第1位( △ )
尾崎亜美「愛のはじまり」
NHKラジオ第1放送「ラジオ深夜便」深夜便のうた
♪ラジオ深夜便のうた 初の1位評価。第2位( ▽ )
NHK Eテレ・歴史教養番組「さかのぼり日本史」テーマ音楽(横山克)第3位( △ )
LOVE PSYCHEDELICO“Shadow behind”
NBS(フジ)ドラマ「絶対零度 ~ 特殊犯罪潜入捜査」オープニングテーマ第4位( ▽ )
NHK総合・連続テレビ小説「おひさま」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽(渡辺俊幸)第5位( ⇒ )
上條恒彦「だれかが風の中で」
CS 時代劇専門チャンネル「木枯し紋次郎」主題歌
テレビ放送の完全デジタル化が、東日本大震災被災3県を除く全国で24日に決行され、半世紀以上続いたアナログテレビ放送は、終了しました。アナログ送信は、25日午前0時までに総て停波しています。
「アナログテレビ放送最後の日」となった24日(日曜)は、NHKや多くの在京キー局で、朝から特別番組をオンエアー。フジテレビ系列は、夏恒例の27時間テレビを、この日に編成しました。アナログ放送で通常番組の送出終了となる正午前には、生放送でカウントダウンする民放キー局もあり、少々お祭り騒ぎな感じを受けました。
そんな中 NHK総合は、午前11時59分から、鈴木奈穂子アナによる「アナログ放送終了のお知らせ」を放送。「これまでアナログテレビ放送を長い間ご覧頂きまして、どうもありがとうございました。」と感謝の言葉で締めて、正午ジャストにアナログ放送終了のブルーバック画面へ移行しています。NHK総合テレビジョンにおける、事実上のアナログ放送終了の瞬間は、民放と異なり静かで美しいものがありました。
ところがその12時間後。アナログ放送終了を表示するブルーバック画面から、実際の停波となる午前0時前の瞬間は、全く逆の展開でした。NHKは、終了アナウンスもなく、午後11時59分、ブルーバック画面からいきなり停波し、砂嵐状態になってしまったのです。NHKの ぶっきらぼう(笑)な停波は、少し残念でした。その停波は、電波法令に即してなかったからです。
テレビ局は、放送局である以前に、国から免許を受けた「無線局」です。無線局運用規則第138条では、放送の開始及び終了に際して、コールサイン(呼出符号)を放送しなければならないと定めています。間違いなく言えるのは、テレビ局の開局最初の放送に、必ずコールサインをアナウンスしたはずなのです。アナログ放送固有のコールサインを付与されている以上、閉局に匹敵するアナログ放送停波直前は、必ずコールサインをアナウンスする事が電波法令上 必要でした。
しかしNHKと異なり、全国の民放テレビ局は、電波法令の理に かなった姿を示しました。多くの民放テレビ局は、停波直前にブルーバック画面を止め、独自のアナログ放送終了タイトルバックを放送しています。送信所・中継局紹介の他に、アナログ放送の歴史を振り返り、長年の視聴に対する感謝のメッセージ。そしてアナログテレビのコールサインを最後に表示・アナウンスして、停波となりました。
特に民放テレビ局の最古参である日本テレビ(NTV)は、実に感動的なアナログ放送終了でした。停波1分前の午後11時58分から伝説の放送終了タイトルバック「鳩の休日」ロングバージョンをオンエア。「JOAX-TV。第4チャンネル。こちらは日本テレビです。」と、当時の女性アナウンサーの音声でアナウンス。コールサイン・放送局名そして「58年間 ありがとうございました」と、さりげなくメッセージ表示を加えたラスト画面で停波したのです。
私はこの1分間を、デジアナ変換が始まっている地元CATVで残っていた在京局アナログ再送信で視聴し、心底から感動しました。日テレの技術スタッフは、なんと粋なのでしょうか。NTV日本テレビのアナログ放送最後の日。その最後の1分間は、電波法令に従い、日テレ58年の歴史を一気に凝縮した、生涯忘れ得ないほど、美しく輝いた1分間でした。