FM長野リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第19回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・外国テレビドラマ「ER ~ 緊急救命室」テーマ音楽 [Martin Davich]
    ♪外国テレビドラマでは 最高水準のタイトルバック。

  2. 第 2 位 ( △ )
    TSB YTV・ドラマ「伝説のマダム」劇中効果音楽 [中村竜哉]

  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Linkin Park“Somewhere I Belong”

  4. 第 4 位 ( ▽ )
    諫山実生「朝陽の中で微笑んで」
    ABN テレ朝・木曜ドラマ「動物のお医者さん」主題歌

  5. 第 5 位 ( ⇒ )
    NHK総合・大河ドラマ「武蔵」テーマ音楽 及び 劇中効果音楽 [エンニオ・モリコーネ]


 今週は、NHKの時代劇ロマン「一絃の琴」のリピート放送を視ていました。NHK総合の夜 10時台にニュース枠が新設され、金曜時代劇が月曜 夜 9時15分開始へ移動して始まった「時代劇ロマン」枠 第1作として、2000年 4月から本放送された作品です。「一絃の琴」は、原作が 宮尾登美子。幕末から 明治へ激動する 土佐 高知が舞台です。

 士族としての品格は失う事なく、一本しか弦のない「一絃琴(いちげんきん)」の幽玄的な音色に魅かれ、研纂と継承の日々を捧げた女性の半生が、18回連続のドラマとして放送されました。主役の澤村 苗(姓が 2度変わる)に 田中美里。父・澤村克己:篠田三郎。母・澤村秀乃:竹下景子。いつも優しく苗の心の支えになる祖母・澤村 袖:香川京子が配役されています。

 さらに妹・澤村愛子:岡本綾。奔放な弟・澤村信之:井之上チャル。そして 苗の一絃琴の恩師・大友流月は 三田村邦彦が客演。幼い澤村 苗と 一絃琴を最初に結び付けたのは、旅を回る絵師・亀岡(田中邦衛)でした。ドラマ終盤では、苗が主宰する塾生・岳田蘭子(吹石一恵)と 仲崎雅美(真柄佳奈子)の対立も焦点になってきます。

 一絃琴を習うべく最初に弟子入りした師匠は、緒方嘉平(吉幾三)。そして病弱の緒方に代わって、次に弟子入りしたのが 大友流月(三田村邦彦)でした。大友流月の元で 一絃琴の技能が磨かれます。そして出産直後に早逝した妹(岡本綾)の後添えとして入った市橋家で、思いかけず開いた一絃琴の私塾が 隆盛を極めるのです。

 澤村 苗は、幼い頃に聴いた一絃琴の音楽に強く心惹かれ、自らの道を定めますが、苗を取り巻く環境は、音楽の研鑽に打ち込み続ける事を許しませんでした。苗は、何度か一絃琴の演奏を封印しますが、その卓越した技能が 徐々に人々の心を打ち、数百人の弟子を有する私塾まで発展させます。その頂点で一弦琴という音楽が、自分ひとりだけの結実だったと気づくのです。

 このブログは まだ始まったばかりですので、今回はポリシーを示す意味を込めて、週間選曲リストでなく この週間放送視聴日記の中でレビューをしますが、渡辺俊幸が制作した「一絃の琴」のテーマ音楽 と 劇伴音楽は 群を抜いており、特にスキャット と ヴァイオリンのコラボレーションが絶妙です。劇伴音楽の和声 と 調性は、深い美しさを現しています。

 「一絃の琴」は、宮尾登美子の完成された作品の映像化という側面だけでなく、劇伴音楽が高い域で生かされたテレビドラマと言い切る事も出来ます。またリピート放送の機会があるかも知れません。その様な時が巡ってきましたら「一絃の琴」の素晴らしいタイトルバックを視て、美しい劇伴音楽を お聴き頂きたいと願っています。


(追記) 2005年11月に「一絃の琴」DVD-BOXが発売になりました。


ブログ開始は 2003年です。

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 長野県 松本市 に在住している、FM長野 リスナー「ラジオネーム:チャート★ドランカー」の個人ブログです。お読み頂き ありがとう ございます。ここは、2003年05月09日 の週間選曲リスト と『 一絃の琴 』に関する週間放送視聴日記のページです。

 「週間選曲リスト」では、ラジオ・テレビ放送音楽に関する私の評論を、5曲ごとの選曲と順位で、象徴的に表現しています。「週間放送視聴日記」には、徒然なるままな身辺雑記を織り交ぜながら、オールラウンドなラジオ・テレビ番組のレビューやデータが掲載されています。

 広告等は一切表示しないポリシーで、ブログ開始時から運営しているテキストブログです。デザイン総てが、オリジナルの自作で構成されています。週 1回「定点観測」の積み重ねによって、信州のラジオ・テレビ放送の歴史を、この小さなブログで、ゆるやかに紡いでいく事が出来れば嬉しい限りです。