FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第14回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    宇多田ヒカル “COLORS”
    トヨタ自動車 テレビCMソング
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「武蔵」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [エンニオ・モリコーネ]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    奥田民生「まんをじして」
    NBS フジ・シュチエーション コメディ「HR」主題歌
  4. 第 4 位 ( ★ )
    Linkin Park “Somewhere I Belong”
    ♪ 絶妙のドライブ感を与えるメタルロック佳曲。
  5. 第 5 位 ( ☆ )
    NHK総合・ドキュメンタリー番組「地球に乾杯」テーマ音楽 [羽毛田丈史]

 FM長野で春の番組改編があり、大岩堅一 アナの「タブロイドラヂオ Let’s午前中!」が終了。代わって本格的な朝ワイド「Start Your Engine あ・さ・い・ち!」が、伊織智佳子 アナ と 大岩堅一 アナの担当でスタート。遂に開局以来続いていた、平日朝 7時30分から 7時55分までの、広告会社枠とも言える不可思議な完パケ枠が無くなりました。

 FM長野には、1988年の開局当時に、ふたつの基本理念が 対外のメディアに発表されています。まず故・瀧澤至 代表取締役社長は「同一立地の各県の局を参考に、社員 20人以内のスリムな体質で健全経営を目指し、地域の文化・産業に寄与できるものに育てたい」とFM長野の経営方針を述べています。この方針が、アメリカンDJスタイル導入の原動力に結びつきます。

 田島正典 代表取締役専務も FM長野の番組編成について「長野県は 地理的に隣接の他県からFM電波が入って来ない。それだけに競争原理から離れた ゆったりした編成が可能になる。地元AM局(SBC)と NHK-FMとの住み分けがテーマで、オーソドックスに徹し、20%程度をFM長野自社制作にして地元の情報を取り入れた編成にする。その中で情報の持つ意味を再認識し、どれだけ当社特有の創造性を発揮した番組にするかは、これからのFM長野スタッフの課題である。」と核心をつく方針をプレス発表しています。

 このふたつの基本理念は、FM長野の憲章というべき重要な考え方です。私も日本中のラジオを聴いてきましたが、その体感からも この基本理念に沿う限り、FM長野は健全な経営を続けていけると思っています。パーソナリティに、女性アシスタント と アルバイトひとりずつだけの体制で、帯の生ワイドを放送してきた、FM長野の草創期を忘れてはなりません。

 県内では、コミュニティFM局も開局し、多メディア時代に突入しましたが、県域ラジオの環境は 現在もあまり変わっていません。一般のカーラジオで聴取できるラジオ局は限られています。長野県の人口動態もオーソドックスを好む「少子高齢化」へ加速し始めました。FM長野には、コアターゲットに固執しない、穏やかで安定した自社制作番組の編成を期待しています。


 FM長野 自社制作番組リスト


 2003年 4月 現在
  1. 【1】FM NAGANO MUSIC SPECIAL Remix Sight
       月 ➝ 木 1600 ~ 1855
       田中利彦・清水まなぶ・丸山周・YAMA‐SHOWS・高寺直美
  2. 【2】Start Your Engine あ・さ・い・ち!
       月 ➝ 木 0730 ~ 1000
       伊織智佳子・大岩堅一
  3. 【3】小林夏樹 BE UP!MORNING
       金 0730 ~ 1050
       小林夏樹・高寺直美
  4. 【4】346 GROOVE FRIDAY!
       金 1600 ~ 1900
       三四六
  5. 【5】ALPICO Chao×Chao Cafe
       月 ➝ 金 1130 ~ 1155
       野村恵美

 開局時(1988年10月)から 15年間の全リストは、Basic List に掲載しています。


(追記) 今までの「週間放送視聴日記」から、FM長野に関する記載を集めてみました。FM長野リスナーとして気づいた事や気持ちが まとめてあります。
  FM長野について
  長野エフエム放送 沿革
  FM長野・松本本社の意義
  新しいチャート番組の形
  FM長野ニュース考察
  タイムテ―プルについて
  人口動態とリスナー層
  オーディエンス・セグメント編成
  送信解析 FM長野
 他にも「週間放送視聴日記」には、FM長野に関する記載が たくさんあります。機会がありましたら、ご一読頂ければ幸いです。

(追記) FM長野の中継所と周波数は、次の通りです。紹介している週間放送視聴日記にリンクしています。
  FM長野の周波数
  美ヶ原 本局送信所 79・7MHz
  善光寺平 中継所 83・3MHz
  松本 中継所 86・4MHz
  岡谷・諏訪 中継所 81・8MHz
  飯田 中継所 88・3MHz
  小海 中継所 80・3MHz
  聖 中継所 78・1MHz
  木曽福島 中継所 81・5MHz
  飯山・野沢 中継所 81・8MHz
  大鹿 中継所 81・8MHz
  地デジ化 と FM長野・美ケ原 本局送信所

第15回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「武蔵」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [エンニオ・モリコーネ]
  2. 第 2 位 ( △ )
    Linkin Park “Somewhere I Belong”
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    宇多田ヒカル “COLORS”
    トヨタ自動車 テレビCMソング
  4. 第 4 位 ( ★ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「ER ~ 緊急救命室」テーマ音楽 [Martin Davich]
    ♪ ブルーベースの美しいタイトルバックと、打ち込み技巧抜群である秀逸なテーマ音楽。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    奥田民生「まんをじして」
    NBS フジ・シュチエーション コメディ「HR」主題歌
    ♪ 1位 1週、登場 8週。

 多国籍軍 と イラクとの「湾岸戦争」が終結しました。多国籍軍は、11日までに首都・バグダットを有効に支配しています。当初 多国籍軍は 苦戦するとの見通しがありましたが、開戦直後から多国籍軍が、イラク全土の制空権を一気に掌握。精鋭と言われてきた共和国防衛隊の装備も空爆で無力化され、多国籍軍が電撃的な勝利を重ね、一気に決着がつきました。

 多国籍軍といっても米国軍が中心となり、イギリス軍やオーストラリア軍に加え、ポーランド・ルーマニア・韓国・モンゴル・アルバニアなどが、五月雨式で参戦していく軍事同盟的要素の稀薄な状態だったため、当初は 共和国防衛隊なとの攻勢が予想されていたのですが、フセイン政権軍劣勢のまま地上戦は 展開し、首都・バグダッド近郊まで一気に進攻されました。

 9日には イラク国営放送が、テレビ・ラジオ共に「停波」しています。イラクの様な独裁的中央集権国家において、毎日休まず送出してきた国営放送の電波が 一斉に停まるという事は、国家存廃にかかわる重大なシグナルを意味します。独裁政権にとってプロパガンダができるラジオ・テレビ放送は、それ自体 独裁政権の心臓の鼓動を伝えている事に他なりません。

 独裁国家を維持するためには、放送による徹底的なプロパガンダが必要です。ニュース報道は もちろん娯楽番組の端々まで、一色に染め上げなければならないのです。ナチス政権下の「ドイツ帝国放送協会」。スターリン政権下の「ソ連テレビラジオ放送委員会(モスクワ放送)」さらに文化大革命時代の「中央人民広播電台(北京放送)」など 歴史は物語っています。

 また独裁国家にとって、外国向けはもちろん、国内向けも含めて国営放送は、対外宣伝の最も重要な手段となります。例えばカンボジアのクメール・ルージュ(ポルポト政権)は、実効支配が山岳地帯の一部になってもラジオ放送を続け、ポルポト派が完全消滅する数日前に停波しました。どんなに劣勢になっても、毎日続けてきたのが自派のラジオ放送だったのです。

 そのシグナル通りイラク国営放送が「停波」した翌 10日、あの強気一辺倒で連日 記者会見を続けてきたサハフ 情報大臣が、突然 姿を見せなくなりました。そして米国を中心とした多国籍軍が バグダッドに進駐。フセイン 大統領の銅像を引き倒す民衆の姿が生中継され、イラク・フセイン政権の崩壊は確認されたのです。アジス 副首相も現在行方不明になっています。


(追記) アジス 元副首相は、26日に米国軍へ投降し拘束されました。

第16回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    Linkin Park “Somewhere I Belong”
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「武蔵」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [エンニオ・モリコーネ]
  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「ER ~ 緊急救命室」テーマ音楽 [Martin Davich]
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    宇多田ヒカル “COLORS”
    トヨタ自動車 テレビCMソング
    ♪ 1位 7週、登場12週。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    アジナイホール「心の海」
    NHK総合・ミニ音楽番組「みんなのうた」4 ~ 5月 オンエアー曲
    ♪ 5分間の番組で通常 2曲のところ 1曲のみフルオンエアーされる、アジアン エスニックな佳曲。

 13日 投開票された『第15回 長野県議会議員選挙』は、田中康夫 知事から直々応援を受けた候補に落選が相次ぎました。田中 知事に距離を置くスタンスの新議員が多数を占めています。全県 1区・定員 1 というべき昨年の県知事選挙では、田中 知事が 82万票も集め圧勝しました。しかし、今回の県議会選挙で示された民意は、対極に位置するほど相違点が見られます。

 【獲得議席数:自民 6 政信会 4 フォーラム改新 4 創新会 3 社民党 2 公明党 2 共産党 2 民主党 1 無所属 34】

 長野県の県議会議員選挙は、その選挙区が複雑に入り組んで設定されています。大選挙区 と言える「定員9」の県庁所在地・長野市を筆頭に、中選挙区 となる「定員5」の松本市。「定員3」の上田市、飯田市、上伊那郡、南安曇郡。そして「定員2」の佐久市、塩尻市、岡谷市、伊那市、須坂市・上高井郡、北佐久郡、小県郡、下伊那郡などが、複数定員の選挙区です。

 さらに「定員1」の 小選挙区 として、諏訪市、小諸市、駒ケ根市、中野市、大町市、茅野市、更埴市、飯山市・下水内郡、木曽郡、南佐久郡、諏訪郡、東筑摩郡、北安曇郡、下高井郡、埴科郡・上山田町、上水内郡・大岡村などが置かれています。今回の長野県議選は、選挙制度的に見ても、大選挙区から 小選挙区まで 渾然一体となった入り組んだ区割りで執行されました。

 複雑な選挙制度から、専ら派生した結果なのか? それとも何かの予兆なのか? いずれにしても田中県政は、これからも難しい舵取りを迫られそうです。民意が読みにくい選挙結果でした。なおFM長野では、県内の「FM長野ニュース」を、松本本社スタジオから朝夕 2回放送しており、今回の県議選では、日曜夜に 臨時の「FM長野ニュース」として、開票速報を放送しました。

 選挙権を有する有権者は、公職に関して 6回 投票する機会が、法律で与えられています。国政選挙である 衆議院議員総選挙 と 参議院議員通常選挙。都道府県知事選挙 と 都道府県議会議員選挙。さらに市町村長選挙 と 市町村議会議員選挙です。この他に、首長・議会・議員の解職・解散請求が成立した場合の住民投票や、憲法改正国民投票が法令で定められています。

 いずれの場合も、NHKを含む放送事業者は、開票速報を通じて速やかに選挙結果を報道しなければなりません。今回の選挙では、長野県内で 100万人以上の有権者が投票行動をしました。その100万人に対して、結果を迅速に放送する責務は、子供でも理解できるはずです。このブログの週間放送視聴日記では、開票速報などの選挙報道に、これからも注目していきます。


(追記) 週間放送視聴日記(2018年 4月27日)に、長野県議会選挙区の区割り変更を掲載しました。

第17回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    Linkin Park “Somewhere I Belong”
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「ER ~ 緊急救命室」テーマ音楽 [Martin Davich]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NHK総合・大河ドラマ「武蔵」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [エンニオ・モリコーネ]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    諫山実生「朝陽の中で微笑んで」
    ABN テレ朝・木曜ドラマ「動物のお医者さん」主題歌
    ♪ タイトルバックにマッチする様に、秀でたヴォーカル と 美しいアレンジでカヴァーした佳曲。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    アジナイホール「心の海」
    NHK総合・ミニ音楽番組「みんなのうた」4 ~ 5月 オンエアー曲

 FM長野で始まった“NTT DoCoMo i-Style REQUEST”の小田靜枝 さんは、広島FMで活躍されていました。FM長野のIVYスタジオで、初心者のような弾き語りを毎週披露しておられますが(笑)第29回 ヤマハ・ポピュラーソング・コンテスト中国地区大会で、なんと優勝経験もあるのです。私は 当時のプロフィール資料を保存しています。

 小田靜枝 さんが、DJデビューされた番組は、広島FMで 1985年10月から放送していた、平日の帯番組“A B CatsのWe Love Pops”の月曜日担当でした。その後 小田さんは、ホームタウンというべき広島FMから、新興の大阪・FM802や FM横浜など活躍の舞台を広げていきました。八木誠 氏や 今野雄二 氏のアシスタントDJも勤めています。

 そして 1996年 4月から TOKYO FMで、OLわがままヒットパレードとして、平日 午後の 3ワイド番組のリクエスト集計による ベスト30が発表される「アフタヌーン・ブリーズ ~ フライデー・ヒットパレード」のカウントダウンDJを担当。人気が高かった この 4時間の生ワイドを 5年間 担当されました。TFMのワイド番組が安定していた時期でした。

 しかし、同時期に担当した「ミリオンナイツ」では、結局 山中崇志 氏と DJ 赤坂の後番の敗戦処理を負わされてしまった事もあります。FM横浜「アメリカン・トップ40」の日本語版DJや「アフタヌーン・ブリーズ 」に見られる通り、小田 さんは、カウントダウンなどフォーマットが がっちり固まった番組で 泳がせる(笑)と、非凡な才能や感性を開花させます。

 ラジオ局というのは、人気ワイド番組を じっくり育て、その定着したフォーマットにフィットした、パーソナリティが選抜されていく事こそ筋だと思います。最近のFM長野の新番組は、いつもゼロからの総花的なフォーマットになる傾向があり、今度も やはり歌まで唄わせるなど、総花的なフォーマットから抜け出せず、Cちゃんが逆に開花できるのか? 少々心配です。


(追記) 小田靜枝 さんは、2004年 6月 体調不良により突然降板し、番組は 同年10月終了しました。“NTT DoCoMo i-Style REQUEST”は、第1回 放送 と 2003年 4月19日 放送を、MP3ファイルで保存しています。


ブログ開始は 2003年です。

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