FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第715回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    清浦夏実 “Dawn of a New Day”
    SBC TBS・金曜ドラマ「砂の塔 ~ 知りすぎた隣人」挿入歌
  2. 第 2 位 ( △ )
    NHK BSプレミアム・プレミアムドラマ「山女日記 ~ 女たちは頂を目指して」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [窪田ミナ]
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    SBC TBS・金曜ドラマ「砂の塔 ~ 知りすぎた隣人」劇中効果音楽 [横山克]
  4. 第 4 位 ( ☆ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「ダウントン・アビー ~ 華麗なる英国貴族の館」テーマ音楽 [John Lunn]
    ♪ 第5シーズン 第1回冒頭に卓越した劇伴効果があります。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    JAM Project “The Brave”
    テレビ東京・ドラマ24「勇者ヨシヒコと導かれし七人」オープニング テーマ

 前回観たのはいつなのか? 思い出せないくらい久々に映画を観に行きました。映画のタイトルは「続・深夜食堂」。人気ドラマの映画化 2本目の作品です。「深夜食堂」は、3シリーズ 計 30本がテレビ放映。そして今年 10本を制作。2年前の映画版 1作目は、最終動員数 20万1000人、最終興行収入 2億5000万円をマークするヒット作となりました。

 私は、テレビドラマが映画化しても、極力観に行かない主義です(笑)。その主義を、今回だけ変節させたのは(笑)最初の「深夜食堂」映画版が、テレビドラマのスタイルを変えていなかったからです。鈴木常吉「思ひで」が流れるオープニングは、テレビドラマと全く変わらず、119分 の上映時間に 3つのエピソードを緩やかに結びつけながら構成されていました。

 これなら違和感なく映画版を観られると思い、今回の「続・深夜食堂」を、映画館で観てきた次第です。全国封切りは 11月 5日からでしたが、松本市は 唯一の映画館であるシネマライツ8が、二番館として 12月 3日からの上映でした。日程によると、混まない平日は 午前 と 午後 2回だけです。前売り券を買った上で、仕事をエスケープして(笑)観に行きました。

 やはり「続・深夜食堂」も、テレビドラマと同じオープニングから入って 3つのエピソードで構成されており、大画面でドラマを視ている雰囲気です。不破万作、松重豊、山中崇、綾田俊樹、安藤玉恵、光石研、篠原ゆき子、谷村美月、宇野祥平、金子清文、須藤理彩、小林麻子、吉本菜穂子、平田薫らの常連客レギュラー陣が入れ替り登場し、全体を連結させていました。

 一つ目のエピソードは、名優の域に達している佐藤浩市が、驚くような役(笑)を演じていました。二つ目は、キムラ緑子 と 池松壮亮を親子役で起用。スクリーンの中では、シンプルな展開ながら演技力の冴えを魅せていました。三つ目の 渡辺美佐子演ずる老母が、若い頃に捨てた息子と、タクシー越しに再会する場面では、場内に すすり泣きが起きるほどでした。

 前回の映画版では 第3シリーズ 10本が制作・放送されました。今回も新たに第4シリーズ 10本を制作していますが、現在のところ地上波から衛星までテレビ放送の予定がなく、Netflixでの有料配信だけとなっています。入会時は無料お試し期間があるので とりあえずNetflixに入会し、第4シリーズ 10本をその期間内に全部視てしまいました(笑)。

 映画界のオリコンとも言われる興行通信社の集計によると、今作は 国内での週末観客動員数など、前作に匹敵する安定した成績をマークしています。大スクリーンで展開された深夜食堂の常連客達の姿には、これからの社会で理想のコミュニティを具現していると思ってしまうほどです。劇場で観た「続・深夜食堂」は、見終わった後に満足感の残る素晴らしい映画でした。


ブログ開始は 2003年です。

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