FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第143回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    宇多田ヒカル “Be My Last”
    ♪ ヴォーカルに複数の楽器和音を兼ねる様な効果を感じます。
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    NHK総合・金曜時代劇「秘太刀 馬の骨」テーマ音楽 [近藤等則]
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    Billy Ban Ban「今は、このまま」
    三和酒類 iichiko テレビCMソング
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    Federico Mompou “POUR ENDORMIR LA SOUFFRAMCE”
    NHKラジオ第2放送・教養番組「朗読の時間」時間調整音楽
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    高橋真梨子「淡き恋人」
    SBC TBS・愛の劇場「正しい恋愛のススメ」主題歌

 FM長野が、開局以来 最大規模となる番組改編を実施しました。自社制作番組の約 90%を組み替えてしまい、月曜から 木曜の午後に 新設の生ワイドを編成しています。今回の大改編は、大岩堅一 アナシフトと断言し得るもので、1988年10月の開局以来続いていた(1996年 4月を除く)大岩堅一 アナの生ワイド パーソナリティ担当記録が途切れてしまいました。

 今までのFM長野と違ったカラーを出そうという編成意図は解りますが、斬新さが弱いようです。健全経営を続けるためには、自社制作率の限界点もあります。例えば FM石川(ハローファイブ)は、午後から 夕方まで約 8時間に渡り生ワイドなどの自社制作番組を編成していますが、ここが限界点となり、朝ワイドは JFNからのネット受けが主体で、自社制作しません。

 堅実に経営をしている県域JFN加盟局は、競うような無理をせず、平日 3時間程度の安定した生ワイドを中心に編成している様です。今回のFM長野の番組改編は、平日 約 7時間近くの生ワイドで編成しています。開局以来 お昼前の個性的な自社制作番組枠として放送を続けてきた“ALPICO Chao×Chao Cafe”も、番組終了となってしまいました。

 今までのFM長野は、まず「ジェット ストリーム」を始めとするJFNネットが基本なのです。そこへ信州色が出た自社制作の帯ワイドを無理なく編成し、差別化を図る方針を採用してきました。そして「冠スポンサー」がついている自社制作番組を積極的に開発してきたのです。今回のFM長野の大改編は、従来の基本方針から逸脱しており、その継続性に注目しています。


 FM長野 自社制作番組リスト


 2005年10月 現在(大改編)
  1. 【1】Radication Style
       月 ➝ 木 1700 ~ 1900(木 1855)
       田中利彦・湯本久美・小林新・ちのみえこ
  2. 【2】Oasis 79・7
       月 ➝ 金 0730 ~ 1000(金 0955)
       伊織智佳子・高寺直美
  3. 【3】Studi  Siesta
       月 ➝ 木 1330 ~ 1555
       清水まなぶ・ちはる
  4. 【4】346 GROOVE FRIDAY!
       金 1600 ~ 1900
       三四六
  5. 【5】よくばり☆マガジン RADIO Comfy
       金 1130 ~ 1255
       坂口千夏

 開局時(1988年10月)から 17年間の全リストは、Basic List に掲載しています。

第144回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    宇多田ヒカル “Be My Last”
  2. 第 2 位 ( △ )
    Billy Ban Ban「今は、このまま」
    三和酒類 iichiko テレビCMソング
  3. 第 3 位 ( ☆ )
    ABN テレ朝・ドラマ「相棒」テーマ音楽 [池頼広]
    ♪ 新シーズンのタイトルバックが抜群の出来です。
  4. 第 4 位 ( ★ )
    NBS フジ・木曜劇場「大奥 ~ 華の乱」劇中効果音楽 [石田勝範]
    ♪ 新トラックが加わったアクの強い劇伴佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NHK総合・金曜時代劇「秘太刀 馬の骨」テーマ音楽 [近藤等則]
    ♪ 1位 1週、登場 4週。

 ハスキーボイスが魅力のDJ・野村恵美 さんは、開局の頃からFM長野に登場しています。1990年から 3年間、AUTOBACS AB CRUISIN’という番組を担当されていました。1988年の FM長野開局以来、月 ~ 金曜 午前 11時30分からのALPICOグループ提供の帯番組は、完パケでしたが、FM長野の際立つ自社制作プログラムでした。

 曜日ごとに日替わりで選曲ジャンルをメニュー化する方式は、かつて山崎詠子 アナが“ALPICO Good Day Cruisin’”において最初に取り入れたフォーマットです。“ALPICO Chao×Chao Cafe”(アルピコ・チャオ チャオ・カフェ)は、オール洋楽ながら、FM長野 自社制作番組の中で、極めて優れた選曲センスがありました。

 ブログ開始以来 2005年 9月まで、私が参加し応援していたラジオ番組です。私のリクエストも 数多く採用して頂きました。ただリニューアルの度に、企画を立てる事に酔うかの様に、聴取層ターゲットを狭めていき、最終的には「大人の女性のためのプログラム」までコンセプトで限定してしまった点と、オンエア曲の曲締めが早過ぎるのが気になっていました。

 FM長野では、開局以来 大岩堅一アナが、リクエストによるリスナー参加番組の究極形を開発していきました。原点は、ABC朝日放送時代のABCヤングリクエストにあるのですが、局アナ パーソナリティーが、参加してきたリスナーひとりひとりに対して、胸襟を開いて飛び込んでいった手法は、大岩堅一アナが 信州のラジオの世界で、全く一から造り上げていきました。

 その高い域から考察すると、“ALPICO Chao×Chao Cafe”は、従来からあるラジオ番組のレベルに収まってしまってました。大岩アナの手法を踏襲した“ALPICO Good Day Cruisin”は、既に成功していたのですが、大岩アナの様な徹底したリスナー参加のコンセプトを採る事に、根本的な必要性を感じなかったのかも知れません。

 コンセプトをフリーにして、放送曲数を絞る方法論はあったし、番組が変わる度に最初からコンセプトを組み直すのではなく「引き継いでいく」コンセプトも必要だったと思います。番組終了もさることながら、FM長野を象徴するかの様に、開局時から続いていた 午前 11時30分からのALPICO枠が 無くなってしまったのは、放送文化が消滅するかの様で大変残念です。

 JFN加盟局の平日の自社制作生ワイド番組は、朝が 7時30分から 9時までの 通勤・通学タイム。そして夕方が 17時から 19時までの 帰宅タイム。計 3時間30分が基本となります。その上でALPICO枠の様な冠スホンサーがついた自社制作番組が、例え 5分間ずつでも増えていけば、活性化していくのでは? と、一(いち)リスナーなりに考えています。

 FM長野リスナーである私も、この様なブログを始めましたし、リクエストなど従来のラジオリスナー参加の形態から、採用・没などの中間判断がない、インターネットによる、真の双方向によるリスナー参加を模索し始めています。全国のラジオを渡り歩いた私にとっての 旧態のリスナー参加は、この“ALPICO Chao×Chao Cafe”が最後になると思います。

第145回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    宇多田ヒカル “Be My Last”
  2. 第 2 位 ( △ )
    ABN テレ朝・ドラマ「相棒」テーマ音楽 [池頼広]
  3. 第 3 位 ( △ )
    NBS フジ・木曜劇場「大奥 ~ 華の乱」劇中効果音楽 [石田勝範]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    ABN テレ朝・木曜ミステリー「女刑事みずき ~ 京都洛西署物語」劇中効果音楽 [佐橋俊彦]
    ♪ ピアノ と ストリングスにより、アンサンブルとして構成された劇伴 1トラックが佳曲です。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    Billy Ban Ban「今は、このまま」
    三和酒類 iichiko テレビCMソング
    ♪ 1位 1週、登場12週。

 このブログは、現在のPCでも閲覧可能な無料携帯サイトのブログ機能(MSNスペース)から、今年中に正式なブログサービスへ移転するべく準備を進めています。これからは (1)PCからの閲覧を中心にブログを運営していきます。(2)URLを独自ドメインとします。(3)自ら広告は設置せず、広告を出来る限り排除します。 以上の3点を まず基本方針としました。

 どのブログ サービスを利用するのか? 検討してきましたが、ライブドアのブログサービスを利用する事に決めました。今週 アカウントを取得しています。ライブドアのブログサービスでは、最初から有料サービスに入り、出来る限り広告を廃除したブログを運営したいとも考えました。勝手に入ってくるスポンサー広告だけは、間違いなく表示されないシステムを選択します。

 このブログには、今週までに Basic List も含んで、総記事数は 152あります。どうもこの無料携帯サイト(MSNスペース)には、エクスポート機能が無いに等しく(笑)来週から総てのリスト(記事)を、ひとつずつコピーペーストして(笑)移記する作業を始めなければならない様です。HTMLタグを新たに挿入する問題があり、これは 本当に大変な作業です(笑)。

 このブログを始めた頃は、私自身まだブログの概念が掴めきれずにいました。従来のホームページから、日記機能を特化したものだと、理解している程度だったのです。後にブログの普遍的定義は、定期更新されている「リスト」の事だと知り、まさしく毎週更新してきた週間選曲リスト と 週間放送視聴日記を収納するウェブサイトとして相応しいと確信しました。

 しかし、現在では、インターネットの世界でブログの成長が著しく、明確に正式なブログ サービスと、ブログ サービスもどき(笑)の区別がついてしまいました。ブログを名乗るからには、正式なブログ サービスに乗り替えなければなりません。現在 ブログブームが続いており、毎日大変な数の新人ブロガーによって、正式なブログサービスから ブログの産声を上げています。

 利用する事を決めた ライブドアのブログサービスは、先進的ですが ライブドア グループの荒っぽい拡大型経営手法に、少し懸念も持っています。このままずっとライブドアを利用するかどうか 実に微妙ですが、現在のブログ サービスもどき(笑)とは、全く異なりますので、基本方針にあります通り「独自ドメイン」を取得致した上で、今後の乗り替えには 躊躇致しません。

 独自ドメインを通じて、インターネットに正式なアドレスを持ち、ブログ運営の自主性を高めていきます。そして次の次の引っ越しが必要になった時には、URLを変えずに、エクスポート機能 と インポート機能で、簡単に引っ越せる様な対策を考えています。これからブログ移転までの間、ご愛読者の皆さまには ご迷惑を おかけしますが、何卒よろしく お願い致します。


(追記) 2010年 4月に、このブログは さくらインターネットへ移転し、WORDPRESSで独立運用しています。

第146回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    ABN テレ朝・ドラマ「相棒」テーマ音楽 [池頼広]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    宇多田ヒカル “Be My Last”
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NBS フジ・木曜劇場「大奥 ~ 華の乱」劇中効果音楽 [石田勝範]
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    ABN テレ朝・木曜ミステリー「女刑事みずき ~ 京都洛西署物語」劇中効果音楽 [佐橋俊彦]
  5. 第 5 位 ( ☆ )
    NHK総合・金曜時代劇「慶次郎縁側日記」テーマ音楽 [川崎真弘]
    ♪ 第2シリーズも変わらず心に染みるテーマ音楽を使っています。

 秋は 芸術の季節ですが、娯楽番組が殆どの民放テレビにも、美術・芸術番組は 存在します。長野県 諏訪市に本社がある セイコーエプソン(EPSON)1社提供「EPSON MUSEUM 美の巨人たち」(テレビ東京・2000年 4月 ~ 現在放送中)は、民放テレビに珍しい稀有な美術紹介番組です。地元SBC信越放送でも、番販購入によりネット放送しています。

 私が録画保存している 2001年12月 8日 本放送「谷内六郎 ~ 上総の町は貨車の列 物見の高さに海がある」は、空想の詩人・谷内六郎 画伯の原点というべき、週刊新潮・創刊号表紙絵を深く考察しています。週刊新潮は、創刊時に表紙に関して、米国の著名雑誌「ニューヨーカー」をモデルに置いていました。ニューヨーカーは、絵画のような全面イラストの表紙です。

 表紙絵作画の白羽の矢が飛んできた谷内六郎 画伯は、自らが病弱だった事もあり、週刊新潮の表紙絵を毎週描く仕事の正式依頼を、受けるか否か大変苦悩しました。そして意を決して「毎週が展覧会」という、厳しい創作生活へ身を投じていきます。谷内六郎 画伯は、1303枚もの週刊新潮・表紙絵を書き続け、テレビCMも相まって、全国の読者から絶大なる人気を博しました。

 59才という若さで急逝するまで 1週も休まず、その全国の読者の手元で 展覧会は開催されました。番組では、最初に書き上げた創刊号 表紙絵の あまりにも美しい出来に、受け取った編集者が その時の感動を思い起こして涙する姿も、俳優・小林薫の素晴らしいナレーションと共に紹介しており、その絵こそ「上総の町は貨車の列 物見の高さに海がある」だったのです。

 私は、谷内六郎 画伯の画風に加えて、1週 1枚ずつ新作を発表し続けていく、オーガナイズされた芸術活動に大変魅力を感じています。自由奔放な画家が多い中で、人間として最も大切な誠実さ や ひたむきさ が、谷内六郎 画伯の人生に感じられるからです。そして谷内六郎 画伯の絵が心へ染みてくるのは、私の子供の頃が、その絵に色褪せず残っているからでしょうか?

 谷内六郎 画伯の生涯を丁寧に紹介した「美の巨人たち」は、素晴らしい放送でした。当時使われた イタリアのポップグループ “ナディア・バザール”のエンディング曲は「BLOG プレリュード」 ~ 2001年からの選曲 で紹介しているほど秀逸な作品です。谷内六郎 画伯には 遠く及びませんが、私も 1週 1ページずつ、このブログを書き続けていきたいと思っています。


(追記) この番組録画はデジタル化し、MPEGファイルで保存を続けています。2007年 1月から、スポンサーがセイコーエプソンから KIRINに変わりました。


ブログ開始は 2003年です。

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