FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第27回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    元ちとせ「千の夜 と 千の昼」
    コカ・コーラ日本茶飲料 テレビCMソング
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・連続テレビ小説「こころ」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [吉俣良]
  3. 第 3 位 ( △ )
    Michelle Branch “Are You Happy Now?”
  4. 第 4 位 ( ★ )
    kazami “I Say A Little Prayer”
    NBS フジ・火曜時代劇「大奥」主題歌
    ♪ 洋楽旋律と和声を有した、スーパー時代劇の実験的なテーマ佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    TSB YTV・ドラマ「伝説のマダム」劇中効果音楽 [中村竜哉]
    ♪ 1位 1週、登場10週。

 FM長野アナウンサーの中で、最も声質が優れている方を挙げるならば、それは 坂井一正 アナウンサーです。FM長野に新卒入社直後から、長年「サタデーときめきステーション」で、声優・日高のり子 さんのお相手役や“J POP CROSSROAD”そして「パストラル・アメニティ」など人気番組を担当し、FM長野の社員アナウンサーとして活躍されていました。

 同僚の樋口有紀 アナウンサーと結婚した時を境に、生ワイドの担当パーソナリティーから、はっきりと遠ざかり始め、今年 5月にFM長野 営業部課長(開発チーム兼務)に異動して以降、生放送などのマイクの前から とうとう離れてしまいました。それでもまだ CMや、一部FM長野ニュースのタイトルコールなどに、坂井 アナの声がFM長野から流れて来る事があります。

 長年のFM長野リスナーの方には、ご理解できると思います。坂井一正 アナは、リスナーに対して常に誠意に溢れ、最も信頼できる社員アナウンサーです。坂井一正 アナが、FM長野でパーソナリティだった番組や 係わった番組は、坂井一正 アナが今まで知り得たFM長野やSBCの番組、さらに在京局の番組などのエッセンスを上手く吸収し、全力で担当・制作していました。

 坂井一正 アナの様な優れたアナウンサーが、マイクの前から離れている状態を続けるのは、FM長野にとって いかがなものでしょうか? 坂井一正 アナが どんどん出世されて、FM長野の指導的立場となられることは、FM長野の将来にとって意義のある事なのかも知れませんが、それ以上にマイクの前へ戻られる事は、まさに適材適所でFM長野の大きな利益となると思います。

 ぜひとも坂井一正 アナには、FM石川の木村雅幸 アナの様に、FM長野のマイクから離れない様にしてもらいたいものです。確実に到来しつつある少子高齢化社会では、総ての世代が楽しめるFMラジオ放送にこそ、番組編成の未来天気図が描写できます。長野県のラジオに独創性を取り戻す意味でも、心から坂井一正 氏のFM長野アナウンサー復帰を待望しているのです。


(追記) 2012年 9月現在、坂井一正 アナウンサーは、FM長野・長野支社長となられています。

(追記) FM長野に関する週間放送視聴日記のリンクを集めてみました。FM長野リスナーとして気づいた事や気持ちが まとめてあります。
 FM長野について
 FM長野の周波数
 長野エフエム放送 沿革
 FM長野・松本本社の意義
 新しいチャート番組の形
 音楽チャートの真理
 FM長野ニュース考察
 タイムテ―プルについて
 人口動態とリスナー層
 オーディエンス・セグメント編成
 送信解析 FM長野
 他にも週間放送視聴日記には、FM長野に関する内容が数多くあります。機会がありましたら、ご一読頂ければ幸いです。

第28回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    元ちとせ「千の夜 と 千の昼」
    コカ・コーラ日本茶飲料 テレビCMソング
  2. 第 2 位 ( △ )
    kazami “I Say A Little Prayer”
    NBS フジ・火曜時代劇「大奥」主題歌
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    NHK総合・連続テレビ小説「こころ」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [吉俣良]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    ABN テレ朝・木曜ドラマ「菊次郎 と さき」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [坂田晃一]
    ♪ 懐古的で優しい旋律と和声を有したインストゥルメンタルの劇伴佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    Michelle Branch “Are You Happy Now?”

 過去 FM長野でも最も人気が集まり、スポンサーも集まったのは、帯のリクエスト番組でした。やはりリクエスト番組は、FMラジオ放送における人気番組の王道です。開局から 10年程度は、私も気に入ったFM長野の番組に、積極的にリクエストで参加していました。他局へ手を出す必要性がなかったのです(笑)。それだけ優れた自社制作番組が、FM長野にありました。

 最近でもFM長野の聴取習慣を有して かつ応援している番組に、リクエストする事はありますが、以前ほどの積極さは 薄らいでいます。リスナーとしてリクエストの原則とは、音楽ラジオ放送として優れた番組へ、今 オンエアーされ易い曲ではなく、純粋に今 聴きたい曲を選曲してリクエストしていました。その考え方は「週間選曲リスト」の選曲と共通するものがあります。

 私の長いラジオリスナー歴から言い切れますが、気持ちの醒めた番組の殆どは、短命な傾向です(笑)。元々ラジオ投稿は、本名使用が筋だと思います。しかし今では、個人情報保護の観点からも、ラジオネームの使用は 仕方のない事です。私は、このブログのペンネームでもあるラジオネームを複数使用せず、本名投稿と同程度 ラジオネームへ人格を持たせています。

 しかし、今の様な投稿参加・受付のシステムが、将来も変わらず続いていくとは 考えていません。あくまでもインターネット普及以前の 旧態なリスナー参加の手法です。ラジオ番組へメール や 葉書で投稿し、採否を問われる従来の方法ではなく、リスナー自身が インターネットを通じて発信していく形態こそ、将来のリスナー参加手法の主流となる可能性があります。

 一気に普及した インターネットによる通信の双方向とは、発信すれば必ず着信する、採用や没の中間判断がない完全な双方向なのです。リスナー参加も、この様な完全な双方向こそ理想です。インターネットでリスナー自ら発信する新しい形態が、FM長野を始め全国のラジオ局へと徐々に広く普及していく事を、リスナーとして体感してみたいと、深く思っています。

 FM長野の放送番組編成や 自社制作番組のレビューは、これからも「週間放送視聴日記」で、紹介していく機会があると思います。お読み頂ければ幸いです。


(追記) 新しいリスナー参加の形について、週間放送視聴日記(2005年10月14日)“ALPICO Chao×Chao Cafe”で考察しています。

(追記) 週間放送視聴日記(2018年 9月18日)に、FM長野について を掲載しました。

第29回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    kazami “I Say A Little Prayer”
    NBS フジ・火曜時代劇「大奥」主題歌
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    元ちとせ「千の夜 と 千の昼」
    コカ・コーラ日本茶飲料 テレビCMソング
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NHK総合・連続テレビ小説「こころ」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [吉俣良]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    NHK総合・金曜時代劇「茂七の事件簿3 ふしぎ草紙」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [坂田晃一]
    ♪ 心底に染みていく和声を感じさせる時代劇のテーマ佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    ABN テレ朝・木曜ドラマ「菊次郎 と さき」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [坂田晃一]

 約 300本保管しているテレビ録画テープの整理は、まだ続いています(笑)。ラベルを貼っていないテープは、とにかく再生しないと録画内容が解りません。そして再生すると、往年のテレビ番組に見入ってしまいます(笑)。これでは なかなか進みません。そんな整理作業のさなか「連続テレビ小説」のナイトバージョン「ドラマ新銀河」の録画テープが出てきました。

 NHK大阪(BK)制作のドラマ新銀河「くろしおの恋人たち」(1994年10月 ~ 11月 全 16回 本放送)を覚えている方は少ないと思います。バブル崩壊で就職難になった女子大 4年生の吉野桃子(裕木奈江)と、夏休みの時に ゼミの合宿中に知り合った、父が海難で行方不明の漁師・海野浩(榊原利彦)の、和歌山県 串本・那智勝浦を舞台とした恋愛物語です。

 この連続ドラマは、堀井勝美が制作した劇伴音楽が、本当に素晴らしいのです。実に美しい多楽器による和声を有したテーマ音楽が流れる、串本・那智勝浦のタイトルバックも秀逸です。また 各劇伴トラックも、ドラマストーリーや背景に見事マッチしています。視聴していて、かつてのNHK少年ドラマシリーズ「つぶやき岩の秘密」の劇伴音楽を想起してしまうほどでした。

 脇の配役も実に凝っています。優柔不断で兄の いいなり となり、ゼミ生である桃子にプロポーズまでしてしまう鳥山 助教授に、まだ新進俳優だった阿部寛。那智の神官でありながら弟の出世だけを生き甲斐にし、弟の隠し子まで育てている鳥山 助教授の兄は イッセー尾形。海難事故で失踪した浩の父には、藤山寛美の愛弟子・松竹新喜劇の小島慶四郎 が配役されています。

 さらに鳥山 助教授の元恋人で隠し子の母だった美香には、日活女優の永島暎子。吉本新喜劇から岡八郎・桑原和男。時代劇俳優の栗塚旭など、芸達者達が脇を固めています。松竹新喜劇 と 吉本新喜劇の俳優が、ドラマで共演するのは、珍しいケースです。また京都太秦の時代劇俳優が、現代劇に出演するのも珍しく、BKのキャスティングには、高い創意工夫がみられます。

 本放送開始時ノーマークで、テーマ音楽のあまりの美しさと、タイトルバックの素晴らしさに、第5回放送から録画を開始したのを、再視聴しながら思い出しました。このテーマ音楽 と 劇伴音楽を放送記録しておく意味でも、この録画は、全て保存の価値があります。このドラマ新銀河「くろしおの恋人たち」の録画テープは、今回 デジタル化してDVDに焼きました。


(追記) ドラマ新銀河「くろしおの恋人たち」は、全話NHKアーカイブスに保存されている事が確認されており、私は 第5回から最終回までエンコードし、MPEGファイルで保存しています。

(追記) ドラマ新銀河「くろしおの恋人たち」は、さらにMPEGファイルからMP4ファイルに変換して、USBメモリで保存しています。

第30回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    kazami “I Say A Little Prayer”
    NBS フジ・火曜時代劇「大奥」主題歌
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK総合・金曜時代劇「茂七の事件簿3 ふしぎ草紙」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [坂田晃一]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    元ちとせ「千の夜 と 千の昼」
    コカ・コーラ日本茶飲料 テレビCMソング
    ♪ 1位 4週、登場 9週。
  4. 第 4 位 ( ★ )
    GABALL ~ feat.Joanne「幸せの表現」
    TSB YTV・ドラマ「14ケ月」主題歌
    ♪ ドラムを B.音的打ち込みにしているのがポイントとなる典型的ガールズ ポップの佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NHK総合・連続テレビ小説「こころ」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [吉俣良]

 暑中お見舞い申し上げます。2003年冷夏の中、愛読者の皆様には どうかご自愛ください。

 最近の音楽チャートを見ると、中島みゆきのオリコン 1位や B’zの 11作上位独占。そしてSASのデビュー曲も 1位をマークするなど、従来にないイレギュラーな動向になっています。テレビ視聴率のドラマ部門を見ても、常勝の「月9」は いつのまにか姿を消し「こちら本池上署」や「大奥」さらに 2時間サスペンスが、安定した数字で上位を独占する週が見られます。

 音楽チャート と 視聴率調査は、その統計学的 手法が やや異なります。視聴率調査は、選挙の世論調査と類似しており、サンプリングから、全体の比率を推定していきます。一方 音楽チャートは、販売CDが選挙の投票用紙とすると、開票する事なく抽出した一部の投票用紙だけで、全体の開票結果を推定し速報する手法です。マーケティングリサーチの定量調査に類します。

 オリコンのメインチャートであるHOT100は、シングルCDセールスのみをデータとしています。そのシングルCDの売上動向が、これからも流行音楽の指標に値するか否かは、もはや微妙です。新作のシングルCD収録楽曲に 旋律の出尽くし感や、アレンジのパターン化傾向が蔓延しており、新譜作品のフレッシュさが失われつつあるのは、間違いない事実なのです。

 そこには携帯電話への手軽な音楽配信が普及し、新譜の音楽を 使い捨てる 時代に突入してしまった背景もあります。大衆音楽としての親和性なき、使い捨ての客体でしかない新譜音楽をデータ対象に、音楽チャートを作成しても、指標性と共に 資料性も稀薄になってしまいます。シングルCDの売上に基づく従来の音楽チャートは、これから衰退していくかも知れません。

 これらの事象は、音楽チャートや視聴率を支えていた、F1を中心とする若年齢層の数が「少子化」の影響で減少し、人口動態の重大な変化が起きている事が真因であると思われます。音楽・テレビ・ラジオの世界にしても、消費性向が強かった 10代から 30代までの世代にターゲットを絞った企業戦略は、そのターゲット層自体が着実に減少し 崩れつつあります。

 気付いていないのか? 気付いているのに、気付かないふりをしているのか?(笑)今という時に追われている企業群は、この重大な先触れの波に関心がないのでしょうか? それとも少子高齢化という変化に対応する事を、心底で軽んじてるのかも知れません。どちらにしても近い将来、少子高齢化社会から 企業淘汰の津波が押し寄せてくるのは、確実だと思わざるを得ません。


ブログ開始は 2003年です。

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