FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第406回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    JUJU「この夜を止めてよ」
    NBS KTV・ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NBS KTV・ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」劇中効果音楽 [住友紀人]
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    abn テレ朝・金曜ナイトドラマ「秘密」劇中効果音楽 [溝口肇]
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    葉加瀬太郎「ひまわり」
    NHK総合・連続テレビ小説「てっぱん」テーマ曲
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    alan「悲しみは雪に眠る」
    ♪ 作詞は 伊勢正三。

 大晦日 放送される「第61回 NHK紅白歌合戦」の出場歌手が決定しました。西野カナ・植村花菜・クミコ・HY・AAA(トリプル・エー)の初出場が発表になっています。最多出場は「サブちゃん」北島三郎 の 47回。初出場は 1963年 第14回です。

 今回の「紅白」司会は、紅組・松下奈緒(初) 白組・嵐(初) 総合司会・阿部渉 アナ(2回目)紅組司会は、朝ドラヒロインです。局アナの登竜門であるラジオ実況アナは、小松宏司 アナ と 黒崎めぐみ アナが 担当します。出場歌手は 44組、初出場が 3組減の 5組。なお連続・常連出場からの「落選組」は、美川憲一、大塚愛、中島美嘉など となっています。

 放送時間は、午後 7時30分から 11時45分までと、昨年より 15分間短縮。例年になく出場歌手選考の事前情報は 乱れ飛んでいました。24日の出場歌手発表記者会見の生中継を、初めてライブ ストリーミングで視ましたが、従来の路線は 踏襲された選考結果となった様です。決め手にかける人選ですが、出場歌手を減らしていくと、締まってくる印象も受けました。

 紅白出場歌手選考の重要資料は、人気投票でありません。全国規模の世論調査とされています。2004年 第55回では、その世論調査結果を公開した事もありました。調査の手法は「あなたは今の内閣を支持しますか?」と同様に「あなたの好きな歌手は誰ですか?」と、日本の縮図となるべく老若男女 人口動態に従い、無作為抽出された調査対象者(標本)へ設問します。

 すると先程の地方や壮年層のデータでは、知名度抜群の演歌系歌手が圧勝しているそうです。CD売り上げやダウンロード回数では判らない、普段表面に出てこない広範な国民各層で構成される音楽嗜好の根底部分が、紅白選考のキャスティングボードを握っています。少子高齢化社会が進行している今、高視聴率 や 高聴取率をマークするためには、壮年層の支持が不可欠です。

 私が気になるのは、紅白勝敗の結果です(笑)。大多数の方には どうでもいい事かも知れませんが(笑)視聴者審査員制度を本格的に導入して以降、白組優勢ばかりとなり 5年連続白組が優勝しています。これでは 審査システムが破綻します(笑)。今年も視聴者審査員制度を続けるのか注目されましたが、昨年より 1ヵ月ほど遅れて、昨年同様の募集を開始しています。

 私は、音楽チャートを極めるため、独学で統計学を相当勉強した事があります。統計学的に紅白の視聴者審査員は、世論調査でなく人気投票に類します。ですが設問は、紅か白か の二者択一(笑)。しかも何十万人による二者択一ですから、結果は世論調査に近接してきます。やはり結果に隔たりが出ない、空気が読める様な(笑)得点システムの再考は不可避かも知れません。

 開票速報本部の様な、70年代の紅白歌合戦の「得点集計センター」が懐かしいです。一度復活できないものでしょうか? 今年もまた白組優勝になりそうです(笑)。でも毎年断言していますが、年に一度、大晦日 午後 11時45分ジャストの 紅白エンディングから、ゆく年くる年 への急激な「ギャップ」が大好きな私にとって「紅白」は なくてはならない番組なのです。


ブログ開始は 2003年です。

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