FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第1057回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [Erwann Kermorvant]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    TSB YTV・新日曜ドラマ「CODE ~ 願いの代償」劇中効果音楽 [菅野祐悟]
  3. 第 3 位 ( ⇒ )
    米津玄師「月を見ていた」
  4. 第 4 位 ( ☆ )
    abn テレ朝・ドラマ「科捜研の女23」劇中効果音楽 [川井憲次]
    ♪ 前シーズンからの洗練された新トラックが全面的に使われています。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    CS AXN・海外テレビドラマ「刑事サニー サイコキラーを追う女」劇中効果音楽[Michael Kadelbach]

 何かの調べ物をする時に、長年Google検索を使ってきましたが、最近では、使い物にならないケースが目立って増えてきています。何か専門用語を検索にかけても、一発で正答にたどり着く事が ほぼ皆無になりました。例えば歴史用語を検索すると、上位表示されるのは、同音な居酒屋の名前(笑)。次に やはり同音を含む宣伝媒体の動画。全くもって お話になりません。

 どうもGoogle日本法人には、かつて日本語検索のために委嘱していた国語学者など専門家の存在が霧散している感さえします。新卒の社員が、自らの狭い知識や興味をバイブルにして、日本語検索システムを構築しているかの様です。これでは、Google検索がダメになっていくはずです。1強と言う傲慢と、フィルターバブルへの依存体質が、そうさせてしまいました。

 最近では、今までの 1強時代と違う展開も出てきています。このブログでの自作したアクセス解析、そして全世界の検索エンジンシェアでは、Bingを検索に使う方が、数字として増えてきました。普及に伸びがあるPCプラウザ Edgeのデフォルト検索エンジン Bingを、Googleへ変えず そのまま使っている方が、多数を形成してきた点も要因のひとつです。

 Androidスマホ使用者の間にも、Googleでない検索エンジンを使うケースが現れてきました。かく言う私は、Androidスマホですが、役立たずな Google検索に代わって、“DuckDuckGo”を使う事があります。“DuckDuckGo” は、Bingをベースとした、勝手なパーソナライズを行わない検索エンジン アプリで、最近シェアを伸ばし始めています。

 また Yahoo!の検索エンジンが、2025年3月を目途に、今までの Googleから他のエンジンへ切り替える検討を始めたとの報道もありました。経済安全保障上の問題点も指摘されています。そう言えば、ここ数年殆どやって来なかった Yahoo!ロボットが、最近このブログのページに激しくクロールをかけてきています。Google離脱の明らかな徴候です。

 このブログに関して PCからの訪問者は、Chrome と Edgeほぼ半数になるまでシェアが変化してきました。Google日本法人は、多方面から見える Googleの斜陽を問題意識として捉えていません。ユーザーの役に立つサイトを検索結果に出すと広言していますが、この想定するユーザーの知的水準・文化水準を、低く見積もっている点に元凶があるのです。

 経営現状を調べてみると Googleは、フィルターバブルと化した検索エンジンに心底満足している訳ではなく、改善を模索する動きがある様です。しかし もはや模索の段階は過ぎ、大企業が衰退過程で示すシグナルがいくつも出てしまいました。インターネットを牛耳ってきた Googleには、この日本語検索のレベル低下からも、既に全体から斜陽が垣間見えています。


ブログ開始は 2003年です。

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