FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第1114回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    Beverley Craven “Promise Me”
    The official YouTube channel VEVO
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    Sarah Brightman “Stand Alone”
    NHK総合・スペシャルドラマ「坂の上の雲」メインテーマ
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    Brenda Russell “Piano In The Dark”
    The official YouTube channel
  4. 第 4 位 ( ★ )
    Soccer Mommy “Driver”
    ♪ FM長野 “RADIO NME JAPAN”で聴いた、ベットルームポップとしては驚くほど完成度の高い和声を感じさせるオルタナティヴ秀逸曲。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    Maya Delilah “Look At The State Of Me Now”

 27日に投開票された自由民主党総裁選挙は、石破茂 元幹事長が、決選投票の末に当選し、第28代の党総裁に選ばれました。史上最多の 9名が立候補した今回の総裁選は、保守層の支持を巧みに集めた高市早苗 候補が猛追し、第1回投票でトップとなりましたが、そのイデオロギーの濃さが懸念となって広がり、決選投票は 1位・2位が逆転し 石破 新総裁が誕生しました。

 【決選投票 獲得得票数:石破茂 候補 215 高市早苗 候補 194】

 石破 高市 両候補の上位 2名による決選投票は、国会議員 367の自由投票、党員 47が都道府県連上位候補への自動投票、計 414票で争われています。決戦投票前に 5分間の演説がありましたが、落ち着いていた石破 候補に対して、高市 候補は 感極まったり 少し意味不明の部分があるなど不安定さを露呈していました。やはり大舞台での経験の差が現れていた様です。

 総裁選投開票の模様は、NHK総合と テレビ東京を除く地上波キー局が生放送しています。NHKは、午前中から各都道府県連で行われた党員党友票の開票状況を独自に全国集計。その数値を公式サイトの専用ページや、午後1時から始まった総合テレビでの特設ニュースで公開しました。これにより国会議員による投票が始まる前から、石破・高市 候補の優勢が伝わっています。

 【第1回投票 獲得得票数:高市早苗 候補 181 石破茂 候補 154 小泉進次郎 候補 136 林芳正 候補 65 小林鷹之 候補 60 茂木敏充 候補 47 上川陽子 候補 40 河野太郎 候補 30 加藤勝信 候補 22】

 今回の総裁選で目立ったのは、小泉進次郎 候補 と 河野太郎 候補の失速でしょうか。当初 小泉 候補は、他の 8名を圧倒する勢いがありました。ところがディベートや記者会見の経験の無さが露呈し、まだ総理総裁の器でないと映ってしまいました。河野 候補は、今までの記者会見 質疑応答に独善性が目立ち、女系天皇・夫婦別姓賛成派というイメージを払拭出来ませんでした。

 小泉 候補や河野 候補に共通するのは、父親が自民党総裁だった世襲議員という点です。世襲議員にありがちなスピーチでの語彙選択の貧弱さや、批判に対する耐性の欠落に、国民の多くが以前よりも厳しい目を向けており、それが如実に ふたりの党員党友得票数へと反映されていました。本人自身には 理解しずらい見えざるハンデを背負った今回の総裁選だった様です。

 立憲民主党の新代表は、野田佳彦 元首相が選ばれました。23日に行われた代表選投開票時の演説は、総て原稿なしを貫いています。野田 元首相の復活は、やはり安倍 前首相への追悼演説からだったと思います。そこで広範な国民は、野田 元首相のスピーチに裏表がないと気付きました。腹にある事が遜色なく言葉に出来る、強力な弁論能力を有した野党党首が出現しました。

 無派閥の石破 新総裁は、5回目の総裁選挑戦で初当選しました。派閥の縛りがない今回の総裁選だからこそ勝ち残ったのだと思います。石破 新総裁は、自分に言い聞かせる様な(笑)理論に酔った言動に終始する癖があり、煙たがれる要素があったのかも知れませんが、石破 新総裁は 決選投票での演説で、その点を陳謝しました。石破 新総裁の手腕に期待しています。

第1113回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    Beverley Craven “Promise Me”
    The official YouTube channel VEVO
  2. 第 2 位 ( △ )
    Sarah Brightman “Stand Alone”
    NHK総合・スペシャルドラマ「坂の上の雲」メインテーマ
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Brenda Russell “Piano In The Dark”
    The official YouTube channel
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    TSB 日テレ・土ドラ9「GO HOME 〜 警視庁身元不明人相談室」劇中効果音楽[横山克]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    Maya Delilah “Look At The State Of Me Now”
    ♪ 装飾なき歌詞とシンプルな旋律ラインで追っていく英国SSWの佳曲。

 先日部屋を整理していたら、FM長野を聴いて記録していた手書きのチャート資料が出てきました。保存していたはずでしたが、いつの間にか散逸していた様です。ノートの記録ではなくB5を横にして 10 ✕ 8マスの罫を切った専用用紙を作成。そこにオール英語で書かれていました。ポップスベスト10の記録です。振り返れば番組自体は 7年前に終了していました。

 FM放送首都圏聴取率が、1位 コーセー歌謡ベスト10、2位 ダイヤトーン ポップスベスト10だったとのFM放送専門誌「週刊FM」に掲載されていた記事を、今でも覚えています。私が聴き始めた頃、ワイド ベストテンとして洋邦合同だったのが分離した、毎週土曜日 午後の 2時間は、放送された曲を録音するエアーチェックがブームだった事もあり大変な人気番組でした。

 ダイヤトーン ポップスベスト10は、三菱電機のオーディオ ブランドがスポンサーでした。私の記憶に残っているパーソナリティは、やはり学生時代のシリア ポール、堀川まゆみ、セーラ あたりでしょうか? 1時台が男女ペアだったのに対して、ポップスベスト10は、バイリンガル系の女性単独DJというスタイルで、上位曲が ほぼフルコーラス オンエアーされていました。

 順位は、リスナーからの葉書リクエストで決定します。この様なタイプの洋楽チャート番組の場合、注目曲が重要なファクターで、注目曲で紹介された翌週以降、だいたいリクエストが集まって下位にランクされます(笑)。これに自動で集まる人気アーティストの新譜が加わり、順位のベースが出来上がり、曲の好感度やアーティストの人気で、その順位が変動していくのです。

 ダイヤトーン ポップスベスト10は、ポピュラーソングとして優れた楽曲が上位に昇っていく傾向がありました。やはりAMと異なり高音質のFM電波によるフルコーラス オンエアーが効いているのだと思います。但し Bay City Rollers が大人気だった時などは、一時期それらの順位傾向が小惑星衝突の様な現象(笑)を起こした事も記憶に残っています。

 ダイヤトーン時代の末期になると、11位から20位の発表を止めてしまいました。1時台も 2000年代に入ってから放送しなくなりましたが、ランキングの作成は 現在まで続いています。ところがポップスベスト10は、11位から20位のランキング作成自体を止めています。コスモ時代に入り、新興FM局が 100位まで発表しても、頑なにスタイルを変えませんでした。

 シリア ポール時代には、月間賞・年間賞というプレゼントがありました。月間賞は、月全体の応募葉書を集め その中から抽選。年間賞は、年末発表の年間ベスト10の順位を総て的中させた人から、抽選でスポンサーのオーディオコンポが進呈されていました。毎週ランキングをノートに記録し、1位 10点 〜 10位 1点で集計すれば、総て的中は 可能だったのです。

 ダイヤトーン ポップスベスト10は、1992年 3月まで続き、コスモ ポップスベスト10に切り替わります。見つかったチャート資料は、コスモ時代のものでした。私の葉書は 1度読まれており、チャート★ドランカーというラジオネームが番組から流れ、その時の録音を保存していますが、FM東京のダイヤトーンではなく、やはりそれもFM長野でのコスモ時代でした。

 学生時代の土曜は 午前中だけ授業で、それから急いで帰宅しても、午後 1時からの歌謡ベスト10には ギリギリでした。でも 2時からのポップスベスト10には、帰宅が楽勝だった思い出があります。やはりコスモ時代よりも、佳きFM東京と共にあり、人気番組の一翼を担っていたダイヤトーン ポップスベスト10こそ、洋楽ラジオチャート番組の典型を具現していました。

第1112回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    Beverley Craven “Promise Me”
    The official YouTube channel VEVO
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    Brenda Russell “Piano In The Dark”
    The official YouTube channel
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    TSB 日テレ・土ドラ9「GO HOME 〜 警視庁身元不明人相談室」劇中効果音楽[横山克]
  4. 第 4 位 ( ☆ )
    Sarah Brightman “Stand Alone”
    NHK総合・スペシャルドラマ「坂の上の雲」メインテーマ
    ♪ 3羽が飛び立つタイトルバックは 素晴らしいものがあります。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NBS カンテレ・ドラマ「マウンテンドクター」劇中効果音楽 [林ゆうき]
    ♪ 1位 3週、登場10週。

 岸田 首相の勇退 と 勧奨によって、9名が立候補した 自由民主党総裁選挙が、27日投開票されます。第1回投票が、国会議員 367・都道府県連ドント式による党員票 367の計 734票。過半数至らず上位 2名の決選投票は、国会議員 367・都道府県連上位候補に自動投票される党員票 47の計 414票。このトリッキーな選挙システムの熟知が、決め手になるはずです。

 その得票数割振り予想は 書きません(笑)。7月の東京都知事選で、首都決戦になると珍しく予測記事を書いたところ、結局いつもの 0秒当確が出て、大味な結果になってしまったからです。選挙の予想など あてになりません(笑)。ネットでは 総裁選の予想が乱れ飛んでいますが、総裁選の情勢報道に関しては、民放BSの老舗ニュース番組だけを視るようにしています。

 その番組名は「BSフジLIVE プライムニュース」。NHKを含めた全BS局で最も成功したニュース番組です。10日の提供クレジットを全て数えてみたら、19社のスポンサーがありました。この成功例の模倣から、他の民放BS局も次々と大型報道番組を開発していますが、追従を許しません。地上波と異なるBSの知的イメージを、この番組から芽生えさせていきました。

 BSフジLIVE プライムニュースは、ストレートニュースのコーナーもありますが、政治・経済・国際・環境・社会問題に通じるゲストを招いた議論が主体です。ディベートではありません。モデルは、CNNかつての人気番組「ラリー・キング・ライブ」だと思います。キャスターが質問し、ゲストが答える。その往復の中から議論が深まっていき、真相が現れていくのです。

 メインキャスターは、反町理 フジテレビ解説委員長。番組の全権を担う編集長と、フジテレビ取締役を兼任しています。反町 キャスターの話術は 独特なもので、敬意を見せ 細かく相槌をうって、ゲストに安心感を与え、その敬意 と 安心感に包まれながら、ゲストは 真相を引き出されてしまいます。視聴者側からすると、ギスギスしたディベート番組の様な嫌味が全くありません。

 サブキャスターは、初代が 八木亜希子・秋元優里 アナ、現在が 竹俣紅・長野美郷 アナ。この女性キャスターが議論の理解度を示すテスター(笑)の役割を果しています。このブログでは、2010年 ノーベル化学賞の時。最近では 法哲学者・井上達夫 と 思想史家・先﨑彰容の時に、テスターのアラートが映っています(笑)。それは 知的議論が放送された証拠でもあるのです。

 BSフジの社長は 亀山千広 氏。踊る大捜査線の功績で就任したフジテレビの社長時代に、老舗人気番組を片っ端から潰して更地にした放送文化クラッシャーです。BSフジでも 人気番組「クイズ!脳ベルSHOW」を骨抜きにしちゃいました(笑)。反町 キャスターは、フジの取締役なので、クラッシャーの触手がプライムニュースへは 伸びないはずですが 少し気になります。

 今ネットでは、多種多様な政治解説の動画チャンネルがあり、相当振り幅のある意見が降り注いでいます。それらを公平中立の立場で集約していくのがテレビ・ラジオ放送であるべきなのに、殆どの報道番組が、乱立する意見のひとつにしか達しません。この点 BSフジLIVE プライムニュースは、議論の往復から、その先の真相が見えてくる唯一の報道番組かも知れません。

 自民党総裁選の情勢は、BSフジLIVE プライムニュースから 多くを得ています。でも予想は 書きません(笑)。プライムニュース前後の編成にクラッシャーの影を感じますが(笑)独自の話術を有する反町 キャスターには、健康に留意して頑張って欲しいと思っています。BSフジLIVE プライムニュース こそ、全国衛星放送から生まれた最高水準のテレビ報道番組です。

第1111回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    Brenda Russell “Piano In The Dark”
    The official YouTube channel
  2. 第 2 位 ( △ )
    Beverley Craven “Promise Me”
    The official YouTube channel VEVO
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    TSB 日テレ・土ドラ9「GO HOME 〜 警視庁身元不明人相談室」劇中効果音楽[横山克]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    NBS カンテレ・ドラマ「マウンテンドクター」劇中効果音楽 [林ゆうき]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    ビッケブランカ「白夜」
    abn テレ朝・ドラマ「科捜研の女24」主題歌
    ♪ 和声のウェイトをヴォーカルに重くかけています。

 週間選曲リストは、今週で 1111週目になりました。ナンバーワンのゾロ目です(笑)。インターネット草創期の個人ホームページには、キリ番という語彙もありましたが、2003年の第 1回ランキングから、21年間毎週休みなく更新し続けて、このブログは 1111のキリ番に到達しました。週間選曲リストがキリ番の週間放送視聴日記は、恒例の思う事シリーズです。

 888週目の思う事には、999週目が全期間ランキング特集にあたるので、次のキリ番は 1111週目、相当先の話でも あっという間かも と書いてあります。間違いなく あっという間でした(笑)。ただ通算週数が 4ケタになると、キリ番が発生し難くなります。ブロガーのお年を考えると、次の 1234週目が、思う事シリーズの最終回になるかも知れません(笑)。

 FM東京(TOKYO FM)の第509回 放送番組審議会議事録には、放送 50年を迎えたCOUNTDOWN JAPANの合評が載っていました。ある委員から、CDセールスが基準だったのに、握手券への反論が出て、今では SNSやサブスクの再生回数を入れたチャートになっている。みんなが聴いてる音楽などは もうないのではないかと、実に厳しい意見がありました。

 3月に秋元康 審議委員が辞任したので、握手券へ切り込めた(笑)のかも知れません。順位データは JFN38局のオンエア回数がベースになっている、つまりみんなが聴いている(笑)と、FM東京側から やんわり反論され、この委員も結論は 番組頑張れになっていましたが、COUNTDOWN JAPANの存否に係る様な、時代を捉え 的を得た意見でした。

 このブログでも 18年前の段階で「新譜だけが音楽チャートの対象か?」と題して、新譜だけがデータ対象となる事に疑問を呈し、ネットの時代には、新譜・旧譜 区別なく、個人の音楽評論やセンスも、多様な順位で表現していくスタイルが存在し得ると書いています。その時に公開したのが 第191回ランキングでした。この予見したスタイルを 第1111回まで続けています。

 予見し切れなかったのは、YouTubeなど主要動画ポータルが、ラジオ・テレビを遥かに上回る音楽接触媒体に成長したという点です。旧譜が紹介されている YouTubeには、2024年という今の段階で、その旧譜を初めて知り感動したとのコメントを、数多くのページで読む事が出来ます。新譜・旧譜に関係なく音楽の需要が産まれ、感動まで達するのが現代なのです。

 1111回を迎えた週間選曲リストでも、18年前に予見し得たコンセントを貫き、今後は さらに旧譜を大胆に加えて、最新の音楽評論を 1位から 5位までの順位で表現したいと考えています。週間選曲リスト・ルール 注意事項 03「新譜だけでなく、過去リリースされた旧譜楽曲の放送も、総て選曲対象とします」は、ブログ開始時から全く変わらない最重要なルールなのです。


ブログ開始は 2003年です。

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