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第58回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    NBS フジ・木曜劇場「白い巨塔」劇中効果音楽 [加古隆]
    ♪劇伴音楽の範疇を遥に超える圧倒的存在感。

  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    DREAMS COME TRUE「やさしいキスをして」
    SBC TBS・日曜劇場「砂の器」主題歌

  3. 第 3 位 ( △ )
    NBS フジ・火曜時代劇「剣客商売」テーマ音楽 [篠原敬介]

  4. 第 4 位 ( ▽ )
    NHK総合・金曜時代劇「はんなり菊太郎2 京・公事宿事件帳」テーマ音楽 [野見祐二]

  5. 第 5 位 ( ▽ )
    TSB YTV・ドラマ「乱歩R」劇中効果音楽 [仲西匡・吉川慶]


 最初は悲劇的な結末を知る者にとってキツイと思っていた、NBS長野放送(フジ系)木曜劇場「白い巨塔」。人気は全く衰えず加古隆の劇伴音楽もあって、民放テレビとして極めて稀有な名作ドラマの予感がしてきました。思い起こしてみれば、原作となった山崎豊子の小説「白い巨塔」は、過去 3度テレビドラマ化されています。

 1度目は、1967年にNETテレビ(現・テレビ朝日)で全 26回放送(財前五郎:佐藤慶、里見脩二:根上淳)。 2度目は、1978年にフジテレビで全 31回放送(財前五郎:田宮二郎、里見脩二:山本學)。 3度目は、1990年にテレビ朝日で前後編 2回放送(財前五郎:村上弘明、里見脩二:平田満)と、ドラマ化されてきました。

 そして 4度目の今回は、財前五郎:唐沢寿明、里見脩二:江口洋介が演じています。4回ともに財前五郎 と 里見脩二、この対照的な役柄が、キャスティングで見事なコントラストを放っています。では、最も有名な 1978年の田宮版を始め、過去 3回 と 今回は どこが違うのか? 脇を固めている 3人の登場人物の配役が、大きく貢献してると思います。

 まず大河内 教授 役の品川徹。品川徹の信念ある病理学教授としての存在感には、正直いって驚きました。既に品川徹のファンサイトが出来るほど、この役でブレイクしています。品川徹は、キャリアを重ねてきた舞台俳優ですが、テレビ・映画そしてアニメの吹き替えなどにも幅広く、そして地道に活躍されてきました。品川徹は、この大河内 教授 役で脚光を浴びています。

 次に、岩田 医師会長 役の 曽我廼家文童は、関西喜劇の名優です。田宮版の「白い巨塔」では、松竹新喜劇で活躍していた名跡・曽我廼家一門から、曽我廼家明蝶が 財前又一 役を演じています。今回 同門から 曽我廼家文童 師匠が出演しました。財前派の料亭会合では、財前又一 役の西田敏行と共に権謀術策のシーンを、上手くオブラートし演じています。

 最後に佃 講師役の片岡孝太郎。片岡仁左衛門を父に持つ名門の女形歌舞伎俳優です。父が片岡孝夫 時代に大役・後醍醐天皇を演じた、1991年のNHK大河ドラマ「太平記」では、片岡孝太郎が後半に、高氏(真田広之)登子(沢口靖子)との間に生まれた、室町 2代将軍・足利義詮 役を好演。親子の役柄がダイナミックにクロスしていました。

 佃 講師は、カルテ改竄など反社会的行為も、財前派 そして 第1外科を守るため実行してしまう難しい役ですが、過剰な罪悪感を視聴者に与えず、閉鎖的な医局制度をクローズアップする形で、片岡孝太郎が見事に演じています。この 3人の登場人物が、あの結末に向かって これから どう演じていくのか? 最近にない優秀な民放テレビドラマとしての期待感を持っています。


(追記) 品川徹のファンサイトは、その後 見当たりません。本人によってブログが運営されています。


ブログ開始は 2003年です。

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