第756回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
BS Dlife・外国テレビドラマ「NCIS ~ ネイビー犯罪捜査班」テーマ音楽 [Maurice Jackson] - 第 2 位 ( ⇒ )
Liam Gallagher “Wall Of Glass” - 第 3 位 ( △ )
JUJU「いいわけ」
NHK総合・ドラマ10「この声をきみに」主題歌 - 第 4 位 ( ★ )
狩野泰一&宮本貴奈「音紬ぎ」
NHK Eテレ・芸能番組「日本の話芸」テーマ音楽
♪ 篠笛 と ピアノという稀有なコラボは 和声を感じさせる佳曲。 - 第 5 位 ( ▽ )
abn テレ朝・木曜ミステリー「遺留捜査」テーマ音楽[吉川清之]
♪ 2018年 7月に再登場しています。
安倍内閣における解散風は、いつも不意打ちで突風となります。今回の起点は、9月16日で、前日までのマスメディアは、年内解散あるか? との観測でした。ところが その日からネットが、10月解散の可能性を次々と報道。一気に衆議院の解散総選挙のムードが高まり、16日からの三連休が明けると、あれよあれよと言う間に、衆議院解散が本決まりになりました。
【衆議院解散詔書 朗読日時:平成29年 9月28日 午後 0時03分 朗読議長:大島理森 解散通算回数:25】
私が国政選挙予測で最も注目しているのは、共同通信社が発表している 選挙トレンド調査 です。24日に各メディアで公開された 第1回トレンド調査において、比例の投票先を答える重要設問は、自民が 24%と他を大きく引き離してるのに対し、民進はわずか 8%、その後に小池新党が 7%と肉薄しているのには 大変驚きました。既に共産や維新を抜き去っています。
希望の党と 党名が決まった小池新党が さらに驚かせたのは、民進党を吸収合併(笑)してしまうという動きでした。小池百合子 代表は、かねてから改憲を唱えており、衆参合同による 一院制まで主張し始めています。この小池劇場とも言える急伸な動きを受けて、安保法制の時に憲法改正反対を声高に唱えていた、民進党 リベラル派議員の慟哭が聞こえてくるかの様です。
こうなってくると、現在衆議院で 3分の2を維持している改憲勢力は、総選挙の新勢力でも、また 3分の2は 維持出来るのではないかと思えてきます。もちろん第1回のトレンド調査だけで判断するのは早計で、今回の総選挙は、野党再編の激流が沸き起こっており、公示前の第2回調査以降、そして実際の選挙結果も当然変動します。それでも護憲勢力には 厳しい状態です。
希望の党の再編騒動に、ちゃっかり小沢一郎 自由党代表がいたのには、少し笑ってしまいましたが、その小沢 代表が好きだった「踏み絵」が、希望の党 公認審査として待ち受けています。また 少し甘さが目立つリベラル識者たちは、議員による国会の召集要求権だけを定めた憲法 第53条を盾に、今回の抜き打ち解散を、憲法違反の疑義ありと捉え発言していました。
しかし、どの様に条文を読み解いても、憲法 第53条は、召集要求権しか認めていません。要求に応じて臨時国会を召集し、その冒頭で衆議院解散権を 内閣総理大臣が行使する事は、憲法違反に当たりません。またリベラル識者の主張は、憲法条文不備の指摘であって、国民の審判を求める権能を、憲法違反の疑義要素と唱える事自体、解釈改憲の前段階に入っているのです。
米国 と 北朝鮮の応酬は、言葉だけなら既に核戦争へと突入しています(笑)。ただ今回の水爆実験は 相当無理があった様で、実験坑道の大規模落盤も漏れ聞こえてきます。重要な外交日程として、11月には トランプ 米大統領の訪日が予定されています。やはり東日本の広範囲に鳴り渡った国民保護サイレンは、多くの国民の政治意識に、大きな影響を与えた感じもします。
今回の総選挙により新しい衆議院議員の任期は、2021年10月までと東京夏季五輪を含み、改憲勢力が 3分の2を確保すれば、高い確率で改憲発議は あり得る事になります。果たして憲法改正国民投票開票速報は 視聴する事が出来るのか? したたかな安倍 首相が仕掛けた改憲アイデア と 解散アイデアに、国民の審判がどう下されるのか? 注目が集まっています。