FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第439回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NHK Eテレ・歴史教養番組「さかのぼり日本史」テーマ音楽 [横山克]
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    尾崎亜美「愛のはじまり」
    NHKラジオ第1放送「ラジオ深夜便」深夜便のうた
    ♪ 作詞・作曲そして編曲は 尾崎亜美。
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    NHK総合・連続テレビ小説「おひさま」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [渡辺俊幸]
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    LOVE PSYCHEDELICO “Shadow behind”
    NBS フジ・ドラマ「絶対零度 ~ 特殊犯罪潜入捜査」オープニング テーマ
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    上條恒彦「だれかが風の中で」
    CS 時代劇専門チャンネル・時代劇「木枯し紋次郎」主題歌

 『2011FIFA女子ワールドカップ・ドイツ大会』の決勝が 18日 行なわれ、日本は 2-2 の同点からPK戦の末 アメリカ合衆国に勝利。日本が 初優勝を遂げました。男女含め サッカー競技のワールドカップで、日本が優勝したのは 初めてです。また主要スポーツの国別世界選手権での優勝は、1977年のバレーボール ワールドカップ女子 以来となります。

 決勝戦は、フジテレビ系列で急遽 生中継されました。関東地区の平均視聴率は、午前 5時から 6時まで 21・8%、瞬間最高が 27・7%をマーク 。 BS1の衛星放送視聴率(関東地区)は、午前 5時から 7時15分まで 10・7%を記録しています。試合直後から主要新聞社は「なでしこジャパン世界一」と大見出しが踊る号外を一斉に発行。日本中が沸き立ちました。

 第6回 ドイツ大会 グループリーグ B組に入った日本は、2勝 1敗・勝ち点 6の 2位で決勝トーナメント進出。準々決勝は、最も優勝の声が高かった開催国・ドイツを 1-0 で破りました。続く準決勝では、スウェーデン相手に 3-1 で快勝します。そして 決勝戦。対するアメリカは、過去 2回 W杯を獲得し、FIFA女子ランキング 1位の最強豪です。

 日本は、過去 1995年 第2回スウェーデン大会のベスト8が最高。直近の FIFA女子ランキングは 4位でした。まだ公式戦で一度もアメリカに勝った事がなく、まさしく格上との決勝戦でした。その決勝戦は、格上のアメリカに後半 24分 先攻されると、後半 36分 宮間あや 選手が渾身のシュートを決めゴール。そのまま 1-1 で延長戦に入りました。

 その後 延長前半 14分に、また相手にリードされてしまいますが、延長後半 12分に澤穂希 選手がゴールへねじ込み再度同点と追いつき、そのまま PK戦へ突入します。ゴールキーパーの海堀あゆみ 選手が、アメリカの 1本目を、空中 右足で止める神業的なファインセーブを決めます。その 1本目から、なんと連続 3本阻止。遂に なでしこジャパンが優勝しました。

 2002年の日韓共同開催のワールドカップ決勝戦直後の表彰式で、W杯トロフィーが優勝国のブラジルへ授与された瞬間、あの銀色の紙吹雪が横浜国際総合競技場で降り注ぐシーンを視た時、日本チームが主役で、この紙吹雪が視られる日は来るのか? と思っていました。その時から僅か 9年で、なでしこジャパンへ降り注ぐ、金色の紙吹雪を視る事が出来ました。

 以前ブログでも書きましたが、日本サッカー協会(JFA)の構想では、遅くとも 2050年までにワールドカップの単独開催 と 優勝を目指しています。東日本大震災という国難に見舞われた 2011年に、ウーマンマッチですが なんと一気に優勝しました。なでしこジャパンが、W杯トロフィーを、この国難の日本へ持ち帰ってくれた事は、重要な意味があると思います。

 まだ連合国軍に占領されていた 1949年に、第2次世界大戦の結末から、アイデンティティを喪失したまま疲弊しきっていた日本が、古橋廣之進 選手による全米選手権での世界新記録樹立 と 湯川秀樹 博士のノーベル物理学賞受賞をきっかけとして、一気に国運が開けてきた歴史の流れも思い起こせます。なでしこジャパン、ワールドカップ優勝 本当に おめでとう ございます。


(追記) FIFA 女子ワールドカップを獲得した 日本女子代表チームへ「国民栄誉賞」が贈られることになりました。8月 2日に 枝野幸男 内閣官房長官が発表しています。団体の受賞は初めてです。

 受賞者は、選手 21名、監督 1名、コーチ 2名、日本サッカー協会副会長 1名、同協会女子委員長 1名、同協会女子部長 1名、チームドクター 1名、アスレチックトレーナー 2名、テクニカルスタッフ 1名、広報担当 1名、総務担当 1名、主務担当 1名、キットマネージャー 1名 の 計 35名です。


ブログ開始は 2003年です。

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