第1位( △ )
NHK総合・大河ドラマ「平清盛」テーマ音楽(吉松隆)第2位( △ )
NBS(フジ)ドラマ「ストロベリーナイト」劇中効果音楽(林ゆうき)第3位( ▽ )
Lady Antebellum“Just a Kiss”
テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディングテーマ第4位( ⇒ )
abn(テレ朝)木曜ミステリー「科捜研の女」劇中効果音楽(川井憲次)第5位( ★ )
abn(テレ朝)木曜ドラマ「聖なる怪物たち」劇中効果音楽(沢田完)
♪綺麗な変奏が味わえる劇伴がある。
大晦日からお正月にかけて、年末年始のラジオ番組を数多く録音しました。いつも寝正月なので(笑)録音には我が家のラジオサーバの留守録機能を総動員した次第です。ラジオフリークは数多くいますが、年末年始のラジオ放送の中でも、この様な番組を録音しておくのは、全国で5人いないのではないかと思っています(笑)。
まず元旦朝のラジオ体操(笑)。365日放送する、あのラジオ体操の元旦は どんな感じなのか? 前から聴きたいと思っていました。ちゃんとピアノ伴奏で、お正月の定番曲「春の海」を流し、ラジオ体操の歌の前に、講師が新年のご挨拶をします(笑)。他にもNHKラジオ第2放送で三が日しか放送しない「雅楽」や「筝曲(そうきょく)演奏」の時間など、レアな年始番組が録音出来ました。
年末にかけてネット上へ、放送開始80周年を迎えるラジオ第2放送の広告が大挙流れ、mixiのバナーで その広告をみた時には、正直驚きました。また総合テレビでも、ラジオ第2放送のPRミニ番組を流しています。平日15分間だけ、密やかに放送している「朗読の時間」も、新年は女優・松たか子が担当し、大々的に宣伝したのは、今までない事でした。村上春樹を読んだ この「朗読の時間」スペシャルも、今回録音しています。
そのNHKでは、既に4月新編成の概要が発表になっています。ラジオ部門をみると、少し首を傾げる内容です。まず平日午前の「ラジオビタミン」を終了させて、新しい日替わりパーソナリティによる生ワイド番組を編成します。タイトル名が「すっぴん!」(笑)。さらに土日の夜3時間に若年齢層向けのワイド番組も編成。しかもあの「ラジオ深夜便」の午後11時台を削り、この番組に時間をさいています。
近年低年齢層のラジオ離れが進んでいます。NHKも民放ラジオと共同キャンペーンを打つなど対策を進めていますが、首都圏を中心としたラジオ聴取率調査でも、一部の番組で10代の男女(T層)で「※印」すなわち聴取ゼロの記録が散見される様になってしまいました。しかもそれが深夜の若者向け番組にも現れているとの事ですから、さらに危機感は募ります。
ここ数十年のラジオの世界は、性別・年齢層や職業別にターゲットを絞って番組の編成をする「オーディエンス・セグメント」編成が席巻してきました。NHKラジオ第1の今春の新編成の方針も、どうにか若年齢層までターゲットを伸ばしたいという「オーディエンス・セグメント」の考え方からだと思われます。しかし若者向け番組でも、そのターゲット層に※印がつく時代なのです。ラジオリスナーを なめてはいけません。安易なターゲット層を絞った番組は、他の年齢層を敵に回す結果にも繋がりかねないのです。
絞るべきターゲットとは、性別や年齢層などの単純なものではなく、知的水準や多次元的な社会階層なのです。どうしても疲弊してきたラジオ制作者は、自分より知的水準や社会階層が下と想定するリスナーを対象に、見下す様な番組制作をしたほうが楽だと考えます(笑)。しかし1 ~ 2%の少ないパイだけを取り込もうと躍起になり、残り90%以上のラジオを聴かない人々の理由を真剣に考えないとなると、もはやラジオに未来はありません。
もしNHKが、本気で若者向けのワイド番組を開発したいのなら、ラジオ第1でなく、まずラジオ第2放送ですべきです。それは元来「お話しでてこい」などの幼児向け番組も存在する、細分化された教育専門波のラジオ第2放送だから可能なのです。総合波であるラジオ第1放送が維持してきた、知的水準のキープを怠ると、かえって逆効果になります。安易に年齢層で切り取った「オーディエンス・セグメント」編成では、少子高齢化を迎え成熟しきった この国において、ラジオメディアを救えないのです。