FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第757回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    JUJU「いいわけ」
    NHK総合・ドラマ10「この声をきみに」主題歌
  2. 第 2 位 ( △ )
    狩野泰一&宮本貴奈「音紬ぎ」
    NHK Eテレ・古典芸能番組「日本の話芸」テーマ音楽
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    BS Dlife・外国テレビドラマ「NCIS ~ ネイビー犯罪捜査班」テーマ音楽 [Maurice Jackson]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    Liam Gallagher “Wall Of Glass”
  5. 第 5 位 ( ★ )
    NHK総合・ドラマ10「この声をきみに」劇中効果音楽 [fox capture plan]
    ♪ 主題歌と別途にジャジーで洗練されたトラックを有する劇伴群。

 このブログも 14年10ヵ月になろうとしてます。このブログで記録を調べてみましたら、なんと 7年も放ったらかしでした(笑)。2000を超えるテレビ録画・ラジオ録音のファイルを、大容量の ストレージ複数で統合管理する計画。そのネックになっていた DVD-RAM をリッピングして、mp4ファイルとして分離・保存する作業を 先週から開始しました。

 アナログビデオカセットテープに記録された録画のDVD化を始めたのが、2006年。その時 最初に使った媒体が DVD-RAMでした。アナログのビデオカセットは、重ね録りが出来ます。DVD-RAMも、約 10万回という書き換え つまり 重ね録りが可能で、かつ耐久性が高いという利点から記録媒体として選んだのです。アナログビデオと似た発想でした。

 しかし 最大の欠点は、汎用性が ほとんど皆無なのです。DVD-RAMは、いくつ録画ファイルを作っても、VROファイルひとつに まとめられてしまいます。さらにファイルのインデックスは、ISOイメージ ファイルとして別々に管理する、やっかいなシロモノ(笑)で、ファイルを取り出して、汎用が効く動画ファイルにする リッピング作業が極めて面倒だったのです。

 いつぞやのラジオ録音テープに、ドルビーをかけていて、そのドルビー再生ができるデッキが見つからず、デジタル化が難解だった事情と似ています。例え リッピング出来たとしても、左右に黒い帯が出来てしまい、それを取り除くクロップと言う作業や、音声レベルを調整する作業なども必要となり、全作業込みで一発変換出来るフリーソフトを、ずっと探し続けていました。

 そして 7年が経過し、遂にソフトを見つけました。見つけたというより、ファイルをまず分離する作業、分離したファイルにクロップ と 音声レベルの補正をする作業、さらにリッピングで雑音が混入した時には 無劣化でカットする作業。この3つの作業を、それぞれ別のフリーソフトで処理する事で、ほぼ完璧なDVD-RAMのリッピングが可能だと やっと解ったのです。

 そこでフリーソフトを揃えて、早速リッピング作業を開始しました。DVD-RAMは、32枚ほど所有しており、その 1枚ずつから、ひとつひとつの録画ファイルを綺麗に分離して、映像は H.264(MPEG-4/AVC)音声が AACと設定した mp4ファイルにリッピングしています。時間のある時にやっていますので、作業は 年内一杯かかる予定です。

 出来上がったmp4ファイルは、バックアップも含めて、複数のUSBメモリに保存しています。フリーソフトを探しては、見つからず放ったらかし。またフリーソフトを探してみては 放ったらかし、この繰り返しで 7年も放ったらかしにしていた(笑)DVD-RAMのリッピング作業。懐かしいテレビ録画を楽しみながら、のんびりと そして確実に進み始めました。


(追記) 週間放送視聴日記(2023年12月15日)に、ラジオ番組録音コレクション統合管理を開始 を掲載しました。

第758回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    JUJU「いいわけ」
    NHK総合・ドラマ10「この声をきみに」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    狩野泰一&宮本貴奈「音紬ぎ」
    NHK Eテレ・古典芸能番組「日本の話芸」テーマ音楽
  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK総合・ドラマ10「この声をきみに」劇中効果音楽 [fox capture plan]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    BS Dlife・外国テレビドラマ「NCIS ~ ネイビー犯罪捜査班」テーマ音楽 [Maurice Jackson]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    Maika Loubté “THE CHOYA 2017”
    CHOYA 成熟篇 テレビCM音楽
    ♪ 曲目不詳。洗練された調性を有する僅か15秒間のオンヴォーカル インストゥルメンタル。➝ その後 曲目追記済。

 5日に スウェーデン・アカデミーは、今年のノーベル文学賞を、カズオ・イシグロ 氏に授与すると発表しました。カズオ・イシグロ 氏は、ご両親が共に日本人で、長崎県長崎市生まれの日系英国人文学者です。NHK総合テレビは、5日 午後8時04分に「ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏 日系イギリス人のベストセラー作家」と、ニュース速報を打ちました。

 ところが、その後 1時間ほど各局ともに全く報道がありませんでした。あまり当たらない(笑)ノーベル賞の事前取材でも、やはり全くのノーマークで、報道資料集めに時間がかかったのだと思われます(笑)。20時から始まったBSフジLIVE プライムニュースでも、速報レベルの報道をするだけで、生出演した安倍 首相とのディベートを淡々と伝えていました。

 ノーベル文学賞に関しては、とある国内著名作家のファンが、毎年発表の時期にイベントを催し、落選を噛みしめています(笑)。ノーベル賞は、そんなイベントでの劇的効果を期待できるほど、甘い国際アワードではありません。特に文学賞は、受賞者の居住国や出身国のバランスが重視され、特筆できる理由がない限り、日本関係作家の受賞は、ここ数年 難しいと思われます。

 昨年のノーベル文学賞受賞者は、受賞者として値するのか疑問が沸くほど、人としての礼儀や社会性から かけ離れた対応をし、ノーベル委員会が右往左往しました(笑)。選考し授賞を決定した委員の資質さえ問われかねない顛末に、相変わらず秘密のベールに包まれている、今年の選考審査過程でも議論になった事は 間違いなく、ノーベル委員会は 懲りたのだと思います。

 今年の受賞者カズオ・イシグロ 氏には、授賞連絡の際に、まず授賞式には出席されるのかどうか尋ねてきたのだそうです。その問い合わせに対して「他の予定は キャンセルして出席する」と即答しています。ユーモアがあり心底でペーソスの効いた応対をしたカズオ・イシグロ 氏こそ、真のノーベル文学賞 受賞者です。ノーベル委員会は、素直に安堵した事でしよう(笑)。

 カズオ・イシグロ 氏の「日の名残り」を、ハヤカワ文庫で読んだことがあります。同じ英国の作家スーザンクーパーの「コーンウォールの聖杯」が好きで、図書館でもう一度借りたいと探していた時に、日の名残り の存在を知りました。日の名残り は、今で言えば ダウントン・アビー的な執事の世界が舞台で、英国貴族階層の名誉感情 と 斜陽の日々が描かれています。

  出版の早川書房では、老社長が記者会見し、いかに著者が誠実な人柄なのか、力説していました。そして日本に感謝したいとのカズオ・イシグロ 氏本人の言から、あの 日の名残り に描かれた歴史に翻弄されても貫こうとする、大英帝国の貴族階層を支える独特な世界観には、日本的な優しい達観も貫いていると気づきました。ノーベル文学賞、本当に おめでとう ございます。

第759回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    JUJU「いいわけ」
    NHK総合・ドラマ10「この声をきみに」主題歌
  2. 第 2 位 ( △ )
    Maika Loubté “THE CHOYA 2017”
    CHOYA 成熟篇 テレビCM音楽
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    狩野泰一&宮本貴奈「音紬ぎ」
    NHK Eテレ・古典芸能番組「日本の話芸」テーマ音楽
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    NHK総合・ドラマ10「この声をきみに」劇中効果音楽 [fox capture plan]
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    BS Dlife・外国テレビドラマ「NCIS ~ ネイビー犯罪捜査班」テーマ音楽 [Maurice Jackson]
    ♪ 1位 6週、登場20週。

 このブログも 4年ほど前から、モバイルでのご訪問・ご愛読者の数がPC経由を超え、今では 約 7割がモバイル、残る 3割がPCと完全に逆転しました。Googleさんも、検索エンジンのインデックス データを、モバイルへ変更する考えがあるそうです。そう言えば 最近 放送局のサイトにPCから入ってみると、以前と比べて雑なデザインに代わっているのに気づきました。

 レスポンシブ ウェブ デザインを追求する余り、モバイルサイトをベースにして、単にPCサイズへ引き伸ばしているだけのデザインが蔓延しているからです。10年ぐらい前のPCサイトは、フラッシュ ガンガンが全盛で、あれはあれで(笑)鬱陶しいものでしたが、大きく様変わりしました。今度は、間延びデザインが幅を利しており(笑)優れたデザイン性が欠けています。

 モバイルサイトの間延びデザインは、芸がないというか、余りにも工夫がありません。以前ブログに、スマートフォンのサイトは、仮想ボタン文化(笑)と書いたことがありました。スマートフォンは、画面に直接タッチして操作するのが基本です。タッチした時、本当にボタンを押した様な疑似感覚、つまり仮想ボタンへ比重を掛けている点に、特徴があると思ったからです。

 しかし、多くのモバイルサイトは、スマートフォンを意識する余り、さらに画面が 巧妙なボタンだらけになってしまいました。例えば このブログ程度の字数が必要な、テキストタイプの記事があると仮定します。掲載したページには、まず冒頭から、広告への画像ボタンやリンクが目立ち、下部の広告は、ページをスクロールしても消えずに貼り付いているのです(笑)。

 結局記事は、掲載したページに、抜粋や冒頭数行しか書いておらず、例の続きを読むボタンに誘導し、続きを読む の前後にも 広告への誘導ボタンが囲んでおり、まるでタッチする指を誘う落とし穴(笑)が仕掛けてあるかの様です。しまいにはインタースティシャルと称する全画面広告が出てきて、ページ全体を覆う事さえあります。これではテキストを読む気が失せてしまいます。

 これらの実態を反面教師にして、お盆休みに、このモバイルブログのボタンの挙動を修正しました。ボタンだとハッキリと解るデザインで、触れた瞬間に ボタンを押した感じの疑似感覚と、タイトルも赤く変化。そして選択してのタッチ時には、個々のスマホやモバイル端末で使われている、リンクタップのハイライト表示仕様に従って、ボタン全体が指定色で光る様にしました。

 今年の 3月から一部ページに残っていた、続きを読むボタン も撤廃しており、このモバイル ブログに関しては、ボタン操作が確実に視認出来る様に設定してあります。さらにブログ開始以来 自ら広告を取り付けないポリシーを守り、現在全ページに一切広告の表示がなく、当然罠ボタンなど皆無な状態で、どのページからもテキスト全文を 一気に読了する事が可能です。

 モバイルサイトが主流となった昨今、広告収入あげたいと欲する余りに、貧弱なコンテンツ と 文字数のままで、落とし穴の様な誘導ボタンを、これでもかと貼りまくっているサイトが蔓延しています。何のためにサイトに訪問して閲覧するのか? その目的を全く重要視していない現状では、どうみても その落とし穴が、サイト評価の墓穴になっている様に思えてきます。

第760回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    Maika Loubté “THE CHOYA 2017”
    CHOYA 成熟篇 テレビCM音楽
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    JUJU「いいわけ」
    NHK総合・ドラマ10「この声をきみに」主題歌
  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK総合・ドラマ10「この声をきみに」劇中効果音楽 [fox capture plan]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    狩野泰一&宮本貴奈「音紬ぎ」
    NHK Eテレ・古典芸能番組「日本の話芸」テーマ音楽
  5. 第 5 位 ( ★ )
    Anly “Venus”
    abn テレ朝・木曜ミステリー「科捜研の女」主題歌
    ♪ 歌唱を探るように和音化している佳曲。

 『第48回 衆議院議員総選挙』は、22日に投開票され、連立与党で 313議席と、憲法改正発議に必要な 3分の2の議席を引き続き確保し、自民党が大勝しました。公示直後の週刊誌などでは、自民苦戦の議席予想が見出しを踊っていましたが、全く正反対の結果となり、小池百合子 都知事らが仕掛けた野党再編劇を伴った倒閣運動は、跡形もなく雲散霧消してしまいました。

 【獲得議席数:自民 284 立憲民主 55 希望 50 公明 29 共産 12 維新 11 社民 2 無所属 22】

 選挙戦さなか松本駅内に設置された期日前投票所の脇を通ると、既にいくつかの新聞社が出口調査を行っていました。それもそのはずです。今回の総選挙の期日前投票者数は、2137万8400人と、全有権者の 20・1%にも達していました。これは事前に浸透した選挙情勢が、投開票日直前で劇的に変化するアナウンス効果が、起きにくくなった事を示しています。

 投開票日当日は、松本市内も本降りの雨模様でした。私は、お昼過ぎに自宅から徒歩で 5分ほどの投票所へ行ってきました。投票所では、松本市選挙管理委員会が独自発行する「投票記念カード」を、今回も頂きました。これで 7枚目になります。降りしきる雨のせいではないと思いますが、投票所の前に、いつもなら見掛ける出口調査の調査員は、誰もいませんでした。

 午後 7時55分からスタートした総合テレビのNHK開票速報は、予告スポットの段階から、午後 8時に議席の予測を発表すると大々的に宣伝。NHKも出口調査ありきの開票速報へ、完全にシフトチェンジしました。民放の開票速報と比較しても、NHKは 当確判定に常識的なリミットをかけていたのですが、とうとう そのリミットも完全に消え去ってしまった様です。

 まず午後 8時ジャスト、自民党勝利・過半数を大きく上回る情勢 と ヘッドラインを打ち、スロット風な帯コーナーで、8時00分15秒に 全465議席の内 150議席へ いきなり当確。8時00分25秒に 248議席が当確。8時01分00秒に 283議席が当確。そして8時02分30秒の段階で 297議席(63・8%)に、NHKは 当確を打ってしまいました。

 今回のNHK開票速報の画面は、非常に解りずらかったです。台風情報が逆L字を占めて、さらに開票データの画面に字幕情報と、これでもかと詰め込み過ぎた状態で放送を続けました。そこで我が家では 音声をミュートにし、NHK-FMのラジオ開票速報を聴いていました。ラジオの速報特番でも、台風情報や長野県内の警報・避難準備情報を、刻々と伝えたのです。

 FM長野は、午後 8時55分 と 10時55分のFM長野ニュース(JFNネット)で開票状況を速報。共同通信社の分析を的確かつコンパクトに伝えていました。ローカルの速報はなく、11時から同じくJFNネットによる開票特番を 1時間放送しています。長野県内小選挙区の当選者は、自民 2 希望 2 無所属 1。2区で 自民 1名の復活当選がありました。

 今回の総選挙では、超大型で非常に強い台風 21号が、投開票日に日本上陸を狙い、荒天のため 13小選挙区で、開票遅延による両日開票となりました。公職選挙法 第65条では、開票は すべての投票箱の送致を受けた日 又は その翌日に行う、と定められています。離島からの投票箱送致が遅れた場合、その投票箱が到着するまで開票作業を始められないのです。

 NHK開票速報も、4議席が当選党派未確定のまま終了。そして翌日午前 11時40分に、まず比例東海ブロックで当確。午後 2時27分に沖縄 4区の当確。4時26分 佐賀 2区で当確。5時22分に全議席の党派が確定。そして夜となり 9時31分に 比例東海ブロックで最後の当確が出て、やっと全議席の当確者氏名が確定するという、非常に冗長な開票速報となりました。

 安倍 首相は、国政選挙 5連勝となり、共同通信社トレンド調査でも、すさまじい勢いに乗っていたはずの 小池百合子 希望の党代表は、2連勝の後で手痛い 1敗を期しています。野党再編解散と題したブログに、語彙として表現した「踏み絵」は、今までの小池ブームを一気に引き潮にしてしまうほどの決定的なダメージを加え、野党惨敗のきっかけを与えてしまいました。

 どうも打倒安倍のシュプレキコールの裏に、顕著な実績のない小池 代表の激しい権力欲が、国民に透けて見えてしまった様です。一方の立憲民主党の躍進は、まるでお題目の様な単調極まる護憲主張にも拘わらず、枝野幸男 代表が 2011年の東日本大震災の時、内閣官房長官として防災服姿で懸命に働いていた姿を、多くの国民が忘れていなかったからかも知れません。

 今回の総選挙の結果から、憲法改正発議に必要な両議院 3分の2の勢力は、2019年夏の参院選まで維持されます。憲法改正を主張するなら、もはや具体的な憲法改正の条文案を、投票権者の国民に呈示すべき時です。果たして 憲法改正国民投票開票速報は 視聴できるのか? やたら謙虚という 2文字を多用する(笑)安倍 首相の次の仕掛けに注視しています。


ブログ開始は 2003年です。

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