FM長野リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第25回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    元ちとせ「千の夜 と 千の昼」
    コカ・コーラ日本茶飲料 テレビCMソング

  2. 第 2 位 ( ▽ )
    TSB YTV・ドラマ「伝説のマダム」劇中効果音楽 [中村竜哉]

  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    諫山実生「朝陽の中で微笑んで」
    ABN テレ朝・木曜ドラマ「動物のお医者さん」主題歌
    ♪1位 3週、登場 9週。

  4. 第 4 位 ( ★ )
    NBS フジ・ドラマ「顔」タイトルバック テーマ音楽 [佐藤直紀]
    ♪約40秒ほどのオープニング タイトルバックの音楽は和声が整った佳曲。

  5. 第 5 位 ( ▽ )
    NHK総合・ドキュメンタリー番組「地球に乾杯」テーマ音楽 [羽毛田丈史]


 16日に 落語家の春風亭柳昇さんが お亡くなりになりました。。私の大好きな落語家のお一人でした。1990年には、勲四等瑞宝章を受章しています。旭日でなく瑞宝章という点に、柳昇 師匠らしさが出ています。柳昇 師匠といえば 演目「与太郎戦記」「雑俳」が有名です。特に「与太郎戦記」は、可笑しくも正確に柳昇 師匠の出征体験を描写した新作落語の傑作です。

 柳昇師匠は、与太郎戦記を著作にしており、映画化もされています。私は、NHKの衛星放送で 1時間この「与太郎戦記」の完全版を視聴した事があります。柳昇師匠は、陸軍に徴兵で応召しますが、中国を歴戦して機関銃分隊長まで階級が上がり、輸送船団護衛という任務で長期乗船します。ほぼ海軍の任務と同じですが、そこで遭遇した機銃掃射戦の描写は圧巻でした。

 遠くに粒の様にしか見えない船は、友軍なのか 敵なのか? 点の様に現れた飛行機は、友軍なのか 敵なのか? その人間業とは思えない最初の「敵艦見ゆ」「敵機見ゆ」の判断 と 伝達、そして敵機見ゆ から 凄絶な機銃掃射まで、面白可笑しい新作落語のスタイルを貫きながら、その自らの出征体験を正確に描写していきます。与太郎戦記は、比類なき名作に値する新作落語でした。

 また落語で途中言い淀むのが味になるのは、柳昇 師匠だけでした。小学生の頃に視た よみうりテレビ(日テレ系)の演芸番組「お笑いネットワーク」の柳昇 師匠も忘れられません。言い淀む というよりも 10秒以上沈黙してしまう事が何回もあり(笑)その場でネタを創作しながら、途中で何度も やり直している様な、とてつもない新作落語でした(笑)。

 現在のラジオ放送は、音楽を娯楽番組の中心に据える編成が広く普及しています。しかし、終戦直後から昭和 30年代までのラジオ放送は、落語が娯楽番組の中心でした。毎日の様に寄席中継が放送され、有名落語家が各ラジオ局と 専属契約を結んでいたほどだったのです。第1次ベビーブームに生まれた最初の団塊の世代は、子供の頃を このラジオの黄金時代で過ごしました

 この第1次ベビーブームに生まれた最初の団塊の世代が、一斉に定年を迎える時こそ、少子高齢化の流れが、テレビ・ラジオの視聴傾向に押し寄せる第1波となるかも知れません。そして第2波、第3波と、その波は巨大になります。「与太郎戦記」柳昇 師匠の訃報に接して、戦後の落語ブームを思い起こし、日本社会の構造的な変化が垣間見えた気がしました。


ブログ開始は 2003年です。

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 長野県 松本市 に在住している、FM長野 リスナー「ラジオネーム:チャート★ドランカー」の個人ブログです。お読み頂き ありがとう ございます。ここは、2003年06月20日 の週間選曲リスト と『 春風亭柳昇 師匠逝く 』に関する週間放送視聴日記のページです。

 「週間選曲リスト」では、ラジオ・テレビ放送音楽に関する私の評論を、5曲ごとの選曲と順位で、象徴的に表現しています。「週間放送視聴日記」には、徒然なるままな身辺雑記を織り交ぜながら、オールラウンドなラジオ・テレビ番組のレビューやデータが掲載されています。

 広告等は一切表示しないポリシーで、ブログ開始時から運営しているテキストブログです。デザイン総てが、オリジナルの自作で構成されています。週 1回「定点観測」の積み重ねによって、信州のラジオ・テレビ放送の歴史を、この小さなブログで、ゆるやかに紡いでいく事が出来れば嬉しい限りです。