FM長野・NHK-FM リスナーである ラジオネーム:チャート★ドランカーの個人ブログです。
私の 週間選曲リスト と 週間放送視聴日記 を 公開・保存しています。

第142回ランキング

   
  1. 第 1 位 ( △ )
    NHK総合・金曜時代劇「秘太刀 馬の骨」テーマ音楽 [近藤等則]
  2. 第 2 位 ( △ )
    宇多田ヒカル “Be My Last”
  3. 第 3 位 ( ▽ )
    Billy Ban Ban「今は、このまま」
    三和酒類 iichiko テレビCMソング
  4. 第 4 位 ( ★ )
    Federico Mompou “POUR ENDORMIR LA SOUFFRAMCE”
    NHKラジオ第2放送・教養番組「朗読の時間」時間調整音楽
    ♪ 16時の時報前に流れる、心に染みるジャズ・ピアノソロ佳曲。
  5. 第 5 位 ( ★ )
    高橋真梨子「淡き恋人」
    SBC TBS・愛の劇場「正しい恋愛のススメ」主題歌
    ♪ シンプルなメロディ・ラインに、古き良き歌謡曲のリズムを有しています。

 長野県知事は、武力攻撃事態等における国民保護法が定める指定地方公共機関のひとつに、長野エフエム放送(FM長野)を指定しました。15日付で長野県報に告示されています。今まで緊急の警報放送の必要性があるものは、津波警報 と 東海地震の警戒宣言の2種のみでしたが、これによってFM長野は、有事の際に 警報や避難指示を放送する法的義務を負う事となります。

 武力攻撃事態等における国民保護法によると、指定公共機関や指定地方公共機関は「国民保護業務計画」を策定し、公表する義務があります。指定されたメディアは、ホームページなどで専用ページを作り、国民保護業務計画を公開する事が想定されます。まだFM長野を始め殆どの放送局でも、警報アナウンスの予定稿など、全く準備していないのが現状だと思います。

 「国民保護業務計画」の公表義務というのは、報道の自由という名の、検証監督なき自由を謳歌してきた戦後のマスメディアにとって、転換点となる重大な意味を有した法制度になります。国民保護法 第7条第2項には、放送事業者の言論その他表現の自由に特に配慮することが明記されていますが、国民保護情報の第1次発信は、総て国家機関に一元化されています。

 国民の生命財産を守るべく法的義務を課せられた放送なのですから、国民保護業務計画の整備が今後待たれます。国民保護情報を迅速に伝達する事と 報道の自由を混同してしまい、放送局の消極的な判断だけで、国民保護情報の伝達が遅延してしまう事だけは、現に避けなければなりません。国民保護情報の伝達速度には、国民の生命財産に対する大きな責任を伴います。

 また気象庁では、地震発生から揺れが到達するまでに緊急のアラートを発する、世界初となる「地震早期警報システム」の開発を進めています。この地震早期警報システムは 画期的なもので、NHKを始めマスメディアでも導入の検討を始めており、FM長野を始め全国のラジオ局でも、この地震早期警報システムが導入されれば、報道体制の大きな整備になると思われます。

 有事にしろ大地震にしろ緊急報道の生命線は、速報の速度であって、その速度は 秒単位の世界なのです。そして速報が終わった後、臨機応変でアナウンスを挿入し番組を変更していく、そこにも速度が要求されるのです。FM長野は、災害対策基本法の指定地方公共機関ですので、緊急時の防災放送の訓練にも普段から力を入れて欲しいと、リスナーとして願っています。


(追記) 2008年 9月より、FM長野は「緊急地震速報」の運用を開始しました。


ブログ開始は 2003年です。

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