FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第646回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    The VLA “When I Am Through With You”
    BS Dlife・外国テレビドラマ「ダメージ」オープニング テーマ
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    BS Dlife・外国テレビドラマ「コールドケース ~ 迷宮事件簿」テーマ音楽 [E.S.Posthumus]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    Natalie Imbruglia “Instant Crush”
    ♪ Daft Punkのカヴァーですが、極めて美しいアレンジの佳曲
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    ストレイテナー “The Place Has No Name”
    SBC テレビ東京・ドラマ24「不便な便利屋」オープニング テーマ
    ♪ 1位 6週、登場14週。

 このラジオネームからして、私は 音楽チャートマニアでした。でしたと、過去形にしてしまいましたが(笑)最盛期では 20を超えるラジオ・テレビチャート番組の順位を記録し、洋邦問わず延べ 200曲近くのヒット曲を毎週 聴き続けていました。自分がラジオで実際聴いた曲目 と 回数まで記録し、ひとりエアモニ状態(笑)を、10年近く続けていたのです。

 ラジオの放送回数を個人で記録していた理由は、そのデータ順位が、CDセールスの順位より先行指標になるからです。但し毎週 200曲近くのヒット曲を聴き続ける生活は、何年も続けていると頭がおかしくなります(笑)。流行音楽を聴き続けないと禁断症状が起きてくるのです。私のラジオネームである「ドランカー」とは、そう言ったヤバい状況に由来しています(笑)。

 さらに10年ほど経て、どうにか禁断症状が改善しました。そして全国のラジオ放送に関する知識と、このブログを 12年続ける事が可能な、楽器の音が細かく聴き分けられる、和声感 と 音楽調性感を得ることが出来たのです。その ドランカー 症状が昂じていた 1984年の冬、私は 疲れ果てた状態で、通信機型受信機を使い、札幌のSTVラジオをモニターしていました。

 STVラジオは、このブログで紹介した ハイ!ダイヤルリクエストです を、放送していたラジオ局です。起き上がる気力もなく耳だけモニターしながら、大型ループアンテナの隣のコタツ(笑)で横になっていました。その番組は、札幌へプロモーションに来たアーティストを、ゲストに迎えて新曲を紹介する内容で、この時のゲストは「レベッカ」というバンドでした。

 女性ヴォーカルの方が ひとり と 男性メンバーが ひとり、バンドを代表してスタジオに来ており、STVのアナウンサーと 俗に言うプロモーション トークをしていました。トークの内容は、殆ど覚えていません(笑)。そのバンドの新曲を紹介したあたりから記憶が甦ってきます。オンエアーされた その新曲「ヴァージニティー」は、類例のない素晴らしいアレンジでした。

 さらに女性ヴォーカルは、これも類例のない声量を有した存在感がありました。そして著作権法第32条による(笑)歌詞の引用をしますが「雪は君の前に 痛みをかくして降り続くよ」 直後のヴォーカルの伸び と エレクトリック・ギター(E.Gt)の刻みを聴いた瞬間、コタツで すっかりダラけていた私が 飛び起きた事を、今でも鮮明に覚えています(笑)。

 ブロガー プロフィールでも書いている通り、私は、ひとりエアモニ状態で、ほぼ強制的に(笑)10万曲(回)以上も 流行音楽を聴いてきましたが、新曲初聴の段階で、驚きで飛び起きる様な経験をしたのは、僅か 2回だけ。このレベッカ「ヴァージニティー」と、DREAMS COME TRUEのデビュー曲「あなたに会いたくて」のイントロを聴いた瞬間でした。

 スタジオにいたメンバーは、ヴォーカルの NOKKOに、キーボードの 土橋安騎夫でした。レベッカ「ヴァージニティー(Virginity)」は、ヴォーカルの圧倒的な声量と バラードな旋律 そしてハードロックの和音が見事に融合した楽曲です。そして楽器・歌唱の和声感から 最も音楽調性が際立った地点が、あのエレクトリック・ギター(E.Gt)の刻みだったのです。

 その後レベッカは、日本のロック・ポップスに大きな足跡を残す存在にまで成長していきます。私は なぜか新進女優の杉咲花 さんを見る時、レベッカを思い出しますが(笑)あの初聴の時、飛び起きた思い出のある 2枚目のシングル曲「ヴァージニティー」は、今夏 20年ぶりに再々結成した 2015年の段階でも、レベッカ全作品中の最高傑作だと認識しています。


ブログ開始は 2003年です。

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