FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第582回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    SBC TBS・金曜ドラマ「アリスの棘」劇中効果音楽 [横山克]
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK BSプレミアム・BS時代劇「神谷玄次郎捕物控」テーマ音楽 [安川午朗]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    井手綾香「飾らない愛」
    NHK BSプレミアム・プレミアムよるドラマ「今夜は心だけ抱いて」主題歌
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    CS時代劇専門チャンネル・時代劇「大岡越前」テーマ音楽 [山下毅雄]
    ♪ 1位 3週、登場10週。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    EGO-WRAPPIN’「サニーサイドメロディー」
    テレビ東京・ドラマ24「リバース エッジ 大川端探偵社」エンディング テーマ
    ♪ 懐古的でジャジーな旋律に洗練されたアレンジが施されている佳曲。

 普及してきたIPサイマルラジオ“ radiko”ですが、先月から“radiko.jp プレミアム”として、有料による全国規模でのエリアフリー聴取が可能になりました。ひと月 378円(税込)の聴取料を払うと、北は 北海道から 南は 沖縄まで、全国 60のFM・AMラジオ局のリアルタイムな放送を聴くことができます。FM長野も全国で聴取可能になりました。

 ブロガー プロフィールで紹介している通り、私は長年日本中のラジオ チャート番組を聴いてきました。PC等があれば 国内 60局の民放ラジオが聴けるとは、正直言って夢の様な話です。加入 1ヵ月目は無料ということもあり、私も“radiko.jp プレミアム”に入会してみました。但し リアルタイムと書きましたが、実際には 20秒近くの伝送遅延があります。

 “radiko.jp プレミアム”では、AM局もFM並みのクリアなステレオ音声で聴く事が出来ます。ところが日本中のラジオ番組を実際に聴いてみて、正直あまり魅力を感じなかったのです。ラジオメディア衰退の一因である「どの局を聴いてもだいたい同じ」(笑)という没個性な流れが、全国のラジオ局に深く浸透してしまい、それが単に確認出来る結果となりました。

 FM局の音楽番組でも、オンエアーする音楽を大切にせずトークをし、そのトークも パーソナリティーの自己主張や宣伝ばかりで、リスナーのメッセージ紹介も、自身の存在肯定のために利用している番組が、大変多くなっていました。ラジオの本質が理解できる上級部署のチェック機能もなく「どの局を聴いてもだいたい同じ」との没個性を蔓延させている様です。

 もちろん例外はありました。このブログで紹介した札幌・STVラジオの「日高晤郎ショー」。変わらずに意気軒昂です(笑)。私がかつてお世話になった岩手・IBCラジオの「ワイドステーション」。大塚富夫アナも お元気でした。続いている事を知り感慨深かったIBS茨城放送の「ラテンフォルクローレをご一緒に」は、他局に類例のない個性が輝いていました。

 隣県・GBS岐阜放送(ぎふチャン)の「サンデー演歌ベスト30」には、チャート番組を演歌に特化した創意を感じましたし、FM長崎の開局以来から続く「決定版!FMヒットパレード」は、放送回数が なんと 1517回を数え、土日の 2部構成で 1位からカウントアップ、18位まで ほぼフルコーラス オンエアーする独特のスタイルを守り抜いていました。

 ですが魅力的なラジオ番組は、2014年現在 全国を探してみても、以上の様に数えるほどしかありませんでした。もし この“radiko.jp プレミアム”が、日本中のラジオチャート番組を流浪し、毎週ニュースレターを発行していた 1980年代に存在していたら、どんなに素晴らしかったか? と思えてきます。あの遠距離受信の苦労が あっけなく霧散した事でしょう。

 しかし、当時パソコンは 普及し始めていましたが、まだインターネットはなく、ラジオメディアは活性化していて“radiko.jp プレミアム”の存在意義すら なかったのです。前述の番組を記念に録音して、早くも退会しようかな(笑)と思ってしまっています。やはり地元のFM長野 と NHK-FMがあれば、現状でのラジオメディアは足りていると再認識できました。


(追記) 2014年12月を以て“radiko.jp プレミアム”は退会しましたか、2018年 9月に再び入会しています。

(追記) 週間放送視聴日記(2019年 1月18日)に、KBC 沢田幸二 アナ PAO~Nを掲載しました。


ブログ開始は 2003年です。

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