FM長野リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第860回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK BSプレミアム・プレミアムドラマ「盤上の向日葵」劇中効果音楽 [佐久間奏]
    ♪NHKオンデマンドで視聴。

  2. 第 2 位 ( ▽ )
    Tempalay「そなちね」
    テレビ東京・ドラマ25「サ道」エンディング テーマ

  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    GLAY“into The Wild”
    スバル テレビCMソング

  4. 第 4 位 ( ★ )
    松任谷由実「深海の街」
    テレビ東京・報道番組「ワールド ビジネス サテライト」エンディング テーマ曲
    ♪ヴォーカルとE.B.の調性が整っている佳曲。

  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    OKAMOTO’S「新世界」


 8日に エフエム東京(TOKYO FM)は、記者会見を行い、V-LOW マルチメディア放送からの撤退を発表しました。エフエム東京の今期連結決算は、83億円の巨額純損失を計上。投融資打ち切りによって、i-dioは 放送終了が確実な情勢です。異様な鳴り物入りだったデジタルラジオ放送は 我が国から消滅し、JFNグループの長い悪夢が ようやく終わりました。

 i-dioの投資損失を単年度の決算で一気に減損処理するとは、賢明な経営決断です。エフエム東京には、約 273億円という莫大な内部留保があり、それで 83億円の損失を処理出来ると踏んだからだと思います。黒坂修 社長が「資金繰りは万全」と豪語したその裏付けは、莫大な内部留保にあります。それでも今回の減損処理で、内部留保の約 3割が霧散してしまいました。

 黒坂 社長が「もし前体制が続き、これまでの方針を維持してi-dio事業を突き進めていれば、本当に危なかった」と述べた通り、内部留保の総額に累積損失が近づいていけば、エフエム東京そしてJFNの経営危機に繋がるところでした。回収不能になった約 150億円の事業費への未練からか、まだ躊躇が見られますが、i-dioは 即刻放送を打ち切り清算すべきです。

 全国のJFN加盟局も該当地域のi-dioに出資しており、各地域のマルチメディア放送が早く清算を進めないと影響が強くなります。また日本政策投資銀行からの借入金も大変気になるところです。民放AMラジオ局がAM放送を廃止する流れの中で、TOKYO FM と JFN加盟局は、これからハンデキャップを背負って、放送事業を進めていかなければなりません。

 それと同時に重要な考察が成り立ちます。東日本大震災がターニングポイントになって、国土強靭化の大命題の元に、絶対に認められなかったAM局のFM補完中継が一気に普及し、AM放送の廃止まで到達した様に、今回のV-LOW マルチメディア放送からの撤退が、日本のラジオメディアにとって、大きなターニングポイントになる事は間違いないからです。

 V-LOW マルチメディア放送の終了によって、日本のラジオメディアは、これからFMアナログ放送で進む事が ほぼ確定しました。もちろん本局送信所 と 中継局間の従来のエア受けを、TTLによるデジタル波にするなど、伝搬過程でのデジタル化は さらに進むでしょう。されど基本のラジオ電波は、FMのアナログ波に統一されていくのです。

 そしてインターネット配信によるIPサイマルラジオとして、radiko がさらに定着するでしょう。但し radiko と アナログ放送電波の間には、伝搬遅延という絶対差があります。やはり時報や緊急地震速報は、アナログ放送でないと成立しないのです。意外にアナログ放送 と インターネット配信は、ラジオメディアにおいて住み分けが可能になるかも知れません。

 これからのTOKYO FMについて、黒坂 社長は「面白く、楽しく、心地よく、美しいコンテンツをプロデュースして、生活者に楽しんでもらうという原点に立ち返って出直したい。」と実に興味深い方針を明らかにしました。特に心地よく、美しいという語彙は、今までのTOKYO FMに あまり当てはまらなかったものです(笑)。

 そう言えば、昔のFM東京時代には、心地よく、美しい番組がたくさんありました。日本のラジオメディアは、これからFMアナログ放送で進みます。どうか老舗のTOKYO FMには、少子化時代に対応する事でFM東京時代へ回帰し、心地よく、美しい番組を数多く制作して、JFN と JFN加盟局を牽引してもらいたいものです。高い高い授業料を払ったのですから。


ブログ開始は 2003年です。

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