FM長野リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第61回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NBS フジ・木曜劇場「白い巨塔」劇中効果音楽 [加古隆]

  2. 第 2 位 ( △ )
    DREAMS COME TRUE「やさしいキスをして」
    SBC TBS・日曜劇場「砂の器」主題歌

  3. 第 3 位 ( ▽ )
    茉樹代「桜咲くまで」
    SBC MBS・ドラマ30「桜咲くまで」主題歌

  4. 第 4 位 ( ★ )
    SBC TBS・日曜劇場「砂の器」劇中効果音楽 [千住明]
    ♪劇中で使われるクラシック小品と、遜色なきピアノ協奏曲「宿命」がリスト対象。

  5. 第 5 位 ( ★ )
    上原多香子「ブルー・ライト・ヨコハマ」
    NHK総合・連続テレビ小説「てるてる家族」挿入歌
    ♪レトロさを感じさせないフェミ二ンなヴォーカル。


 信州の厳冬も ようやく緩んできました。厳冬の中で目覚め春の準備を始めた、我が家で大切にしている白梅の盆栽は、先駆けの1 ~ 2輪が開花を始めました。長野市内は まだ寒い日が続いてますが、今年も我が家へ春の到来を知らせてくれました。

 晩秋の頃には、葉が全て散り 寒々とした枝だけの姿になりますが、正月を過ぎた辺りから、たくさんの花の蕾を少しずつ膨らませます。我が家の盆栽は、一年中 屋外のベランダに置いています。寒中に花の準備をする白梅は、やはり大したものです。

 昨年 仲間に入った山紅葉の盆栽は、ひと冬 赤く細い枝のままの姿でしたが、先日 僅かに葉の芽を吹き始めたのを確認しました。無事 1年目の冬越しが 出来ている感じですので、一応安心しました。植木市を転々とした後、縁あって昨年やってきた山紅葉の盆栽でしたが、白梅の盆栽の隣で落ち着いた日々を過ごした様です。

 ベランダに草花の鉢を置く人が多いのですが、1年草あたりですと厳しい冬を前にして生命が終えてしまい、なにやら可哀想な気がします。そこで厳しい信州の冬でもベランダで越年が可能な、白梅と山紅葉の盆栽ふたつに絞って育てています。

 やはり白梅の盆栽だけでなく、山紅葉の盆栽が加わると、ベランダも少し賑やかになります。白梅と山紅葉が対になっていて、とても良い感じです。

 冬の間休んでいた本格的な毎日の水やりも再開しました。苦労してやってきた山紅葉の盆栽には、微量要素含有の肥料や栄養剤(笑)を きちんと与えていきます。充分青葉が繁った後、この秋に綺麗な紅葉を魅せて欲しいと思っています。

 我が家で飼っている、ミシシッピ アカミミガメの かめクン の冬眠も まもなく明けます。最近の かめクン は、毎日必ず起きてガチャガチャ(ケースの水の部分をガチャガチャ足で掻く)をするように なっています。まるでかめクン から、冬眠明けを連絡している感じです(笑)。

 冬眠が明けると、かめクン に少しずつエサを与えていきます。ずっと空っぽだった消化器官を守るため病院の回復食の様に、毎日ゆっくりと量を増やしていきますが、だいたい2日目あたりから、ガチャガチャもっとくれとリクエストをしてきます(笑)。

 信州の春は、厳しい冬が優しくなっていく事から始まります。暖房器具など全く真冬なままですが、我が家の生き物達は、それぞれのタイミングで、春を感じ始めています。

第62回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NBS フジ・木曜劇場「白い巨塔」劇中効果音楽 [加古隆]

  2. 第 2 位 ( △ )
    茉樹代「桜咲くまで」
    SBC MBS・ドラマ30「桜咲くまで」主題歌

  3. 第 3 位 ( ▽ )
    DREAMS COME TRUE「やさしいキスをして」
    SBC TBS・日曜劇場「砂の器」主題歌

  4. 第 4 位 ( ☆ )
    NBS フジ・火曜時代劇「剣客商売」テーマ音楽 [篠原敬介]

  5. 第 5 位 ( ★ )
    浜崎あゆみ“Moments”
    コーセー化粧品 テレビCMソング
    ♪深い域にある詞 と ドライブ感の強い佳曲。


 NBS長野放送(フジ)火曜時代劇で現在放送中の「剣客商売」は、池波正太郎 氏の時代小説「鬼平犯科帳」と双璧をなす作品です。現在のテレビシリーズにおける 父・秋山小兵衛 役の藤田まこと には、もちろん文句のつけようがありません。藤田小兵衛は、空中戦が出来る(笑)無外流の達人です。いま考え得る最高かつ無二とも言える時代劇キャスティングだと思います。

 私は、1973年のテレビシリーズを視ていた記憶があります。父・秋山小兵衛には 山形勲。子・秋山大治郎は 加藤剛。佐々木三冬が 音無美紀子でした。加藤剛 と 山形勲は、TBSテレビ「大岡越前」第1部 屈指の名作エピソード「天一坊事件」において、大岡越前守忠相 と 山内伊賀亮という宿命の敵同士です。その敵同士が 3年後に秋山親子の原形を創り上げました。

 藤田まこと の時代劇と言えば、もちろん必殺シリーズの中村主水ですが、他にも勝プロダクション制作・フジテレビ放映「夫婦旅日記 さらば浪人」(1975年 4月 ~ 9月 全 25話)の三沢伊兵衛 役も素晴らしかったです。妻 たよ(中村玉緒)を愛し、お人好しな剣の達人のリクルート(笑)物語でした。藤田まこと の芸風を、如実に発揮した時代劇だと思っています。

 9日には 評判の高い「剣客商売」の名エピソード「その日の三冬」が放送されました。劇伴音楽も素晴らしく、岩田勘助 役で登場した最近の時代劇に欠かすことが出来ない、名優・本田博太郎は見事な演技でした。本田博太郎の美的な狂気は、全くの独創です。ただ私は、佐々木三冬 役について 寺島しのぶ ではなく、当初からの 大路恵美のほうが良かったと思い続けています。

 どうも大路恵美は、渡部篤郎の降板に連座してしまった様です。もちろん今の秋山大治郎 役の山口馬木也は 良くやっています。ですが佐々木三冬 役の交代には、どうしても馴染めません。私は、この剣客商売での大路恵美という女優の存在感が好きなのです。「剣客商売」第1シリーズの頃の相当無理のある(笑)されど妙に健気な佐々木三冬 役が とても気に入っていました。

 第2シリーズ以降も良い感じに演技の幅が伸びてきたので、後々 渡部篤郎と いい夫婦を演じられるのでは? と秘かに期待していたのです。しかし、結局 第3シリーズ一杯で降板してしまいました。主要レギュラー陣の配役は申し分なく「鬼平犯科帳」同様、池波正太郎 氏の原作に誠実に準拠した素晴らしい時代劇なのですが、ふたりの降板劇は 少々残念でなりません。

第63回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    茉樹代「桜咲くまで」
    SBC MBS・ドラマ30「桜咲くまで」主題歌
    ♪作・編曲は 塚崎陽平。

  2. 第 2 位 ( ▽ )
    NBS フジ・木曜劇場「白い巨塔」劇中効果音楽 [加古隆]

  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    DREAMS COME TRUE「やさしいキスをして」
    SBC TBS・日曜劇場「砂の器」主題歌

  4. 第 4 位 ( △ )
    浜崎あゆみ“Moments”
    コーセー化粧品 テレビCMソング

  5. 第 5 位 ( ★ )
    SOULHEAD“YOU CAN DO THAT”
    メナード化粧品 テレビCMソング
    ♪彩りのあるハーモニーとサビのインパクト。


 NBS長野放送で視聴したフジテレビ開局45周年 記念ドラマ・木曜劇場『白い巨塔』は、21世紀で最初に出会えた最高水準の民放テレビドラマでした。

 このブログの「週間選曲リスト」では、昨年10月 放送開始にも拘らず劇伴音楽は、12月12日と遅めにリストインしました。当初まさか あの加古隆の凄い音楽を、ドラマ本編が こなし切るとは思ってもいませんでした。

 鵜飼 医学部長(伊武雅刀) 岩田 医師会長(曽我廻家文童) そして義父である財前又一(西田敏行)らのリアルな料亭密談シーンや、東 教授(石坂浩二)と 大河内 教授(品川徹)の教授選挙 投開票時の対照的な好演が、まず印象に残っています。

 そして東 教授を「甘いお方だ」と言い切った船尾 東都大学教授(中原丈雄)に、東教授側の選挙参謀として的確な票読みをするも、開票結果に茫然自失となる 今津 第二外科教授(山田明郷)など「白い巨塔」は、俳優のキャラクターと配役が ピタリはまっていました。

 また4日の第19回 放送ラスト・シーンは、テレビ史に残る名場面でした。傍聴席で絶叫した柳原 第一外科医局員役の伊藤英明と、大混乱となった法廷内で演じていた俳優・女優達の目が実に印象的でした。

 まず法廷の中で、慌てて制止しようとし突き飛ばされた後、柳原 第一外科医局員を思わず見上げた、竹内 第一内科医局員(佐々木蔵之介)の驚きの目がありました。

 さらに亀山 元第一外科看護師(西田尚美)の まるで予期していたかの様な哀感に満ちた眼差しと、東 教授(石坂浩二)の憐憫をたたえた目には、見事なコントラストを構成していました。

 そして対照的に「ドアホッ!」と恫喝した時の財前又一(西田敏行)から発する怒りの目付きは、コミカルな演技から離れた強烈なインパクトがありました。これら各俳優・女優達の「目の演技」は、僅か十数秒の間でしたが最高水準のカメラワークで捉えています。この凄まじい法廷劇は「白い巨塔」最大の見せ場でした。

 そしてこの秀逸なドラマ全体を貫いているのは、加古隆が創り上げた類例なき劇伴音楽効果なのです。提供スポンサーのクレジットが入っても、放送芸術の域まで達した素晴らしいタイトルバックで流れるテーマ音楽は、深遠なほど美しかったです。控訴審判決文を、公式HPで公開するほど練り上げられた脚本と、加古隆の凄い劇伴音楽がドラマ全体に相乗していました。

 4回目のテレビドラマ化。しかも近年の民放ドラマでは破格の2クール連続放送で迎えた 18日 放送の最終回視聴率は、記録的な数字を獲得しています。

 【最終回視聴率:関東地区 32・1% 関西地区 39・9%】

 『白い巨塔』全21回の完成度の高さは、民放ドラマとして信じられないほどです。まさか今のCX・フジテレビに、この様な言葉を書くとは思いませんでした(笑)。共同テレビさん、そしてフジテレビさん。本当に素晴らしいドラマを ありがとう。

第64回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    茉樹代「桜咲くまで」
    SBC MBS・ドラマ30「桜咲くまで」主題歌

  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NBS フジ・木曜劇場「白い巨塔」劇中効果音楽 [加古隆]

  3. 第 3 位 ( △ )
    浜崎あゆみ“Moments”
    コーセー化粧品 テレビCMソング

  4. 第 4 位 ( ▽ )
    DREAMS COME TRUE「やさしいキスをして」
    SBC TBS・日曜劇場「砂の器」主題歌

  5. 第 5 位 ( ★ )
    イエロー ジェネレーション「扉の向こうへ」
    SBC TBS・アニメ「鋼の錬金術師」エンディング テーマ曲
    ♪とてもキレの良い秀でたアレンジのアニソン。


 今週は 藤沢周平 原作・金曜時代劇「蝉しぐれ」(2003年 8月 ~ 10月 本放送)のリピート放送を視ました。

 この「蝉しぐれ」では「海坂(うなさか)藩」という架空の藩を物語に設定しています。ただ描かれている自然の豊かさと原作の小説が 山形新聞・夕刊で掲載された点からも、舞台は 山形県 鶴岡市・酒田市などの庄内平野に間違いありません。

 主人公・牧 文四郎(子役:森脇史登)は、海坂藩の下級藩士の養子として少年期を過ごします。友人達と藩内の道場に通い、隣家の娘 ふく(子役:伊藤未希)へ恋心を抱く、そんな日々が おだやかに過ぎてゆく中で文四郎(内野聖陽)は成長していきます。

 文四郎の養父・助左衛門(勝野洋)は、普請組につとめる寡黙な人物。農に勤しむ領民の生活を、いつも気づかっていました。そんな父の姿を、文四郎は ひそかに尊敬していたのです。

 ところが ある日突如として お世継ぎを巡り藩内に政争が起き、助左衛門は この渦中へ巻きこまれてしまいます。

 遂に助左衛門は 無実の謀反の疑いで切腹。処刑直後 文四郎が、義父の亡骸を屈辱の中で刑吏の役人から引き取ります。そして幼なじみの ふく(水野真紀)と、山腹の寺まで義父の亡骸を大八車で運ぶ強烈なシーンが、この時代劇を貫く原風景です。

 後に主君の側室になった ふくと、家禄没収 謹慎の身から郡奉行まで出世した文四郎が、密会をする場での回顧に全体のストーリーを乗せていく展開は、本放送時に少々とっつきにくい印象もありました。しかし、今回のリピート放送を視聴して、その筋の深さに ようやく気付いたのです。

 文四郎は、小和田逸平(石橋保)島崎与之助(宮藤官九郎)から、どんな境遇でも変わらぬ友情と信義。そして道場師範(石橋蓮司)から伝授された「秘剣村雨」を会得し、義父を陥れた家老(平幹二朗)と対決します。

 苦労を共にする義母(竹下景子)を助け、謀反人の子としての過酷な運命を、鮮やかに切り開いていった下級青年藩士の歳月が「蝉しぐれ」の聞こえる夏の日の密会に凝縮されていたのです。

 音楽は 小室等が担当。独特の劇伴音楽に加えて、本放送時は上位曲が強く週間選曲リストにリストインしませんでしたが、美しいラストのタイトルバックと一緒に若草恵が編曲した主題歌「遥かな愛・・・」(歌・普天間かおり)は名曲に値します。

 「蝉しぐれ」が描く世界は、リストラや能力報酬主義に翻弄され、疲れ果てた現代社会へ深く通じるものがあります。苛烈でありながら最後に平穏をもたらす主人公の生きざまに、共感をもった方が多かったのだと思います。そこが「蝉しぐれ」人気の源泉だったのです。


(追記) 「蝉しぐれ」が、ドラマアンコールとしてNHK総合で放送され、第528回ランキングで主題歌が 1位に選曲されました。


ブログ開始は 2003年です。

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 長野県 松本市 に在住している FM長野 リスナー「ラジオネーム:チャート★ドランカー」の個人ブログです。お読み頂き ありがとう ございます。ご愛読者の皆様には、心から感謝申し上げます。ここは『 2004年3月 』のリストを、暦順に保存しているページです。

 「週間選曲リスト」では、ラジオ・テレビ放送音楽に関する私の評論を、5曲ごとの選曲と順位で、象徴的に表現しています。「週間放送視聴日記」には、徒然なるままな身辺雑記を織り交ぜながら、オールラウンドなラジオ・テレビ番組のレビューやデータが掲載されています。

 広告等は一切表示しないポリシーで、ブログ開始時から運営しているテキストブログです。デザイン総てが、オリジナルの自作で構成されています。週 1回「定点観測」の積み重ねによって、信州のラジオ・テレビ放送の歴史を、この小さなブログで、ゆるやかに紡いでいく事が出来れば嬉しい限りです。