第262回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
JONTE「道の先」
abn テレ朝・木曜ミステリー「新・京都迷宮案内」主題歌 - 第 2 位 ( ⇒ )
NHK総合・報道番組「NHKニュース おはよう日本」テーマ音楽 [丸山和範] - 第 3 位 ( △ )
NHK総合・大河ドラマ「篤姫」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [吉俣良] - 第 4 位 ( ★ )
BENNIE K「モノクローム」
TSB 日テレ・火曜ドラマ「貧乏男子 ~ ボンビーメン」主題歌
♪ 上品とは言えないタイトルバックですが、ラップ色よりもハーモナイズが光る佳曲。 - 第 5 位 ( ⇒ )
元ちとせ「恵みの雨」
P&G社 テレビCMソング
♪ 1位 3週、登場15週。
好きな味噌ラーメンに餃子を付けるのは、私の注文パターンなのですが、すっかり遠のいてしまいました。どう見ても過失ではなく、故意の疑いがあります。一連の冷凍餃子などへの農薬混入は、悪質な毒物混入事件の様相を呈しています。食の安全を確保する意味でも、生産コストの安い中国産に頼り切る姿勢から、営利企業は そろそろ脱却したほうが良いと思うのです。
私は、NHK-FM と FM長野(79・7MHz)リスナーですが、先日 短波ラジオで、久しぶりに近隣国の日本語国際放送を聴いてみました。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の「朝鮮の声放送」(9・650MHz)は、数年前に聴いた頃より、さらに反日的なプロパガンダが放送を覆い聴くに堪えません。唯一優しさ溢れる番組は、お便りの時間 だけでした(笑)。
番組予告での放送時間を、日本時間ではなく平壌時間で紹介している点にも、北朝鮮の頑なさが投影されている様でした。日本 と 北朝鮮は 時差がありませんし、日本向けの日本語放送なのですから、リスナーの混乱を避ける意味でも、当然 日本時間と紹介すべきだと思いますが、実に自己中心的です。この様な国際放送局は、世界でも唯一の存在かも知れません。
一方の中国(中華人民共和国)「北京放送」(7・190MHz)は、五輪を控え すっかり垢抜けていて、番組紹介のスポットに 国内民放の様なコマーシャリズムを感じてしまいました。既に証券取引所もある この国の政治形態が、なぜ未だコミュニズムに執着するのか? 理解出来ないほどです。プロパガンタ色は、もはやニュースの項目だけとも言える砕け方です(笑)。
私が小学生の頃、亡き父から買ってもらった短波ラジオで、初めて北京放送を聴きました。当時は 冒頭の放送開始アナウンスからして「日本の同志の皆さん こんにちは。こちらは 北京放送局です。」と、旧ソ連のモスクワ放送と双璧を成すほどコミュニズムに走った内容で、まさか 21世紀の北京放送が、こんなに砕けて柔らかくなるとは 想像もつきませんでした。
以上の 2局は受信できましたが、もう 1局 聴きたかった短波放送局は 聴こえませんでした。北朝鮮で暮らす特定失踪者に向けて、毎日放送している短波放送「しおかぜ」です。日本の放送史にも残るであろう この短波放送は、開始アナウンスで、まず特定失踪者全員の名前を読み上げています。しおかぜ は、法令上 特定失踪者に対する同報通信を行う特別業務無線局です。
特定失踪者への監視は厳しく、短波ラジオの所有が禁止されているはずです。それでも北朝鮮国内で こっそり聴いていた人から、噂となって特定失踪者の耳に、救出を念願している肉親の声が届く、そんな藁にもすがる方法論で、朝鮮語・中国語でも放送を続けています。私が受信できなかったのは、北朝鮮からジャミングと呼ばれる妨害電波が発信されているせいだと思われます。
「しおかぜ」も不定期に周波数を変え、ジャミングを避けながら放送しており、日々の送信に 大変な費用 と 努力が要求されています。インターネットで公開するのは、妨害電波発信の資料にされる恐れがあるので、このブログでも しおかぜ の放送周波数を紹介しません。どうか短波放送「しおかぜ」が、北朝鮮で暮らす特定失踪者の耳に僅かでも届く様、心から祈っています。
(追記) 2010年 3月に、毒入り餃子事件の犯人として、製造元会社の臨時職員が中国公安当局に逮捕されました。
(追記) 2015年 8月には、北朝鮮は日本との時差を 30分遅れと設定しましたが、2018年 5月に また戻しています。