FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第752回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「遺留捜査」テーマ音楽[吉川清之]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    BS Dlife・外国テレビドラマ「NCIS ~ ネイビー犯罪捜査班」テーマ音楽 [Maurice Jackson]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Choco “Deep Soul”
    abn テレ朝・ドラマ「刑事7人」挿入歌
    ♪ 第7話・8話と対象トラックがオンエアーされていません。
  4. 第 4 位 ( ★ )
    Liam Gallagher “Wall Of Glass”
    ♪ Oasisサウンドから抜け出ていませんが、その内側で洗練されている佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    PAELLAS “Shooting Star”

 8月29日に 北朝鮮は、中距離弾道ミサイルを太平洋に向けて発射しました。ミサイルは、日本領空を通過しています。北朝鮮は、午前 5時58分にピョンヤン市郊外から世界に通告なく発射。4分後の午前 6時02分 全国瞬時警報システム(J-ALERT)が作動し、北海道から長野県までの東日本広域を対象に「国民保護に関する情報」が、緊急速報されました。

 ここ松本市でも、防災行政無線の屋外拡声子局から、一斉に「国民保護サイレン」が鳴り渡りました。私は、その国民保護サイレンと、ガラホからの緊急速報メールで目が覚め、テレビ・ラジオの視聴を開始しています。国民保護情報が出た時間帯は、朝のニュースショーの時間帯で、実際の国民保護情報のスピードは、ミサイル発射が 4分後、ミサイル通過が 7分後でした。

 テレビ東京を含めて地上波全局が、6時02分から 03分に緊急ニュースを開始しています。各局が国民保護情報の画面を、そのまま放送しましたが、対象地域が 12道県にも及び、全情報が 1画面に収まりませんでした。そのためNHKは、スクロールを手動でチョコチョコ(笑)動かし大変見にくく、フジは 対象地域の 2県をカットしたまま放送してしまいました。

 他の地上波民放は、ちゃんと国民保護情報をリサイズして 1画面に収めています。どうもNHKは、対象地域の拡大を想定せず、J-ALERT画面を ただ放送するだけの準備で済ませていた様です。これは 公共放送として許されぬ不手際です。6時14分には ミサイル通過 と 国民保護情報が更新。また松本市内にもサイレンが鳴り渡り、ミサイル通過が速報されました。

 ラジオでは、FM長野が 6時04分に、JFNネット「クロノス」でニュースとして、国民保護情報を迅速に放送。但し第1報 と 2報では、対象地域を伝えませんでした。またNHK-FMは、国民保護情報が速報されても、全局サイマルにならず通常番組を放送。6時15分頃の段階で、やっとラジオ第2放送も含めて、ラジオ第1と 同時放送で 国民保護情報を伝えました。

 安倍 首相は、6時23分の段階で官邸入りし、極めて迅速に行動しました。午前 7時過ぎには、 国家安全保障会議(NSC)を開催。午前 9時24分から トランプ大統領と、約 40分間に渡り日米首脳電話会談。翌 30日にも 2日連続で異例の電話会談を行っています。今回の北朝鮮の蛮行は、厳しく国際法を解釈すれば、宣戦布告と受け取れなくもありません。

 なお 日本国内で着弾等の被害はなく、武力攻撃事態または武力攻撃予測事態による国民保護法で規定された「警報放送」や、国内に配置されたミサイル防衛(MD)システムからの迎撃弾発射は ありませんでした。但し 国民保護情報初の実戦です。ここ長野県も対象地域となり、私の人生でも初めての国民保護サイレンを、近所の防災行政無線から聴く羽目になりました。

 また国民保護情報の伝達スピード と 確実性は、やはりモバイル端末が最も優れていて、従来のラジオ・テレビ放送では、不手際が目立ちました。殆ど訓練されていなかった様です。国民保護法 36条により指定公共機関・指定地方公共機関として、全国のラジオ・テレビ局に作成・公表が義務付けられている、国民保護業務計画に定められた自主的な訓練が 必要になっています。


(追記) 9月15日にも 北朝鮮は、弾道ミサイルを太平洋に向けて発射。ミサイルは 日本領空を通過し、長野県を含む東日本広域を対象に「国民保護に関する情報」が速報されました。

 前述のNHK・フジの表示に関する問題点は、今回改善されています。なおFM長野の第1報は、国民保護情報が出た 4分後で、全国ネット番組にも係わらず、また対象地域をアナウンスしませんでした。

(追記) 2022年10月 4日に 北朝鮮は、弾道ミサイルを発射。ミサイルは 日本領空を通過し「国民保護に関する情報」が速報されました。NHKは この時の国民保護情報を「9波全中」テレビ・ラジオ総ての波で通常番組を打ち切り放送しています。私は、NHK-FM と Eテレで、国民保護情報がサイマル放送されたのを確認しています。

第753回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「遺留捜査」テーマ音楽[吉川清之]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    BS Dlife・外国テレビドラマ「NCIS ~ ネイビー犯罪捜査班」テーマ音楽 [Maurice Jackson]
  3. 第 3 位 ( ★ )
    NHK総合・大河ドラマ「おんな城主直虎」第32回で演技した観音経[柴咲コウ]
    ♪ 音楽としての和声・調性が整っている秀逸の観音経。
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    Choco “Deep Soul”
    abn テレ朝・ドラマ「刑事7人」挿入歌
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    Liam Gallagher“Wall Of Glass”

 2018FIFAワールドカップ・アジア地区 最終予選が 8月31日行われ、オーストラリアに 2-0で勝ち、本大会出場を決めました。ナショナルチームとして日本の FIFAワールドカップ 本大会出場は、6大会連続です。しかし、出場決定で気が緩んだのか、5日 アウェイで行われた対サウジアラビア戦は 0-1と惜敗し、強化に課題が残る予選通過となりました。

 日本は、FIFAランキング アジア地区 2位(組合せ抽選当時 世界 50位)で、予選のシード国となっています。1次予選免除で、昨年 6月の第2次予選から出場。7勝 1分 0敗・勝点 22で、第2次予選を 1位通過しました。昨年 9月からスタートした最終予選では、6勝 2分 2敗・勝点 20をマークし アジア地区 1位で、日本がW杯出場を決めた事になります。

 この最終予選の後に、実はアジア地区 第4次予選も組まれています(笑)。最終予選の後に、また予選とは 妙なシステムですが(笑)この第4次予選で勝ち抜いても本大会出場にはなりません。その後に控えている、アジア・オセアニア・米大陸・南米の 4大陸プレーオフに出場となり、この予選の世界大会(笑)での上位 2チームが、本大会出場の最終切符を得られます。

 日本 vs オーストラリア戦の視聴率は 24・2%(関東地区)。瞬間最高は 35・0%と、4年前の出場決定時より約 10%ほど低くなっています。ビックコンテンツでも低下となれば、やはりテレビ離れが進行してると解釈出来ますが、真裏でバラエテイ番組が 12・4%も とっており、もしかすると、さらにサッカー離れが進んでいる徴候なのかも知れません。

 国際サッカー連盟・FIFAは、2026年のワールドカップから、出場枠を 48ヶ国に拡大すると発表しました。次の次からです(笑)。現在でも相当数の出場枠を確保しているヨーロッパ・南米は、少し増加する程度ですが、北米・アフリカ・アジアになると ほぼ倍増、いつも他大陸とのプレーオフを要していたオセアニア地区は、悲願の 1出場枠を獲得します。

 本大会は、従来通り1次リーグ と 決勝トーナメントで構成されますが、勝ち上がりは 48 ➝ 32。1次リーグは 1グループ僅か 3チーム・2試合で組まれる事になります。最下位のみ1次リーグ敗退となります。どう考えても 1次リーグは、勝ち点や勝利数ではなく、得失点差や得点数、さらに戦略上の引き分けなど、微細な試合データで順位が決まる可能性が高くなります。

 どうも最近のJリーグは、ナショナルチーム育成に、大きく寄与していると思えません。昨年から単純な 1シーズン制となり、Jリーグは 本当のリーグ戦になってしまいましたが(笑)Jリーグの試合形態は、W杯決勝トーナメントを想定したノックダウン方式を採用したほうがよく、Jリーグカップ戦のシステムこそ、W杯に見合った試合システムだと、私には思えてきます。

 さらに天皇杯サッカー と Jリーグを統合して、Jリーグの年間優勝チームに、天皇杯を授与するのが、表彰形態としても本筋だと考えます。Jリーグをノックダウン方式を加味したシステムに刷新し、本シーズンへ総てを集中してこそ、試合過多やJリーグ規約でのベストメンバー規定の問題も解決するはずです。旧態の日本プロサッカーシステムに拘っては 未来がありません。

 地方振興や 実力が伴わないスター選手を作るだけでなく、Jリーグは、ワールドカップに出場する日本代表チームの育成こそ最大の目的と認識して、システムを根本から改めるべきだと考えます。世界四強を狙うぐらいの勢いは必要で、まずその尖兵となる事を、今のナショナルチームに期待しています。ハリルホジッチ ジャパン、W杯 ロシア本大会出場おめでとう ございます。

第754回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「おんな城主直虎」第32回における歌唱観音経[柴咲コウ]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    BS Dlife・外国テレビドラマ「NCIS ~ ネイビー犯罪捜査班」テーマ音楽 [Maurice Jackson]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「遺留捜査」テーマ音楽[吉川清之]
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    Choco “Deep Soul”
    abn テレ朝・ドラマ「刑事7人」挿入歌
    ♪ 最終話では 対象トラックがオンエアーされています。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    Liam Gallagher “Wall Of Glass”

 1990年代 とある地方紙に、新聞の未来と題して、20年後には 購読者の家庭にあるファックスの様な端末に、毎朝送信される電子新聞となっていく予測イメージが掲載されていました。それを読んだ私は、宅配は無くなるのだから、全国に散らばる専売所や新聞店は、不要になると宣言しているものではないか? よくこんな未来予測を載せたなと、思ったものでした(笑)。

 その 20年後は、既に到来していますが、国内 いや全世界を見回しても、その様なファックス形式の電子新聞なんぞは、どこにも出現しません(笑)。ただ新聞の紙面は、ネットのディスプレイに簡単に表示される時代になりました。紙にプリントするのではなく、ディスプレイでの表示を読む事で完結しています。20年後は、紙への拘りから解放された世界でした。

 最近私は、紙の書籍(笑)を購入しました。鎌倉幕府の公式日記である吾妻鏡の口語版「現代語訳 吾妻鏡」です。また大河ドラマ「草燃える」をオンデマンドで視聴してしまい 興味止みがたく、遂に吾妻鏡を購入してしまったのです。もちろん吾妻鏡の現代語訳は、ネットにも流通していますが、結局 紙の書籍を購入しました。それは、完全版のネット流通が無いからです。

 このブログも書籍化を検討した事があります。書籍化と言っても 1冊だけ(笑)記念に書籍にしてみようかな? といった程度です。ブログのテキストデータから比較的簡単に書籍に出来ますが、検討した結果 やはり見送りました。このブログのリンクが、もちろん書籍で表現されないし、各リストで(追記)が発生した場合、書籍に反映出来ないと言った理由からです。

 電子書籍は、ページ送りとか栞機能とか、紙の書籍が本来有していた仕組みを、どうにかスムーズに再現しようと躍起になっています。しかし、新聞の記事にしても、書籍の内容にしても、ネットから得ようとするならば、ディスプレイの表示を読めば事足ります。内容を必要とする受け手に、伝達手法の拘りはなく、実は電子書籍こそ、紙への拘りから解放されていないのです。

 10年ほど前から、これからは電子書籍の時代が到来し、紙で出来た本は消滅すると、声高に叫ばれてきました。しかし、この数年で電子書籍に頭打ちの傾向が、国内 そして 世界で出てきてるそうです。新聞や書籍の内容をコンテンツとしてバラバラにする事が可能になってしまう、そんな簡便な世界となった今、PDFの自由な累積こそ電子書籍の役割を果たしています。

 浸透したネット社会下では、紙の新聞 や紙の書籍に関して、間違いなく衰退傾向が続くはずです。紙の書籍にコレクション的意味を与えたり、新聞社あたりは紙の新聞を切り取って、スクラップブックを作る事を推奨していますが、紙媒体に一発逆転の未来は、なかなか見いだせません。それに対して電子書籍は、紙媒体の呪縛から解放されるならば、一気に未来が開けてきます。


(追記) 週間放送視聴日記(2021年 3月19日)に、紙媒体のデジタル化 を掲載しました。

第755回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    BS Dlife・外国テレビドラマ「NCIS ~ ネイビー犯罪捜査班」テーマ音楽 [Maurice Jackson]
  2. 第 2 位 ( △ )
    Liam Gallagher “Wall Of Glass”
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「おんな城主直虎」第32回における歌唱観音経[柴咲コウ]
    ♪ 1位 1週、登場 3週。
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「遺留捜査」テーマ音楽[吉川清之]
  5. 第 5 位 ( ★ )
    JUJU「いいわけ」
    NHK総合・ドラマ10「この声をきみに」主題歌
    ♪ ヴォーカルの高音部 と ベース・ホーンが和声になっている佳曲。

 国際天文学連合は 7日に、ニューホライズンズの探査で判明した冥王星にある大陸地形を、サンプル回収に成功した日本の小惑星探査機「はやぶさ」にちなんで「はやぶさ大地」(Hayabusa Terra)と命名すると発表しました。ニューホライズンズが撮影した、冥王星にある 14の代表的な地形を、正式に命名した内のひとつが、はやぶさ大地です。

 あの特徴的なハート形の大氷原は、旧ソ連が打ち上げ成功した人類初の人工衛星・スプートニク1号 にちなんで「スプートニク平原」と命名されました。14の地形を ひとつずつ確認しましたが、どうも新聞報道での写真 と 矢印の位置関係が判りにくかったので、国際天文学連合発表の地形図を確認してみると、はやぶさ大地は、やはり大地の名にふさわしい面積を有していました。

 はやぶさ大地は、ハート形をした スプートニク平原の向かって右側の心房(笑)上近くにある広大な土地で、左側の心房の上は、ボイジャー大地 と今回命名されています。はやぶさ大地の命名は、日本の宇宙開発にとって、さらに日本の国家にとって大変名誉な事だと思います。一番大きなスプートニク平原命名の源になった、ロシアの喜びは いかばかりかと推察します。

 11年前のこのブログで、冥王星を惑星から除外と題し、冥王星が惑星から準惑星に降格(笑)した顛末を書いた事がありました。今でも冥王星は 惑星だと思っています。2年前には、冥王星に最接近したニューホライズンズについても書いています。このニューホライズンズによる、2015年 7月の冥王星最接近時の撮影 と 観測結果は、地球へ送信され続けていました。

 そして約 15ヵ月経過した昨年 10月、送られた何百項目もの全調査データは、1ビットも残さず(笑)地球で受信に成功しました。全調査データは、約 50GB程度ですから、ちょっとした動画ファイル数枚程度です(笑)。それを約 15ヵ月かけて、ゆっくりと送受信したのです。役目を終えたニューホライズンズは、現在太陽系を離脱する旅に向かっています。

 ニューホライズンズは、太陽系離脱軌道の通り道にある、海王星軌道外側の天体密集地帯 エッジワース・カイパーベルト内に位置する、2014MU69という星へ最接近して観測を行う予定もあります。2019年の 1月だそうです。やはり はやぶさ にしろ、ニューホライズンズにしろ、時間をかけた宇宙無人探査は、人類への業績として、得るものが大きいのです。

 ブログで何度も言っていますが(笑)冥王星を太陽系の惑星としても、地球上の生命体には 不都合がないのです。冥王星の地形に「はやぶさ大地」と命名して頂き感謝していますが、第9でも 第10でも構いませんので(笑)太陽系の素晴らしい天体である 冥王星が、新たな学術的見地から惑星に復活する粋な計らい(笑)を、 国際天文学連合には、さらに期待しています。

第756回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    BS Dlife・外国テレビドラマ「NCIS ~ ネイビー犯罪捜査班」テーマ音楽 [Maurice Jackson]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    Liam Gallagher “Wall Of Glass”
  3. 第 3 位 ( △ )
    JUJU「いいわけ」
    NHK総合・ドラマ10「この声をきみに」主題歌
  4. 第 4 位 ( ★ )
    狩野泰一&宮本貴奈「音紬ぎ」
    NHK Eテレ・芸能番組「日本の話芸」テーマ音楽
    ♪ 篠笛 と ピアノという稀有なコラボは 和声を感じさせる佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    abn テレ朝・木曜ミステリー「遺留捜査」テーマ音楽[吉川清之]
    ♪ 2018年 7月に再登場しています。

 安倍内閣における解散風は、いつも不意打ちで突風となります。今回の起点は、9月16日で、前日までのマスメディアは、年内解散あるか? との観測でした。ところが その日からネットが、10月解散の可能性を次々と報道。一気に衆議院の解散総選挙のムードが高まり、16日からの三連休が明けると、あれよあれよと言う間に、衆議院解散が本決まりになりました。

 【衆議院解散詔書 朗読日時:平成29年 9月28日 午後 0時03分 朗読議長:大島理森 解散通算回数:25】

 私が国政選挙予測で最も注目しているのは、共同通信社が発表している 選挙トレンド調査 です。24日に各メディアで公開された 第1回トレンド調査において、比例の投票先を答える重要設問は、自民が 24%と他を大きく引き離してるのに対し、民進はわずか 8%、その後に小池新党が 7%と肉薄しているのには 大変驚きました。既に共産や維新を抜き去っています。

 希望の党と 党名が決まった小池新党が さらに驚かせたのは、民進党を吸収合併(笑)してしまうという動きでした。小池百合子 代表は、かねてから改憲を唱えており、衆参合同による 一院制まで主張し始めています。この小池劇場とも言える急伸な動きを受けて、安保法制の時に憲法改正反対を声高に唱えていた、民進党 リベラル派議員の慟哭が聞こえてくるかの様です。

 こうなってくると、現在衆議院で 3分の2を維持している改憲勢力は、総選挙の新勢力でも、また 3分の2は 維持出来るのではないかと思えてきます。もちろん第1回のトレンド調査だけで判断するのは早計で、今回の総選挙は、野党再編の激流が沸き起こっており、公示前の第2回調査以降、そして実際の選挙結果も当然変動します。それでも護憲勢力には 厳しい状態です。

 希望の党の再編騒動に、ちゃっかり小沢一郎 自由党代表がいたのには、少し笑ってしまいましたが、その小沢 代表が好きだった「踏み絵」が、希望の党 公認審査として待ち受けています。また 少し甘さが目立つリベラル識者たちは、議員による国会の召集要求権だけを定めた憲法 第53条を盾に、今回の抜き打ち解散を、憲法違反の疑義ありと捉え発言していました。

 しかし、どの様に条文を読み解いても、憲法 第53条は、召集要求権しか認めていません。要求に応じて臨時国会を召集し、その冒頭で衆議院解散権を 内閣総理大臣が行使する事は、憲法違反に当たりません。またリベラル識者の主張は、憲法条文不備の指摘であって、国民の審判を求める権能を、憲法違反の疑義要素と唱える事自体、解釈改憲の前段階に入っているのです。

 米国 と 北朝鮮の応酬は、言葉だけなら既に核戦争へと突入しています(笑)。ただ今回の水爆実験は 相当無理があった様で、実験坑道の大規模落盤も漏れ聞こえてきます。重要な外交日程として、11月には トランプ 米大統領の訪日が予定されています。やはり東日本の広範囲に鳴り渡った国民保護サイレンは、多くの国民の政治意識に、大きな影響を与えた感じもします。

 今回の総選挙により新しい衆議院議員の任期は、2021年10月までと東京夏季五輪を含み、改憲勢力が 3分の2を確保すれば、高い確率で改憲発議は あり得る事になります。果たして憲法改正国民投票開票速報は 視聴する事が出来るのか? したたかな安倍 首相が仕掛けた改憲アイデア と 解散アイデアに、国民の審判がどう下されるのか? 注目が集まっています。


ブログ開始は 2003年です。

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