FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第872回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    福原希己江 “Pretty girl milking her cow”
    Netflix・オリジナルドラマ「深夜食堂 ~ Tokyo Stories Season 2」挿入歌
  2. 第 2 位 ( ▽ )
    豊島たづみ「とまどいトワィライト」
    CS 日本映画専門チャンネル・ドラマ「たとえば、愛」主題歌
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    山本彩「追憶の光」
    TSB YTV・バラエティ番組「ダウンタウンDX」エンディング テーマ
  4. 第 4 位 ( ★ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「グッド・ファイト」テーマ音楽 [David Bucklay]
    ♪ 長編のタイトルバックとフィットしたオーケストレーションな佳曲。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    家入レオ「未完成」
    NBS フジ・ドラマ「絶対零度 ~ 未然犯罪潜入捜査」主題歌
    ♪ 高い感性のヴォーカルとフィットしたミディアムロックな佳曲。

 年頭日記にも書きましたが、今回の紅白は、やれイリュージョンだの けん玉だの(笑)歌番組というより演芸大会(笑)的な内容で覆われていました。すべての歌は、応援歌だ。などと言った今回の紅白テーマは、音楽の普遍性を理解しておらず不遜極まりないフレーズです。ドキュメント録画やCGに依存せず、まともに歌った出場歌手は、いったい何組いたのでしょうか?

 NHKは、今年からインターネット同時配信を開始する予定です。しかし、当初の計画からトーンダウンした内容になりました。総合テレビ・Eテレの 24時間配信は行えず、結局 17時間程度から始まりそうです。ネットのみの視聴者から受信料を徴収する事も意図していた様ですが、困難となりました。現行の放送法を厳格に解釈すれば、新たな徴収は 無理な話です。

 ブレーキをかけたのは、高市早苗 総務大臣を筆頭とした政府・総務省筋でした。これ以上の組織肥大化を避けるべく、NHKの新事業計画に待ったをかけたからです。驚いたのは、BS衛星放送のチャンネル削減要求でした。BS 4波から 1波を削減しろとの要求に対して、NHKは、最も普及している BS1・BSプレミアムから 1波を削減すると回答してしまったのです。

 4K・8Kの普及は進んでいないのに、その 4K・8Kを温存して、最も普及している BS1・BSプレミアムから 1波を削減するなら、衛星契約の受信料を地上波契約の金額まで下げるべきです。大多数の世帯で、1波しか視聴できない衛星契約を 1年 1万円以上も割り増しで払わせるなど、こんな選択をして なぜ平気なのか? NHKの信義さえ問われかねません。

 ネット同時配信には、受信契約を勧める表示が出て、受信契約を確認できた世帯のみ、その表示が消えて、かつ見逃し配信も視ることが可能になるそうです。たぶんNHK受信契約世帯に付されているID番号あたりを入力するシステムだと思われますが、誰が考えても、これはスクランブル放送に類しており、あのNHKから国民を守る党の主張に立脚しているのです(笑)。

 NHKから国民を守る党の議席獲得に関して、一部の経営委員は、強い危機感を持っており、昨年末に会長の交代まで行いました。ところが理事・職員全体には、その危機感が薄く、高額給与を守るべく 巨額の人件費を予算に計上し続けており、一方では、受信料徴収を外部に委託し、職員が地を這う様な努力をせずに、未納世帯から受信料を取り立てているのです。

 4K・8Kを守るために、普及している 2Kのチャンネル削減を考えてしまう事自体、衛星放送に割り増し受信料を払っている多くの世帯への付加価値維持を軽視しています。NHKから国民を守る党に言われるまでもなく、NHKに対する国民の目は 厳しくなっており、受信料の引き下げ幅の議論や ネット同時配信を契機に、NHKの大改革は、待ったなしの状況なのです。


(追記) 週間放送視聴日記(2021年 2月 5日)に、NHK BSの減波問題 を掲載しました。


ブログ開始は 2003年です。

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