第1122回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
CS LaLaTV・外国テレビドラマ「リゾーリ&アイルズ ~ ヒロインたちの捜査線」テーマ音楽 [James S.Levine] - 第 2 位 ( ⇒ )
AIESH「花の行方」
テレビ東京・ドラマ9「D&D 〜 医者と刑事の捜査線」主題歌 - 第 3 位 ( △ )
Sarah Brightman “Stand Alone”
NHK総合・スペシャルドラマ「坂の上の雲」メインテーマ - 第 4 位 ( ▽ )
CS 時代劇専門チャンネル「隠密奉行 朝比奈」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [渡辺俊幸]
♪ 1位 1週、登場 6週。 - 第 5 位 ( ⇒ )
ワタナベ・メイ「彗星」
大晦日 放送される「第75回 NHK紅白歌合戦」の出場歌手が決定しました。Creepy Nuts、新浜レオン、Omoinotake、Da−iCE、こっちのけんと、tuki.らの初出場が発表になっています。最多出場は 石川さゆり の 47回です。
今回の「紅白」司会は、有吉弘行(2回目)橋本環奈(3回目)伊藤沙莉(初)鈴木奈穂子 アナ(初)。出場歌手は 41組、初出場が 3組減の 10組。職員アナの登竜門である今年のラジオ実況アナは、22日現在 発表されていません。なお連続・常連出場からの「落選組」は、Perfume、Official髭男dism、さだまさし など となっています。
紅白歌手の出場回数平均値は 8・36回(前年比 プラス 0・21)。出場 5回以下の歌手が全体に占める割合は 56・0%(前年比 マイナス 0・8)と高水準を保っています。例の(笑)サプライズがあるにしろ、出場歌手全体 と 初登場歌手を減少させている事自体、現実味を帯びてきた放送時間短縮の場合に備えて、切り易い歌手を多くブッキングしている傾向が出ています。
一部報道によると、10月20日に本放送されたNHKスペシャル「ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像」の内容に激怒した、ジャニーズ事務所の後継会社が、所属タレントを紅白に出さないと主張していたそうです。現実に出場歌手はゼロでした。この交渉経緯が真実だとすれば、紅白をプロデュースするNHK制作局は、卑屈そのものであり、公共放送の体を成していません。
NHKスペシャル「ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像」を視聴しましたが、高いレベルの調査報道であり、マスメディア全体が、ジャニー喜多川の犯罪の従犯だったという結論を導いています。しかし、このNスペの本放送時期こそ、紅白の出場歌手選考の最盛期であって、ここからNHK内部の対立関係、つまり報道局 と 制作局のセクト主義がはっきり見えてくるのです。
もはや紅白歌合戦というコンテンツは、終わっているのかも知れません。ただその終焉の道を歩き始めたのは、大衆規模のヒット曲がないのに、芸プロやレコード会社の力関係を重視して、出場歌手や曲目を水増ししたからに他なりません。そのパワー団体に、NHK制作局自身も含んでいるとしたら始末が負えません(笑)。出場歌手の選考過程は、情報公開すべきなのです。
放送時間の短縮や構成演出の手法も含めた、紅白歌合戦の抜本的改革は 不可避です。特に放送時間の短縮は、決断の時なのです。このブログも年頭日記で既に、東急シルベスターコンサートを取り上げていますが、それでも(笑)大晦日の午後 11時45分ジャストに発生する、紅白エンディングから ゆく年くる年 への急激なギャップ(映像落差)だけは、今年も期待しています。