FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第227回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・木曜時代劇「柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い」劇中効果音楽 [梅林茂]
    ♪ 第3シリーズは 音楽制作者に宮野幸子のクレジットがあります。
  2. 第 2 位 ( △ )
    工藤静香「雨夜の月に」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「麗わしき鬼」主題歌
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Swing Out Sister “Secret Love”
    花王化粧品 テレビCMソング
  4. 第 4 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    柴咲コウ「ひと恋めぐり」
    SBC TBS・愛の劇場「砂時計」主題歌
    ♪ 1位 5週、登場 8週。

 5月28日に 松岡利勝 農林水産大臣が、自ら命を絶つという衝撃的な事件が起こりました。遺書を残した上での覚悟の自裁です。国務大臣が在職のまま自ら命を絶ったのは、1945年 8月 終戦詔書に副署した直後 自裁した阿南惟幾 陸軍大臣 以来となります。刑法的事犯の如何に拘わらず、国務大臣の自裁は、主権の存ずる国民として、深く悲しむべき事件です。

 NHK総合では、第1報から断続的に特設ニュースを放送しました。実は そのニュースを送出していたNHK放送センターに、松岡利勝 農水大臣の次男・松岡浩昌 アナウンサーが勤務しています。FM長野 生ワイドの裏ですが、松岡浩昌 アナは、NHK-FMの関東甲信越広域リクエスト番組「サンセットパーク」を担当しており、ここ長野局からも流れていました。

 実父が自裁した月曜が 生放送の担当日でした。その日の「サンセットパーク」は、松岡浩昌 アナに一切触れず、他曜日の担当DJ東涼子 氏が、まるで月曜日のレギュラー担当かの様に番組を進行させました。ラジオ局や番組の危機管理として、担当パーソナリティーが出演出来なかった場合、急遽 他の局アナなどをブッキングして代役を立てるのは、確かに常套の手順です。

 今回のケースは、全曜日担当の選曲者として毎日スタジオに詰めており、かつDJでもある 東涼子 氏が急遽代役に選ばれたのだと思われます。しかし事件が公知なのに、放送内で事情の説明は、一切ありません。東涼子 氏は、あまりにも卒なく番組を進行させてしまいました。この方法論は、その日を上手く凌いでも、後々対価を払う様な誤った放送の危機管理です。

 ラジオ番組に担当パーソナリティーの個人的事情で重大支障が生じ、それが担当パーソナリティーの責任だった場合は、降板を含む処分をします。ところが今回の場合、松岡浩昌 アナに何ら非はありません。今回のケースは、例え現在進行のニュースであっても、番組冒頭できちんと時間をかけて説明したほうがベターです。それが個人的事情であっても そうすべきだったのです。

 NHKの事なかれ主義が全面に出た、今回の様に取り繕った番組は、松岡浩昌 アナが番組に復帰した時に過重な負担を負わせる事になります。そして番組に特定のイメージが消えないまま、企画変更を重ね、結局番組打ち切りで清算する形になってしまうのです。最期を看取ったのは その松岡浩昌 アナとの事。松岡利勝 農林水産大臣のご冥福を祈るだけしかありません。


(追記) 松岡浩昌 アナは「都合により」6月いっぱい番組を休むと発表。7月9日の生放送から復帰しましたが「サンセットパーク」は 、2011年 3月に放送を終了しました。

第228回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    工藤静香「雨夜の月に」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「麗わしき鬼」主題歌
  2. 第 2 位 ( △ )
    Swing Out Sister “Secret Love”
    花王化粧品 テレビCMソング
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NHK総合・木曜時代劇「柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い」劇中効果音楽 [梅林茂]
    ♪ 1位 2週、登場15週。
  4. 第 4 位 ( ★ )
    Linkin Park “What I’ve Done”
    ♪ ポップを強めてある美的要素を有したエレクトロな佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]

 近年の社会は、劇場型になっているのか、若年層で芝居がかったパフォーマンスをする人が増えてきています。自分の夢に向かって努力する姿は、決して悪くはないのですが、その中間過程で、さも夢が結実したかの様に、パフォーマンスする人を目にします。そしてパフォーマンス先行の果てに、僅かな挫折にも耐えきれず、精神疾患を起こす姿を、最近見聞きするのです。

 例えば 私◯◯になりたいんです!と、将来の目標を人目も憚らすパフォーマンスする輩(笑)にとって、そのパフォーマンスの原動力は、得てして社会を地道に構成している人々への侮蔑から生じています。その傾向が幼少期からあったならば問題です。我が人生においても数例思い当たるのですが、その数例の内 2例が、その後 適応障害という精神疾患を起こしているのです。

 ◯◯になりたいと、努力するのは素晴らしい事です。素晴らしいというより当たり前の事です。社会全体が自分の目的成就のため存在していると思い込んでしまう執着気質では、誰もが経験する小規模な挫折 1回が致命的になってしまう恐れがあります。どうも稚拙な自己主張の強い人間に対して、社会は苦笑いをしながら黙認してしまう傾向がありますが、それでは不味いのです。

 私◯◯になりたいんです!系のパフォーマンス人間は、自分の願望や能力が、絶対神の様に(笑)思い込んでいる傾向が現れています。親友などが道の厳しさなどを丁寧に諭してあげると、その相手を見下す態度も露骨に出て、始末に負えません。しかしこの手のパフォーマンス人間が、初めて挫折した時ではなく、初めて挫折に気付いた時、そのショックは計り知れません。

 適応障害 と 抑うつ状態は、表裏一体です。前述の 2例の内 1レスは、自裁未遂まで起こしました。将来の目標を夢(ドリーム)と主張する人々は、ある意味無責任だと思えてきます。将来の目標があるならば、パフォーマンスなしでコツコツ努力して、その努力の最中に、常にその目標が正当なのか? 冷静にチェックして、必要があれば躊躇なく軌道修正をかけるべきです。

 先日、前述のパフォーマンス人間が、適応障害を患い、変わり果てた姿となったのを目の当たりにしました。その人とは親しいと言うより、敬遠していたのですが、この様な姿を見て、何か出来る事があったのではないかと、健常者の立場から深く思いを巡らしてしまいました。どうか肉親や親友からでも、この様な適応障害の芽を摘んであげる努力はすべきだと感じました。

第229回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    工藤静香「雨夜の月に」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「麗わしき鬼」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    Swing Out Sister “Secret Love”
    花王化粧品 テレビCMソング
  3. 第 3 位 ( △ )
    Linkin Park “What I’ve Done”
  4. 第 4 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
    ♪ 素晴らしいタイトルバックも浸透してきました。
  5. 第 5 位 ( ☆ )
    NHK総合・ドキュメンタリー番組「ドキュメントにっぽんの現場」テーマ音楽 及び 予告使用音楽 [番組担当音響スタッフ 独自制作]

 自らが目指したものが、自分の知らない世界で既に実現していた。この様な展開は あり得る事です。音楽専門放送局の理想とも言える「24時間ワンフォーマット編成」。米国では 広く普及していますが「24時間ワンフォーマット編成」を実現した最も古い放送局は、私が考えるに米国ではありません。それはソビエト社会主義共和国連邦、旧ソ連にあったのです。

 歴史は古く 1964年、ソ連共産党中央委員会 つまり 権力中枢である党中央の決定により、新しい音楽専門のラジオ局が誕生しました。共産主義の思想教育ガチガチな各地方別第1放送と異なり、新しく生まれた全連邦第2放送は「Mayak(マヤーク = 灯台放送局)」と呼ばれており、その放送内容は、共産主義国家の国営ラジオ放送と思えないほど斬新でした。

 30分ごとに流れる インターバルシグナル(放送局のテーマ音楽)は、ソロビヨフ・セドイ作曲の「モスクワ郊外の夕べ」。哀愁を帯びた名曲のイントロ 4小節がリフレインで流れます。「こちらはマヤークです。モスクワ時間 何時を お知らせします」とコールがあり 毎正時の時報の後、短いニュースが 5分間。そして 25分間 音楽がノンストップで放送されるのです。

 一切 共産主義的アナウンスが入りません。ロシア や 周辺民族の民謡、東欧諸国のヒットソング。そして 米国や西洋は もちろん日本の歌謡曲まで、全世界の音楽がノンカテゴリー・ノンジャンル・フルコーラスで放送されます。そして 25分間経過すると「モスクワ郊外の夕べ」が流れてニュース。その後 25分間ノンストップ音楽。この繰り返しを 24時間放送し続けます。

 モスクワ時間で出勤タイムは、華やかな曲が多く流れます。深夜の時間帯は、穏やかな曲が中心となります。まさしく「24時間ワンフォーマット編成」を共産主義国家の旧ソ連全土で放送し続けたのです。私は、1980年代当時、日本でも聴く事ができた「マヤーク」の短波中継から、ダークダックス と 西城秀樹の曲がオンエアーされたのを、この耳で聴いています。

 マヤークは、ソ連国民に親しまれた大変人気のある音楽ラジオ放送でした。シベリア鉄道の長距離列車内でも、座席備え付けのラジオから聴くことが出来ました。そして強制収容施設の拡声器でも、毎日マヤークは 流れていたそうです。短いニュースを合間に挟み音楽だけを 24時間。理想の音楽放送とも言えるマヤークは、現在でも ロシア連邦共和国内で放送され続けています。

第230回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    Swing Out Sister “Secret Love”
    花王化粧品 テレビCMソング
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    工藤静香「雨夜の月に」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「麗わしき鬼」主題歌
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    Linkin Park “What I’ve Done”
  5. 第 5 位 ( ★ )
    高杉さと美「旅人」
    ♪ 類例の多い旋律ですか、二胡の用い方は 味のある佳曲。

 我が家で飼っている ミシシッピ アカミミガメのご存じ かめクン。左前足の脱皮しかけた部分を勝手に剥いて 5ミリほど「ズルムケ」しましたが完治し、梅雨の季節を迎えながら元気に過ごしています。我が家では、私が かめクン の世話を 16年続けています。水棲ガメにとって飼育水の管理が一番重要です。ですから冬眠期間を除き、毎日 飼育水の全交換を続けてきました。

 外来種として強面な亀と言われていますが、ミシシッピ アカミミガメは、実に臆病で怖がりな亀なのです。飼育ケースの中では 怖がらず安心して、かめクン が日々暮らせる様に心掛けてきました。16年に及ぶ飼育の世話を継続してきた事で、やはり かめクン は、飼い主を信頼してくれている様です。と言うものの毎日の餌やりや 水交換の時間が遅れると不安がります。

 こんな出来事もありました。真夏に飼育ケースを直射日光に出しっぱなしで、うっかり外出してしまったのです。かめクン は、ケースのフタをぶち破り緊急脱出(笑)。居間のテレビ台の日陰に逃げ込み、帰ってきて事態に気付き慌てる飼い主を見ながら、ふてくされて いました(笑)。16年の間には、かめクン の生命力に助けられたことが、何度かあったのです。

 さらに この 16年の間には、冷夏による日光浴不足や、今回の様な軽い皮膚病などありましたが、乗り越えて元気に成長しました。数あるペットの種類の中で、1個体が 16年生き続けるというのは、トップクラスの長生きです。やはり、かめクン に学んだ長生きの秘訣とは、夜しっかり眠る事だと思います。かめクン は、水中に首を入れて目をつぶり眠るのです。

 ごく稀に亀島の上で眠る事もありますが、この場合は 日光浴不足とか水質が変化しているとか、少し問題が生じているサインです。このサインに気付いて改善してやると、また水中で眠ります。ミシシッピ アカミミガメは 音が聴こえます。世界中のミシシッピ アカミミガメの中で、一番テレビやラジオから 音楽を聴いてきたのは、うちの かめクン かも知れません(笑)。

 また信憑性は定かではありませんが、亀は眠っている間に夢を見るとの説があります。もし夢を見てるとすれば、こんなに素晴らしい事は ありません。毎日 飼い主より先に しっかり眠る かめクン は、音楽を聴きながら どんな夢を見ているのでしょうか? 16年の間、かめクン は 飼い主を信頼してくれましたので、これからも この信頼を大切に飼育していきたいと思います。

 私は、1匹の亀を育て続けてきた経験から、どんな小動物にも魂があり 心があると信じています。そして生物として長く生きていく秘訣とは、今 生きている環境を理解し溶け込み、マイペースで日々生活していく事に他なりません。だからストレスを出現させず、個性を醸し出していくのです。我が家の かめクン は、生きる事とは何か? 教えてくれた素晴らしき存在なのです。


(追記) 週間放送視聴日記(2022年 5月27日)に、かめクン 飼養は今後も合法 を掲載しました。

第231回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    Swing Out Sister “Secret Love”
    花王化粧品 テレビCMソング
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
  3. 第 3 位 ( △ )
    高杉さと美「旅人」
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    Linkin Park “What I’ve Done”
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    工藤静香「雨夜の月に」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「麗わしき鬼」主題歌
    ♪ 1位 2週、登場13週。

 2007年は 上半期が終了し、まもなく折り返し点です。そこで『2007 上半期順位』を、今週の週間放送視聴日記に 付記しました。この上半期順位は、12月 最終週に作成・公開する 年間ランキング( Year-End Ranking )の中間速報として お知らせするものです。

 このブログの大切なコンセプトは、独創です。従来にない個人ブログ・放送研究ブログ、そして音楽ブログを目指しています。ですから よくある音楽チャートの年間(上半期)順位の様に、毎週発表した順位に配点集計する方式を採りません。1位は 絶対な数的基準。2位から 5位までは 自由な選考基準。ふたつの並立した基準により、年間(上半期)順位を作成しています。

 私が長年 音楽チャートを記録・研究してきた経験から、年間(上半期)順位は、実感 と 順位の合致が最も重要な要素と考えています。12月最終週で公開する年間ランキングは、あくまでも「年間選曲リスト」です。自動確定する年間 1位楽曲を除き、年間 2位から 5位までの 4曲は、改めて選曲し直し その選曲結果から、累積資料のデータを参考に順位を決定します。

 毎週このブログで作成・公開しているのは「週間選曲リスト」です。12月最終週に作成・公開する年間ランキングは「年間選曲リスト」となり、登場週数などのカウントに含みません。2003年 1月 3日からスタートした週間選曲リストは、今週で 231週ですが、年間ランキングを公開した 4週分は カウントしませんので、正確には 235週目となります。

 この様に年間ランキングは、レギュラーの週間選曲リストを休止して作成・公開する「年間選曲リスト」だと設定。その年間ランキングの中間速報である「半年間の選曲リスト」というべき上半期順位は、この週間放送視聴日記に 付記という形で公開しています。独創から始めた選曲リストのシステムも練り上がり、このブログは、5周年を 来年の正月に迎えます。

 【1位 6週 登場25週】① 風林火山 テーマ音楽。 今年の上半期順位は、ルールの年間ランキング要項に基づき、対象期間(6ヵ月)内の週間選曲リストにおいて、選曲条件をクリアした楽曲 8曲の中から、以下の通りに確定・決定しています。


 2007 上半期順位


  1. 第 1 位 ( 6)
    NHK総合・大河ドラマ「風林火山」テーマ音楽 [千住明]
  2. 第 2 位 ( 5)
    柴咲コウ「ひと恋めぐり」
    SBC TBS・愛の劇場「砂時計」主題歌
  3. 第 3 位 ( 2)
    NHK総合・木曜時代劇「柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い」劇中効果音楽 [梅林茂]
  4. 第 4 位 ( 4)
    abn テレ朝・ドラマ「相棒」劇中効果音楽 [池頼広]
  5. 第 5 位 ( 2)
    工藤静香「雨夜の月に」
    NBS 東海テレビ・ドラマ「麗わしき鬼」主題歌

ブログ開始は 2003年です。

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