1原発事故に関して、飲用ヨウ素剤の備蓄をしないと公言しました。飲用ヨウ素剤の効能に疑問があるのか、財政的な問題があるのか、その理由は はっきり報道されません。しかし今この様に、ホットスポットの拡がりが騒がれている段階で、備蓄をしないと宣言してしまう事に、妙な自信と官僚臭さを感じます。
福島第1原発事故の重大性をもっとも深く認識しても、声高にならず、市長として出来る限りの施策をとろうとする菅谷市長と、重大性を認識していたとしても、理屈が合えば後退的な施策を公言してしまう阿部知事。ふたりの首長の政治的タイミングの取り方に、際立った違いが現れています。
(追記) 2011年12月28日に、阿部守一 長野県知事から、このブログの更新通知をしているtwitterへフォローがあり、この週間放送視聴日記について、2ツィートに渡る長文のご意見が伝えられました。阿部知事の真意をお知らせする目的を達するため、まずツィートをそのまま転載致します。
@chartdrunker 長野県では、放射線の測定等にできる限りの対応を行っています。ヨウ素剤は、放射性物質の拡散予測や医師の指示も必要で、備蓄するだけでは有効に活用できません。政府は今でも全国の都道府県にSPEEDIの端末を配備しません。そうした対応と併せて考えます。
また、全国の自治体で独自の取り組みが行われていますが、危機の精度や数値の公表等に差があります。長野県の取り組みは、改善、強化が必要ですが、測定機器の精度や、データの透明性においては、進んでいると考えています。引き続き安心安全のための取り組みを進めます。
阿部知事ご丁寧な意見ありがとうございました。このご意見に関する、私からの根本的な異論はありません。ただこの日記で私が言いたかったのは、政治的タイミングの取り方なのです。なぜこの時点でヨウ素剤備蓄をしないと決断し公表してしまうのか、そのタイミングです。今般の原子力災害の問題に関して、議論が分かれる様な対策の存否の判断は、慎重であるべきだと考えます。国難と言える極めて重大な原子力災害問題で、自ら新たな想定内・想定外のフェンスを張る様に映る政策の公表は、知事として如何なものかと言いたかっただけです。
阿部知事のご真意は充分理解致しました。住まいする県知事である阿部守一様 から twitterへのフォローありがとうございます。一(いち)個人ブログですが、これを機会に ご愛読頂ければ幸いです。