第156回ランキング
- 第 1 位 ( ⇒ )
石川一宏 “Save Our Souls”
ABN テレ朝・情報バラエティ番組「奇跡の扉 TVのチカラ」テーマ音楽 - 第 2 位 ( △ )
ABN テレ朝・ドラマ「相棒」劇中効果音楽 [池頼広] - 第 3 位 ( ▽ )
倖田來未 “you” - 第 4 位 ( ★ )
NHK総合・大河ドラマ「功名が辻」テーマ音楽 [小六禮次郎]
♪ 情感へ訴える旋律のリフレインが素晴らしい、N響にリズムトラックを加えた秀逸なテーマ音楽。 - 第 5 位 ( ★ )
柴咲コウ「影」
SBC TBS・ドラマ「白夜行」主題歌
♪ 難解な転調が存在するものの、粒立つアレンジと サビに力感ある佳曲。
ABN長野朝日放送 と 地元・八十二銀行主催の「第5回 ふるさとCM大賞 NAGANO」が 9日 放送されました。年間 365回もの無料スポット放送権が与えられる大賞に、下伊那郡 売木村のビデオCMが選ばれています。「ふるさとCM大賞」は、1994年にテレビ山口が開始して以来、全国の地方テレビ局へ開催が普及し、長野でも 2001年度から始まりました。
ABN長野朝日放送の ふるさとCM大賞 NAGANOは、年 1度 県内の有志が参加し、市町村対抗で地元紹介のビデオCMを制作。その出来をコンテスト形式で競います。各賞を獲得した作品には、ABN長野朝日放送で 相当回数の年間スポット放送権が 無料(笑)保証され、1年間「これでもか」というほど(笑)受賞作品が ABNのスポットCMで流れます。
また普段あまり地元メディアへ顔を出さない、北佐久郡 軽井沢町在住の推理小説作家・内田康夫 氏が、審査委員長となっている点にも特徴があります。内田 氏は、地元新聞の読者投稿欄に、新知事誕生歓迎の投書をわざわざした経緯もあり、田中県政になって多くのイベントから引き上げてしまった 長野県知事賞も変わらず、ふるさとCM大賞 NAGANOには出ています。
以前は多くの作品にアマチュアぽさあって、それなりに興味を引く傑作も多かったのですが、最近では技術の進歩でCM制作の技能が向上し、ある意味プロっぽい作品が増えレベルが一定化し、賞の選考が難しくなってきたのではないかと思われます。そんな中でも、全国のふるさとCM大賞の審査基準を調べてみると、一般視聴者が審査に加わっている例は、殆どありません。
インターネットで投票を受け付けると、間違いなく組織票合戦(笑)になってしまうのは 目に見えてますが、そこをひと工夫して視聴者の意見も審査に加えるべきです。ふるさとCM大賞が続いていくポイントは、アマチュアリズムにあると思います。さらに技能が向上して プロと遜色なき参加作品が増えてくると、かえって没個性が進み、興味が薄れてしまいます。
ふるさとCM大賞 NAGANO が、県内放送メディアのイベントの中でも際立って特徴があるのは間違いありません。やはり市町村対抗にしているシステムにもポイントがあり、県内市町村の知名度を向上させ、特産品の販売を促進させる契機にもなりますので、アマチュアリズムを重視した作品が上位に来る様なコンテスト運営を、ABN長野朝日放送には 期待しています。