FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第620回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲
    ♪ 原曲は“Pretty Maid Milking A Cow”。
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NBS フジ・ニュース情報番組「Mr.サンデー」オープニング テーマ音楽 [林ゆうき]
  4. 第 4 位 ( △ )
    NBS フジ・ドラマ「ゴーストライター」劇中効果音楽 [眞鍋昭大・笹野芽実・得田真裕・末廣健一郎]
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    SBC TBS・金曜ドラマ「ウロボロス」劇中効果音楽 [木村秀彬]

 テレビ録画 と ラジオ録音に関しては、4年ほど前に アナログテープのデジタルファイル化が完了しました。新規のテレビ録画は mpeg2(mp2)ファイルで、ラジオ録音は MP3(MPEG1 Audio Layer-3)ファイルで、現在ファイルをデジタル保存しています。それを今年からテレビ録画に関しては「mp4ファイル」での保存に切り替えました。

 mp4とは、mpeg4の事で、動画データを格納するファイルとしては、mpegの中でも進化した圧縮形式です。アナログテープのデジタル化作業では、総てをmpeg1ファイルでデジタル化。新規の録画は mpeg2ファイルで保存してきました。しかし、DVDに保存してきた録画ファイル数も 1500近くになり、そろそろデータの圧縮を考えなくてはなりません。

 エンコードしたファイルを再生して比較した時、明らかに劣化を視認してしまえば お話になりませんが、同サイズでしたら mp4では ほとんど劣化が認められません。また PCの他に モバイルや再生専用機で視聴できる汎用性も大切で、それらが満たされてこそ動画の圧縮で、ファイルのデータ量を減らす意味があると思います。こういった事前の考察は、極めて重要なのです。

 デジタルテレビの録画ファイルでしたら、該当するビットレートで劣化が視認出来ないほど再現性が高く、現在普及度が上昇している mp4方式が総合的にも適切だと考えました。私のmp4ファイルの設定は、映像が H.264(MPEG-4/AVC)音声が AAC と オーソドックスなものです。この設定に 統一して、mp4ファイルを作成していく事にしました。

 今までの mpegファイルについては、とりあえず そのまま保存し、統合管理に移行する際に、主要な動画を変換する予定です。mp4とは、動画のコンテナですので、拡張子を mp4に変更しても、ちゃんと再生されて、名目上(笑)mp4ファイルになってしまいます。なおラジオ録音は、従来通り最も普及している音響圧縮方式である MP3ファイルで行っていきます。

 そう言えばDVD-RAMで録画していた、初期のデジタル録画の個別のファイル化を まだ済ませていません。ブログ内検索で調べてみましたら(笑)2012年にやると書いてあり 3年間ほったらかしでした(笑)。どうにか この作業も再開して、これもほったらかしだった、外付けストレージなどでの全録画・録音ファイルの統合管理に漕ぎ着けたいと思っています。


(追記) 週間放送視聴日記(2017年12月22日)に、DVDーRAMのリッピング作業完了を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2023年12月15日)に、ラジオ番組録音コレクション統合管理を開始 を掲載しました。

第621回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲
  3. 第 3 位 ( △ )
    NBS フジ・ドラマ「ゴーストライター」劇中効果音楽 [眞鍋昭大・笹野芽実・得田真裕・末廣健一郎]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    NBS フジ・ニュース情報番組「Mr.サンデー」オープニング テーマ音楽 [林ゆうき]
    ♪ 1位 1週、登場 8週。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    女王蜂「ヴィーナス」
    テレビ東京・ドラマ24「怪奇恋愛作戦」オープニング テーマ
    ♪ パンクロックに類すると思いますが、和声と調性が整ったドライブ感ある佳曲。

 このブログは 2003年 1月から続いていますが、開始当時の 12年前は、まだ個人ホームページ花盛りで、ブログ自体は ほんの少し登場してきた頃でした。それから個人ブログがブームとなり 一気に浮上しましたが、ひとつのブログを現在まで継続しているブロガーは、すっかり少数派になってきました。圧倒的に挫折して打ち切ってしまったブログが多いのです。

 よくある有名人のオフィシャルと称するブログも、フォトまかせでテキストは 数行というのが数多くあり、発表するコンテンツはなく、自分のタレントから由来する私生活の切り売りが全てです。この様なブログは、更新日時からの耐久時間が短く、Google さんの通常検索でも、過去のアーカイブは 殆どが個別記事としてサーチエンジンに引っかかりません。

 せめて未来からのアーカイブに耐えられるテキストを書き残していかないと、そのタレント性が減衰した後に、陳腐な日記を全世界に(笑)公開していたと、自責の念に苛まれる事に繋がりかねません。やはり ひとつの記事に 1000字以上のテキストがないと、アーカイブの価値は生まれず、それが出来ないという点に、ブログを始めても長く続かない起因がある様です。

 ブログを挫折した人の話を見聞きすると、他の人が出来るからと安易な気持ちで始めて、挫折してしまう例が殆どです。何を書くのかで苦しんだと思いますが、私のブログで最も重要としている点は、全く逆で、何を書かないのか? なのです(笑)。週 1回という更新ペースが定まっているテキスト ブログですから、その取捨選択が ブログの維持に反映されていきます。

 初めての方へ ご案内にも「何を書くか? あるいは書かないか? 何を取り上げるか? あるいはスルーするか? ブロガーとしての感情は、記録の価値がある音楽の選曲、放送番組・人物・社会事象の選択だけで、まず表現します。」と宣言してある通り、書く価値のあると判断した事象のみ書き、他は一切スルーする(笑)その選択を、ブログの表現と見做し最も重視しています。

 次に大切にしているのが「文章の定型性」です。同じく 初めての方へ ご案内 には、週間放送視聴日記の説明として「長年飼っている ミシシッピアカミミガメの かめクン の話など、季節感や文章の定型性を大切に、徒然なるままな 身辺雑記 や、ブログの運営情報も織り交ぜています。」と書いてあります。このブログは、文章の定型性を大切にすると標榜しているのです。

 この文章の定型性が最も端的に表現されているのは Basic List の「年間ランキング」です。毎年の年間ランキングは、ほぼ同じスタイルです。ここでは 紹介致しませんが(笑)細かいルールがあって、それに基づき書かれています。自ら創造していった定型性である限り、この文章の定型性こそ、週間選曲リスト と溶け込んでいくシステマライズされた記事を支えているのです。

 どんな端末でも全文を読める様に自作した HTML5 や CSSも、まさしく この文章の定型性の根幹であり、このブログの基礎部分を構成しています。もちろん健康に恵まれたという理由が最大ですが、HTML5 や CSSのソースを含めて、この 12年の間にブロガーの体に染みついた、文章の定型性というマイルールのおかげで、休みなくブログが更新出来ているのです。

第622回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲
  3. 第 3 位 ( △ )
    女王蜂「ヴィーナス」
    テレビ東京・ドラマ24「怪奇恋愛作戦」オープニング テーマ
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    NBS フジ・ドラマ「ゴーストライター」劇中効果音楽 [眞鍋昭大・笹野芽実・得田真裕・末廣健一郎]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    NHK総合・土曜ドラマ「限界集落株式会社」劇中効果音楽 [林ゆうき]
    ♪ 少し旋律が平坦ですが、和声は 整っている劇伴。

 昨年 1月 総務省が決定した「AMラジオ放送を補完する FM中継局に関する制度整備の基本的方針」に基づき、今年に入ってから全国にAMラジオ局のFM同時放送が、一気に普及する様相を呈してきました。5年前には、考えもつかなかったFM電波に関する国策変更の動きです。このFM同時放送をする新たなAMラジオ放送の中継局を「FM補完中継局」と称しています。

 総務省の「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」が、中間とりまとめで、初めてAMラジオ放送のFM同時放送容認を提言してから、まだ僅か 1年 6ヵ月程度ですが、FM補完中継局の置局は、一気に進んでいます。現在までに RNB南海放送(愛媛県)KNB北日本放送(富山県)MBC南日本放送(鹿児島県)で、AMラジオのFM補完放送がスタートしました。

 その後も全国でFM補完中継局の予備免許交付が進んでおり、特に東京のTBSラジオ・QR文化放送・LFニッポン放送では、東京スカイツリーから出力 7Kwで、来年春にFM補完放送を開始する事が決定しました。これらの急速な流れの中で、改正された基幹放送用周波数使用計画や、電波法施行規則を精読していくと、FM補完放送の重要なポイントが見えてきます。

 第1は、FM補完中継局免許の条件として、申請にあたり当該県域FMラジオ事業者との調整の結果を示す資料を、添付する事が要求されている点です。全国にあるJFN加盟局としては当然な条件ですが、文意を汲むと 調整協議の事実を証明する必要はありますが、当該県域FMラジオ事業者との最終合意までは 求められていないのではないか? との解釈が成り立ちます。

 第2に、首都圏・関西などの広域を含む全都道府県へ、FM補完放送の周波数割当が 現在されていますが、2020年(平成32年)3月31日までに、FM補完中継局が置局されない時は、未使用の周波数を削減する点です。必要のないFM補完局の周波数割当は 取り消すとの政策が明確ですが、裏を返せば この期限までに、FM補完局の普及を一気に促進させる効果もあります。

 第3に、補完周波数の割当は、民放AM局を原則対象とし、NHKラジオ第1放送に割当されていない点です。NHK-FMの存在を、総務省は 補完とみなしているのかも知れません。一連の動きで私が特に驚いたのは、RNB南海放送が、このFM補完局の開局準備に合わせて、伊予市の本局送信所 と 新居浜 中継局で、同一周波数によるFM同期放送の実験を行った点です。

 このFM同期放送が きっかけとなり、本局だけでなく中継局にも、AM局のFM補完放送が 一気に広がる可能性もあります。私は、FM長野の周波数を、送信所・中継所総て 79・7MHzに統一して、中継局のエア受けをデシタルの独自波にすればいいと思っていましたが、まさか そのアイデアの端緒が、FM補完中継局の構想に先取りされるとは思ってもみませんでした。

 またFM補完放送が認められた 90・1 ~ 94・9MHzが受信できるラジオの普及は、時間がかかると思っていましたが、各メーカーが 95MHzまで受信可能な機種を、一気に発売したのにも驚きました。私が愛用しているチボリオーディオは、外国製のラジオですが 既に対応を開始し、モデルワンなどは、95MHzまで受信可能な機種を投入するとの事です。

 AMラジオのFM補完放送など、従来の電波行政からは、絶対に許されなかった構想です。まさしく既存FM局を守る護送船団方式から逸脱した施策なのですが、国土強靭化という新しい国策の名の元に、急速に進んでしまった背景には、やはり東日本大震災がターニング ポイントになっており、東日本大震災がラジオメディアを根本から変えてしまった気がします。

 TOKYO FM とJFNが進めている、V-LOW マルチメディア放送は、厳しい開局条件が影響してか、まだ免許申請の段階まで至っていません。AMラジオ局が、これからFMへ進出してくるのです。JFN加盟局全体が、FM補完放送構想を凌ぐ、公共公益性に立脚した番組編成の根幹の変更を含めて、FM補完放送に対しての早急な対策は、必要だと思われます。

 長野県にも、SBC信越放送を対象として 92・2MHzがFM補完局用の周波数として割当られています。FM長野リスナーの私としては、この 92・2MHzの行方も大変気になりますが(笑)長野県のラジオ放送は、事業者間が微妙なバランスの上で成り立っており、民放ラジオ放送の広域化問題も絡む中で、2020年 3月までに果してどうなるのか? まだ不透明です。


(追記) 2017年 3月30日に 総務省は、SBC信越放送に対して、FM補完中継局を整備を目的とする、民放ラジオ難聴解消支援事業の補助金交付を決定しました。これによって、SBCラジオのFM補完中継局設置が確実になりました。

(追記) 2017年12月19日に 総務省信越総合通信局は、SBC信越放送に対して、SBCラジオのFM補完中継局 3局の予備免許を付与しました。長野局(美ヶ原)出力 1KW。高ボッチ局(塩尻)出力 100W。飯田局 出力 100W。私は 高ボッチ局の置局構想に大変驚きました。サービスエリア内の世帯数は、なんと長野局(美ヶ原)を超えています。

(追記) 週間放送視聴日記(2018年 3月 9日)に、AM・FM補完の非サイマル放送を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2019年 8月16日)に、FM補完中継局 総ての置局確実にを掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2019年 9月 6日)に、民放AMラジオ放送廃止へ を掲載しました。

(追記) TOKYO FM(エフエム東京)は、2019年10月 8日に、V-LOW マルチメディア放送事業からの撤退を発表しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2019年10月11日)に、V-LOW マルチメディア放送(i-dio)終了 を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2020年11月13日)に、民放AMラジオ放送廃止の実証実験原案 を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2021年 8月27日)に、民放AMラジオ44社が停波してFMに を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2023年 6月 9日)に、AM停波 第1次実証実験に不参加続出 を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2023年11月10日)に、KRY山口放送から始まるAM局のFM転換 を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2024年 3月15日)に、AM停波 第1次実証実験の先にあるもの を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2024年 5月10日)に、AM停波 実証実験で radiko が除外される理由 を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2024年12月 6日)に、AM停波 第2次実証実験の行方 を掲載しました。

第623回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「花燃ゆ」テーマ音楽 [川井憲次]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    鈴木常吉「思ひで」
    SBC MBS・ドラマ「深夜食堂3」オープニング曲
    ♪ 2006年発表のアルバム「ぜいご」に収録。
  3. 第 3 位 ( △ )
    女王蜂「ヴィーナス」
    テレビ東京・ドラマ24「怪奇恋愛作戦」オープニング テーマ
  4. 第 4 位 ( △ )
    NHK総合・土曜ドラマ「限界集落株式会社」劇中効果音楽 [林ゆうき]
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NBS フジ・ドラマ「ゴーストライター」劇中効果音楽 [眞鍋昭大・笹野芽実・得田真裕・末廣健一郎]

 近年は、深夜帯のテレビドラマが一気に普及してきました。10年ほど前は、テレ朝系の金曜ナイトドラマぐらいしかなかったのですが、BSを含めると今やほぼ毎日、深夜帯で新作ドラマが放送されています。多様な視聴者層に上手くフィットさせながら制作していますが、最近の深夜ドラマで素晴らしいと思った作品は、やはりMBS毎日放送制作の「深夜食堂」です。

 元々コミックが原作で、2009年 と 2011年に 2シリーズ計 20本を放映。約 3年ぶりの第3シリーズは、映画化への含みがあり、さらに 10本が制作されています。この深夜食堂「めしや」の営業時間は、深夜 0時から朝 7時頃までという設定。ドラマのオープニングには、唯一のメニュー品目である「豚汁定食」の豚汁を作っているシーンが必ずあります。

 マスターである小林薫は、1987年 と 1988年のNHKドラマ「イキのいい奴」で、寿司屋の親方である主役・兵藤晋作 役を演じ、平均 22%の高視聴率をとり人気を博しました。大変優れている作品です。小林薫は、数多(あまた)ある俳優の中でも、本当に調理師免許を持ってるのではないかと(笑)思わせてしまうほど、深夜食堂のマスターが 実にハマり役です。

 「深夜食堂」の通算話数は、シリーズを超えて加算しています。その計 30話の中でも初期の 第2話「猫まんま」は、ある演歌歌手(田畑智子)の駆け上り そして 駆け下りていく生涯を、僅か 30分のエピソードだけで、見事に描き出しており、視聴後に深遠な印象を残します。この第2話「猫まんま」は、ドラマ シリーズの流れを決定付ける最高傑作だと思っています。

 ドラマ特有の作為臭さが、この深夜食堂にはなく、ラストでは ゲスト出演者がドラマの延長で、サブタイトルになっている単品献立調理のコツを紹介するミニコーナーがあります。最後に視聴者へ おやすみなさい と挨拶までするコンセプトからは、不思議な温かさが伝わってきます。その温かさからフィクションを超え、現実に溶け込んでいく様な世界観が醸し出されるのです。

 主題歌は 各シリーズ毎に違った曲が流れますが、なんと言っても特筆出来るのは、オープニングで流れる鈴木常吉「思ひで」です。週間選曲リストでも 1位 2週を記録し 現在もリストインされています。鈴木常吉は かつてのイカ天バンド「セメントミキサーズ」のリード ヴォーカルで、その昔「東京ラッシャイ」というスピード感あるスカなチューンを出していました。

 このブログの週間選曲リストは、多楽器によるアレンジの音楽和声感を最も大切にしていますが、アイルランド民謡である この「思ひで」は、G.1本だけの削ぎ落としたアレンジ と 歌詞が中心になっています。またこの変わらないオープニング同様「深夜食堂」は、キャラクターが一変したオダギリジョー以外(笑)レギュラー出演陣が殆ど変化しないのも特徴です。

 不破万作、松重豊、山中崇、綾田俊樹、安藤玉恵、光石研、宇野祥平、金子清文、須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子が、深夜食堂の常連客として登場し、この常連客達が、ドラマの重要な要素となるのです。エピソード毎に入れ替わりながら、ゲストを迎えて役に同化しながら演じており、この深夜食堂レギュラー陣の変わらぬ普遍性が、ドラマの大きな存在感に昇華しています。

 私は、あたりまえの様に続いてきた、家族や職場での繋がりではなく、この深夜食堂レギュラー陣が演じる常連客同士の繋がりの様なものが、21世紀の社会では コミュニティの細胞となっていくのではないか? と思う事さえあります。それだけ常連客同士の繋がりは 美しく、そのコミュニティの変わらぬ優しさ と 時代の先見性が、このドラマ「深夜食堂」の魅力なのです。


(追記) 週間放送視聴日記(2016年12月 9日)に、映画 続・深夜食堂 を観に行くを掲載しました。


ブログ開始は 2003年です。

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