FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第571回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    桜井美南「今かわるとき」
    テレビ東京・ドラマ24「なぞの転校生」オープニング テーマ
  2. 第 2 位 ( △ )
    abn テレ朝・木曜ドラマ「緊急取調室」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [林ゆうき]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「軍師官兵衛」テーマ音楽 [菅野祐悟]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    NBS フジ・ドラマ「福家警部補の挨拶」テーマ音楽 [横山克]
    ♪ チェロの刻みだけで主要な連結和音を表現している、最近にない斬新な劇伴佳曲。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    DREAMS COME TRUE “AGAIN”
    TSB 日テレ・ニュース番組“NEWS ZERO”テーマソング

 ソチ冬季五輪 開会式が行われた 7日早朝にかけて、松本市では 49センチの大雪となりました。その後 雪はゆっくり溶け、積雪量 16センチまで下がっています。ところが 14日夜から 15日にかけて、なんと 75センチという記録的な豪雪に見舞われました。降雪のペースが尋常でなく、私も信州で暮らして 23年目になりますが、この様な豪雪は 初めての経験です。

 我が家では、念のため 食料品などの購入を済ませていたので問題はありませんでしたが、松本市内のスーパーは、生鮮食料品が交通寸断のため流通されず、一斉に品切状態となってしまいました。15日の早朝から、JR大糸線を始め県内の鉄道・高速道路・国道がマヒ状態となり、碓氷バイパスでは 200両もの車両が立ち往生に追い込まれ、大災害の様相を呈したのです。

 阿部守一 長野県知事は 15日 午後 9時48分、陸上自衛隊に軽井沢町へ災害派遣の要請をしています。県内のテレビ局は、15日から L字・逆L字画面で大雪情報を長時間放送し、FM長野でも ニュースとして、随時 気象・交通情報をオンエアーしていました。お隣のFMぐんま は、県の南西部に位置する鬼石・万場 中継局で、大雪による停波事故が発生しています。

 今回の記録的な大雪で 私が疑問に思ったのは、気象庁・地方気象台の判断です。ウェザーニュース社は、早くから 14日から大雪との予報を出していましたが、気象庁は 関東甲信越へ主に雨の予報を出しており、予報業務としての見通しに甘さがありました。そして 14日深夜に歴史的豪雪が決定的になった段階でも、山梨県や長野県に「大雪特別警報」を発令しませんでした。

 「大雪特別警報」の基準とは、府県程度の広がりで 50年に一度の積雪深となり、警報級の降雪が丸一日程度以上続くと予想される場合だそうです。山梨県 甲府市が 観測史上 最多の積雪量と、120年に一度の積雪深からも、特別警報の数理的基準は クリアしていたのにもかかわらず、警報基準の微細な文言に拘り 特別警報を発令しなかった事は、大変残念でなりません。

 記録的な豪雪に見舞われた 15日、ソチ冬季オリンピックで、遂に日本選手が金メダルを獲得しました。冬季五輪では、8年ぶりの快挙となります。13日に行われたSP(ショートプログラム)で、世界歴代最高得点(101・45点)をマークした羽生 選手は、フリーで転倒がありましたが、総合得点(280・09点)で、逃げ切って首位となり、金メダルを獲得しました。

 【ソチ冬季五輪 優勝記録:男子フィギュア スケート・羽生結弦 選手「金メダル」】

 羽生 選手が金メダルを決めたのは、15日 午前 4時07分。ネットのニュースサイトでは、一斉に速報が飛び交い、夜が明けた後 テレビのワイドショーやラジオの生ワイトで繰り返し報道されました。フリー生中継の平均視聴率は、14日深夜から 15日未明にも係わらず 16・7%(関東地区)。なんと瞬間最高は 午前 4時02分に 23・1%を記録しています。

 安倍 首相は 15日 午後 2時31分に、首相官邸から羽生 選手へお祝いの電話をしています。ちなみに このお祝い電話の時間帯が、松本市では 豪雪のピークでした。とにかく これだけの豪雪でもソチ冬季五輪をテレビ観戦し続けられたのは、豪雪の間に松本市内で停電が発生せず、土日だったため外出を避ける事ができ、そして食料品の備蓄が充分だったからだと思います。

 自宅のマンション前に駐車してあった軽自動車が、雪でほとんど埋もれてしまったのを視たのは、初めての事でした。豪雪の影響は未だ残っており、16日に全面運休した松本市内の路線バスは、21日の段階でも まだ一部路線で削減ダイヤが続いています。連日 深夜から早朝にかけての「オリンピック放送」視聴。そして歴史的な豪雪からの復旧作業お疲れさまです。


(追記) 今回の豪雪は「平成26年 豪雪」と呼称されています。この呼称は、気象庁による正式な命名でありません。


ブログ開始は 2003年です。

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