FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第488回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK BS1・ドキュメンタリー番組「アスリートの魂」テーマ音楽 [林ゆうき]
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「平清盛」テーマ音楽 [吉松隆]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    菅原紗由理「いつの日も」
    NBS フジ・単発特別番組枠「金曜プレステージ」エンディング テーマ
  4. 第 4 位 ( △ )
    MISIA「恋は終わらないずっと」
    NHK総合・ドラマ10「はつ恋」主題歌
  5. 第 5 位 ( ★ )
    Linkin Park “Burn It Down
    ♪ 珍しく平坦なエレクトロ感がありますが、和音構成は洗練された佳曲。

 小沢一郎 元代表が、民主党を離党しました。2日に行われた 社会保障 と 税の一体改革関連法案の衆議院本会議採決で造反し、覚悟を決めた上での離党でした。6日までに小沢 元代表と同調した 38名の衆議院議員と 12名の参議院議員も離党し、民主党は 真っ二つの分裂状態になりました。今回離党した 50名の議員は、殆どが小沢チルドレンと言われる人々です。

 小沢一郎 元代表は、1969年(昭和44年)旧岩手 2区から衆議院議員に初当選以来、自由民主党 ➝ 新生党 ➝ 新進党 ➝ 太陽党 ➝ 自由党 ➝ 民主党 と、政党の集合離散を繰り返す稀有な政治生活を送ってきました。小沢一郎 元代表は、国務大臣の履歴が極めて少なく、1985年(昭和60年)から約 8ヵ月間、自治大臣(国家公安委員長)に就いた経験しかありません。

 小沢 元代表も 総理大臣の声が かかった事は 何度もありましたが、大切なステップである内閣官房長官や 財務(大蔵)大臣など、重要閣僚として国政に参画した経験が なかったのです。国政の表舞台に立たず、殆ど裏側からリードしてきました。このブログでは、小沢一郎 元代表を民主党でありながら、ただひとり残っている自民党 領袖 と表現した事もありました。

 小沢 元代表は、田中角栄 元首相の申し子と言われています。その政治活動の源は、田中 元首相から継承した類いまれな選挙技術で、党要職として沢山の若手議員を当選させ、その数をテコにして、権力を掌中に入れていく手法を採り続けてきました。そして当選させた議員に対して、いつも自分の駒かどうか を確認するため、踏み絵を踏ませながら 集合離散を繰り返します。

 小沢 元代表の現選挙区は、花巻・北上・旧水沢など東日本大震災で大きな打撃を受けた岩手 4区です。大震災が発災した当時から、自らのホームページの更新を一切せず、約 1週間ほど初動の政治行動が全く伝わらなかった事を、政治家として致命的な雲隠れだとも書きました。もし田中 元首相なら、真っ先に現地へ飛び、あらんかぎり の救援活動をしたと思います。

 もし小沢 前代表が地元のため震災復興大臣の地位を求めたなら、例え刑事被告人の立場でも、国民は 容認したかも知れません。小沢 元代表のビジョンは、常に「踏み絵」の反対側に映し出されているのです。小沢 元代表は、社会保障と税の一体改革法案 採決の造反の直後、新たな踏み絵を取り出し、造反した議員に離党届へサインするか尋ね、その踏み絵を踏ませています。

 消費税改正に反対の国民からも、この踏み絵を使った壊し屋の政治手法には、既に腰が引けている感じがするのです。11日には、今度の新しい政党の名称 と 骨子が発表になるそうですが、果して迫ってきた衆院選 そして 参院選で、パターンを認識してしまった国民から どの様な審判が下るのか? よほどの順風が巻き起こらない限り、小沢 元代表の前途は 厳しい気もします。

第489回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「平清盛」テーマ音楽 [吉松隆]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    NHK BS1・ドキュメンタリー番組「アスリートの魂」テーマ音楽 [林ゆうき]
  3. 第 3 位 ( △ )
    Linkin Park “Burn It Down
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    菅原紗由理「いつの日も」
    NBS フジ・単発特別番組枠「金曜プレステージ」エンディング テーマ
    ♪ 1位 3週、登場 9週。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    おぼたけし「傷だらけの栄光」
    CS ファミリー劇場・アニメ「あしたのジョー2」主題歌
    ♪ 和音構成でブルージーな旋律をカバーする完成度の高いアニソン。

 このブログの週間選曲リストでは、過去何度か報道番組のテーマ音楽がリストインしています。週間放送視聴日記でも、ニュース番組冒頭の音楽効果について何度か書いてきました。NHKニュース番組の歴史や、NHK臨時ニュースのチャイムに関する週間放送視聴日記については、現在でも大変多くの方にアーカイブして頂いています。本当に ありがとう ございます。

 世界のテレビ放送の中で、最も優れたニュース番組のテーマ音楽を送り出してきたのは、英国の公共放送 BBCです。私がNHK BSを視始めた 1990年頃に、初聴したBBCニュースのテーマ音楽は、鳥肌か立つほど素晴らしいものでした。当時のBBCニュースは、僅か数十秒間のテーマ音楽を、BBC交響楽団がフル オーケストレーションで演奏していました。

 早朝放送されていた“Breakfast News”のテーマ音楽は、そのフル オーケストレーションが、壮大なタイトルバックと 実にマッチしていました。重大ニュースの日は、最新映像をタイトルバックに取り入れ、特に1991年の湾岸戦争や ソ連邦崩壊時のオープニングは、タイトルバックが まさに歴史の断片を切り取った交響詩的作品にまで昇華していました。

 お昼の“One O′clock News”のテーマ音楽が流れるタイトルバックは、スタジオ生映像を見事にミックスさせる演出もありました。白 と 青 そして影の黒が織りなす色彩美の中へ、鮮やかに現れるニューススタジオのライヴ映像は 息を飲むほど美しかったのです。この様な美的センスに溢れたニュース番組のオープニングを、私は この時に初めて視ました。

 夕方の“Six O′clock News”は、第2次 世界大戦のラジオ時代の頃から 脈々と続いているBBCの基幹ニュースです。BBC RADIO 4では、現在も 伝統を守り放送を続けています。そのテレビバージョンのタイトルバック映像進行は、テーマ音楽の和音構成と 完璧なまでに一致させており、ニュースのオープニング音楽効果は、抜群のものがありました。

 そして夜9時の“Nine O′clock News”のテーマ音楽には、一体何事が起こったのかと思わせる(笑)強烈な打楽器による和音効果がみられ、送信塔から まるで落雷の様に(笑)電波が発信されるイメージのタイトルバックと合致させています。本来ニュース番組の冒頭は、視聴者に注目を喚起をする意味合いもあり、まさしく王道を行くテーマ音楽でした。

 今でも私は、1990年代前半当時のBBCニュースのテーマ音楽群は、世界に冠たるニューステーマ音楽の最高傑作だと信じています。YouTubeには、当時のBBCニュース番組のタイトルバックが沢山アップされており、その動画のコメントを読むと、イギリス本国を始め全世界の人々から、いかにBBCニュース番組のテーマ音楽が愛されているのか解ります

 David Loweが制作した現在の全ニュース番組共通のテーマ音楽は、カウントダウンと呼ばれ、秒音の刻みを和音化して、ストリングスで音楽的旋律を加えています。非常な緻密さで制作されており、百万回のリピートにも聴感を飽きさせない構成ですが、やはりBBC交響楽団のシンフォニックなテーマ音楽に比べると、音楽学的にも少々物足りなさを感じます。

 BBCのニュース番組テーマ音楽は、少しずつ旋律 と 和音構成が経年変化していきました。同時にBBCの組織自体も変節しています。まもなくロンドン夏季五輪が開幕し、中継映像を制作する国際放送センターは、BBCが地元局としてリードします。どの様な音楽効果をオリンピック放送のアクセントとして加えるのか否か、密やかに注目をし、楽しみにもしています。

第490回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「平清盛」テーマ音楽 [吉松隆]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NHK BS1・ドキュメンタリー番組「アスリートの魂」テーマ音楽 [林ゆうき]
  3. 第 3 位 ( △ )
    おぼたけし「傷だらけの栄光」
    CS ファミリー劇場・アニメ「あしたのジョー 2」主題歌
    ♪ 編曲は 後藤次利。
  4. 第 4 位 ( ★ )
    Adele “Set Fire To The Rain”
    NBS フジ・ドラマ「息もできない夏」オープニング テーマ
    ♪ 抜きに出た歌唱力をオブラートに包む様な、巧妙なセンスを感じさせる佳曲。
  5. 第 5 位 ( ☆ )
    abn テレ朝・ドラマ「警視庁捜査一課9係」劇中効果音楽 [吉川清之]

 今週で週間選曲リストは、490週目となります。「第500回記念 全期間ランキング」( All-Time Ranking )まで、あと 10週となりました。まず1年前予告、そして半年前予告を行ってきましたが、あっという間に 10週前予告です。いよいよ、初めての全期間ランキングを作成し、公開する時が 迫ってきました。500週目は、来る 9月28日です。

 毎週発表しているレギュラーの週間選曲リストと同じく、全期間ランキング の順位の発表も、いつもの通り 5位までとなります。週間選曲リストのポリシーを象徴的に具現するために 500週間の総合結果を、僅か 5曲だけの選曲と順位で表現します。それを可能にするためルールに特別な工夫をしてあります。詳しくは「全期間ランキング要項」を お読み頂ければと思います。

 第 1回ランキングからのデータベースには、各年の年間ランキングの他に、全期間ランキング専用の特別データベースがあります。その特別データベースには、全期間ランキングの選曲条件をクリアした年間ランキング楽曲が 45曲。最終年の年間ランキングに選曲された楽曲とみなされる、今年 5週以上 1位を記録した楽曲が 3曲。計 48曲が登録されています。

 全期間ランキング 10週前を期して、ブログで改善した点があります。ブログの横幅を、従来の 768pxから 1024pxまで広げました。今までPCサイトを、小さなモニターに合わせていたのですが、タブレットが普及してきた事もあって、現在 95%以上の方のPCの解像度が 1024px以上となっています。そこでPC版は、横幅を広げて特化した次第です。

 一方 スマートフォン( iPhone )の急速な普及により、このブログをモバイル端末で お読みになる方が、遂に全体の 4割近くまで達しようとしています。そこでモバイル版のブログは、思い切ってスマートフォン仕様に特化するべく、数々のレイアウト修正を 現在少しずつ行っています。正式にスマートフォン仕様になりましたら、このブログで ご報告致します。

 第500回の週は、レギュラーの週間選曲リストが特別にお休みとなり、週間放送視聴日記は、前後を含めて連続 3週間に渡り第500回記念 全期間ランキングを特集します。ですから この 3週間は、通常のブログ記事も お休みとなります。秋晴れの様な穏やかな 3週間を送れたらと願っています。いよいよ「第500回記念 全期間ランキング」まで、あと 10週です。

第491回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK BS1・ドキュメンタリー番組「アスリートの魂」テーマ音楽 [林ゆうき]
    ♪ GTVでも集中放送されていました。
  2. 第 2 位 ( △ )
    abn テレ朝・ドラマ「警視庁捜査一課9係」劇中効果音楽 [吉川清之]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「平清盛」テーマ音楽 [吉松隆]
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    Adele “Set Fire To The Rain”
    NBS フジ・ドラマ「息もできない夏」オープニング テーマ
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    おぼたけし「傷だらけの栄光」
    CS ファミリー劇場・アニメ「あしたのジョー 2」主題歌

 暑中お見舞い申し上げます。2012年盛夏の中、愛読者の皆様には どうかご自愛ください。

 28日に「ロンドン夏季オリンピック」が開会します。日程がタイトな種目は、開会式前に競技が始まっており、25日のサッカー女子・予選リーグは、カナダを 2-1 で破り なでしこジャパンが勝利しました。翌26日のサッカー男子・予選リーグは、日本が優勝候補といわれる強豪スペインを 1-0 で破り大金星を上げ、大変幸先の良いスタートを切っています。

 英国(グレート ブリテン 及び 北アイルランド連合王国)そして首都・ロンドンでは、1908年の第4回大会、1948年の第14回大会に次いで 3回目の開催となります。同一都市において 3回の夏季五輪開催は 史上初めての事です。2週前に紹介したBBCラジオを ネットで聴こうとすると、アクセスが集中しビジーになっており(笑)関心が相当高まっています。

 ただ不安定な国際情勢から警備体制も かつてないほど厳しくなっており、先日のテレビニュースでは、五輪会場近くの集合住宅屋上に、なんと地対空ミサイルまで配備しているとの報道もありました。私も長野市に住んでいた頃、長野冬季五輪を経験していますが、もし期間中 近所から地対空ミサイルの発射台が見えたら、五輪の雰囲気は 一気に吹き飛ぶかも知れません(笑)。

 NHKのオリンピック放送中継予定を見ていると、総合テレビ・BS1・ラジオ第1放送をメインとしていますが Eテレでも中継し、放送できなかった競技については、ネットで配信するそうです。このブログでは、夏季・冬季五輪での日本選手 金メダル獲得を放送記録してきました。今回のロンドン夏季五輪では、何人記録できるのか? 日本選手の活躍に期待しています。


(追記) 開会式は、28日 午前 5時(日本時間)から始まりました。ロンドンとの時差は 8時間あります。最近の五輪開会式は、世界中から国家の首脳が来賓として招かれ、今回も約 120ヶ国以上の元首クラスが列席しましたが、2020年 夏季五輪招致を控えた石原慎太郎 東京都知事は、体調不良とかで欠席。野田佳彦 首相も国会審議のため欠席しました。

 憲法 第63条には「内閣総理大臣その他の国務大臣は、両議院の一に議席を有すると有しないとにかかは(わ)らず、何時でも議案について発言するため議院に出席することができる。又、答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない。」との規定がありますが、誘致を進めるのでしたら 国会も総理に、数日間の審議余裕は 与えるべきだと思います。

 開始から 1時間以上続いたアトラクションは、少し詰め込み過ぎの感じがありました。回を重ねる事に、国際スポーツ大会 開会式の本義からは、アトラクションが遊離している様に思えています。英国ならではの式典音楽効果にも注目していたのですが、肝心の五輪旗掲揚の際に流れる五輪讃歌に合唱がないなど、いまいち心に響いてこない、少し残念な印象を受けました。

 6時20分に 選手団入場は始まり、7時7分に日本選手団が入場。在位 60年を迎えた エリザベス女王の開会宣言は、矍鑠(かくしゃく)としていました。そして 8時37分に聖火が点火。現地時間では 午前 0時37分。北京夏季五輪同様に日付を跨いだ深夜の点火となりました。 またラストのPaul McCartney“Hey Jude”は、別格の趣きでした。

 NHKの開会式実況は、武田真一 アナ と 廣瀬智美 アナが担当しました。予定稿の頻繁な訂正などの大きなミスは ありませんでしたが、どうも武田 アナは 興奮すると声質が上擦り(笑)する傾向があり、何度か その様な場面もありました。それでも式典の間に無用なコメントを交えず、近年になく洗練された実況でした。ロンドン夏季五輪 開会式は 無事終了しています。

 聖火台を真ん中に建てて 陸上競技の邪魔には ならないのか? と思わずには いられなかったメインスタジアムの聖火台は、陸上競技開始前に南側スタンドへ移動しました。AP通信の報道によると、移動の際に一度聖火を消したそうです(笑)。開催期間中 五輪の象徴として燃え続けるのが聖火ですが、開会式の過剰演出目的から、意図的に吹き消す事になった様です(笑)。


ブログ開始は 2003年です。

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