FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第360回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NBS フジ・木曜劇場「不毛地帯」メインテーマ [坂本龍一]
  2. 第 2 位 ( △ )
    aiko「あの子の夢」
    NHK総合・連続テレビ小説「ウェルかめ」主題歌
  3. 第 3 位 ( ★ )
    NHK総合・大河ドラマ「龍馬伝」テーマ音楽 [佐藤直紀]
    ♪ エスニックなヴォーカルと量感ある交響楽が、繊細に織り込まれた秀逸曲。
  4. 第 4 位 ( ▽ )
    Sarah Brightman “Stand Alone”
    NHK総合・スペシャルドラマ「坂の上の雲」メインテーマ
  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    Rihanna “Russian Roulette”

 スペシャルドラマ「坂の上の雲」は 愛媛県が舞台。朝ドラ「ウェルかめ」が 徳島県。そして大河ドラマ「龍馬伝」は 高知県。四国で 香川県だけ抜けていますが、坂の上の雲 と 龍馬伝には、ふたつのドラマを繋ぐ「香川照之」が出演しています(笑)。東京大学文学部卒業。離婚後 親権者として育てた母親は 名女優・浜木綿子。そして父親は 名歌舞伎俳優・市川猿之助です。

 「坂の上の雲」正岡子規から「龍馬伝」岩崎弥太郎へ、年を跨いで日曜夜 8時に展開したリレーキャストは、香川照之が 最高レベルの演技をみせ、かつドラマ全体を凌駕する圧倒的存在感も与えました。正直に言うと私は、歴史上の人物で、坂本龍馬が あまり好きになれません(笑)。その理由を、香川照之 演ずる岩崎弥太郎が、ドラマ冒頭で断言したのには驚きました。

 「あんな脳天気で 自分勝手で 人垂らしで オナゴに好かれて、あげな腹の立つ男は どこにもおらんじゃけん!」(笑)。まさしく その通りだと思います(笑)。しかし、この腹の立つ男には、近代日本の進むべき未来を、誰よりも早く指し示した史実があります。明治維新の功績たるや、どの元勲にも劣りません。そして動乱の舞台を一気に駆け抜けていったのです。

 「龍馬伝」の映像処理には、従来の大河ドラマと異なり、立体感や色彩に独特のスケールを表現しています。第1回放送の視聴率は 23・2%(関東地区)。そのサブタイトル「上士 と 下士」に、4年前の大河ドラマ「功名が辻」第47回「種崎浜の悲劇」のジェノサイドと連続性を感じさせました。そのジェノサイドを指揮した望月小平太 役が 香川照之だったのです。

 音楽は佐藤直紀が担当。テーマ音楽は 秀逸で、ネオ・クラシカルの歌姫と称されるLisa Gerrardのヴォーカルに特徴があります。私は、初聴の時、米国CBSテレビの「サバイバー」のテーマ音楽“Ancient Voice”を想起しました。アフリカ系の民俗音楽の旋律を模しており、そこに量感溢れるオーケストレーションと 絶妙に連結する転調があります。

 HTB北海道テレビ 水曜どうでしょう から、NHK日本放送協会 大河ドラマへ。個人的には、近藤長次郎役の大泉洋に大変注目していますが、個人的には 余り好きになれない、日本の歴史において傑出した大人物・坂本龍馬を、時代劇初挑戦の福山雅治が どう演じるか? ここ数年 起き得なかった大河ドラマへの期待感が出てきた「龍馬伝」の今後の展開に期待しています。

 2010年 NHK大河ドラマ「龍馬伝」3日 放送・第1回「上士と下士」
【タイトルバック・クレジット順序(配役発表序列): ◯ 福山雅治 ➝ ◯ 香川照之 ➝ △ 大森南朋 ➝ 広末涼子 ➝ △ 寺島しのぶ / △ 杉本哲太 ➝➝ 奥貫薫 ➝➝ 宮迫博之 ➝ △ 草刈民代 / ◯ 蟹江敬三 ➝ △ 松原智恵子 ➝ △ 倍賞美津子 ➝ ◎ 児玉清 】

 ここに掲載されたピンクレ(1画面に 1人だけ配役が紹介される)俳優を、ブログでの格付け対象としています。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや 区切り方にも意味があり、それらを分析しました。 / や ➝ は、表示間隔の強弱を表し、無印  △  ◯ の順でランクが上がり「トメ」の ◎ が、今回における最高俳優と、このブログでは 独自な格付けを打っています。


(追記) 週間放送視聴日記(2010年 8月20日)に、龍馬伝 と 大泉洋 を掲載しました。


ブログ開始は 2003年です。

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