FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第682回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [服部隆之]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    松崎ナオ「川べりの家」
    NHK総合・ドキュメンタリー番組「ドキュメント72時間」テーマ曲
  3. 第 3 位 ( △ )
    BS Dlife・外国テレビドラマ「華麗なるペテン師たち」テーマ音楽 [Simon Rogers]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    平原綾香「マスカット」
    テレビ東京・2時間サスペンスドラマ「水曜ミステリー9」エンディング曲
    ♪ 最近では稀なアレンジに和声を感じさせる佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    Style‘20(東京2020オリンピック)使用楽曲 [下田法晴]
    NTT docomo テレビCMソング

 14日 と 16日に 熊本県地方で、最大震度 7(上益城郡 益城町)の激しい地震が発生し、阿蘇郡 南阿蘇村を中心に大きな被害がありました。大地震特有の発生 1週間前あたりからの前震活動がなく、突然震度7の大地震が起き、驚き以外の何物でもありません。気象庁は、今回の地震を「平成28年 熊本地震」と命名しました。被災地では、活発な救援活動が続けられています。

 【犠牲者 48名 負傷者 1159名】

 14日の発生時、NHK総合では「ニュースウォッチ9」が生放送中でしたが、キャスターの鈴木奈穂子 アナは「今 震度 7を観測した地域があります。熊本県 熊本地方で震度 7を観測しました。」と、チャイムや画面表示よりも、緊急地震速報 直後の音声による震度速報アナウンスが早く、NHK女子アナウンサーの中では、最高水準の危機管理能力を発揮していました。

 一方 16日の緊急地震速報は、小見誠広 アナが担当しましたが、地震の規模が 14日の余震と言えないほど尋常ではなく、CNNブレーキングニュースが、震源が市街地にあるとの実に解りやすい航空写真合成マップと共に、急迫の事態を全世界に報道していたのにも拘わらず、避難所からの中継を交えて 心掛け放送に終始していたのには、当初違和感を覚えました。

 ラジオで大変興味を引いたのは、FM長野の報道特別番組でした。14日の地震発生直後は“SCHOOL OF LOCK!”生放送でしたが、当初通常番組へ戻そうとする気配があったものの、結局 地震情報 と 音楽を中心に構成しました。今のTFMの編成方針を象徴していて、大変驚いたのは、この地震報道特別番組で、リスナーからのリクエストに応じていた点です。

 地震特番でのリクエスト受け付けは、不謹慎という 1語で片付けられません。リクエスト曲のアーティストや著作権者が、大地震の急迫時に曲をオンエアーされる事を黙諾しているのか否か、さらに被災地や避難所からのリクエストと称したメッセージが真実か否か、充分な事前確認がないと、実にリスキーな結果を生じる事を、放送局サイドは 肝に銘じるべきだと考えます。

 マグニチュード 7・3を記録した 16日の地震の後になって、14日の震度 7の地震が、実は「前震」だったという気象庁の修正発表を知り、さらに大変驚きました。今回の大地震の突発性は、近年類例がありません。熊本の震源域は、南海トラフ大地震の想定されるラインの先にあります。さらに今回の地震の断層は、阿蘇山のカルデラまで達しているのだそうです。

 西日本に甚大な人的被害をもたらす恐れがある 南海トラフ大地震 は、30年に 70%の高確率。そして我が国に壊滅的被害を及ぼす 阿蘇カルデラ巨大噴火 は、100年に 1%の確率と言われています。あくまでも私見ですが、いきなりの 阿蘇カルデラ巨大噴火 は、どんなケースでも想定しにくく、短くても数十年間の規模で、何らかの前駆現象があると考えています。

 震度 7は 前震活動だった今回の熊本大地震が、南海トラフ大地震 と 阿蘇カルデラ巨大噴火へ どの程度の影響をもたらすか全く解りません。南海トラフ大地震 と 阿蘇カルデラ巨大噴火への関連性がゼロだと、決して断言は 出来ないはずです。今後も充分な警戒 と 覚悟が必要です。『平成28年 熊本地震』で被害に遭われた被災地の皆さんへ、心から お見舞い申し上げます。


ブログ開始は 2003年です。

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