第1位( ⇒ )
Lady Antebellum“Just a Kiss”
テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディングテーマ第2位( △ )
NHK総合・大河ドラマ「平清盛」テーマ音楽(吉松隆)第3位( △ )
NBS(フジ)ドラマ「ストロベリーナイト」劇中効果音楽(林ゆうき)第4位( ▽ )
abn(テレ朝)木曜ミステリー「科捜研の女」劇中効果音楽(川井憲次)第5位( ★ )
The Little Willies“Jolene”
♪Dolly PartonそしてOlivia Newton-Johnのカヴァー。ジャジーさを損なわない佳曲。
今年のNHK大河ドラマは「平清盛」です。脚本は、朝ドラ「ちりとてちん」の藤本有紀。特筆しますが(笑)また女性のライターです。視聴率は、第1回が17・3%、第2回は17・8%と、20%を超えない範囲で推移しています。画面の映像が、2年前の「龍馬伝」と同様、立体感や色彩に広がりを持たせる技術を踏襲しており、赤色は さらに強くなりました(笑)。アナログのカラーテレビが普及し始めた頃、テレビ画面に出てくる人物の顔色を自然な感じになる様に調整出来れば、カラー調整は合格と言われた事を 今でも覚えています。兵庫県知事からクレームを付けられるまでもなく(笑)今回の暗赤の顔色では、確かにカラー調整失敗と言われるかも知れません(笑)。
ストーリー設定も、白河院政を「王家」と表現したり、平清盛を白河法皇の落胤と決めてかかるなど、最近の大河ドラマに見られる歴史考証の軽視など、継続した問題点が見られます。しかしなんと言っても序盤2回の芯となった、伊東四朗演ずる白河法皇の圧倒的存在感は、素晴らしいものがありました。特に第1回放送での清盛の生母・舞子(吹石一恵)が一斉弓射で誅せられるシーンは圧巻で、昨年のスウィーツ大河(笑)が払拭される思いもしました。さらに沢山の演技派俳優が、大挙配役されている事にも魅力を感じます。
音楽は、吉松隆が担当。初めてテレビドラマのスコアを制作しています。ポイントはラストで、平安時代の歌謡集「梁塵秘抄」(りょうじんひしょう)の有名な一節「遊びをせんとや生れけむ」(人は遊びをするために 生まれてきたのではないだろうか)を、少女が唄う旋律です。このパートは、テーマ音楽冒頭のピアノソロの旋律と連結しています。それが挿入歌として指定されているEmerson,Lake&Palmerの「タルカス」(Tarkus)のオーケストレーション・イメージに繋がっていく、不思議な劇伴音楽構成となっています。
私が大変気に入っているのは、タイトルバックでの平安舞のリズムと、テーマ音楽中盤の打楽器と吹奏楽を多用した和音構成に、全く違和感がない点です。ピアノソロと打楽器・吹奏楽への転調、さらに少女が唄う梁塵秘抄への転調は、相当のアレンジ技巧を必要としますが、見事に こなしています。今回の大河ドラマ テーマ音楽は、内省的な面もありますが、精巧な素晴らしい作品だと思っています。もう少し赤みを抑えた(笑)「平清盛」の今後の展開に期待しています。
2012年NHK大河ドラマ「平清盛」15日放送・第2回「無頼の高平太」のタイトルバック・クレジット(配役発表)序列は… ○松山ケンイチ → △玉木宏 → 三上博史 → 豊原功補 → 金田明夫 → △吹石一恵 / △松田聖子 →→ 檀れい →→ りょう / △阿部サダヲ → 岡田将生 → △杏 / ○伊東四朗 / △小日向文世 →→ △和久井映見 →→ △上川隆也 →→ △國村隼 →→ △中村梅雀 →→ ◎中井貴一 …となっています。
ここに掲載されたピンクレ(1画面に1人だけ配役が紹介される)俳優を評価対象としました。タイトルバックでは、俳優表示のリズムや区切り方にも意味合いがあり、それらを分析。無印 → △ → ○と評価が上がっていって「トメ」の ◎ が、今回における最高評価俳優と、このブログでは独自に格付けしています。