FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第403回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    JUJU「この夜を止めてよ」
    NBS KTV・ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NBS KTV・ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」劇中効果音楽 [住友紀人]
  3. 第 3 位 ( △ )
    葉加瀬太郎「ひまわり」
    NHK総合・連続テレビ小説「てっぱん」テーマ曲
  4. 第 4 位 ( ★ )
    新田洋「行け!タイガーマスク」
    SANKYO テレビCMソング
    ♪ 通算 300曲目のリストイン。イントロだけで抜群の和声を有している往年のアニメソング佳曲。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    alan「悲しみは雪に眠る」

 以前ブログでご報告した通り、この夏にオーディオ カセットテープの完全デジタル化作業が、どうにか完了しました。よく 4ヵ月でやり遂げたと、いまさらながら思っています。私の所有するビデオ(テレビ放送)と オーディオ(ラジオ放送)カセットテープ、合計 1000を超える録画・録音を、総てのデジタル化してファイルにする作業は、まさしく「人生の大事業」です。

 ビデオ カセットテープのデジタル化については、作業が中断したまま、すっかり遅れてしまっていました。今まで使っていたVHSビデオデッキのステレオ音声部の故障が、さらに悪化してしまい、さらに故障箇所も増えて、遂には映像自体も再生出来ず、自力修理不能となったからです。そのビデオ カセットテープのデジタル化作業ですが、どうにか 3日から再開しました。

 もちろん費用は惜しまず、故障したビデオデッキを完全リペアするのも可能なのです。ただ残り約 60本のビデオ カセットテープを、1回だけ再生するために、高額の修理代をかけるのは やはり無駄な話です。友人・知人やリサイクルショップなどを通じて、完動する中古VHSビデオデッキを探してみましたが、値段の折り合いのつく適当な品がありませんでした。

 そこでYahoo!オークションに挑戦してみました。今までYahoo!オークションは、利用登録だけをしていたのですが、実際に入落札した事は ありません。デッキを検索してみると、沢山あります。いろいろと迷いましたが、ジャンクを含む あまたある出品の中より、写真から丁寧に使用した印象を受けたVHSビデオデッキ 1台を発見。これだ!と直感しました。

 そのVHSビデオデッキを、締め切り 5分前に入札し 一発落札出来ました。落札価格は 1000円(笑)送料込みで 1980円。安すぎる程の適正価格です(笑)。岡山市に住む出品者の方から、すぐ送られてきた そのビデオデッキを見て驚きました。写真や型番では 全く気付きませんでしたが、それは 12年ほど前に私の使っていたビデオデッキと同型式だったのです。

 私は、30年ほどの間に、VHSビデオデッキを 10台以上使ってきました。その最期に使用するデッキが 過去使っていた同機種とは、やはり因縁を感じました。さっそく動作試験をしたところ、写真の印象は 正しく 丁寧に使用されており、標準・3倍速共にきちんと鮮明なHi-Fi再生が出来ました。これでビデオ カセットテープのデジタル化作業が再開できます。

 クローゼットを完全占拠していた(笑)カセットテープ入りの段ボールも あと 5箱ほどです。この間 オーディオ カセットテープのデジタル化は 終えましたが、デッキ故障による約 10ヵ月の中断から、ようやくビデオ録画のほうも作業を再開しました。どうにか年内には この録画・録音のデジタル化作業を終えて「人生の大事業」(笑)に決着をつけたいと思っています。


(追記) 2010年12月に、総てのアナログ録画テープのデジタル化が完了しました。

第404回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    JUJU「この夜を止めてよ」
    NBS KTV・ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NBS KTV・ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」劇中効果音楽 [住友紀人]
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    葉加瀬太郎「ひまわり」
    NHK総合・連続テレビ小説「てっぱん」テーマ曲
  4. 第 4 位 ( ★ )
    abn テレ朝・金曜ナイトドラマ「秘密」劇中効果音楽 [溝口肇]
    ♪ チェロの音色が澄み渡る劇伴トラックは 佳曲です。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    alan「悲しみは雪に眠る」

 戦後から続く民放ラジオの歴史の中で、ひとつだけ断言出来る点は、深夜放送からラジオ全体の編成の流れが変わっていくという傾向です。例えばAMネットのオールナイトニッポンで長年先行した若年層志向の編成が、そのまま今のJFNネットの夜編成に受け継がれています。そして現在の深夜放送は、NHKのラジオ深夜便を始めとしてアダルト志向が定着してきました。

 そうなると 民放ラジオ深夜放送の最先端は、今どんな傾向が判るのでしょうか? その第1は「放送休止」です(笑)。半年間の放送休止を平日深夜に続けたSBC信越放送は、現在 24時間放送へ復帰しましたが、全国のラジオ局で深夜放送を休止する時間は、少しずつ増加し、その傾向は AM局で顕著です。ただJFN加盟局には、まだその傾向が現れていません。

 しかし、次の傾向は 顕著に現れています。それが「フィラー」化です。音楽だけを流し途中一切DJをしないフィラー放送は、既にFM長野でも平日深夜 4時から放送の「音楽自由区。」で聴く事が出来ます。その配信をしているJFNのキー局・TOKYO FMは、90年代からのM1・F1層 重視路線でトップを走ってきた、聴取者の傾向に日本一鋭敏な放送局でした。

 オフィシャル サイトもフラッシュ ガンガン(笑)の非常に先鋭的な作りでしたが(笑)最近では落ち着きのあるデザインに変わっています。TFMがタイアップした時代劇映画宣伝のため、髷を結った俳優の写真をサイトのトップページに、大きくフラッシュしていた時もありました。M1・F1層以外を排他していた、以前の低年齢志向からは 全く考えられない事です。

 そして番組編成にも、従来と違った新しい傾向が現れています。まず平日早朝に帯でクラシック音楽番組“SYMPHONIA”を放送開始しました。もちろんこの番組は フィラーです。そして平日夕方には、これも帯でニュース報道番組“TIME LINE”を始めています。まだまだテストプログラムの段階ですが、明らかにTFMは、ゆっくりと舵を切り始めました。

 ある放送評論家の非公式な発言によると、ラジオメディアのコストは、パーソナリティ・DJのトーク量に比例するらしいです。パーソナリティ・DJがラジオでトークする時間が、長ければ長いほど人件費はかかるという意味なのでしょうか(笑)。これは少々暴論だと思いますが、深夜のフィラー放送は、あながち その論理を、間違いないと立証している気もします。

 以前ブログにも書きましたが、ラジオの 24時間放送は、強い公共・公益性の点からも、全国あらゆる地域で少なくとも 1局 絶対に堅持しなければならないと考えます。緊急災害報道の役割は、NHKが担っています。総ての民放ラジオ局が、24時間放送を社会的に義務付けられている訳ではないのです。放送事業会社にも、地球温暖化対策のテーゼ と 行動は 必要です。

 また音楽を愛するラジオリスナーの立場からは、ニュース・気象情報などの提供があれば、このフィラー放送を 長時間受け入れる素地があります。この考え方には 実例があり、今でも我が国ラジオ放送史上最高の音楽放送は、1988年 8月から 9月にかけて東京タワーから送出された、J-WAVE開局前の試験電波(放送)だったと断言する方さえいるほどです。

 J-WAVE開局前の試験電波(放送)は、毎日早朝から深夜まで、時報とコールサイン アナウンス以外、ノンジャンル・ノンカテゴリの音楽を、人口約 1000万人の首都圏へ東京タワーから延々と流しました。そして その選曲で、開局するJ-WAVEのポリシーを示そうとし、J-WAVEの編成方針を練り上げていきました。まさに究極のフィラー放送だったのです。

 ラジオメディアに台頭してきた危機感は、メディアとしての収益性や、そこで働く人々の職業としての将来性への不安から発しています。しかしその不安は、ラジオリスナーの生活に直接関係がありません(笑)。ラジオは、リスナーの生活において、必要不可欠な佳き脇役であるべきです。避けられない淘汰の起点として、やはりラジオは 深夜から変わっていくのです。

第405回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    JUJU「この夜を止めてよ」
    NBS KTV・ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」主題歌
    ♪ 編曲は Jin Nakamura ~ 中村仁。
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NBS KTV・ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」劇中効果音楽 [住友紀人]
  3. 第 3 位 ( △ )
    abn テレ朝・金曜ナイトドラマ「秘密」劇中効果音楽 [溝口肇]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    葉加瀬太郎「ひまわり」
    NHK総合・連続テレビ小説「てっぱん」テーマ曲
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    alan「悲しみは雪に眠る」

 再開したビデオ カセット テープのデジタル化作業は、順調に進み 残り 30本程になりました。その残ったカセット テープから、30年近く前の録画で再生が難しく、しかも 3倍速(笑)の 5本を最難関テープに指定(笑)。この 5本を最後に回し、他のテープからデジタル化しています。その録画番組のデジタル化作業の中、視入ってしまったテレビドラマがありました。

 毎週水曜 8時に放送された『晴のちカミナリ』(NHK総合・1989年 4月 ~ 8月 本放送)は、八代目 林家正蔵 に師事の後、紙切り芸へ転向して第一人者となった 二代目 林家正楽の自叙伝「正蔵師匠と私」をベースに制作されました。終戦直後の混乱期を脱した東京を舞台として、新進落語家の成長する姿や 下町人情の機微を、生き生きと描きだしています。

 1987年のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」で一躍有名俳優になった渡辺謙が、次のNHKの主役として取り組んだ連続ドラマです。なんと落語家の役でした。主役・一柳亭竜治に 渡辺謙。客演として、林家正楽がモデルになっている弟(おとうと)弟子・一柳亭小竜:石橋保、師匠の娘・茜:藤田朋子、竜治 小竜の下宿先である洋館の娘・翔子:美保純が配役されています。

 さらに竜蔵一家と 同じ長屋で暮らす和菓子屋 夫婦には、東千代之介 菅井きん。下宿先である洋館のハウスキーパーで粋なクリスチャン(笑)茉莉:千石規子。戦死した竜治の恩人上官の未亡人で シリーズ後半に竜次と大恋愛をするダンサー胡蝶:黒木瞳、師匠と幼なじみの日本舞踊師範・節:佐藤友美、そして竜治の師匠・一柳亭竜蔵:杉浦直樹がレギュラー出演しています。

 ゆるやかながら、しっかりと結ばれた人間関係の写実が際立つ作品で、このシリーズを 1話ずつ視ていくと、渡辺謙 演ずる「一柳亭竜治」と杉浦直樹 演ずる師匠「一柳亭竜蔵」の師弟関係が優しく染みていきます。さらに主題歌:柳ジョージ「ワンダラー 天衣無縫」が流れるタイトルバックは、紙切り芸 と 配役クレジットの寄席文字が 実にマッチしています。

 特に第2話では、落語協会最高顧問・三代目 三遊亭圓歌、NET(現・テレビ朝日)末広演芸会の墨付けレギュラー(笑)四代目 柳家小せん、そして日テレ「お昼のワイドショー」で 青島幸男とコンビだった 九代目 古今亭志ん馬と、現役の大御所落語家がゲスト出演。3人の大師匠連に、落語家役の渡辺謙・杉浦直樹を加えた、真夏の我慢大会シーンは 傑作でした。

 私にとって女優・黒木瞳のイメージが確立したのも、このドラマでした。そして今でも俳優・石橋保を視ると、例えそれがVシネでも(笑)未だに一柳亭小竜に見えてしまうのです。落語の世界を描いたドラマは あまたありますが、この「晴のちカミナリ」こそ最高傑作だと思っています。「晴のちカミナリ」は、全話デジタル化し、MPEGファイルで保存しています。

第406回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    JUJU「この夜を止めてよ」
    NBS KTV・ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NBS KTV・ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」劇中効果音楽 [住友紀人]
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・金曜ナイトドラマ「秘密」劇中効果音楽 [溝口肇]
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    葉加瀬太郎「ひまわり」
    NHK総合・連続テレビ小説「てっぱん」テーマ曲
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    alan「悲しみは雪に眠る」
    ♪ 作詞は 伊勢正三。

 大晦日 放送される「第61回 NHK紅白歌合戦」の出場歌手が決定しました。西野カナ・植村花菜・クミコ・HY・AAA(トリプル・エー)の初出場が発表になっています。最多出場は「サブちゃん」北島三郎 の 47回。初出場は 1963年 第14回です。

 今回の「紅白」司会は、紅組・松下奈緒(初) 白組・嵐(初) 総合司会・阿部渉 アナ(2回目)紅組司会は、朝ドラヒロインです。局アナの登竜門であるラジオ実況アナは、小松宏司 アナ と 黒崎めぐみ アナが 担当します。出場歌手は 44組、初出場が 3組減の 5組。なお連続・常連出場からの「落選組」は、美川憲一、大塚愛、中島美嘉など となっています。

 放送時間は、午後 7時30分から 11時45分までと、昨年より 15分間短縮。例年になく出場歌手選考の事前情報は 乱れ飛んでいました。24日の出場歌手発表記者会見の生中継を、初めてライブ ストリーミングで視ましたが、従来の路線は 踏襲された選考結果となった様です。決め手にかける人選ですが、出場歌手を減らしていくと、締まってくる印象も受けました。

 紅白出場歌手選考の重要資料は、人気投票でありません。全国規模の世論調査とされています。2004年 第55回では、その世論調査結果を公開した事もありました。調査の手法は「あなたは今の内閣を支持しますか?」と同様に「あなたの好きな歌手は誰ですか?」と、日本の縮図となるべく老若男女 人口動態に従い、無作為抽出された調査対象者(標本)へ設問します。

 すると先程の地方や壮年層のデータでは、知名度抜群の演歌系歌手が圧勝しているそうです。CD売り上げやダウンロード回数では判らない、普段表面に出てこない広範な国民各層で構成される音楽嗜好の根底部分が、紅白選考のキャスティングボードを握っています。少子高齢化社会が進行している今、高視聴率 や 高聴取率をマークするためには、壮年層の支持が不可欠です。

 私が気になるのは、紅白勝敗の結果です(笑)。大多数の方には どうでもいい事かも知れませんが(笑)視聴者審査員制度を本格的に導入して以降、白組優勢ばかりとなり 5年連続白組が優勝しています。これでは 審査システムが破綻します(笑)。今年も視聴者審査員制度を続けるのか注目されましたが、昨年より 1ヵ月ほど遅れて、昨年同様の募集を開始しています。

 私は、音楽チャートを極めるため、独学で統計学を相当勉強した事があります。統計学的に紅白の視聴者審査員は、世論調査でなく人気投票に類します。ですが設問は、紅か白か の二者択一(笑)。しかも何十万人による二者択一ですから、結果は世論調査に近接してきます。やはり結果に隔たりが出ない、空気が読める様な(笑)得点システムの再考は不可避かも知れません。

 開票速報本部の様な、70年代の紅白歌合戦の「得点集計センター」が懐かしいです。一度復活できないものでしょうか? 今年もまた白組優勝になりそうです(笑)。でも毎年断言していますが、年に一度、大晦日 午後 11時45分ジャストの 紅白エンディングから、ゆく年くる年 への急激な「ギャップ」が大好きな私にとって「紅白」は なくてはならない番組なのです。


ブログ開始は 2003年です。

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