FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第395回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」劇中効果音楽 [窪田ミナ]
    ♪ リスト対象は、和声・調性共に秀でた劇伴音楽です。
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「龍馬伝」テーマ音楽 [佐藤直紀]
  3. 第 3 位 ( △ )
    KT Tunstall “Fade Like Shadow”
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    NBS フジ・ドラマ「JOKER 許されざる捜査官」劇中効果音楽 [井筒昭雄]
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「龍馬伝」劇中効果音楽 [佐藤直紀]

 地デジ化 決行の日まで、1年を切りました。アナログテレビの完全終了は、来年 7月24日 正午の予定です。今のところスケジュールを見ると、7月に入った段階で、今までのアナログテレビ放送に、大きく お知らせ画面が、停波の瞬間まで表示される様です。この お知らせ画面で、デジタル化を促し啓蒙する様ですが、間違いなくクレーム必至な方法論にも映ります(笑)。

 最近では、たまに視るアナログ放送に、画面の粗さが気になってきました。今まで そんな事はなかったのですが、2年以上 地上波・衛星波のデジタル放送を視続けてきた、人間の眼の慣れとは恐ろしいものです(笑)。ただ画面のサイズが、やはりポイントとなっており、PCディスプレイで視る、YouTubeの画面程度ならば、それほど粗さが目立つ訳ではありません。

 地デジ化の準備は進み、長野県内でも殆どのテレビ送信所・中継所から、地上波デジタル放送が送出されています。その地上波テレビのデジタル化で、気になる点も浮上してきました。県内テレビ局地上波デジタル放送の送信施設の建設ラッシュから浮上してきた、このブログでも以前に ご紹介した事がある、FM長野 美ヶ原 本局送信所の将来を見据えた立地についてです。

 FM長野の美ヶ原 本局送信所は、SBC信越放送 美ヶ原 送信所と同一施設にあります。このSBC信越放送 美ヶ原送信所は、アナログ波 の送信施設です。NBS・TSB・abn は、既存のアナログ送信所にデジタル送信アンテナ塔を併設しましたが、SBCデジタルは、NHKとの新しい共同施設へ、さっさと(笑)引っ越してしまいました。その選択に故意を感じたのです。

 現在のSBC信越放送 美ヶ原送信所は、アナログ放送終了と同時に お役御免 となり、同じ美ヶ原にあるNHK-FM長野局の送信アンテナも、既にNHK・SBCのデジタル送信アンテナ塔へ引っ越しました。もちろんSBC信越放送 美ヶ原送信所の施設を、現状でも使い続ける事は可能ですが、老朽化そして維持管理費用の問題が、間違いなくこれから徐々に生じてきます。

 もし仮にアナログのSBC信越放送 美ヶ原 送信所を、近い将来に老朽化を原因として取り壊し撤去するなら、FM長野の美ヶ原 本局送信所は、同じ美ヶ原高原内に移転する必要があります。現在までFM長野 美ヶ原 本局送信所に関する発表はありません。ちなみに飯田 中継局や木曽福島 中継局は、TSBテレビ信州や、NBS長野放送の中継施設に併設しています。

 FM長野は、松本市に本社演奏所を有する独立したラジオ放送局です。美ヶ原 本局送信所は全国最高の標高に位置し、県内 9ヵ所の中継所も、この美ヶ原からの放送波をキャッチし中継波が送出されています。多額のコストは かかりますが、美ヶ原に新規のアンテナ塔を建てる事も選択肢のひとつです。自前の恒久送信施設の建設は、放送設備強化の最も冴えたる事例なのです。

 多くのFMラジオ局の送信アンテナは、アナログテレビの送信アンテナ塔を共用しており、全国で この様な問題が顕在化しています。県内ラジオリスナーの間で この問題に気付いたのは、放送技術に関心と知識のある数十人程度でしょうし(笑)必ず最終的に解決する問題だと思います。しかし、アナログテレビ放送終了が近づく 2010年の段階で、私は 気になってきました。


(追記) 2018年に SBC信越放送は、旧アナログの鉄塔に「FM補完」の美ヶ原送信所を併設しました。何のため故意に、NHKと 共同でデジタル送信施設を建てたのか解らなくなった結末です(笑)。特に同一アンテナ塔から、パワー差を設けないFM 2波の高出力送信には、周波数変更時など、スピルオーバーなマルチパスが、放送技術的に懸念されています。


ブログ開始は 2003年です。

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