FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第82回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( ⇒ )
    day after tomorrow “lost angel”
    NBS 東海テレビ・ドラマ「女医・優 ~ 青空クリニック」主題歌
  2. 第 2 位 ( ⇒ )
    NBS フジ・木曜劇場「人間の証明」劇中効果音楽 [岩代太郎]
  3. 第 3 位 ( △ )
    ABN テレ朝・ドラマ「はぐれ刑事純情派」テーマ音楽 [甲斐正人]
  4. 第 4 位 ( ⇒ )
    普天間かおり「祈り prayer」
    NHK総合・ミニ音楽番組「みんなのうた」6 ~ 7月 オンエアー曲
    ♪ 1位 1週、登場 7週。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    一青窈「あこるでぃおん」
    NHK教育・福祉情報番組「福祉ネットワーク」オープニング テーマ曲

 今週は夏休みをとりました。猛暑は続いていますし、観光客の往来も激しいので、特に外出の予定を立てず 6日連続で のんびりしました。そこで整理済のテレビ番組ビデオテープから、1996年のNHK大河ドラマ「秀吉」の録画を、初回から 49話総て視てみました。約 3日ほどで一気に視終わりましたから、ある意味 視聴者版の「テレソン」みたいな感じです(笑)。

 豊臣秀吉 役に 竹中直人。おね(寧々)役が 沢口靖子。そして織田信長 役は 渡哲也。堺屋太一の研究本「秀吉~夢を超えた男」「鬼と人と」「豊臣秀長」を原作指定して、竹山洋が脚本を書いています。絶大な評判を得た、緒方拳・藤村志保・高橋幸治の「太閤記」(1965年)以来、大河ドラマとして最も人気のある歴史題材へ真正面に取り組んだ作品です。

 大政所(なか):市原悦子、千利休:仲代達矢、竹中半兵衛:古谷一行、明智光秀:村上弘明、足利義昭:玉置浩二、安国寺恵瓊:中条きよし、柴田勝家:中尾彬、丹羽長秀:篠田三郎、黒田官兵衛:伊武雅刀、徳川家康:西村雅彦 など、実力俳優から選抜されたキャスティングも見事であり、特に豊臣秀長は 高嶋政伸が配役され、その人物像を丹念に描いています。

 音楽は 小六禮次郎が担当。テーマ音楽は、少年が駆け上って行くタイトルバックと相乗して、秀吉の生涯を集約しているかの様な佳曲です。劇伴音楽も優れており、特に第11回 放送「絶体絶命」(金ヶ崎退却戦)ラストの音楽効果は 秀逸です。但し 細かいエピソードは、竹山洋の創作が目立ち、石川五右衛門(赤井秀和)が、秀吉の親友との設定は、史実から離れています。

 また 有名な辞世の句「なにわの事も 夢の又夢」へ、花見の宴から昇華させた最終回など、秀吉晩年の陰影も あまり強調されていませんが、私は、秀吉のサクセスストーリー中心で良かったと思っています。第1回放送から竹中直人は、猿顔の「日吉」そのもので、そこから 1年をかけて「豊臣秀吉」に登りつめていく姿は、まさに大河ドラマの醍醐味を満喫できます。

 竹中 秀吉の圧倒的な存在感や、その秀吉と同時出世していく弟・秀長を始め豊臣家の人々の素晴らしい協業は、この大河ドラマ「秀吉」を、五指にはいる大河ドラマの傑作へ押し上げています。大河ドラマ「秀吉」は DVD化されておらず、私は個人録画のVHSテープで再視聴。涼しい部屋で約 3日間、1年分の大河ドラマを集中的に楽しませて頂きました。


(追記) 全49話の本放送 録画はデジタル化し、MPEGファイルで保存を続けています。

(追記) 2012年に、大河ドラマ「秀吉」は、全話DVD化されました。


ブログ開始は 2003年です。

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