FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第65回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    茉樹代「桜咲くまで」
    SBC MBS・ドラマ30「桜咲くまで」主題歌
  2. 第 2 位 ( △ )
    イエロー ジェネレーション「扉の向こうへ」
    SBC TBS・アニメ「鋼の錬金術師」エンディング テーマ曲
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    浜崎あゆみ “Moments”
    コーセー化粧品 テレビCMソング
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    NBS フジ・木曜劇場「白い巨塔」劇中効果音楽 [加古隆]
    ♪ 1位10週、登場16週。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    林明日香「凛の国」
    ナショナル テレビCMソング
    ♪ 転調にひっかかる点もありますが、ヴォーカルの声量は群を抜く佳曲。

 今年のFM長野 春の番組改編は小規模なものでした。生ワイドの編成は安定しています。特筆すべきは、坂口千夏 アナが「よくばり☆マガジン RADIO Comfy」のDJに採用された点でしょう。坂口千夏 アナは、ABN長野朝日放送の契約社員アナです。現役テレビ局アナが、FMラジオ局のレギュラーDJをするというのは、全国的にも珍しいケースと言えます。

 またパーソナリティに、東京からのタレントDJも多く採用されています。開局当時は、殆どのパーソナリティを、社員アナウンサーが勤めていました。アナウンサーは、信州に居住しリスナーの生活に連帯感があります。また愛知県からパーソナリティを招聘していた頃もあり、本社スタジオが中信に位置しているFM長野としては、独特の広域感を維持していました。

 そこに東京からのネット番組との住み分けが必須な、自社制作番組のレーゾンデートルの根幹があったと思うのですが、最近のFM長野 自社制作番組に、際立って東京からパーソナリティーや社外放送要員を、積極的に求める例が多くなってきています。この傾向は、全国のJFN加盟局と 明らかに異なります。そして自社制作番組に、少しずつ短命傾向も加わってきました。

 また東京からパーソナリティーや社外放送要員を求めて、自社制作番組を制作していくと、社外放送要員との契約関係が番組の継続期間と連動し、JFNネット番組 と 自社制作番組 との個性差も だんだんと明確で無くなり、似通った番組が増加してくるのです。長野県内のスタジオから放送している意義を深く考えた 自社制作番組の編成を、今後のFM長野には 期待しています。


 FM長野 自社制作番組リスト


 2004年 4月 現在
  1. 【1】FM NAGANO MUSIC SPECIAL REMIX SIGHT
       月 ➝ 木 1600 ~ 1900(木 1855)
       清水まなぶ・高寺直美・小林新・丸山周・田中利彦
  2. 【2】Start Your Engine あ・さ・い・ち!
       月 ➝ 木 0730 ~ 1000
       伊織智佳子・大岩堅一
  3. 【3】小林夏樹 BE UP! MORNING
       金 0730 ~ 1050
       小林夏樹・高寺直美
  4. 【4】346 GROOVE FRIDAY!
       金 1600 ~ 1900
       三四六
  5. 【5】ALPICO Chao×Chao Cafe
       月 ➝ 金 1130 ~ 1155
       野村恵美

 開局時(1988年10月)から 16年間の全リストは、Basic List に掲載しています。

第66回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    浜崎あゆみ “Moments”
    コーセー化粧品 テレビCMソング
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    茉樹代「桜咲くまで」
    SBC MBS・ドラマ30「桜咲くまで」主題歌
  3. 第 3 位 ( ★ )
    NHK総合・NHKアニメ劇場「火の鳥」オープニング テーマ曲 [チェン・ミン / 諫山実生]
    ♪ 壮大なイメージを感じる事ができるタイトルバックに合致したアレンジの佳曲。
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    イエロー ジェネレーション「扉の向こうへ」
    SBC TBS・アニメ「鋼の錬金術師」エンディング テーマ曲
  5. 第 5 位 ( ★ )
    TMG “OH JAPAN ~ OUR TIME IS NOW”
    ♪ B’zの源流点を視たような佳曲。

 8日に イラクで日本人 3人が、武装勢力に人質として拘束されました。人道復興支援している自衛隊が撤退しないと、人質全員の生命は保証せずとの脅迫文を、拘束されている日本人 3人の映像と共に、中東の衛星ニュース専門局「アルジャジーラ・テレビ」が、全世界へ公開。日本のマスコミ各社も まるで予定稿があったかの様に、このニュースを大々的に取り上げています。

 NHK総合では、人質拘束の第1報から、ニュース9 が放送時間延長になり、そのまま特設ニュースとして夜半まで放送しました。ABN長野朝日放送(テレ朝系)などの民放テレビ局も、通常編成の番組にカットインし、報道特別番組へと切り替わっています。過去起きた海外での民間邦人の人質事件と比較しても、今回の人質拘束を極めて重く取り扱っています。

 なぜ民間人が まだ治安も安定しない危険なイラクに残っていたのか? 心底の意図や事情は よくわかりません。まさか ご自身の生きる意味を、イラクの国際事情へリンクさせて、無謀とも言える自己満足な行動に耽っていたとは 思いたくもありません。仮に自己のアピールのために、この様な行動を採ったとするならば、国家というより 国民にとっても 甚だ迷惑な話です。

 渡航の自粛勧告 と 退避勧告を無視した渡航者たちにも、一律な邦人保護の必要性はあるのでしょうか? 自分の責任で渡航するのでしたら、何が起こっても 国からの救援は無用と宣言する書面や ビデオメッセージを残しておくべきです。危険な国への渡航には、政府も 事前に意思確認の機会を与え、意思未表示者に対して、包括的な邦人保護免責の通告こそ必要だと思うのです。

 しかし現在、どの様な事情でも海外に在る邦人保護は、日本にとって法治国家の重要な要件となっています。民間人の生命と引き替えに、国が定めた外交方針を機能停止させようとする事など、正常な法治国家では絶対あり得ない稚拙な発想です。それに加えて、拘束されている 3人の映像からは、他の外国人人質事件に見られる悲壮感を感じなかったのが不思議です。

 日本のサスペンスドラマによくあるストーリーの様に(笑)何か拘束した武装勢力と シンパシーが通じ合い、人質としての演技的な要請をされているのかと、穿った見方までしてしまいます。出来レースとまでは言わないものの、この国際的事件に、何か演劇的要素を感じるのは私だけでしょうか? とにかく人質となった 高遠菜穂子 さんら 3人の無事帰国を心から願っています。

第67回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・NHKアニメ劇場「火の鳥」オープニング テーマ曲 [チェン・ミン / 諫山実生]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    浜崎あゆみ “Moments”
    コーセー化粧品 テレビCMソング
  3. 第 3 位 ( ★ )
    SBC TBS・報道番組「JNN報道特集」テーマ音楽 [音楽制作者 不詳]
    ♪ 僅か10秒に テノール と 打ち込みリズムセクションが絶妙に調和された佳曲。
  4. 第 4 位 ( ★ )
    RYTHEM「万華鏡キラキラ」
    TSB 日テレ・ドラマ「光とともに・・」主題歌
    ♪ シンプルな旋律ですが、ヴォーカルに緻密な和声を感じさせるコーラス・バラード佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    茉樹代「桜咲くまで」
    SBC MBS・ドラマ30「桜咲くまで」主題歌
    ♪ 1位 3週、登場 9週。

 イラクで武装勢力に拘束されていた 高遠菜穂子 さんら日本人人質 3人が、15日 無事解放されました。私には、イスラム教聖職者や法学者 と 犯人勢力の宗教的関係は いまいち理解できませんが、人質解放の交渉役となったイスラム法学者協会・クベイシ 師が、国際正義に基づく法常識を充分理解して、日本人人質解放のため尽力された事は 間違いないと思われます。

 クベイシ 師の存在は、日本政府にとって幸運でした。無事解放とのニュース速報の後、解放された人質 3人の最新映像が入ると、NHK総合では 通常番組を打ち切り臨時ニュースを開始(チャイムなし)。民放テレビ各局もカットインで報道特別番組を放送しました。但し民放は 30分程度の報特を挿入し、通常番組を途中から繰り下げて再開した局が ほとんどでした。

 NHKの場合、通常番組ではないニュースを「臨時ニュース」または「特設ニュース」と呼称しています。この 臨時ニュース と 特設ニュース の区別は 微妙なのです。多くの視聴者には、区別が判らないと思います。あの「チャイム入り臨時ニュース」は、もちろん完全に臨時ニュースの分類です(笑)。ラジオ・テレビ総ての放送を通じて、最も重大なニュース報道になります。

 「番組の途中ですが この後ニュースを お伝えします」と事前にテロップを出して、その後 通常番組が打ち切られ放送するニュース。これは 特設ニュース の分類に入ると思います。また「この後 ◯◯:◯◯ からニュースを お伝えします」とのテロップが出る事もあり、現在放送している通常番組の終了後、ニュースを編成した時は、当然 特設ニュース だと思います。

 やはり「臨時ニュース」は、予告なく番組を打ち切って放送するニュースである事が定義なのでしょうか? 臨時ニュースというタイトルは、チャイム入り臨時ニュースの場合しかなく、臨時(チャイムなし)特設ともに、NHKニュース としか題を打ちません。民放の場合は、NHK的に 臨時ニュース や 特設ニュース とは言わず「報道特別番組」へ名称が統一されています。

 20年以上前の民放地上波テレビには、予告の後の報道特別番組が ほとんどで、通常番組中断のカットインなど滅多にありませんでした。最近は、民放キー局も報道に力を入れており、もしかするとNHKよりカットインの回数は、多くなっている傾向もみられます。テロップのニュース速報も頻繁に視聴する様になりました。ともあれ、人質の無事解放なによりでした。

第68回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    SBC TBS・報道番組「JNN報道特集」テーマ音楽 [音楽制作者 不詳]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    NHK総合・NHKアニメ劇場「火の鳥」オープニング テーマ曲 [チェン・ミン / 諫山実生]
  3. 第 3 位 ( △ )
    RYTHEM「万華鏡キラキラ」
    TSB 日テレ・ドラマ「光とともに・・」主題歌
  4. 第 4 位 ( ★ )
    笹川美和「金木犀」
    SBC TBS・ドラマ「新しい風」主題歌
    ♪ ストリングスのアレンジが素晴らしい佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    浜崎あゆみ “Moments”
    コーセー化粧品 テレビCMソング
    ♪ 1位 1週、登場 5週。

 昨年から続けているテレビ番組ビデオテープの整理。約 300本の内、100本ほどを片付ける事が出来ました。とにかく無ラベルのテープや、意味不明の記号、さらに日付だけのシールを貼ってあるテープが多くあります。再生してみないと内容が全く解りません(笑)。そして今週、また懐かしいテープを発見しました。外国テレビドラマの傑作「刑事コロンボ」です。

 NHKは、1972年12月から 1979年 1月までの土曜夜を中心とした本放送の後、何度も年末などに再放送をしていました。しかし、人気ドラマで、かつ将来的にも重要なコンテンツなのに、放送権を手放してしまいます。その後 放送権を取得したのが 日テレでした。今回「金曜ロードショー」で放送された名作エピソードの古い録画テープが見つかりました。

 小学生の頃から外国テレビドラマに目覚めていた私は、NHKでの本放送を視続けており、刑事コロンボのある土曜日 夜が楽しみだったのです。その期待感は、子供心ながら尋常でなく、当時「今晩の番組から」という総合テレビの予告番組が、夕方 6時台に放送されていて、刑事コロンボの「さらば提督」本放送の日、詳しく紹介していたのを、なぜか鮮明に覚えています。

 名声優・小池朝雄が吹き替える Peter Falkが演じた、ロサンジェルス市警察の コロンボ警部は、愛すべきキャラ と 明晰な推理で社会的地位のある犯人を追い詰めます。そして重犯罪を見事に立証していきます。とにかく冒頭で犯人は 解っています。コロンボは 微細な痕跡を見逃しません。正確な洞察力によって、犯人を極めて早い段階で推定します。

 その後 犯人の地位や職業を徹底的に研究理解し、時に愛情まで注ぎながら、最後は 犯人が残した証拠を、明確に指摘していきます。それ故 ドラマの中では、初めは協力的だった犯人が、何度も訪ねて来るコロンボに うんざりといったシーンも多く視られます(笑)。そして ラストの解決パートを視ている時の吸い込まれるような感銘は、この名作ドラマでしか得られません。

 音楽は、Bernardo Segallaが、その解決パートを中心に印象的で美しい劇伴をスコアしています。刑事コロンボは、劇伴音楽をあまり使わないドラマだと認識していますが、急所の場面になると、躊躇なく劇伴音楽が流れるのが特徴です。特にラストの解決パートの劇伴 と 本国版クレジットの劇伴、そして日本版クレジットでの音楽効果は 抜群です。

 刑事コロンボは、現在も制作されていますし、俳優・石田太郎 氏は良くやっていると思います。しかし、やはり故・小池朝雄 氏が吹き替えた 45エピソードだけが、私にとっての「刑事コロンボ」の総てです。私が好きな作品は「魔術師の幻想」「意識の下の映像」「秒読みの殺人」「権力の墓穴」そして最高傑作「別れのワイン」。録画テープで所有を確認しました。


(追記) 紹介した作品の録画は デジタル化し、MPEGファイルで保存を続けています。

第69回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    SBC TBS・報道番組「JNN報道特集」テーマ音楽 [音楽制作者 不詳]
  2. 第 2 位 ( △ )
    笹川美和「金木犀」
    SBC TBS・ドラマ「新しい風」主題歌
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    RYTHEM「万華鏡キラキラ」
    TSB 日テレ・ドラマ「光とともに・・」主題歌
  4. 第 4 位 ( ★ )
    NBS 東海テレビ・ドラマ「永遠の君へ」劇中効果音楽 [椎名KAY太]
    ♪ 転調の上手い 2トラックがリスト対象となる劇伴佳曲 。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NHK総合・NHKアニメ劇場「火の鳥」オープニング テーマ曲 [チェン・ミン / 諫山実生]
    ♪ 1位 1週、登場 4週。

 TSBテレビ信州(日テレ系)のドラマ「光とともに・・」。サブ タイトル「自閉症児を抱えて」とある通り、テーマが しっかりしたドラマです。主役の篠原涼子は、本当に演技が上手くなりました。今回の自閉症児の母親役は、実に存在感があります。担任教師役の小林聡美は、元々芝居巧者で「ギフト」以来の共演となる ふたりの演技は、とても高い域だと思います。

 篠原涼子は、2001年のNHK大河ドラマ「北条時宗」で、時宗の異母兄・北条時輔(渡部篤郎)の母親「讃岐局」役として出演。火中の壮絶な最期を演じ切っています。それと忘れてはいけない歌手・篠原涼子としての往年のヒット曲「恋しさと せつなさと 心強さと」は、最近濫造傾向になっている(笑)小室哲哉サウンドの中で、五指にはいる傑作だと思っています。

 さらに遡って所属していた「東京パフォーマンスドール」(TPD)の繋がりで、大河の真裏で放送していたバラエティ「ダウンタウンの ごっつええ感じ」にレギュラー出演していた時の「チームファイト」も強烈な印象があります(笑)。篠原涼子という女優は、このチームファイトから 現在まで、テレビの視聴者に、自らの成長過程を晒してくれた稀有な存在なのです。

 ところで「光とともに・・」と、NBS長野放送(フジ系)「アットホームダッド」の掛け持ちは、大丈夫なのでしょうか? 同クールに連続ドラマ 2本のレギュラー出演をするなど、通常考えられないブッキングです。「アットホームダッド」では、阿部寛の妻役として 準主役クラスの配役。なぜ この様な無理があるブッキングをしたのか、ちょっと理解に苦しみます。

 通常ならば、クールを別にして、違うドラマに出演させていくというのが筋ですが「光とともに・・」と「アットホームダッド」は、曜日は違っても同じ 22時からの本放送です(笑)。特段掛け持ち出演を宣伝材料にしている訳でもなく、双方の放送局からクレームがついている訳でもなく、当たり前なのかの様に 篠原涼子は、掛け持ち出演をこなしているのです。

 うっかり ブッキングしたとなれば、所属事務所の重大なミスとなりますし、うっかりでなければ、労務管理の問題にもなります。篠原涼子は、ハードなブッキングという事を充分認識している様で、インタビューなどでも、化粧室に布団を持ち込むと、やる気満々な事を言っていました。しかし同クールで、主役級ドラマ掛け持ちというブッキングは、やはり心配な面もあります。

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