FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第414回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    CS 時代劇専門チャンネル・時代劇「同心暁蘭之介」テーマ音楽 [渡辺岳夫]
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    葉加瀬太郎「ひまわり」
    NHK総合・連続テレビ小説「てっぱん」テーマ曲
  3. 第 3 位 ( △ )
    NHK総合・大河ドラマ「江 ~ 姫たちの戦国」劇中効果音楽 [吉俣良]
  4. 第 4 位 ( ★ )
    宇多田ヒカル“Show Me Love(Not A Dream)”
    ♪ 歌詞の語彙選択範囲が狭い気もしますが、ドライブ感は群を抜く佳曲。
  5. 第 5 位 ( ▽ )
    abn テレ朝・木曜ドラマ「告発 ~ 国選弁護人」劇中効果音楽 [沢田完]

 テレビ放送の完全デジタル化まで、あと半年を切りました。来る 7月24日は、テレビジョンを視続けていくであろう私の生涯通しても、1度あるかないかという大変革の日です。先日久々に地上波アナログを視てみると、サイズ16:9へ強制転換させられた画面の上下に発生するレターボックスと呼ばれる黒い帯で、常時アナログ放送終了の警告文が表示されていました。

 今まで難視聴対策の役割は、同じく完全デジタル化するBS(衛星)放送が担ってきました。それ故にNHK-BS2は、地上波と同一番組放送を多く編成してきたのです。7月に完全デジタル化すると、難視聴対策は、地上波デジタル放送自身が全て受け持つ事になります。従って全国総ての地域で例外なく、地上波デジタル放送を視聴出来る様にしなければなりません。

 ところがご承知の通り、まだ送信所・中継所の整備は完了していません。あの「東京スカイツリー」でさえ 12月竣工・来年春開業予定です。間に合わない地上波デジタル放送の難視聴地域は、総務省から「ホワイトリスト」で指定され、そのリスト登載地域だけを対象に 地上波デジタルを中継する、特別な「地デジ難視対策衛星放送」が密やかに(笑)スタートしています。

 ここ長野県 松本市内では、大字三才山 美鈴湖の 4世帯がホワイトリストに指定されています。対象地域の住民の皆さんは、特別な衛星放送受信機 と アンテナが貸与され、東京キー局の地上波デジタル放送が視聴出来ます。そしてNHK-BS2は、難視聴解消の放送の任を解れる事となります。BSこそ、全国統一の放送なので、難視聴対策に最も適していると思うのですが。

 減波により廃止となるNHKデジタル衛星ハイビジョンチャンネル(BShi)を視ていると、年末あたりから今までの衛星放送の総括番組を放送しており、著名人達から「BSは原点に帰れ」と盛んに指摘されていました。その原点とは「長時間生中継」です。例えば 20年前のBSは、スポーツ競技などの他に、将棋・囲碁のタイトル戦を徹底的に生中継していました。

 全く動かない盤面を、平気で(笑)生中継していたのです。今でも この中継は、極めて斬新だった思っています。最近でも将棋・囲碁のタイトル戦を生放送していますが、長時間中継とはとても言い難い、午前・午後で各 1時間程度になってしまいました。「BSは原点に帰れ」とは、地上波デジタルへの完全移行を期に、BS番組編成のオールリセットを求めているのです。

 まだ具体的な編成が発表になっていませんが、4月からも連続テレビ小説 と 大河ドラマの先行放送は、BS2から変わる BSプレミアムで続くそうです。ところが基幹ニュースである「NHKニュース7」の BS同時放送は、打ち切りとなります。最新の報道によると、まだ高齢者を中心に全国で約 300万世帯が、地デジ対策を終えていないにも係わらずです。

 7月24日は、全国で通常番組のアナログ放送が、正午を以って打ち切られ、残り 12時間を停波予告の静止画放送。そして 7月25日 午前 0時までに、全国のアナログ送信・中継施設総てで停波すると発表されました。テレビの後は、ラジオのデジタル化問題も俎上に上ってくるはずです。7月25日 午前 0時を境に、日本の放送全体が大きく変わる事は 間違いありません。


ブログ開始は 2003年です。

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