FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第985回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    Liam Gallagher “Everything’ Electric”
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    Mitski “Love Me More”
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「鎌倉殿の13人」テーマ音楽 [エバン・コール]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    林部智史「花に約束」
    NHKラジオ第1放送「ラジオ深夜便」深夜便のうた
    ♪ 短調を通している様な調性ですが、ヴォーカルから豊かな和声を感じさせる佳曲。
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    Sabrina Carpenter “Fast Times”

 愛用してきたメインラジオである チボリオーディオ モデルワンTivoli Audio Model One )を買い替えました。既に購入から 10年近く過ぎた モデルワンは、連日使っていたためか、ボリュームの歪みやチューニングなどに経年の障りが生じていました。日本にサポートセンターがあり、修理に出す事も可能ですが、思い切って同機種の新品に買い替えた次第です。

 買い替えた理由は、もうひとつあります。2021年にモデルワンが、Generation 2にリニューアルしており、その最新仕様を入手したいとの気持ちがあったからです。チボリオーディオ最大の欠点である高価(笑)をカバーするため、少しでも廉価なものを探すのではなく、チボリオーディオの正規輸入総代理店に直接注文して、標準価格で最新仕様を購入しました。

 「モデルワン」は、ステレオ信号をわざわざモノラルに変えてスピーカーから音を出す、発想の大転換を貫いたラジオです。その音質 と 共鳴は素晴らしいものがあります。左右の音の分離が、モデルワンでは 前後で起きるのです。ヴォーカルが素直に定位し、ひとつひとつの楽器の音が、ちゃんと分離されて聴き取れます。ラジオでありながら最高のオーディオ機種なのです。

 総代理店から送られてきたモデルワンの外見は、全く変わりませんでした。FMのスケールが 95MHzまで伸びていただけです。木製キャビネットで、5:1 にギアダウンしている大型選局ダイヤル と フルレンジスピーカーがシンメトリーに配置され、緑色のパワーインジケーターの下で、最良選局の時にマジックアイの様に光る、オレンジ色のインジケーターも同じです。

 モデルワンの外観は、変化がありませんでしたが、中味すなわち受信能力や音声の解像度は、相当進化していました。リニューアルしたモデルワンの中味は、はっきり言って「デジタルラジオ」です。まずパワーをオンにすると、約 2秒ほどの間合いがあります。これは アナログラジオで有り得ない事です。アナログラジオというのは、電源を入れた瞬間に稼働します。

 またボリュームの高低でも、音が一切割れません。公式説明によると、ヘビーマグネットロングスロードライバーが、出力を半オクターブ単位で自動的に調整し、正確なトーンバランス と 低音レスポンスを実現しているそうです。ベストチューニングの時に光るオレンジ色のLEDインジケーターも、とてもシャープになりました。本当に最良選局の時だけ光る様になっています。

 受信能力は 音質と同時向上しており、屋外FMアンテナに接続すると、地元局のFM長野 と NHK-FMは、アナログFM特有のホワイトノイズが殆ど存在しない状態まで昇華しています。受信感度も申し分なく、約 40キロ先から 100Wで送信している聖 中継局の電波もキャッチ可能です。これほどの音質のアナログFMラジオは、今まで存在しなかったと思います。

 完璧の様に書いている「モデルワン」ですが、問題点がない訳ではありません。Bluetooth と 外部入力の切り替えスイッチが同じなのです。例えばテレビ音声を Bluetoothにすると、僅かに遅延か生じて、映像とズレが生じます。そこでテレビ音声は 有線の外部入力にしていますが、Bluetoothを完全に止めないと、外部入力に切り替わらないのです。この点は ちょっと不便でした。

 私のダイヤルは、FM長野(86・4MHz) と NHK-FM(84・7MHz)の往復運動で事足りるので、SBC高ボッチ補完(94・2MHz)が遠方(笑)でも問題ありません。また現在 加入しているケーブルテレビFM再送信からの受信復活も検討しています。その場合は、テレビ松本 さんの再送信周波数である 82・4MHz と 84・0MHzの往復になります。

 チボリオーディオは、モデルワンだけでなく、時計付きのモデルスリーや、防水ポータブルのPALもリニューアルしたそうです。こうなれば、お風呂も台所も、稼働ラジオを全てチボリ化する計画も立てています。どうやってお風呂まで、FMの受信状態を維持するのかが、やはり課題です。まずは メインラジオのモデルワンを買い替えて、最初に大満足する結果が得られました。


(追記) 週間放送視聴日記(2022年10月21日)に、ケーブルテレビFM再送信の雑音対策 を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2023年 1月20日)に、台所までFMラジオ同軸ケーブルを延ばす を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2023年 2月10日)に、AM民放廃止の要件と ケーブルテレビFM再送信 を掲載しました。

(追記) 週間放送視聴日記(2023年 6月23日)に、チボリ オーディオ モデルスリー を掲載しました。


ブログ開始は 2003年です。

Search

Mail-form


 ご愛読者(拍手)ボタンがあります。